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第一章 美人社長とゲームを一緒に遊ぶのは辞令ですか?
ハナちゃんとイーさん
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美人の女性が、オレの足にしがみついている。
「君しかいないんだ」とせがまれ、その女性は涙ながらに懇願してきた。
なにも、恋愛関係のもつれではない。
ここは、俺が勤めるオフィスの中である。
なんでもこの女性は、オレにゲームを一緒に遊んでほしいという。
ゲーマーであるオレに、ゲーム指導をしてくれと。
それだけで、オレは月収三十万もらえるらしい。
破格の条件だ。断る理由はない。
しかし、オレは悩んでいた。
相手が問題だったから。
彼女は、オレの上司どころか、この会社の経営者である……。
~~~~~~~~~~~~~~
今から数時間前のことだ。
オレはいつものように、カツサンドを片手にゲームを起動していた。
『幻想神話』は、人間・魔族・天使からキャラを選んで冒険をする、MMO-RPGだ。
基本ソロ狩り、つまり単独でのプレイが主体である。
ストーリーを追うタイプのゲームだ。
PVPがないので、初心者狩りもない。
熟練者には物足りないが、サツバツとしていないプレイ環境が愛されていた。
「花咲、お前も飽きねえな」
痩せている同僚に呆れられる。
「仕方ないだろ。こっちは残業続きでロクに進められなかったんだから」
「ほっとけよ、電太にとって、ゲームは生きがいなんだからよ」
もう一人の同期が、オレのノートPCを覗き込む。
そのとおり。オレはゲーム画面にいるときが、一番楽しいんだ。
「とはいえ、ほどほどにしとけよ、電太。最近、飯塚社長が社内のあちこちに出没しているらしいぜ」
「はあ、なんで?」
「知らねえよ。リストラ対象でも探してるんじゃね?」
株式会社『ニコラ』の「飯塚 久里須」と言えば、泣く子も黙るカリスマ女社長である。
「年中走り回っている女社長が、草の根を分けてリストラ社員を探すヒマなんてあるかねえ?」
「シラネ。でも、用心するに越したことはないぜ」
同僚同士で会話が始まる頃には、オレはゲームの中へ没入していた。
◇ * ◇ * ◇ * ◇
早速、ログインする。
クオータービューの街に、一人の女性騎士が立つ。
俺は男だが、アバターは女性のものを使っている。
「金髪碧眼ロケットオッパイ トランジスタグラマーパラディン」という、性癖ド直球キャラだ。
別に男性キャラを使用しても構わない。
だが、このゲームは基本的にソロ狩りメインだ。
恋愛プレイができるNPCもいない。せいぜい、お友だちになれるくらいである。
「かわいいがいなければ、作ればいい」
オレはそう考えて、アバターを女性にした。
といっても、動きでオッサンだと他のプレイヤーにはバレている。
誰も、オレには近づいてこない。
それでいいのだ。オレは馴れ合うつもりもないから。
街を出て、草原に。
「よっしゃ。いっちょモンスターをシバくか!」
草原を歩きながら、手頃なモンスターを蹴散らす。
犬型のモンスター「ウルフ」と、ポヨポヨの球体「スライム」だ。
とはいえ、どちらもオレの敵ではない。
『てい、やっ。はあ!』
女パラディンが、モンスターたちを一撃で倒す。
スライムが、ポーションをドロップした。
拾って、アイテムボックスへ。
「ん、あっちはコボルドか」
犬の頭をした人間が、オレに襲いかかる。
だが、オレは気にせず剣で斬り裂いた。
「拾ったのは、『ショートソード』か。誰かにあげるか」
もはやこのくらいの敵など、オレからすれば背景である。
しかし、オレはいつも「はじまりの街」からスタートしていた。
ここの景色や音楽が、最高だから。
どのゲームも、やはり一面から気合が入っているだろ?
「うーん。いつ見ても最高だな」
歩いているだけで、楽しい。
この感覚をいつまでも大事にしたかった。
進んでいけば、はじまりの街周辺の景色や音楽など忘れてしまうだろう。
いちいち巡回するのもわずらわしくなって、ワープ魔法で目的地まで向かうときもあるかも知れない。
それまでは、まずここからしばらく歩く。
音楽を耳に残し、景色を目に焼き付けておきたい。
「ん?」
クオータービューの大草原に、一人のサムライがいた。
「黒髪と銀色の目、褐色爆乳セクシーサムライ」
とか、性癖度直球だな!
