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本編
2 初夜2
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熱いもの…彼の唇が私の肌に触れる。
チリっとした感覚の後、それは別の場所へと移る。
時々、軽い痛みの後でベロリと同じ場所を舐められる。私の身体が何故かびくりと跳ねる。すると、彼が嬉しそうに笑う。そして先ほどよりも、ほんの少しだけ強い痛みが与えられる。
重ねられる小さな痛みに、思考が霞んでいく。
夫が何か言っているけれど、まるで異国の言葉であるかのように聞き取れない。
ぼやけた視界で、彼を見つめる。
私の方を向いている、夫となった人の顔。よく見えないけれど、多分私を見つめているのだろう。
彼の、荒い息遣いだけは何故かよく聞こえた。呼吸の合間に囁いているのは私の名前、だろうか。分からない。
全身が、熱くて。熱くて。熱くて。もう無理ーー
そう思った時、とてつもない痛みが下腹部に与えられた。叫んでも暴れても、その痛みは酷くなる一方で。身体の中で、何か得体の知れない物が暴れ回っているようで。
怖くて怖くて叫んで縋って。
そしていつの間にか意識を失っていた。
チリっとした感覚の後、それは別の場所へと移る。
時々、軽い痛みの後でベロリと同じ場所を舐められる。私の身体が何故かびくりと跳ねる。すると、彼が嬉しそうに笑う。そして先ほどよりも、ほんの少しだけ強い痛みが与えられる。
重ねられる小さな痛みに、思考が霞んでいく。
夫が何か言っているけれど、まるで異国の言葉であるかのように聞き取れない。
ぼやけた視界で、彼を見つめる。
私の方を向いている、夫となった人の顔。よく見えないけれど、多分私を見つめているのだろう。
彼の、荒い息遣いだけは何故かよく聞こえた。呼吸の合間に囁いているのは私の名前、だろうか。分からない。
全身が、熱くて。熱くて。熱くて。もう無理ーー
そう思った時、とてつもない痛みが下腹部に与えられた。叫んでも暴れても、その痛みは酷くなる一方で。身体の中で、何か得体の知れない物が暴れ回っているようで。
怖くて怖くて叫んで縋って。
そしていつの間にか意識を失っていた。
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◆◇◆◇◆◇◆
読んでくださり感謝いたします。
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