22 / 31
第三章 ないぞうしぼう!(果てしない減量と未曾有の危機に、聖女は思慕を歌う!)
全身で洗体
しおりを挟む
カメリエの魔力を回復させるため、生命の泉へ入ることに。
「すまぬのう。わがままを言うてしもうて」
「カメリエさんは、セリスさんの好き嫌いをなくすお手伝いをして下さいました。そのお礼です」
脱衣所から、衣擦れの音もする。
なるべく意識しないように、ライカも着替えを終えた。
「背中を流すでのう。楽しみにしておれ」
また、あのパターンか。心臓がドキドキする。
どういうわけか、セリスもテトも、ライカの背中を流したがるのだ。
仕方ないので一日一人、二人交互に相手をすることになっている。
相手にするライカもライカだが、それでも断れない。
まして、今度はカメリエまで、ライカの身体を洗うと言い出す。
せっかくの申し出を断るわけにも行かない。先に湯へ浸かることにした。
「待たせたのう」と、カメリエが脱衣所から出てくる。
着用しているのは、食い込みの深いタイプの水着だ。
いわゆる競技用の水着と呼ばれる代物である。
平和な世界になったとはいえ、水泳の競技者人口は少ない。
あまり見られない物なので、ライカも初めて見た。
カメリエのボディは普段ローブに隠れているので分からなかった。
ローブから解放された肉体は、鍛え抜かれたように細く、肉付きも申し分ない。
理想のプロポーションとはカメリエのことではないのか。そう言っても過言ではないほどだ。
「ふわああああ」
湯に入った瞬間、さっきまでの凛々しい表情は影を潜める。スライムになったようだ。
「これは極楽じゃえ。病みつきになるのう」
タオルを頭に乗せて、カメリエはため息をつく。
「プラーナが一気に回復していくぞい」
カメリエは、タオルをふわりと中へ浮かべた。ノーハンドでギュッと絞る。
「器用ですね」
「ここに住みたいのう」
そこまで気に入ってくれたか。
「幸い、ここの地熱はまだ魔王に食われておらぬ。他の土地は、魔王にプラーナを奪われて、作物も育たんと聞くのう」
湯をすくいながら、カメリエはつぶやく。
もし、魔王の力が聖女領まで及ぶと、ここの地熱も奪われてしまう。回復の泉も機能を失うのだ。
「対策が必要ですね」
「うむ」
カメリエの視線の先には、背中を流し合うセリスとテトが。
「では、ライカ殿。お背中を流させてもらうぞ」
湯から出たライカは、のぼせそうになっていた。
カメリエとまともに目を合わせられない。
自分は修行僧だ。煩悩を断ち切らなければならないのに。
カメリエはライカの肩に手を添える。
「心配せんでもよい。プニプニの感触で、極楽へ行かせて進ぜよう」
カメリエに耳元で囁かれた。
「というわけで、お二方。済まぬが、お背中を流す役目、今日は譲ってくれぬか?」
スポンジを持って、カメリエはイスに座る。
「はい」
「どうぞ」
二人はあっさりと引き下がった。
「ささ、二人の許諾はいただいたぞえ。ライカ殿」
カメリエが、空のイスをポンポンと鼓のように叩く。
「では、お願いします」
洗い場のイスに座る。
ライカはできるだけ、カメリエの身体を直視しないように、背を向けた。
瞬間、程良い弾力が身体を包み込んだ。
タオルの肌触りではない。
まるで、地肌で洗浄されているかのような感触が、ライカの全身をまさぐる。
「あはあおう」
あまりの快適さに、変な声が出てしまう。
泡の感触と地肌同士を擦り合う感覚に酔いしれた。
「どうじゃ? モチモチじゃろう?」
まさか、カメリエがこんな大胆な洗い方をするなんて。
「これは」
「実に、うらやましい」
