【続編】ダイヤの指輪─先生と私の歩む未来─

七転び八起き

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第2話

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 私は先生と同じ場所に立ちたくて、教員になる為に大学生活を頑張ってきた。
 会えない期間も乗り越えきた。
 そして、採用試験にも合格したのにも関わらず、スクールカウンセラーになるべくそれを辞退した。
 心理学系の大学院に入学する為に、今度は受験勉強中。

 その日は大学の図書館に居た。
 自分で選んだ道だけどしんどい。
 論文を書きながら受験勉強なんて。

 しかも、試験には英語もある。
 英語はあまり得意じゃない。
 こんなんで受かるの?

 悶々としていたら、スマホにメッセージがきた。

『勉強どう?』

 先生からだった。

 先生……先生に会いたい!

『先生に会いたいです』

 無意識に送ってしまった。

 あーーー!

 自分で選んだからには頑張るって決めたのに!
 先生に甘えないって決めたのに!

 送信取消をしようとしたけど、もう既読がついている。

 弱音なんて吐いちゃダメだ。
 私はまた勉強に取り掛かった。

 ──一時間後

 学校に併設されているカフェで休憩をしていた。
 その時先生から電話がかかってきた。

『今どこにいる?』
「お疲れ様です。すみません……大学のカフェにいます」
『じゃあ今からそっちに行く』

 え?
 大学に!?
 それはちょっと困る!
 他の子達に見られるとややこしい!
 ただでさえ指輪をしているから彼氏見たいと言われてるし、しかもダイヤだからすごい目立つ。

白乃しのー!」

 運悪く、教職の授業のクラスの子達が来てしまった。

「白乃、採用試験受かったのに辞退するとかもったいない!」

 そうなんだけど。

「どうしてもスクールカウンセラーになりたくて」
「卒論もあるのに、院の試験もあって大変そう」

 大変。本当に。

「てか早く白乃の彼氏見たいんだけど」

 三人に囲まれて……早く、早く、どっかに行ってー!
 しかしそのまま別の話をし始めて、全く帰ってくれない。
 私がここから出るしかない。

 立ち上がった、その時──
 先生が横に立っていた。
 間に合わなかった……。

「お待たせ」

 先生……嬉しいんだけど。

「え、この人なの!?」
「すごいイケメン!」
「背高い!」

 見られてしまった。

「友達?」

 先生はニコニコしてる。

「はい……教職の授業で一緒の」

 三人とも目がキラキラしている。

「学校の先生なんですよね??」
「そうだよ」

 先生の営業スマイル。

「どうやって白乃と付き合ったんですか?」

 これ以上聞かないでー!

「白乃が卒業した後に告白されたんだ」
「え?」

 先生……何で嘘をつくの?

「私も同じ学校がよかったー!」

 その後、先生とカフェを出て、駐車場まで歩いた。

「先生。事実と違うこと言わないでください!」
「事実を話したら問題になるだろ」

 その通りなんだけど……。

 その後、先生の家まで帰ってお礼を言った。

「突然呼び出してしまってすみませんでした」

 先生が何か考えている。

「ちょっと相談があるんだけど」

 なんだろう。

 先生の家に入ってソファに座った。

「いつ籍入れる?」

 全く考えていなかった──
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