オレがサブアカで作りたいと思っていたキャラだった。
「キャラ名は、『イーさん』ね」
女サムライは大量のスライムに囲まれて、ポコポコ叩かれていた。
相手も「えいっ」と斬りかかった。
しかし、刀はスライムにかすりもしない。
対するこの世界最弱のグミ状モンスターは、数に物を言わせてサムライに体当たりを繰り返す。
豊満な身体を包んでいるのは、防御力がやたら高い着物である。
見た目だけは上級者っぽかった。
が、動きがどんくさい。
装備がいいためか、ダメージは「一」しかもらっていない。
とはいえ、叩かれ続けて体力の半分くらいは削られていた。
「あの子、魔族じゃないか」
魔族は、「一旗揚げようと魔界から地上にやって来た、孤高の武人」という設定を持つ種族である。
攻撃力は高いが装甲が薄い。扱いが難しい種族である。
だが、見た目の格好良さから選ぶ人も多い。
彼女もその類いだろう。
「しかも、サムライとか……」
サムライは、この世界で言う「魔法使い」の一種に該当する。
このゲームは、「魔法使いだろうが、ソロで前線に立てる」ことが売りだ。
サムライは他の職業より魔法の威力が強力で、与えるダメージこそ大きい。
だが振りが遅く、扱いづらい職である。
おまけにこのプレイヤーは、立ち回りが鈍くて判断も遅い。
えらく効率の悪いプレイスタイルだな。
誰も手を貸そうとしなかった。
素人が相手だからか、『ボーナス付きダンジョン攻略キャンペーン』期間中だからか。
職場の昼休みというタイトな時間でなければ、オレもこのキャンペーンに乗り出すところである。
「あの、『イーさん』さん、手を貸しましょうか?」
まあいいや、今は適当にレベル上げようと思っていたところだし。
「スマン、頼む」
イーさんが、スライムから逃亡を図った。
その後頭部を、スライムが小突く。
上位の存在がザコモンスターに足蹴にされる。
なんともコミカルで愛らしい光景だ。
しかし、本人からすると笑えない状況だろう。
それにしても、エラいタイピング速度だったな。
「そりゃっ」
加勢したオレは、スライム共を切り払う。
「すまない、天使のパラディン殿。相当のやり込み勢とお見受けするが?」
オレが渡したポーションを受け取って、イーさんがコクコクと飲む。
天使とは、オレの使っている種族だ。
「下界の様子を見に天上界から舞い降りた、神の兵隊」という設定である。
こちらも上級種族だが、高い防御力と自動回復能力があるため死ににくい。
攻撃力が低くレベルが上がりにくいのが難点だが、長いこと遊びたい人にはオススメである。
彼女もこちらを選ぶべきだと、一瞬思った。
しかし、ああも立ち回りが悪ければ、永遠にスライムにリンチされ続けるだろう。
「いや、仕事が立て込んでて、最近ログインしたばかりだ。オレのことは『ハナちゃん』と呼んでくれ」
「ハナちゃんだな。わたしは『イーさん』だ。何も考えずに名前を入力したら、これで決定してしまった。もっと『漆黒の』とか『夜の風を抱きし』とか入れたかったんだが」
「やめておいて正解だったな」
「そんなあ……」
イーさんが肩を落とす。
「それにしても、見事な太刀筋で。大剣をそこまでブンブン振り回せるとは」
練習したからな。
「あの、迷惑でなければ、コーチをお願いしたい」
「別に構わないけど、オレも詳しくないんだ。それでもよければ」
ここで見放すと、またスライムに囲まれるかも。
そう思って、こちらも承諾した。
「よろしく頼む! わあ、こんなカワイイお姉さんに教えてもらえるなんて! しかもオレ女とは!」
おそらく、オレのアバターのことを言ってくれているんだろう。
この見た目では、勘違いするよなぁ。
「スマン。実はオレ、中の人はオッサンなんだ」
正直に話した。
「中の人とは?」
この人は、あまりオタ用語とか知らない人か。
「君しかいないんだ」とせがまれ、その女性は涙ながらに懇願してきた。
なにも、恋愛関係のもつれではない。