セリスとテトも、ライカの醜態を観察する。
「ああの、カメリエさん!」
これ以上、はしたない姿を見せるわけにはいかない。ライカは口を手で押さえる。
「遠慮せんと、堪能召され」
「むふう」
手で押さえても尚、ツヤのある声が漏れそうになった。
内ももを腕で洗ってもらうと、ライカの目がバチバチとする。
スベスベした肌が身体に密着して、理性が吹き飛びそうだ。
「どうじゃ、心地よいじゃろう。思う存分楽しんでおくれ」
「はいすごく気持ちいいです……って、あれ、カメリエさん?」
カメリエまでも、湯船の中で微笑んでいる。
「えっ! あれ!?」
ライカの思考が混乱した。
なぜ、全身泡まみれになってライカの背中を流しているはずのカメリエが、湯船にいるのか。
「気に入ってもらえて、何よりじゃ」
では、今自分の目の前に立っているのは……。
意を決して、ライカが前を向く。
そこには、緑色でテカテカした物体のドアップが。
スライムが、ライカの身体を洗っていたのである。
「お前かよ!」
ライカは、思わず大声で叫んでしまった。
「いやあ、プラーナが完全回復したか調べるために、スライムゴーレムを再度作ってみたのじゃ。うまくいったようじゃのう」
緑色の物体は、全身を使って懸命に奉仕する。
その健気さが気持ちいいのが、また憎らしい。
何を想像しているのか。
決して裸のカメリエが、自分を奉仕する姿を想像したワケではない。
自分は修行の身だ。邪念や煩悩は取り払わねば。
自身の修行不足を痛感した。
「お二人にも、後でやって進ぜようぞ」
カメリエは、背泳ぎの姿勢で湯に浮いている。
「よろしくお願いします」
「ライカ殿があそこまで腑抜ける妙技。堪能しなくては」
数分後、セリスが洗ってもらうことに。
「では、二体用意してしんぜよう」
カメリエが指を鳴らすと、スライムゴーレムが二体に分裂した。
ゴーレムは両手を上げて、ムキムキと力こぶを作る。
「さてゴーレムよ。こちらのお二方を、極楽へいざなって差し上げい」
ゴーレムは泡立つコケを身体に塗りたくって、セリスとテトにのしかかった。
全身を使って、ズリズリとコケをセリスたちにこすりつける。
「こ、これはぁ」
口を開けっ放しにして、スライム擦りを堪能したらしい。
「変な声が、出ちゃいます」
口を抑えながら、セリスが悶絶する。
「クセになりそうな」
テトも、スライムの絶妙なマッサージに酔いしれた。
されるがままに腰や背中、胸を揉みしだかれる。
温泉から上がる頃には、三人はすっかりスライム洗いに圧倒され、脱力してしまった。
「はあ、またお願いします」
セリスはやみつきになってしまったようだ。
「楽しんでいただけたようじゃのう。では、出ようかの」
入浴が終わり、カメリエはスライムゴーレムの肩に乗っかった。
「では、ワシは街の方へ」
街の方を指差して、カメリエはゴーレムを誘導する。
「ありがとうございました」
「押忍」
セリスとテトが、礼を言う。
「ええわいええわい。それはそうと、ライカ殿」
去り際に、カメリエがライカを呼ぶ。
「それにしてもな、あのご婦人」
カメリエの視線の先には、セリスとテトの姿が映っているらしい。
「ああ、テトさんですよね」
「ライカ殿。テト殿からは、並々ならぬ気配を感じるのじゃ」
そうだろうか。気立てのいいお嬢さんとしか思えないが。
「寒村出身ですから、鍛えられているのでしょう」
「そうではない。あの婦人からは、怪しげなプラーナを感じる。膨大な魔を、内に秘めておる気がするのじゃ」
ブルッと、カメリエが身震いする。
カメリエが警戒するほどの大きなプラーナを、テトは隠していると?
