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第一部 レアドロップしない男 1-1 殴りウィザードとして生きていきます
逃亡者との遭遇
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「すまん。言い過ぎた」
「いいって。オレの方こそ悪かった。けれどオレには、お前が元剣士の親父さんと、同じ道を歩んでいるようにしか見えないがね?」
さすがに俺も、苦笑いが出てしまう。
「いいから、ヨロイを見せてくれ」
「あいよ。お前さんの筋力にふさわしい一品を、見繕ってやるぜ。とびっきりのやつをな!」
奥へと引っ込み、軽いヨロイを手に持ってきた。
「これなんかどうだ? 電子制御のバトルプレートだぜ。フォート族にも使われている超技術だ」
コナツ自慢の品は、銀製の胸当てである。肩がなく、動きやすそうだ。中央の宝玉によって、電撃型の魔法障壁が自然と発生するらしい。
「お前さんは筋力こそ上げたみたいだが、近接戦闘経験が乏しい。魔法でカバーしてやるくらいが丁度いいだろう」
「これは、助かる。すまんな」
キルトアーマーの上に、金属胸当てを装備した。見た目より軽い。
「いいって。クリムに頼まれていた品だからよ」
「クリムが?」
「餞別だとよ。『魔法使いでも着られる、丈夫なヨロイを作ってくれっ』てさ。材料費とか全部向こうが用意してくれた。たった今出来上がったばかりなんだ。いい仲間を持ったな」
涙ぐみながら、コナツが俺の背中をバンと叩く。
「ありがとう。もし、クリムにあったらよろしく」
「おう。またな」
腕で涙を拭いながら、コナツは片付けを始めた。
「店じまいか」
「もう泣けてきて。仕事にならねえ。カミさんと酒のんで寝らぁ。あばよ」
「そうだ。フォート族で思い出したが、魔法使いのオンナと、フォート族の老人を見かけなかったか?」
ドワーフは、フォート族のメンテナンスもできる。もしかしてと思ったが。
「いやあ、知らねえ。フォート族のヤロウは、ここ最近でも見かけねえな」
嘘を言っている風に見えない。本当に知らないのだろう。
「だよな。すまん」
「いいって。どうした? ケンカでも売られたか?」
「助けられた。礼を言いたくてな」
コナツは「そうか」と、腰に手を当てる。
「もし見つけたら、真っ先に知らせてやるぜ」
「頼む。じゃあおやすみ」
「またなランバート。会えてうれしかったぜ」
最後まで涙声で、コナツは店を閉めた。
「俺も今日は、食事をして寝るとするか」
ハンターの酒場で、注文を取る。
「いつもの」
「かしこまりました」
早速、シードルを煽った。つまみはソーセージとポテトサラダ、ライスである。
ちなみに、俺のシードルは甘い。酒は脳の判断を狂わせるので、俺はもっぱらノンアルコール利用者である。
報酬で食う飯はウマい。生きて帰ってきた、と思える。
酒も飲めたら、もっと実感が湧くのだろうけれど。
あんな頭が痛くなるだけの飲料なんて、どうしてみんな好んで飲むのか?
それはそうと、今日の出来事を振り返る。
今日の女性ハンターだが、相棒にフォート族、機械人を従えていた。
おまけに、フォート族はほぼ魔族である。
種族的にはスケルトン……つまり、誰かに操られている可能性が高い。
古代文明が作り出した、未来型スケルトンとも言える。
「失礼、旅の方よ」
フォート族の男性とフードの少女が、俺に声をかけてきた。
ウワサをすればなんとやら、とは。
「どうぞどうぞ。今ちょうど、あんたらを話をしたいと思っていた。俺の名はランバート・ペイジ。えっと」
ふたりとも、俺の真向かいに座る。
俺は、フードから覗く女性の顔をチラリと見た。
「私のことは、サピィ・ポリーニ。サピィとお呼びください」
顔をそらすことなく、女性はこちらに視線を向ける。
青い髪で金色の眼だ。いいところのお嬢様だろうか。世間知らずな印象と、高貴さが垣間見える。
「こちらはシーデー。彼が、あなたにお礼が言いたいと」
「かたじけない。世話になり申した」
フォート族の男性シーデーが、頭を下げる。
「とんでもない。助かったのは俺だ」
他のハンターたちは、レアを出せない俺を見捨てた。命と稼ぎを天秤にかけたのである。それが人の摂理なのかも知れないが。
「私からも、お礼をさせていただきます。ありがとうございました」
サピィが、金の入った巾着を俺の前に置いた。
ドンと音がする。
信じられない額が、目の前に飛び込んできた。
貨幣最高額の、白金貨も混じっている。
俺が一生かけても稼げないほどの。
「待った。なにもそこまでしなくてもいい。俺にできることがあったら、話してくれないか?」
俺は、巾着を返す。
「なぜ、そうお考えに?」
「あんたら、追われているんじゃないか?」
サピィが、目を見張った。
「どうして、それを」
「ギルドの受付嬢が、あんたらを知らなかった」
「依頼書はあったでしょ?」
「あれは、ギルドを通していない」
俺は、ハンターカードに投影した依頼書を、二人に見せる。
「こっちがギルド公認の依頼書だ」
ギルドの依頼書は、公式の用紙を用いて文字を印刷するものだ。印鑑も押されて、正式な依頼として成立する。つまり必ず、受付嬢を通さなければならない。