ここは、俺が勤めるオフィスの中である。
なんでもこの女性は、オレにゲームを一緒に遊んでほしいという。
ゲーマーであるオレに、ゲーム指導をしてくれと。
それだけで、オレは月収三十万もらえるらしい。
破格の条件だ。断る理由はない。
しかし、オレは悩んでいた。
相手が問題だったから。
彼女は、オレの上司どころか、この会社の経営者である……。
~~~~~~~~~~~~~~
今から数時間前のことだ。
オレはいつものように、カツサンドを片手にゲームを起動していた。
『幻想神話』は、人間・魔族・天使からキャラを選んで冒険をする、MMO-RPGだ。
基本ソロ狩り、つまり単独でのプレイが主体である。
ストーリーを追うタイプのゲームだ。
PVPがないので、初心者狩りもない。
熟練者には物足りないが、サツバツとしていないプレイ環境が愛されていた。
「花咲、お前も飽きねえな」
痩せている同僚に呆れられる。
「仕方ないだろ。こっちは残業続きでロクに進められなかったんだから」
「ほっとけよ、電太にとって、ゲームは生きがいなんだからよ」
もう一人の同期が、オレのノートPCを覗き込む。
そのとおり。オレはゲーム画面にいるときが、一番楽しいんだ。
「とはいえ、ほどほどにしとけよ、電太。最近、飯塚社長が社内のあちこちに出没しているらしいぜ」
「はあ、なんで?」
「知らねえよ。リストラ対象でも探してるんじゃね?」
株式会社『ニコラ』の「飯塚 久里須」と言えば、泣く子も黙るカリスマ女社長である。
「年中走り回っている女社長が、草の根を分けてリストラ社員を探すヒマなんてあるかねえ?」
「シラネ。でも、用心するに越したことはないぜ」
同僚同士で会話が始まる頃には、オレはゲームの中へ没入していた。
◇ * ◇ * ◇ * ◇
早速、ログインする。
クオータービューの街に、一人の女性騎士が立つ。
俺は男だが、アバターは女性のものを使っている。
「金髪碧眼ロケットオッパイ トランジスタグラマーパラディン」という、性癖ド直球キャラだ。
別に男性キャラを使用しても構わない。
だが、このゲームは基本的にソロ狩りメインだ。
恋愛プレイができるNPCもいない。せいぜい、お友だちになれるくらいである。
「かわいいがいなければ、作ればいい」
オレはそう考えて、アバターを女性にした。
といっても、動きでオッサンだと他のプレイヤーにはバレている。
誰も、オレには近づいてこない。
それでいいのだ。オレは馴れ合うつもりもないから。
街を出て、草原に。
「よっしゃ。いっちょモンスターをシバくか!」
草原を歩きながら、手頃なモンスターを蹴散らす。
犬型のモンスター「ウルフ」と、ポヨポヨの球体「スライム」だ。
とはいえ、どちらもオレの敵ではない。
『てい、やっ。はあ!』
女パラディンが、モンスターたちを一撃で倒す。
スライムが、ポーションをドロップした。
拾って、アイテムボックスへ。
「ん、あっちはコボルドか」
犬の頭をした人間が、オレに襲いかかる。
だが、オレは気にせず剣で斬り裂いた。
「拾ったのは、『ショートソード』か。誰かにあげるか」
もはやこのくらいの敵など、オレからすれば背景である。
しかし、オレはいつも「はじまりの街」からスタートしていた。
ここの景色や音楽が、最高だから。
どのゲームも、やはり一面から気合が入っているだろ?
「うーん。いつ見ても最高だな」
歩いているだけで、楽しい。
この感覚をいつまでも大事にしたかった。
進んでいけば、はじまりの街周辺の景色や音楽など忘れてしまうだろう。
いちいち巡回するのもわずらわしくなって、ワープ魔法で目的地まで向かうときもあるかも知れない。
それまでは、まずここからしばらく歩く。
音楽を耳に残し、景色を目に焼き付けておきたい。
「ん?」
クオータービューの大草原に、一人のサムライがいた。
「黒髪と銀色の目、褐色爆乳セクシーサムライ」
とか、性癖度直球だな!