「どうなんでしょうね。気のせいですよ」
テトからは、そんな邪悪な気配など感じない。
「じゃと、ええがのう……」
顎に手を当てながら、カメリエは目を閉じる。
「テトさんが魔王の手先だったら、今頃とっくに我々は全滅していますよ」
「それもそうじゃの。考えすぎじゃったようじゃ。最近妙に神経が過敏でのう」
では、と満足げに、カメリエは自分の家へと帰っていく。
「すまぬのう。わがままを言うてしもうて」
「カメリエさんは、セリスさんの好き嫌いをなくすお手伝いをして下さいました。そのお礼です」
脱衣所から、衣擦れの音もする。
なるべく意識しないように、ライカも着替えを終えた。
「背中を流すでのう。楽しみにしておれ」
また、あのパターンか。心臓がドキドキする。
どういうわけか、セリスもテトも、ライカの背中を流したがるのだ。
仕方ないので一日一人、二人交互に相手をすることになっている。
相手にするライカもライカだが、それでも断れない。
まして、今度はカメリエまで、ライカの身体を洗うと言い出す。
せっかくの申し出を断るわけにも行かない。先に湯へ浸かることにした。
「待たせたのう」と、カメリエが脱衣所から出てくる。
着用しているのは、食い込みの深いタイプの水着だ。
いわゆる競技用の水着と呼ばれる代物である。
平和な世界になったとはいえ、水泳の競技者人口は少ない。
あまり見られない物なので、ライカも初めて見た。
カメリエのボディは普段ローブに隠れているので分からなかった。
ローブから解放された肉体は、鍛え抜かれたように細く、肉付きも申し分ない。
理想のプロポーションとはカメリエのことではないのか。そう言っても過言ではないほどだ。
「ふわああああ」
湯に入った瞬間、さっきまでの凛々しい表情は影を潜める。スライムになったようだ。
「これは極楽じゃえ。病みつきになるのう」
タオルを頭に乗せて、カメリエはため息をつく。
「プラーナが一気に回復していくぞい」
カメリエは、タオルをふわりと中へ浮かべた。ノーハンドでギュッと絞る。
「器用ですね」
「ここに住みたいのう」
そこまで気に入ってくれたか。
「幸い、ここの地熱はまだ魔王に食われておらぬ。他の土地は、魔王にプラーナを奪われて、作物も育たんと聞くのう」
湯をすくいながら、カメリエはつぶやく。
もし、魔王の力が聖女領まで及ぶと、ここの地熱も奪われてしまう。回復の泉も機能を失うのだ。
「対策が必要ですね」
「うむ」
カメリエの視線の先には、背中を流し合うセリスとテトが。
「では、ライカ殿。お背中を流させてもらうぞ」
湯から出たライカは、のぼせそうになっていた。
カメリエとまともに目を合わせられない。
自分は修行僧だ。煩悩を断ち切らなければならないのに。
カメリエはライカの肩に手を添える。
「心配せんでもよい。プニプニの感触で、極楽へ行かせて進ぜよう」
カメリエに耳元で囁かれた。
「というわけで、お二方。済まぬが、お背中を流す役目、今日は譲ってくれぬか?」
スポンジを持って、カメリエはイスに座る。
「はい」
「どうぞ」
二人はあっさりと引き下がった。
「ささ、二人の許諾はいただいたぞえ。ライカ殿」
カメリエが、空のイスをポンポンと鼓のように叩く。
「では、お願いします」
洗い場のイスに座る。
ライカはできるだけ、カメリエの身体を直視しないように、背を向けた。
瞬間、程良い弾力が身体を包み込んだ。
タオルの肌触りではない。
まるで、地肌で洗浄されているかのような感触が、ライカの全身をまさぐる。
「あはあおう」
あまりの快適さに、変な声が出てしまう。
泡の感触と地肌同士を擦り合う感覚に酔いしれた。
「どうじゃ? モチモチじゃろう?」
まさか、カメリエがこんな大胆な洗い方をするなんて。
「これは」
「実に、うらやましい」
セリスとテトも、ライカの醜態を観察する。
「ああの、カメリエさん!」
これ以上、はしたない姿を見せるわけにはいかない。ライカは口を手で押さえる。
「遠慮せんと、堪能召され」
「むふう」
手で押さえても尚、ツヤのある声が漏れそうになった。
内ももを腕で洗ってもらうと、ライカの目がバチバチとする。
スベスベした肌が身体に密着して、理性が吹き飛びそうだ。
「どうじゃ、心地よいじゃろう。思う存分楽しんでおくれ」
「はいすごく気持ちいいです……って、あれ、カメリエさん?」
カメリエまでも、湯船の中で微笑んでいる。
「えっ! あれ!?」
ライカの思考が混乱した。
なぜ、全身泡まみれになってライカの背中を流しているはずのカメリエが、湯船にいるのか。
