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番外編
ただの後輩を好きになってしまった件8
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──シャンパンタワーを初めて見た。
目の前で。
川崎さんの二番目の義兄こと、林勇哉さん。
きっとパリピっていうのはこの人のためにあるような言葉だ。
沢山の嬢に囲まれて、はしゃいで、このテンションに付き合うのは一苦労だ。
「森川君飲んでる~?楽しんでる~?」
全く楽しくない。
全く酔えない。
突然また肩を組まれる。
「俺、友達とかいないし、こうやって遊べる人ができて本当に嬉しいわ」
遊べる人……。
俺は、遊び要因になってしまった。
その時スマホに通知が来た。
──川崎さんからだ。
俺の番号、ちゃんと登録してくれていたのか。
『川崎です。生きてますか?』
そのメッセージを見て安心した。
『大丈夫』
総メッセージを送ると、俺はトイレに行くという名目で外に出た。
そして彼女に電話をかけた。
『はい!』
「心配かけてごめん」
『いえ、こちらこそご迷惑おかけして申し訳ありません……』
「実はさ。元から辞める気ではいたんだ」
『え、そうだったんですか……?』
「川崎さんがいたから続けてたけど、辞めるならいる意味ないし」
『あ……あの、心臓に悪いんで、そういうこと言うのやめてください!人妻なんで!』
「ごめん。まあそれは置いておいて、俺はもう引き返せない状態になったから、あの会社の社員になるよ」
そう言って電話を切った。
半分嘘で、半分本当。
辞めるつもりはなかった。
ただ、彼女がいないあの会社にいる意味を見出せなくなってしまった。
もう手が届かない状況なのに、それでもそばにいたいと、勝手に体が動いてしまう。
非常に厄介だ。
「森川君、勝手に店出るとかさ……それ酷くない?」
背後から聞こえる、俺の今後を左右する人間。
いや、自分でこの道を選んだ。
「すみません、彼女から電話があって……」
と、架空の彼女を作る。
「え、七海ちゃん??」
なぜバレる。
「違いますよ、彼女は勇凛さんの奥さんじゃないですか」
自分で言ってまたダメージをくらう。
「え、そんなの関係なくない?」
──は?
「俺、全然気にしないし、これからも七海ちゃんに会いに行くし」
まてまてまてまて
「あなたは気にしなくても、彼女は気にしますから」
「え?そうなの?じゃあ七海ちゃんが振り向いてくれるように、頑張らないと、俺たち」
「……」
俺の気持ちは見透かされているんだろうか。
目の前で。
川崎さんの二番目の義兄こと、林勇哉さん。
きっとパリピっていうのはこの人のためにあるような言葉だ。
沢山の嬢に囲まれて、はしゃいで、このテンションに付き合うのは一苦労だ。
「森川君飲んでる~?楽しんでる~?」
全く楽しくない。
全く酔えない。
突然また肩を組まれる。
「俺、友達とかいないし、こうやって遊べる人ができて本当に嬉しいわ」
遊べる人……。
俺は、遊び要因になってしまった。
その時スマホに通知が来た。
──川崎さんからだ。
俺の番号、ちゃんと登録してくれていたのか。
『川崎です。生きてますか?』
そのメッセージを見て安心した。
『大丈夫』
総メッセージを送ると、俺はトイレに行くという名目で外に出た。
そして彼女に電話をかけた。
『はい!』
「心配かけてごめん」
『いえ、こちらこそご迷惑おかけして申し訳ありません……』
「実はさ。元から辞める気ではいたんだ」
『え、そうだったんですか……?』
「川崎さんがいたから続けてたけど、辞めるならいる意味ないし」
『あ……あの、心臓に悪いんで、そういうこと言うのやめてください!人妻なんで!』
「ごめん。まあそれは置いておいて、俺はもう引き返せない状態になったから、あの会社の社員になるよ」
そう言って電話を切った。
半分嘘で、半分本当。
辞めるつもりはなかった。
ただ、彼女がいないあの会社にいる意味を見出せなくなってしまった。
もう手が届かない状況なのに、それでもそばにいたいと、勝手に体が動いてしまう。
非常に厄介だ。
「森川君、勝手に店出るとかさ……それ酷くない?」
背後から聞こえる、俺の今後を左右する人間。
いや、自分でこの道を選んだ。
「すみません、彼女から電話があって……」
と、架空の彼女を作る。
「え、七海ちゃん??」
なぜバレる。
「違いますよ、彼女は勇凛さんの奥さんじゃないですか」
自分で言ってまたダメージをくらう。
「え、そんなの関係なくない?」
──は?
「俺、全然気にしないし、これからも七海ちゃんに会いに行くし」
まてまてまてまて
「あなたは気にしなくても、彼女は気にしますから」
「え?そうなの?じゃあ七海ちゃんが振り向いてくれるように、頑張らないと、俺たち」
「……」
俺の気持ちは見透かされているんだろうか。
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