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第三章 決意
第38話
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一次試験の合格発表を控えてた私はソワソワしていた。
先生と一緒にいても落ち着かない。
見かねた先生に、元カレと行った動物園に連れて行かれた。
元カレっていうか、あっという間に別れたし、ここくらいしか行ってない。
先生は、元カレに嫉妬して自分で塗り替えようとしている。
着いてすぐにチケットを買って、足早に歩く先生。
「待ってください!!」
足が速い!
足がもつれて躓いてしまった。
「いたぁ……」
その時、焦った先生が私を抱き上げた。
「先生見られてるから降ろしてください!!」
「別に見られていいだろ」
過保護すぎる……!
結局擦りむいただけだった。
私がぼーっとしてたら、
「寝てないだろ」
バレている。
先生が膝の上に私の頭を乗せた。
何この状況。
膝枕。
「ここならあんまり人通らないだろ」
膝枕。幸せすぎる……。
あの先生が、あの強引で自分勝手な先生が、こんな事をする事にギャップ萌えしている。
頭を撫でられてるうちに眠たくなってきた。
気がついたら、夕方になっていた。
「え……」
先生は──
先生も寝ている!!
「先生起きてください!!」
ゆっくり目を覚ました先生は、寝ぼけ眼で、なんかかわいい。
悶えてる場合じゃない!
結局ほとんど何もできずに閉館に。
しまいには
「事故渋滞か……」
運悪く一本道。
全く進まない。
このままじゃ家に着くのが深夜になる。
悶々としていたら、車が帰路を外れた。
「え、先生どこに行くんですか?」
「適当に」
適当!?不安だ。
そしてたどり着いた先には──
どう考えても周囲と調和の取れてない建物。
その駐車場に車を入れる先生。
「先生……まさかここに?」
「どうせ深夜につくならこの方がいい」
ただの口実にも聞こえる。
先生は躊躇なく出て建物の入り口に。
先生、こういう場所も慣れているんだな……。
また凹む。
私は初めてで怖い。
先生についていくと、パネルのボタンを押している。
これは……?
パネルには、部屋の画像や宿泊料金が書かれている。
生々しい。
私がじーっと見ていると、後ろからカップルの声が聞こえた。
先生は急いで私の手を引っ張てエレベーターに乗った。
エレベーターの中では無言。
緊張する……!
階について、先生が向かう先についていく。
先生がドアを開いたその先は、見たことも無い空間だった。
ベッドが大きい。
その周りが鏡で囲まれている。
ここで寝るの!?
先生はソファに座った。
「入れよ」
入れるか!!
「先生、慣れてるんですね」
先生は目を逸らした。
泣きたい。
きっと色んな人と行ったことがあるのかな。
私が一人付き合っただけでキレてたのに、自分の事は棚に上げる。
「風呂はいる?」
「え!?」
ふと横をみると、ガラス窓の向こうにジャグジーみたいなバスタブが見えた。
これどう考えても一人用じゃない。
「私は一人がいいです……」
私がソワソワしていると、先生は風呂の給湯ボタン押していた。
「待ってください!私こんなとこ来るの初めてないんです!」
「だから面白い」
先生はにやっと笑った。
完全に弄ばれている。
結局、二人で入る流れに。
無理!恥ずかしい!
背を向けてチラッと見たら、もう先生は既に入っている。
「早くしろ」
流石に先生もイライラしている。
仕方なく諦めて入る事にした。
なんでこんな事に……。
動物園に行くだけだったのがとんだ災難だ。
少し先生から離れて湯船に入った瞬間、先生に抱き寄せられた。
「合格発表の事、忘れられた?」
あ……。
「あ、頭から抜けてました」
それどころじゃなかった。でも──
「先生、ありがとうございます」
私の事を考えていてくれていたことが嬉しかった。
その時、先生の唇が耳元に近づいた。
「お礼は?」
「え?」
先生のその時の表情は、案の定……。
お風呂から上がったら、周囲を鏡で覆われたベッドの上で、ただただ恥ずかしい思いをさせられた。
これは先生の気晴らしなのかもしれないと、この時思った。
合格発表は三日後だ。
先生と一緒にいても落ち着かない。
見かねた先生に、元カレと行った動物園に連れて行かれた。
元カレっていうか、あっという間に別れたし、ここくらいしか行ってない。
先生は、元カレに嫉妬して自分で塗り替えようとしている。
着いてすぐにチケットを買って、足早に歩く先生。
「待ってください!!」
足が速い!
