性悪聖者と悪魔のしもべ

ハリエニシダ・レン

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聖者のそれ

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「力を抜け」

聖者の言葉にコクリと頷いた。
嫌だろうがなんだろうが、俺の身体は夢の中でこの行為に慣らされきっている。
ケツの穴にものを突っ込まれる行為に。

いつも悪魔にそうされている時みたいに身体から力を抜いて聖者の背中に腕を回すと、クスリと笑われた。

「いい子だ」

っ…いい子って何だよ。ふざけやがって。

悪態は期待に埋もれる。

早く欲しい。
この中に。
奥まで突かれて。
脳天が痺れるような。
快感が欲しい…。

「…いくぞ?」

「っ…もっ…早く…しろよっ…」

ここまできてわざわざ確認する聖者。
それが焦らされているようで。
腹が立って。
怒鳴った。
声はかすれて小さくて、てんで迫力なんてなかったろうけど。

「…ああ」

呟くように返事した聖者のそれが挿入ってくる。
現実では初めての行為。
ケツの穴が広げられていく圧迫感。

聖者の背中に爪を立てる。
そうしないと、意識が持っていかれそうで。

「まだほんの先っぽだ」

わざわざ言われてムカついて。
身体に力が入ったら、また少しねじ込まれた。

「力を抜け」

「っ…あっ…うっ…」

クソっ…ああっ…もうっ…

圧迫感が、脳内で快感に変換される。
息が荒くなる。

「っ…早く…もっと…寄越せっ…」

そんな言葉が口をつく。
けれど聖者が先ほどより早いペースで腰を進めれば、緊張に身体が強張った。
聖者が笑う。

「…強がるな。そういうのも可愛いとは思うがな?」

可愛いってなんだよっ…

ムカつきながらも、ゆっくり奥に挿入ってくるそれが気持ちいい。
早く奥まで欲しい。
けど実際に一気にヤられたら辛いのもさっきのでわかったから。
聖者にしがみついて耐える。

ああ…クソっ…もっと早く奥まで欲しいっ…



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