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第三章 婚約破棄した相手は、海軍の隊長でしたわ!
第36話 あの神官が正体を現しましたわ!
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この街に被害を与えようとしていた黒幕は、わたくしをミグの港町から追放した神官でしたわ。なにか妙な動きがあると思ったのですが。
「おのれ! やはりキサマの仕業か、ルクレツィア・シュヴェーヌマン!」
神官が、わたくしを杖で指し示します。
「ルカンさんが、ミグのルクレツィア姫殿下?」
わたくしの正体が、海軍さんたちに発覚してしまいましたわ。
「ルクレツィア・シュヴェーヌマンだと!? 流刑になって、死んだはずでは!?」
やはりそうですわね。フォスター司令が真っ先に反応しました。元婚約者ですもの。
「おお、ルクレツィア殿。生きていらしたか」
露骨に、フォスターの態度が代わりましたわ。
「あなたが呪われたスキルをお持ちだと知って、不憫に思っておりました。さあ、ここは我に任せて、あなたは呪いを解いていらっしゃいませ。こんな戦場は、あなたには危険すぎる」
「すっこんでらして」
冷たい言葉で、わたくしはフォスター司令を突き返します。
「なにをいうか。私はあなたが生きていると信じていた。最高の気分だ」
話の腰を折られ、わたくしは限界に達しました。
「あなたも婚約者と再会できて、最高の気分でびょ!?」
フォスターの顔面に、わたくしの拳がめり込みます。そのまま、フォスターは海へと落ちました。
「ええ、最高ですわスカッとしました」
早口で、わたくしはまくし立てます。それより、神官ですわ。
「義理の父を殺害したのも、どうせあなたですわよね?」
「いかにも! あんな欲ボケ男、こちらから願い下げだ! 値踏みしおって! シュヴェーヌマンの中にもクズはおるようだな!」
神官が、義父を侮辱します。
たしかに、彼は死にに値する男でした。しかし、もっと薄汚い存在である深きものにそれを言う権利はございません。
「やはり人間など当てにならん。我ら深きものが、導いてやらねば! もう人間につかわれるのはたくさんだ! 深きものが支配する世の中へ変えてくれる!」
醜い姿になって、神官が本性を現しましたわ。クジラを人間の形にムリヤリ押し込めたかのような、不気味な姿です。
「我が名は【リヴァイアサン】! 深きものを統べるものにして、神に最も近い存在なり! 上位存在にして神、ラトマ・ナイア様の、忠実なるしもべよっ!」
海水が、山のように盛り上がりました。船よりも大きなウミヘビが、海軍の船を襲っています。
「ヌハハ! 殺してしまえ!」
リヴァイアサンが浮き上がりました。ヘビの頭にまで、移動していきます。
「ひいいいい!」
狙いは、海に落ちたフォスターでしょう。
「ステイサメさん!」
わたくしは、ステイサメさんに魔力を注ぎ込みました。
彼女の持つ金のヤリが、輝きを増していきます。
「魔力文字に、エネルギーが注がれていきやがる!」
シャーマンであるデジレには、その光の正体がわかるようでした。
「これならいけるぞ、ステイサメ殿!」
エビちゃんさんが海にダイブして、フォスターを救出します。
いつものウインドミルではなく、ステイサメさんはポールダンスを踊りました。
金色の光る柱が、ステイサメさんのヤリから立ち上がります。
ヤリを中心に、金色のサメがワラワラと集まってきました。
「ぬうう! 忌々しいサメ共! 我ら深きものをエサとする天敵めえ!」
やはり、サメが呪いの存在というのは、「深きものにとってのみ」だったようです。
「ステイサメさん、容赦しないでください!」
「うん。【シャークネード・ダークワーカー】!」
金色のトルネードを、ステイサメさんが巻き起こしました。
巨大ウミヘビが、サメの竜巻によって食われていきます。