「気に入ってもらえて、何よりじゃ」
では、今自分の目の前に立っているのは……。
意を決して、ライカが前を向く。
そこには、緑色でテカテカした物体のドアップが。
スライムが、ライカの身体を洗っていたのである。
「お前かよ!」
ライカは、思わず大声で叫んでしまった。
「いやあ、プラーナが完全回復したか調べるために、スライムゴーレムを再度作ってみたのじゃ。うまくいったようじゃのう」
緑色の物体は、全身を使って懸命に奉仕する。
その健気さが気持ちいいのが、また憎らしい。
何を想像しているのか。
決して裸のカメリエが、自分を奉仕する姿を想像したワケではない。
自分は修行の身だ。邪念や煩悩は取り払わねば。
自身の修行不足を痛感した。
「お二人にも、後でやって進ぜようぞ」
カメリエは、背泳ぎの姿勢で湯に浮いている。
「よろしくお願いします」
「ライカ殿があそこまで腑抜ける妙技。堪能しなくては」
数分後、セリスが洗ってもらうことに。
「では、二体用意してしんぜよう」
カメリエが指を鳴らすと、スライムゴーレムが二体に分裂した。
ゴーレムは両手を上げて、ムキムキと力こぶを作る。
「さてゴーレムよ。こちらのお二方を、極楽へいざなって差し上げい」
ゴーレムは泡立つコケを身体に塗りたくって、セリスとテトにのしかかった。
全身を使って、ズリズリとコケをセリスたちにこすりつける。
「こ、これはぁ」
口を開けっ放しにして、スライム擦りを堪能したらしい。
「変な声が、出ちゃいます」
口を抑えながら、セリスが悶絶する。
「クセになりそうな」
テトも、スライムの絶妙なマッサージに酔いしれた。
されるがままに腰や背中、胸を揉みしだかれる。
温泉から上がる頃には、三人はすっかりスライム洗いに圧倒され、脱力してしまった。
「はあ、またお願いします」
セリスはやみつきになってしまったようだ。
「楽しんでいただけたようじゃのう。では、出ようかの」
入浴が終わり、カメリエはスライムゴーレムの肩に乗っかった。
「では、ワシは街の方へ」
街の方を指差して、カメリエはゴーレムを誘導する。
「ありがとうございました」
「押忍」
セリスとテトが、礼を言う。
「ええわいええわい。それはそうと、ライカ殿」
去り際に、カメリエがライカを呼ぶ。
「それにしてもな、あのご婦人」
カメリエの視線の先には、セリスとテトの姿が映っているらしい。
「ああ、テトさんですよね」
「ライカ殿。テト殿からは、並々ならぬ気配を感じるのじゃ」
そうだろうか。気立てのいいお嬢さんとしか思えないが。
「寒村出身ですから、鍛えられているのでしょう」
「そうではない。あの婦人からは、怪しげなプラーナを感じる。膨大な魔を、内に秘めておる気がするのじゃ」
ブルッと、カメリエが身震いする。
カメリエが警戒するほどの大きなプラーナを、テトは隠していると?
「どうなんでしょうね。気のせいですよ」
テトからは、そんな邪悪な気配など感じない。
「じゃと、ええがのう……」
顎に手を当てながら、カメリエは目を閉じる。
「テトさんが魔王の手先だったら、今頃とっくに我々は全滅していますよ」
「それもそうじゃの。考えすぎじゃったようじゃ。最近妙に神経が過敏でのう」
では、と満足げに、カメリエは自分の家へと帰っていく。
0
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
極限効率の掃除屋 ――レベル15、物理だけで理を解体する――
銀雪 華音
ファンタジー
「レベル15か? ゴミだな」
世界は男を笑い、男は世界を「解体」した。
魔力も才能も持たず、万年レベル15で停滞する掃除屋、トワ。
彼が十年の歳月を費やして辿り着いたのは、魔法という神秘を物理現象へと引きずり下ろす、狂気的なまでの**『極限効率』**だった。
一万回の反復が生み出す、予備動作ゼロの打撃。
構造の隙間を分子レベルで突く、不可視の解体。
彼にとって、レベル100超えの魔物も、神の加護を受けた聖騎士も、ただの「非効率な肉の塊」に過ぎない。
「レベルは恩恵じゃない……。人類を飼い慣らすための『制限(リミッター)』だ」
暴かれる世界の嘘。動き出すシステムの簒奪者。
管理者が定めた数値(レベル)という鎖を、たった一振りのナイフで叩き切る。
これは、最弱の掃除屋が「論理」という名の剣で、世界の理(バグ)を修正する物語。気になる方は読んでみてください。
※アルファポリスで先行で公開されます。
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる