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第二章 おひとりさま男子、婚約者と同居を始めます。
第7話 おひとりで編集
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なんと、星梨おばさんはオレに編集作業をさせるという。
「とんでもねえ! オレにそんな重要な役割をやらせていいのかよ?」
「今後、必要になってくる技術よ。当たり前じゃない」
どうも、オレに仕事のやり方を教えることも、同居の条件に含まれているらしい。働き口ができるのはいいことだが、いきなりヘビーすぎん?
「大丈夫よ。変なのは映っていないわ。あなたなりに『映え』そうな映像にすればいいのよ」
今回は「サムネイル」、つまり表紙は星梨おばさんが作ってくれるという。扉絵の作り方は、夢希に教えていくらしい。
「いいのか、夢希はそれで」
「興味深い。学校の勉強しかしてこなかったから、動画配信ってそうやるのか知れて、面白い」
まったく、へこたれていない。
「そうだ星梨さん。快斗の動画は、わたしが編集していいですか?」
夢希は、オレの動画を編集すると言い出す。
「いいわよ。お互いの練習になるし。でもいいの? 仕事が増えるわよ」
「色々と、失敗しておきたいんです。覚えることが増えるし、今のうちに不安要素を潰しておきたいんで」
「いい心がけね。いいわよ」
三人でリビングに集まり、編集作業を開始した。
こうしていると、星梨おばさんに勉強を教わっているみたいに思えてくる。実際は、そんなことはこれまでの人生で一切なかったが。
階段を昇っていく夢希を、星梨おばさんが追いかけているシーンだ。
「ローアングルとか、やめなー」
「ショートパンツだからいいのよ」
とはいえ、気になるぞ。
業者さんが映り込む場面とかも、極力カットする。オレたちの動画に関係ないからな。トラブルがあったら大変だ。
とにかく夢希は、勉強道具を机にしまっていく。
すごいテキパキさんだ。オレなんてブチ込んでるだけだぜ。
「つーか、こんな動画が映えるのか?」
「こういった動画のほうが、映えるわよ。人間性が出るから」
ヘタに作り込んだ動画より、日常を覗いているような動画のほうが、見てもらえるという。本当だろうか?
かくいう星梨おばさんも、まだ手探りらしい。
「底辺かもしれんぞ」
「いいのよ、最初は底辺でも。編集の勉強がメインだし」
色々できていったほうが、なにかと便利だという。
パソコンにも、ある程度は詳しくなったほうがいいのかもな。
「地味だけど、夢希の動画ってなんかいいよな」
手際がよく、見てみて惚れ惚れしてくる。
「性格が出てるわよね。見る相手のこともちゃんと考えているのよね。パパパってできるところも、あえてゆっくりと作業しているの。教えてもいないのに」
夢希の丁寧さは、編集してわかった。どこをカットすればいいのか、迷う。
結局、業者さんが映り込む場面だけ削って、夢希の手作業をひたすら映す。
「おばさん、ちょっといいか?」
「いいわよ。なんでも聞いてちょうだい」
「バストアップが多くね?」
オレたちの動画は、顔出し配信ではない。しかし、その分だけ逆に胸が強調されている。
よく見ると、夢希もパッツパツのTシャツを着ていた。オレンジ色なので透けてはいないが、ブラのラインがくっきり出てしまっている。
それにしても、夢希はデカいな。口に出してはいけないが。
編集をしながら、オレは何度もため息をつく。
「これいいのか?」
「いいのよ。減るもんじゃないし」
「ダメだろ」
ヘタするとエロ動画認定されて、アカウント削除されるぞ。
「あくまでも机の上の整理をしているだけなんだから、ノーカウントよ」
「いいのか、そんなので」
「大丈夫よ。YouTubeくんはきまぐれだけど、肌色認定されない限りはセーフなの」
どうだろうな。不安で仕方がないが。
「夢希は平気か? ムリをしてないか?」
「全然、余裕。見ている人は、快斗くらいだから」
「とはいっても、公開されたら全世界の人に見られるぞ。いいのか?」
「多分、わたしには興味ないよ」
なんだか夢希は、自分に自信がないな。
「夢希のよさは、オレはわかっているからな。困ったら、アーカイブ消すから」
「……うんっ」
突然、夢希が顔を赤らめる。手でホホを扇ぎだした。
「お風呂いただきます」
編集を終わらせて、夢希はバスルームへ直行する。
「青春よねえ」
そうなのか?
「とんでもねえ! オレにそんな重要な役割をやらせていいのかよ?」
「今後、必要になってくる技術よ。当たり前じゃない」
どうも、オレに仕事のやり方を教えることも、同居の条件に含まれているらしい。働き口ができるのはいいことだが、いきなりヘビーすぎん?
「大丈夫よ。変なのは映っていないわ。あなたなりに『映え』そうな映像にすればいいのよ」
今回は「サムネイル」、つまり表紙は星梨おばさんが作ってくれるという。扉絵の作り方は、夢希に教えていくらしい。
「いいのか、夢希はそれで」
「興味深い。学校の勉強しかしてこなかったから、動画配信ってそうやるのか知れて、面白い」
まったく、へこたれていない。
「そうだ星梨さん。快斗の動画は、わたしが編集していいですか?」
夢希は、オレの動画を編集すると言い出す。
「いいわよ。お互いの練習になるし。でもいいの? 仕事が増えるわよ」
「色々と、失敗しておきたいんです。覚えることが増えるし、今のうちに不安要素を潰しておきたいんで」
「いい心がけね。いいわよ」
三人でリビングに集まり、編集作業を開始した。
こうしていると、星梨おばさんに勉強を教わっているみたいに思えてくる。実際は、そんなことはこれまでの人生で一切なかったが。
階段を昇っていく夢希を、星梨おばさんが追いかけているシーンだ。
「ローアングルとか、やめなー」
「ショートパンツだからいいのよ」
とはいえ、気になるぞ。
業者さんが映り込む場面とかも、極力カットする。オレたちの動画に関係ないからな。トラブルがあったら大変だ。
とにかく夢希は、勉強道具を机にしまっていく。
すごいテキパキさんだ。オレなんてブチ込んでるだけだぜ。
「つーか、こんな動画が映えるのか?」
「こういった動画のほうが、映えるわよ。人間性が出るから」
ヘタに作り込んだ動画より、日常を覗いているような動画のほうが、見てもらえるという。本当だろうか?
かくいう星梨おばさんも、まだ手探りらしい。
「底辺かもしれんぞ」
「いいのよ、最初は底辺でも。編集の勉強がメインだし」
色々できていったほうが、なにかと便利だという。
パソコンにも、ある程度は詳しくなったほうがいいのかもな。
「地味だけど、夢希の動画ってなんかいいよな」
手際がよく、見てみて惚れ惚れしてくる。
「性格が出てるわよね。見る相手のこともちゃんと考えているのよね。パパパってできるところも、あえてゆっくりと作業しているの。教えてもいないのに」
夢希の丁寧さは、編集してわかった。どこをカットすればいいのか、迷う。
結局、業者さんが映り込む場面だけ削って、夢希の手作業をひたすら映す。
「おばさん、ちょっといいか?」
「いいわよ。なんでも聞いてちょうだい」
「バストアップが多くね?」
オレたちの動画は、顔出し配信ではない。しかし、その分だけ逆に胸が強調されている。
よく見ると、夢希もパッツパツのTシャツを着ていた。オレンジ色なので透けてはいないが、ブラのラインがくっきり出てしまっている。
それにしても、夢希はデカいな。口に出してはいけないが。
編集をしながら、オレは何度もため息をつく。
「これいいのか?」
「いいのよ。減るもんじゃないし」
「ダメだろ」
ヘタするとエロ動画認定されて、アカウント削除されるぞ。
「あくまでも机の上の整理をしているだけなんだから、ノーカウントよ」
「いいのか、そんなので」
「大丈夫よ。YouTubeくんはきまぐれだけど、肌色認定されない限りはセーフなの」
どうだろうな。不安で仕方がないが。
「夢希は平気か? ムリをしてないか?」
「全然、余裕。見ている人は、快斗くらいだから」
「とはいっても、公開されたら全世界の人に見られるぞ。いいのか?」
「多分、わたしには興味ないよ」
なんだか夢希は、自分に自信がないな。
「夢希のよさは、オレはわかっているからな。困ったら、アーカイブ消すから」
「……うんっ」
突然、夢希が顔を赤らめる。手でホホを扇ぎだした。
「お風呂いただきます」
編集を終わらせて、夢希はバスルームへ直行する。
「青春よねえ」
そうなのか?
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