「とうっ」
わたくしも、金色のサメを階段代わりにして、駆け上がりました。
「ルカン、何をする気?」
「決着を付けます!」
あの神官は、この手で倒します。
「おのれ! やはりキサマの仕業か、ルクレツィア・シュヴェーヌマン!」
神官が、わたくしを杖で指し示します。
「ルカンさんが、ミグのルクレツィア姫殿下?」
わたくしの正体が、海軍さんたちに発覚してしまいましたわ。
「ルクレツィア・シュヴェーヌマンだと!? 流刑になって、死んだはずでは!?」
やはりそうですわね。フォスター司令が真っ先に反応しました。元婚約者ですもの。
「おお、ルクレツィア殿。生きていらしたか」
露骨に、フォスターの態度が代わりましたわ。
「あなたが呪われたスキルをお持ちだと知って、不憫に思っておりました。さあ、ここは我に任せて、あなたは呪いを解いていらっしゃいませ。こんな戦場は、あなたには危険すぎる」
「すっこんでらして」
冷たい言葉で、わたくしはフォスター司令を突き返します。
「なにをいうか。私はあなたが生きていると信じていた。最高の気分だ」
話の腰を折られ、わたくしは限界に達しました。
「あなたも婚約者と再会できて、最高の気分でびょ!?」
フォスターの顔面に、わたくしの拳がめり込みます。そのまま、フォスターは海へと落ちました。
「ええ、最高ですわスカッとしました」
早口で、わたくしはまくし立てます。それより、神官ですわ。
「義理の父を殺害したのも、どうせあなたですわよね?」
「いかにも! あんな欲ボケ男、こちらから願い下げだ! 値踏みしおって! シュヴェーヌマンの中にもクズはおるようだな!」
神官が、義父を侮辱します。
たしかに、彼は死にに値する男でした。しかし、もっと薄汚い存在である深きものにそれを言う権利はございません。
「やはり人間など当てにならん。我ら深きものが、導いてやらねば! もう人間につかわれるのはたくさんだ! 深きものが支配する世の中へ変えてくれる!」
醜い姿になって、神官が本性を現しましたわ。クジラを人間の形にムリヤリ押し込めたかのような、不気味な姿です。
「我が名は【リヴァイアサン】! 深きものを統べるものにして、神に最も近い存在なり! 上位存在にして神、ラトマ・ナイア様の、忠実なるしもべよっ!」
海水が、山のように盛り上がりました。船よりも大きなウミヘビが、海軍の船を襲っています。
「ヌハハ! 殺してしまえ!」
リヴァイアサンが浮き上がりました。ヘビの頭にまで、移動していきます。
「ひいいいい!」
狙いは、海に落ちたフォスターでしょう。
「ステイサメさん!」
わたくしは、ステイサメさんに魔力を注ぎ込みました。
彼女の持つ金のヤリが、輝きを増していきます。
「魔力文字に、エネルギーが注がれていきやがる!」
シャーマンであるデジレには、その光の正体がわかるようでした。
「これならいけるぞ、ステイサメ殿!」
エビちゃんさんが海にダイブして、フォスターを救出します。
いつものウインドミルではなく、ステイサメさんはポールダンスを踊りました。
金色の光る柱が、ステイサメさんのヤリから立ち上がります。
ヤリを中心に、金色のサメがワラワラと集まってきました。
「ぬうう! 忌々しいサメ共! 我ら深きものをエサとする天敵めえ!」
やはり、サメが呪いの存在というのは、「深きものにとってのみ」だったようです。
「ステイサメさん、容赦しないでください!」
「うん。【シャークネード・ダークワーカー】!」
金色のトルネードを、ステイサメさんが巻き起こしました。
巨大ウミヘビが、サメの竜巻によって食われていきます。
「とうっ」
わたくしも、金色のサメを階段代わりにして、駆け上がりました。
「ルカン、何をする気?」
「決着を付けます!」
あの神官は、この手で倒します。
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