対してサピィの依頼書は、文字通りただのメモだ。字も走り書きである。これでは、無視されても仕方がない。
「いいって。オレの方こそ悪かった。けれどオレには、お前が元剣士の親父さんと、同じ道を歩んでいるようにしか見えないがね?」
さすがに俺も、苦笑いが出てしまう。
「いいから、ヨロイを見せてくれ」
「あいよ。お前さんの筋力にふさわしい一品を、見繕ってやるぜ。とびっきりのやつをな!」
奥へと引っ込み、軽いヨロイを手に持ってきた。
「これなんかどうだ? 電子制御のバトルプレートだぜ。フォート族にも使われている超技術だ」
コナツ自慢の品は、銀製の胸当てである。肩がなく、動きやすそうだ。中央の宝玉によって、電撃型の魔法障壁が自然と発生するらしい。
「お前さんは筋力こそ上げたみたいだが、近接戦闘経験が乏しい。魔法でカバーしてやるくらいが丁度いいだろう」
「これは、助かる。すまんな」
キルトアーマーの上に、金属胸当てを装備した。見た目より軽い。
「いいって。クリムに頼まれていた品だからよ」
「クリムが?」
「餞別だとよ。『魔法使いでも着られる、丈夫なヨロイを作ってくれっ』てさ。材料費とか全部向こうが用意してくれた。たった今出来上がったばかりなんだ。いい仲間を持ったな」
涙ぐみながら、コナツが俺の背中をバンと叩く。
「ありがとう。もし、クリムにあったらよろしく」
「おう。またな」
腕で涙を拭いながら、コナツは片付けを始めた。
「店じまいか」
「もう泣けてきて。仕事にならねえ。カミさんと酒のんで寝らぁ。あばよ」
「そうだ。フォート族で思い出したが、魔法使いのオンナと、フォート族の老人を見かけなかったか?」
ドワーフは、フォート族のメンテナンスもできる。もしかしてと思ったが。
「いやあ、知らねえ。フォート族のヤロウは、ここ最近でも見かけねえな」
嘘を言っている風に見えない。本当に知らないのだろう。
「だよな。すまん」
「いいって。どうした? ケンカでも売られたか?」
「助けられた。礼を言いたくてな」
コナツは「そうか」と、腰に手を当てる。
「もし見つけたら、真っ先に知らせてやるぜ」
「頼む。じゃあおやすみ」
「またなランバート。会えてうれしかったぜ」
最後まで涙声で、コナツは店を閉めた。
「俺も今日は、食事をして寝るとするか」
ハンターの酒場で、注文を取る。
「いつもの」
「かしこまりました」
早速、シードルを煽った。つまみはソーセージとポテトサラダ、ライスである。
ちなみに、俺のシードルは甘い。酒は脳の判断を狂わせるので、俺はもっぱらノンアルコール利用者である。
報酬で食う飯はウマい。生きて帰ってきた、と思える。
酒も飲めたら、もっと実感が湧くのだろうけれど。
あんな頭が痛くなるだけの飲料なんて、どうしてみんな好んで飲むのか?
それはそうと、今日の出来事を振り返る。
今日の女性ハンターだが、相棒にフォート族、機械人を従えていた。
おまけに、フォート族はほぼ魔族である。
種族的にはスケルトン……つまり、誰かに操られている可能性が高い。
古代文明が作り出した、未来型スケルトンとも言える。
「失礼、旅の方よ」
フォート族の男性とフードの少女が、俺に声をかけてきた。
ウワサをすればなんとやら、とは。
「どうぞどうぞ。今ちょうど、あんたらを話をしたいと思っていた。俺の名はランバート・ペイジ。えっと」
ふたりとも、俺の真向かいに座る。
俺は、フードから覗く女性の顔をチラリと見た。
「私のことは、サピィ・ポリーニ。サピィとお呼びください」
顔をそらすことなく、女性はこちらに視線を向ける。
青い髪で金色の眼だ。いいところのお嬢様だろうか。世間知らずな印象と、高貴さが垣間見える。
「こちらはシーデー。彼が、あなたにお礼が言いたいと」
「かたじけない。世話になり申した」
フォート族の男性シーデーが、頭を下げる。
「とんでもない。助かったのは俺だ」
他のハンターたちは、レアを出せない俺を見捨てた。命と稼ぎを天秤にかけたのである。それが人の摂理なのかも知れないが。
「私からも、お礼をさせていただきます。ありがとうございました」
サピィが、金の入った巾着を俺の前に置いた。
ドンと音がする。
信じられない額が、目の前に飛び込んできた。
貨幣最高額の、白金貨も混じっている。
俺が一生かけても稼げないほどの。
「待った。なにもそこまでしなくてもいい。俺にできることがあったら、話してくれないか?」
俺は、巾着を返す。
「なぜ、そうお考えに?」
「あんたら、追われているんじゃないか?」
サピィが、目を見張った。
「どうして、それを」
「ギルドの受付嬢が、あんたらを知らなかった」
「依頼書はあったでしょ?」
「あれは、ギルドを通していない」
俺は、ハンターカードに投影した依頼書を、二人に見せる。
「こっちがギルド公認の依頼書だ」
ギルドの依頼書は、公式の用紙を用いて文字を印刷するものだ。印鑑も押されて、正式な依頼として成立する。つまり必ず、受付嬢を通さなければならない。
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