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第1章

15 次男も加わりました

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レオンが成長すると、殿下は下の愛撫も教えた。
そして次男のサイラスもそこに加わるようになった。


殿下に後ろから拘束され、息子に二人がかりで下の口を愛撫される。

「暴れてはダメだよ、リーシャ。息子たちが怪我をしてしまう」

殿下はまるで幼い子どもに言い聞かせるように耳元で囁き、私のこめかみにキスをする。
その間にも、小さな手が下半身の突起を潰し、私の体内へと入ってくる。

「レオン…サイラス…やめて………」

レオンは止まらない。サイラスは、戸惑ったように一瞬動きを止めた。
でも

「サイラス、教えただろう?こういう時の女の人の言葉は聞いちゃいけないって。恥ずかしさのあまり嘘をついているからね」

「嘘、ですか?」

「そう、嘘だよ」

殿下は優しく笑う。

「その証拠に、蜜が溢れて止まらないだろう?」

その言葉の通り、私の秘所からは、とめどなく蜜が溢れてしまっていた。

「嘘つきな母上には、少しお仕置きをしてあげないとだね?」

殿下に促されて、サイラスが再び私の陰核を弄り始める。

「嫌っ!許してサイラスっ…嫌っ…」

サイラスは、もう止まらない。

「嘘はダメなんですよ?お母様」

きゅっと摘まれて、あえなく達してしまった。

「ほら、リーシャ。イったってサイラスに教えておあげ?」

無言で首を横に振る。
そんなこと、できるはずがない。
でも、

「サイラス、母上にはもう少しお仕置きが必要みたいだね」

殿下の言葉にサイラスが頷いて、再び陰核を弄り始める。

「お願いっ!サイラスっ…ダメなのっ…」

「お母様。こういう時は「いい」って言うんですよね?お母様が素直になれるまで、僕、やめませんから…」

サイラスの指の動きが激しくなった。
そして

「母上、サイラスばかり構わないでください…」

少し怒ったような声で、レオンが中の弱いところを強く押した。

仰け反りびくびくと体を震わせる私を、レオンの指も容赦なく責める。

「僕のことも、ちゃんと見てください…」

激しい指の動きに身悶えると、レオンは嬉しそうに笑った。

「母上、気持ちいいですか?」

無邪気な問いかけに返事に詰まる。

「リーシャ、答えておあげ」

殿下の意味ありげな声。
何かを企んでいるような。
それが怖くて

「いいっ…気持ちいい…わ…レオン…」

そう伝えると、レオンはにっこり笑った。

「よかった。じゃあ、もっとよくしてあげます」

そして頭をそこに近づける。
まさかーー

口で、触れられた。
実の息子に、そんなところを。

嫌あーっ!

叫ぼうとした口は、殿下の唇に塞がれていた。
口内を殿下の舌が舐め回して、陰唇にレオンの舌が入り込む。

「上手だね、レオン」

殿下が優しく褒める。

「もっと奥まで舌を挿れてあげられるかい?」

その言葉に促されて、レオンの舌が更に奥へと挿入ってきた。
拒絶の言葉は、殿下の唇に吸い取られて、発せられない。

「舌でイかせてあげなさい」

殿下の声が無情に響いて、レオンの舌の動きが早くなった。

くぐもった喘ぎ声をあげながら、身を捩ることしかできない。


そして………頭の中が真っ白になった。

びくびくと身を震わせる私の肩を撫でながら、殿下がレオンを褒める。

「上手にできたね」

「本当?」

パッと顔を輝かせて、レオンが笑う。

「ああ、本当だとも」

殿下が大きな手でレオンの頭を優しく撫でた。

「ほら、お母様の顔を見てごらん?」

顎を掴まれ、無理矢理にレオンの方を向かされる。

「母上………」

レオンの興奮した瞳と、視線が合わさる。

「母上、本当?」

顎を掴む殿下の指に、力がこもった。
「わかってるよね?」という声が聞こえた気がした。

「…ええ、本当よ………凄くよかったわ…」

震える声で、こう言うしかなかった。
殿下は息子たちを可愛がってはいるけれど、それでも私が言う通りにしなければ、酷いことをしそうで…。

「よかった!僕、もっと頑張ります!」

「それはまた、今度だね。そろそろお父様に譲っておくれ」

殿下は、レオンを止めて私の体を持ち上げると、すっと手を離した。
重力で、殿下のモノが一気に体の奥まで埋まる。

仰け反らせた首を、殿下に噛まれた。

「リーシャ、息子たちばかりでなく僕にも構っておくれ」

激しく中を揺さぶられて、頭の中がぐちゃぐちゃになる。
泣き叫ぶ私に、レオンが心配そうな目を向けた。

「母上…大丈夫…?」

「ほら、リーシャ答えておあげ。とっても気持ちいいって…」

耳元で囁く殿下の声に、快楽が膨れ上がる。

「大…丈夫…よ…レオン……凄く…凄く…気持ち…いい…の…」

切れ切れの言葉に、殿下のモノが大きくなった。

「素敵だよ、リーシャ」


殿下は直前で引き抜くと、熱い白濁を私の体に吐き出した。

どろりと背中に感じる熱と匂い。
そして、物足りなそうに収縮する私の中。

「殿下…」

思わず首を後ろに回して殿下を見つめると、深いキスをされた。
絡まる舌に、呆気なく果てる。

「リーシャ。君は僕のモノだ」

そんな声が聞こえた気がしたけれど、聞き返す間も無く意識は闇に落ちた。

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