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オマケの舞台裏
2 妻のこと
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今年結婚した妻とは、そこそこ仲良くなれたような気はするのだが、なんとなく齟齬を感じていた。
挙句に昨夜は泣かれてしまった。
理由を聞いても教えてくれず。
もしかして、俺は妻のことを何もわかっていないんじゃないだろうか
そう思ったら、その日はそれ以上は何もできなくなった。
ただ、俺に抱きしめられても嫌そうな素振りは見せないので、嫌われている訳ではないと思うのだが…
翌朝早く、出かける前に侍女の一人になんとなく聞いてみた。侍女から見た妻はどんななのだろうと。
すると、妻は小説が好きだと言う。
…知らなかった。
やはり俺は、妻のことを知らなすぎるようだ。
その侍女に金を渡して、妻が読んでいるのと同じ小説を買ってくるよう言いつけた。
同じ本を読めば、見えてくる何かがあるかもしれない。
夜遅くに仕事から帰ると、朝に話した侍女が出迎えついでに本を持ってきてくれた。
…妻のことを理解しないままでは、また泣かせてしまうかもしれない
そう思って、その日は妻のところへは行かずに、妻が好きだというその小説を読んで過ごすことにした。
挙句に昨夜は泣かれてしまった。
理由を聞いても教えてくれず。
もしかして、俺は妻のことを何もわかっていないんじゃないだろうか
そう思ったら、その日はそれ以上は何もできなくなった。
ただ、俺に抱きしめられても嫌そうな素振りは見せないので、嫌われている訳ではないと思うのだが…
翌朝早く、出かける前に侍女の一人になんとなく聞いてみた。侍女から見た妻はどんななのだろうと。
すると、妻は小説が好きだと言う。
…知らなかった。
やはり俺は、妻のことを知らなすぎるようだ。
その侍女に金を渡して、妻が読んでいるのと同じ小説を買ってくるよう言いつけた。
同じ本を読めば、見えてくる何かがあるかもしれない。
夜遅くに仕事から帰ると、朝に話した侍女が出迎えついでに本を持ってきてくれた。
…妻のことを理解しないままでは、また泣かせてしまうかもしれない
そう思って、その日は妻のところへは行かずに、妻が好きだというその小説を読んで過ごすことにした。
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