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番外編
ただの後輩を好きになってしまった件13
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勇哉さんに連れて行かれたのは──
営業部。
これはきつい。
俺は全く経験がない。
「森川くんをみんなに紹介するね~~」
勇哉さんが社員に声をかけて、俺と勇凛くんは挨拶をした。
「森川と申します。宜しくお願いします」
「森川くん優しいしコミュ力あるから、すぐに仕事回していいよ~~」
研修とはいったい……。
「無茶ぶりやめてください……」
「え?そう?大丈夫、みんなどうにかしてくれるから!」
そして勇哉さんは行ってしまった。
なんで放置するんだよ。
流石にこれは酷い。
「森川さん……すみません。兄がご迷惑をおかけして」
「いや。まぁ。ああいう人だってのはわかっていたから、大丈夫だよ」
一回りくらい年下の男に心配されているようじゃダメだ。
「勇凛くんは何か指示されている?」
「仕事を見て回れと、言われています」
「え、その間勇哉さんは……?」
「どっかに行ってしまうので、社員の方に話しかけて聞いています」
──気の毒すぎる。
まだ入社もしていないのに、いいのかこの状況。
「……大変だな」
「はい。でも、やるしかないので。七海さんのためにも」
偉いな。
「そうだな。やるしかないな」
俺も川崎さんのためにここまで来てしまったわけで、彼女を助けられるように、少しでも早くここに馴染んでおきたい。
本当はそこまでコミュ力なんてないし、仕事だから仕方なくやっているだけ。
でも、今日から本気で気合を入れてやろう。と、自分を奮い立たせた。
そのあとは部署の人に片っ端から声をかえて仕事の内容を聞いた。
勇凛くんは俺の近くで一緒に聞いていた。
一生懸命メモをとっている。
ドタバタしながら昼になると、突然勇哉さんが戻ってきた。
「昼飯食いにいこ~~~」
飯のためだけに。
「勇凛くんは昼どうするの?」
「会社の近くで適当に食べようかと」
「川崎さんは?」
「七海さんは、休憩の時間が合わないんです……」
「森川くんまだ~~~?」
「勇凛くんも一緒に行く?」
「いえ、結構です」
兄貴たちに振り回されて大変だな。
俺もだけど。
「じゃあまたあとで」
この時まではまだ勇哉さんは、いつも通りに見えていた。
営業部。
これはきつい。
俺は全く経験がない。
「森川くんをみんなに紹介するね~~」
勇哉さんが社員に声をかけて、俺と勇凛くんは挨拶をした。
「森川と申します。宜しくお願いします」
「森川くん優しいしコミュ力あるから、すぐに仕事回していいよ~~」
研修とはいったい……。
「無茶ぶりやめてください……」
「え?そう?大丈夫、みんなどうにかしてくれるから!」
そして勇哉さんは行ってしまった。
なんで放置するんだよ。
流石にこれは酷い。
「森川さん……すみません。兄がご迷惑をおかけして」
「いや。まぁ。ああいう人だってのはわかっていたから、大丈夫だよ」
一回りくらい年下の男に心配されているようじゃダメだ。
「勇凛くんは何か指示されている?」
「仕事を見て回れと、言われています」
「え、その間勇哉さんは……?」
「どっかに行ってしまうので、社員の方に話しかけて聞いています」
──気の毒すぎる。
まだ入社もしていないのに、いいのかこの状況。
「……大変だな」
「はい。でも、やるしかないので。七海さんのためにも」
偉いな。
「そうだな。やるしかないな」
俺も川崎さんのためにここまで来てしまったわけで、彼女を助けられるように、少しでも早くここに馴染んでおきたい。
本当はそこまでコミュ力なんてないし、仕事だから仕方なくやっているだけ。
でも、今日から本気で気合を入れてやろう。と、自分を奮い立たせた。
そのあとは部署の人に片っ端から声をかえて仕事の内容を聞いた。
勇凛くんは俺の近くで一緒に聞いていた。
一生懸命メモをとっている。
ドタバタしながら昼になると、突然勇哉さんが戻ってきた。
「昼飯食いにいこ~~~」
飯のためだけに。
「勇凛くんは昼どうするの?」
「会社の近くで適当に食べようかと」
「川崎さんは?」
「七海さんは、休憩の時間が合わないんです……」
「森川くんまだ~~~?」
「勇凛くんも一緒に行く?」
「いえ、結構です」
兄貴たちに振り回されて大変だな。
俺もだけど。
「じゃあまたあとで」
この時まではまだ勇哉さんは、いつも通りに見えていた。
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