本編完結R18)メイドは王子に喰い尽くされる

ハリエニシダ・レン

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第1章

14 長男が本格的に参加しました

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それからも、殿下は私を抱くたびにレオンもベッドに呼んだ。

殿下は私の口を布で塞いで、レオンに胸を愛撫させた。
私の制止の言葉を封じた上で、殿下はどう触ったら私が感じるのかをレオンに教えた。

「閨の教育だよ」

と笑いながら。
何度かそんな夜が繰り返され、レオンの舌の動きが変わっていった。
ただ甘えてしゃぶるものから、私が感じるところを執拗に責めるものへと。
レオンはすっかり、私がどこをどう触られたら感じるのか覚えてしまっていた。

数ヶ月後、口布を外された頃には、レオンは私の制止を聞かなくなっていた。

「気持ちいいんでしょう?もっと気持ちよくしてあげる。母上…」

違うと言おうとしても、乳首を甘く噛まれて指で転がされると、喘いでしまう。
殿下が面白そうにそれを観察しているので尚更。
レオンを体から引き剥がそうとしても、殿下に止められる。

「ダメだよ、リーシャ。僕らの息子に、女の扱い方を教えてあげて」

そうして後ろ手に腕を拘束された。

「まだ、早過ぎますっ」

それ以前に、私が相手をするのが問題なのだけれど。

「ふふっ。こんなに早いうちから仕込んだら、将来が楽しみだね?」

レオンが乳首を吸うのと同時に、殿下に首筋を吸われて、思わず声が出てしまう。

「今のは、どっちで感じたのかな?」

くすりと笑いながら、殿下が私の体を愛撫する。
その言葉の通り、どちらにどこを触られているのかわからなくなってくる。

「殿下っ…ダメですっ…こんな…」

「「こんな」何?「こんな気持ちいいこと」?」

殿下の手が腰に回され、体を持ち上げられた。

そしてベッドに座った殿下の上に、腰を下ろすようにして貫かれた。
レオンは未だ、私の胸に吸いついている。
必死に声を殺そうとする私に殿下が囁いた。

「リーシャ。声、我慢しないで」

そんな、無茶を言う。
息子に聞かせられるようなものでは、ないというのに。
けれど

「リーシャの可愛い声が聞こえないのは、きっとレオンの頑張りが足らないからだね。レオンを折檻しないといけないなぁ」

「殿下っ…そんなっ…」

「でも、君を気持ちよくさせられているのなら、その必要はないよね?」

「っ………!」

「リーシャ…」

殿下が、低い声で私を促した。
諦めて、ひき結んでいた口を解く。
あられもない声が溢れ出た。

「リーシャ、気持ちいいんだね」

「…はい………」

「僕と、血を分けた実の息子にいやらしく愛撫されて、感じてるんだね?」

「…っ!」

「リーシャ、返事」

容赦のない、冷たい声。

「…はい」

「…どう返事するのか、教えたよね?」

「っ!」

辛くて涙が溢れる。
でも、答えなければレオンが何をされるかわからない…。

「…っ殿下と…実の息子の愛撫で…感じて…いま…す…」

「ふふっ。レオン聞いた?よかったね。母上、気持ちいいってさ」

そして、殿下は穏やかに命じた。

「レオン、危ないから少し離れておいで」

レオンは、殿下の指示には素直に従った。

「いい子だね。ちゃんと見ているんだよ」

殿下は私をうつ伏せにすると、後ろから激しく貫いた。
ちょうど私の顔のすぐ前に、レオンの顔がある。

「よく見ておきなさい。それが母上が感じている時の顔だよ」

「ああっ!ダメっ!レオン…見ないでっ!」

レオンは目を逸らさない。

「母上、気持ちいいの?」

少し心配そうな問いかけ。

「ほら、僕らの息子が訊いているよ?答えて、リーシャ」

「………」

もう何度も言わされているのに、どうしても躊躇ってしまう。
殿下の声が一段低くなった。

「リーシャ。僕はそんなに、気が長くはないんだよ?」

「…っ!気持ち…いいわ…」

慌てて答えるのと同時に、殿下のモノが奥まで突き込まれた。
悲鳴のような喘ぎ声が出てしまうのを止められる訳もない。

「君の母上は、僕にこうされるのが気持ちよくて大好きなんだよ。そうだよね?リーシャ」

「はい…私は…殿下に乱されるっ…のが…気持ちよく…て…大好きですっ…」

流石に今度はすぐに答えた私を、くすりと殿下が笑う。

「いい子だね、リーシャ」

そして、いつものように中を蹂躙される。
何度もイった私の奥で、殿下は満足そうに果てた。


「リーシャ」

ぐったりとベッドの上に倒れ込む。もう指一本動かせない。
殿下が穏やかな声で私の名を呼んで、頭に、頬に、何度もキスをする。まるで愛しい相手にするように。

殿下は、ごく稀にこういうことをするから、私は混乱してしまう。
そんな筈ないのに、と。
こんな酷いことを、愛する相手にする人なんて、いるわけないのに。
そんな筈がないと、わかっているのに。ごく稀に、あまりに優しい仕草で、殿下が私に触れるから…。

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