オレがサブアカで作りたいと思っていたキャラだった。
「キャラ名は、『イーさん』ね」
女サムライは大量のスライムに囲まれて、ポコポコ叩かれていた。
相手も「えいっ」と斬りかかった。
しかし、刀はスライムにかすりもしない。
対するこの世界最弱のグミ状モンスターは、数に物を言わせてサムライに体当たりを繰り返す。
豊満な身体を包んでいるのは、防御力がやたら高い着物である。
見た目だけは上級者っぽかった。
が、動きがどんくさい。
装備がいいためか、ダメージは「一」しかもらっていない。
とはいえ、叩かれ続けて体力の半分くらいは削られていた。
「あの子、魔族じゃないか」
魔族は、「一旗揚げようと魔界から地上にやって来た、孤高の武人」という設定を持つ種族である。
攻撃力は高いが装甲が薄い。扱いが難しい種族である。
だが、見た目の格好良さから選ぶ人も多い。
彼女もその類いだろう。
「しかも、サムライとか……」
サムライは、この世界で言う「魔法使い」の一種に該当する。
このゲームは、「魔法使いだろうが、ソロで前線に立てる」ことが売りだ。
サムライは他の職業より魔法の威力が強力で、与えるダメージこそ大きい。
だが振りが遅く、扱いづらい職である。
おまけにこのプレイヤーは、立ち回りが鈍くて判断も遅い。
えらく効率の悪いプレイスタイルだな。
誰も手を貸そうとしなかった。
素人が相手だからか、『ボーナス付きダンジョン攻略キャンペーン』期間中だからか。
職場の昼休みというタイトな時間でなければ、オレもこのキャンペーンに乗り出すところである。
「あの、『イーさん』さん、手を貸しましょうか?」
まあいいや、今は適当にレベル上げようと思っていたところだし。
「スマン、頼む」
イーさんが、スライムから逃亡を図った。
その後頭部を、スライムが小突く。
上位の存在がザコモンスターに足蹴にされる。
なんともコミカルで愛らしい光景だ。
しかし、本人からすると笑えない状況だろう。
それにしても、エラいタイピング速度だったな。
「そりゃっ」
加勢したオレは、スライム共を切り払う。
「すまない、天使のパラディン殿。相当のやり込み勢とお見受けするが?」
オレが渡したポーションを受け取って、イーさんがコクコクと飲む。
天使とは、オレの使っている種族だ。
「下界の様子を見に天上界から舞い降りた、神の兵隊」という設定である。
こちらも上級種族だが、高い防御力と自動回復能力があるため死ににくい。
攻撃力が低くレベルが上がりにくいのが難点だが、長いこと遊びたい人にはオススメである。
彼女もこちらを選ぶべきだと、一瞬思った。
しかし、ああも立ち回りが悪ければ、永遠にスライムにリンチされ続けるだろう。
「いや、仕事が立て込んでて、最近ログインしたばかりだ。オレのことは『ハナちゃん』と呼んでくれ」
「ハナちゃんだな。わたしは『イーさん』だ。何も考えずに名前を入力したら、これで決定してしまった。もっと『漆黒の』とか『夜の風を抱きし』とか入れたかったんだが」
「やめておいて正解だったな」
「そんなあ……」
イーさんが肩を落とす。
「それにしても、見事な太刀筋で。大剣をそこまでブンブン振り回せるとは」
練習したからな。
「あの、迷惑でなければ、コーチをお願いしたい」
「別に構わないけど、オレも詳しくないんだ。それでもよければ」
ここで見放すと、またスライムに囲まれるかも。
そう思って、こちらも承諾した。
「よろしく頼む! わあ、こんなカワイイお姉さんに教えてもらえるなんて! しかもオレ女とは!」
おそらく、オレのアバターのことを言ってくれているんだろう。
この見た目では、勘違いするよなぁ。
「スマン。実はオレ、中の人はオッサンなんだ」
正直に話した。
「中の人とは?」
この人は、あまりオタ用語とか知らない人か。
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