足がもつれて躓いてしまった。
「いたぁ……」
その時、焦った先生が私を抱き上げた。
「先生見られてるから降ろしてください!!」
「別に見られていいだろ」
過保護すぎる……!
結局擦りむいただけだった。
私がぼーっとしてたら、
「寝てないだろ」
バレている。
先生が膝の上に私の頭を乗せた。
何この状況。
膝枕。
「ここならあんまり人通らないだろ」
膝枕。幸せすぎる……。
あの先生が、あの強引で自分勝手な先生が、こんな事をする事にギャップ萌えしている。
頭を撫でられてるうちに眠たくなってきた。
気がついたら、夕方になっていた。
「え……」
先生は──
先生も寝ている!!
「先生起きてください!!」
ゆっくり目を覚ました先生は、寝ぼけ眼で、なんかかわいい。
悶えてる場合じゃない!
結局ほとんど何もできずに閉館に。
しまいには
「事故渋滞か……」
運悪く一本道。
全く進まない。
このままじゃ家に着くのが深夜になる。
悶々としていたら、車が帰路を外れた。
「え、先生どこに行くんですか?」
「適当に」
適当!?不安だ。
そしてたどり着いた先には──
どう考えても周囲と調和の取れてない建物。
その駐車場に車を入れる先生。
「先生……まさかここに?」
「どうせ深夜につくならこの方がいい」
ただの口実にも聞こえる。
先生は躊躇なく出て建物の入り口に。
先生、こういう場所も慣れているんだな……。
また凹む。
私は初めてで怖い。
先生についていくと、パネルのボタンを押している。
これは……?
パネルには、部屋の画像や宿泊料金が書かれている。
生々しい。
私がじーっと見ていると、後ろからカップルの声が聞こえた。
先生は急いで私の手を引っ張てエレベーターに乗った。
エレベーターの中では無言。
緊張する……!
階について、先生が向かう先についていく。
先生がドアを開いたその先は、見たことも無い空間だった。
ベッドが大きい。
その周りが鏡で囲まれている。
ここで寝るの!?
先生はソファに座った。
「入れよ」
入れるか!!
「先生、慣れてるんですね」
先生は目を逸らした。
泣きたい。
きっと色んな人と行ったことがあるのかな。
私が一人付き合っただけでキレてたのに、自分の事は棚に上げる。
「風呂はいる?」
「え!?」
ふと横をみると、ガラス窓の向こうにジャグジーみたいなバスタブが見えた。
これどう考えても一人用じゃない。
「私は一人がいいです……」
私がソワソワしていると、先生は風呂の給湯ボタン押していた。
「待ってください!私こんなとこ来るの初めてないんです!」
「だから面白い」
先生はにやっと笑った。
完全に弄ばれている。
結局、二人で入る流れに。
無理!恥ずかしい!
背を向けてチラッと見たら、もう先生は既に入っている。
「早くしろ」
流石に先生もイライラしている。
仕方なく諦めて入る事にした。
なんでこんな事に……。
動物園に行くだけだったのがとんだ災難だ。
少し先生から離れて湯船に入った瞬間、先生に抱き寄せられた。
「合格発表の事、忘れられた?」
あ……。
「あ、頭から抜けてました」
それどころじゃなかった。でも──
「先生、ありがとうございます」
私の事を考えていてくれていたことが嬉しかった。
その時、先生の唇が耳元に近づいた。
「お礼は?」
「え?」
先生のその時の表情は、案の定……。
お風呂から上がったら、周囲を鏡で覆われたベッドの上で、ただただ恥ずかしい思いをさせられた。
これは先生の気晴らしなのかもしれないと、この時思った。
合格発表は三日後だ。
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