7 / 7
君は知らない
しおりを挟む
去年、俺たちが放課後音楽室で出会って、俺はいぶきに恋をした。
最初は自分の感情に戸惑った。
いぶきは男で、ただ俺のピアノが好きってなだけ。
興味本位で押しかけてきた迷惑なやつ。
──だったのに
手に触れてしまった。
キスをしてしまった。
いぶきの気持ちを無視して求めてしまった。
困らせてしまった。
でも、俺の欲望に正面から向き合ってくれたいぶき。
初めて人と肌を重ねた日。
繋がった日。
全てが満たされた日。
恋がこんなに苦しいものだと知ってしまった。
恋がこんなに俺の心を満たしてくれる事を知った。
会いたい、そばに居たい、触れたい。
いぶきは変わった、強く気持ちをぶつけるようになった。
俺を求めるようになった。
いぶきにこんな面があることに驚いたけど、嬉しかった。
いぶきに必要とされていることが。
人目を忍んで触れ合う関係。
いぶきの唇が触れる場所が花が開いたように、優しく暖かくて心地がいい。
陽だまりにいるようだ。
いぶきに包まれていると幸せだ。
いぶきの衝動がぶつかるたびに、知らない感覚に目覚めていく。
いぶきにどんどん染まっていく。
また二人で音楽室で乱れている。
いぶきのつけた痕が体中にある。
消える頃にまたつけられてしまう。
それが嬉しい。
いぶきに支配されることに悦びを感じている。
夕陽に照らされるいぶきは別人のように鋭い。
いぶきはわかってない。
自分がどれだけ魅力的なのか。
いぶきが変わってから女子の視線が変わった。
いぶきの噂をしている奴らがいる。
いぶきを狙っている奴がいる。
その度に心が揺さぶられる。
そんな事を知らないいぶきは、俺に好きだと言って強く抱きしめる。
苦しくなるくらい。
そして、俺に触れてくる、入ってくる。
悶えて、震えて、果てて。
また火をつけられて。
ずっと繰り返される。
誰にも渡さない。
永遠に俺のもの。
最初は自分の感情に戸惑った。
いぶきは男で、ただ俺のピアノが好きってなだけ。
興味本位で押しかけてきた迷惑なやつ。
──だったのに
手に触れてしまった。
キスをしてしまった。
いぶきの気持ちを無視して求めてしまった。
困らせてしまった。
でも、俺の欲望に正面から向き合ってくれたいぶき。
初めて人と肌を重ねた日。
繋がった日。
全てが満たされた日。
恋がこんなに苦しいものだと知ってしまった。
恋がこんなに俺の心を満たしてくれる事を知った。
会いたい、そばに居たい、触れたい。
いぶきは変わった、強く気持ちをぶつけるようになった。
俺を求めるようになった。
いぶきにこんな面があることに驚いたけど、嬉しかった。
いぶきに必要とされていることが。
人目を忍んで触れ合う関係。
いぶきの唇が触れる場所が花が開いたように、優しく暖かくて心地がいい。
陽だまりにいるようだ。
いぶきに包まれていると幸せだ。
いぶきの衝動がぶつかるたびに、知らない感覚に目覚めていく。
いぶきにどんどん染まっていく。
また二人で音楽室で乱れている。
いぶきのつけた痕が体中にある。
消える頃にまたつけられてしまう。
それが嬉しい。
いぶきに支配されることに悦びを感じている。
夕陽に照らされるいぶきは別人のように鋭い。
いぶきはわかってない。
自分がどれだけ魅力的なのか。
いぶきが変わってから女子の視線が変わった。
いぶきの噂をしている奴らがいる。
いぶきを狙っている奴がいる。
その度に心が揺さぶられる。
そんな事を知らないいぶきは、俺に好きだと言って強く抱きしめる。
苦しくなるくらい。
そして、俺に触れてくる、入ってくる。
悶えて、震えて、果てて。
また火をつけられて。
ずっと繰り返される。
誰にも渡さない。
永遠に俺のもの。
0
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
【完】君に届かない声
未希かずは(Miki)
BL
内気で友達の少ない高校生・花森眞琴は、優しくて完璧な幼なじみの長谷川匠海に密かな恋心を抱いていた。
ある日、匠海が誰かを「そばで守りたい」と話すのを耳にした眞琴。匠海の幸せのために身を引こうと、クラスの人気者・和馬に偽の恋人役を頼むが…。
すれ違う高校生二人の不器用な恋のお話です。
執着囲い込み☓健気。ハピエンです。
届かない手を握って
伊原 織
BL
「好きな人には、好きな人がいる」
高校生の凪(なぎ)は、幼馴染の湊人(みなと)に片想いをしている。しかし湊人には可愛くてお似合いな彼女がいる。
この気持ちを隠さなければいけないと思う凪は湊人と距離を置こうとするが、友達も彼女も大事にしたい湊人からなかなか離れることができないでいた。
そんなある日、凪は、女好きで有名な律希(りつき)に湊人への気持ち知られてしまう。黙っていてもらう代わりに律希から提案されたのは、律希と付き合うことだった───
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
クズ彼氏にサヨナラして一途な攻めに告白される話
雨宮里玖
BL
密かに好きだった一条と成り行きで恋人同士になった真下。恋人になったはいいが、一条の態度は冷ややかで、真下は耐えきれずにこのことを塔矢に相談する。真下の事を一途に想っていた塔矢は一条に腹を立て、復讐を開始する——。
塔矢(21)攻。大学生&俳優業。一途に真下が好き。
真下(21)受。大学生。一条と恋人同士になるが早くも後悔。
一条廉(21)大学生。モテる。イケメン。真下のクズ彼氏。
人並みに嫉妬くらいします
米奏よぞら
BL
流されやすい攻め×激重受け
高校時代に学校一のモテ男から告白されて付き合ったはいいものの、交際四年目に彼の束縛の強さに我慢の限界がきてしまった主人公のお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる