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出会い編
キュウリある?
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それは…ほんの気の迷いだった。
ちょっと疲れていたのだ。
仕事でも。それ以外の人間関係でも。
もう…やだ…
みんな勝手なことばかり。
上司も同僚も後輩もお客さんも。
それに友達だって…。
…疲れた…。
ぼーっとスマホを眺める。
疲れたし、ストレスも溜まっててムラムラする。
もうどれくらい、エッチしてないだろう…。前の彼と別れて以来だから1…2………随分前だ。
嫌になって考えるのをやめた。
それに、思い返せば前の彼もエッチは身勝手な人だった。自分がやりたい時にだけ強引に迫ってきて、好きなように動いて私がイってないのに出してさっさと寝るような、そんな人だった。
それでもエッチ以外は優しかったから結構続いてたんだけど、結局合わなくなって別れてしまった。
彼氏…はいらないけど、エッチしたいなー…
スマホから目を外して天井を眺める。
特にこう、ストレスが溜まっている時はしたくなる。
でも出会い系はちょっと怖い。
何されるかわからないし。
それに万が一妊娠したら嫌だし…。
ごろんとベッドの上で、寝返りをうつ。
安全に気持ちいいことだけ、したいなぁ…
ぼんやりとスマホを弄る。
ふと、あるスレッドが目を引いた。
通話エッチ募集スレ
気づいたら開いていた。
このひとたち、8割以上は冷やかしかネカマなんだろうな
そんな風に思いながら、書き込みを眺める。
女の子(推定ネカマ)の募集多いな…。
チヤホヤされて、きゃっきゃうふふして、楽しそう…。
でも時々、男の人の募集もある。
ギラついてて、ちょっと笑っちゃうくらい前のめりなのや、誰が引っかかるんだよこんなの、っていうような味気ないの。
もうちょっと頑張れ
そう心の中で突っ込みを入れつつスクロールする。
不意に一件の書き込みが目に留まった。
タケル
男
35才
エンジニア
今すぐ希望。
特技: 言葉責め。
焦らすのが好きです。恥ずかしい言葉を言わせるのも好きです。何度もイかせないと満足できません。かなりしつこいですがよろしくお願いします。
※希望があれば、なるべく沿うようにします。
それを読んだ瞬間、なんだかもの凄くムラムラきて、気づいたら記載されていた通話アプリにメッセージを送っていた。
魔が差したとしか言いようがない。
返事はすぐにきた。
今、大丈夫?
早っ!と驚きつつも反射的に返してしまった。
…大丈夫
直後に電話が鳴った。
ビクっとする。
電話は鳴り続けている。
おそるおそる、手を伸ばして通話ボタンを押した。
「……………はい」
「ナナさん?」
低めのいい声。
「…はい」
「タケルです」
「…はい」
「募集掲示板見た人だよね?」
「…はい」
「女の人、だよね?」
「…はい」
「はい」しか出てこなくて焦る。
相手が黙った。
…どうしよう…何か言った方がいいのかな…でも何を………
頭がぐるぐるする。
その時、また向こうが喋った。
「…緊張してる?」
「…はい」
ちょっとの間。
「………もしかして、こういうの初めて?」
「…………………はい…」
恥ずかしくて、声が小さくなってしまった。慣れてなくて面倒だと、思われたりしないだろうか…
不意に、初めての人に「チッ。処女かよ面倒くせぇ」と言われたのを思い出して通話を切りそうになる。
けれど、電話の向こうで「ラッキー」と呟く声がした。
「え…?」
思わず聞き返すと楽しげな笑い声が返ってきた。
「ああ、ごめんごめん。女の子に「初めて」って言われるとテンション上がるなって」
「面倒くさく…ない?」
「全然!手取り足取り教えてあげたくなっちゃう。まあ、通話じゃ手も足も触れないけどね」
朗らかなその声に、少し緊張が解れた。
「あの…タケル…さん…は、こういうの慣れてるんですか?」
なんか慣れてそうだけど…。
「あー、うん。たまにね?勝手は分かってるつもりだから任せてくれていいよ」
「は…い…」
あからさまな嘘を吐く人じゃなくてほっとした。
「じゃあ先ずは、大事なことの確認」
「はい…」
なんだろう。
姿勢を正す。
「オモチャって持ってる?」
「…へ??」
驚いて変な声が出てしまった。
「ローターとかディルドとかそういう……持ってなさそうだね。その感じだと」
「…ごめんなさい」
何故か謝ってしまった。
「あ、いいよいいよ。じゃあ料理はする人?」
「え…します…けど……?」
いきなり話が飛んだ。
目を瞬く。
「キュウリ、今ある?」
…飛んでなかった。
冷蔵庫に確かあったはず…。
「あの…ある…と思います」
「取ってきて」
「はい…」
電話を持ってペタペタと歩いてキッチンの冷蔵庫を開ける。
あった…
三本入りで、昨日一本使った奴が。
「あった?」
冷蔵庫を開ける音が聞こえたのだろうか。タケルさんが確認してきた。
「…ありました」
「じゃあ一本出して、洗ってよく拭いて」
「はい…」
脇の流しで軽く洗う。
今からこれ…私の中に…
想像して顔が赤くなる。
「それとゴムは?ある?」
「あ、あります…」
前の彼氏と使った残りが、まだあったはずだ。
「じゃあそれも用意して」
「はい……」
キュウリを持って部屋に戻って、引き出しを開けてゴムを取り出す。
いくつだろう…二枚…?
よくわからないので一応二枚取ってベッドの上に戻った。
ギシリと軋んだ音が響く。
「準備できた?」
「はい……」
どうしよう。今さら恥ずかしい。
ベッドの上にペタンと座って、目の前には瑞々しいキュウリとコンドーム。
一人で顔を赤くする。
「今どんな格好してるの?」
「部屋着…です…」
あ…これじゃわからないよね…
言ってから気づいて焦ったけど
「ナナはどんなのを部屋着に着てるの?」
タケルさんに気にした様子はなかった。
よかった…。
それに…呼び捨てにされた…
それだけでついドキドキしてしまう。
「その…ショートパンツとTシャツ……」
「へー?Tシャツはタイトな感じ?それとも余裕がある感じ?」
「えっと…結構ぴっちり目です…」
「へえ。いいね」
タケルさんがクスリと笑った。
「ブラはしてるの?」
「いえ…家では…」
「へえ、ノーブラなんだ!」
別に家だから問題ないはずなのに、敢えて指摘されると恥ずかしい。
「はい……」
顔が赤くなる。
「あの…タケルさんは?」
居たたまれなくなって、聞き返した。
「俺?今、全裸」
てらいのない返事に、聞いたことを後悔した。
「ナナが俺に言われてこれから悪戯される為にキュウリ洗ってる、って思ったら我慢できなくなって脱いだ」
ああ…そういう…。
なんとなく納得して、それから少しだけ嬉しくなった。
私のこと考えて、興奮してくれたんだ…
「じゃあナナ、Tシャツの裾、下に引っ張ってみて?」
「は…い…?」
よくわからないけれど言われた通りにする。通話はとっくにスピーカーにしてあるから、両手を使って。
「どう?」
「どうって…?」
質問の意味がわからなくて聞き返す。
「ノーブラのナナの乳首が、Tシャツに浮いてるんじゃないの?」
カアっと顔が赤くなった。
言われた通り、小さい突起が二つ、Tシャツの上からでもわかる。
思わずじっと見つめてしまう。
「ナナは想像力はある方?」
「はい…」
空想は得意だ。エッチなやつも。
「じゃあイケるかな?」
電話の向こうでタケルさんが小さく呟く声がした。
「今から俺がナナのおっぱい触るから、想像して」
「え…?え……??」
慌てる。
「想像、得意なんでしょ?」
「はい…」
「じゃあできるよね?」
今さらできないとは言えなくて黙り込む。
「先ずは右のおっぱいから…」
タケルさんは、私に「嫌」とは言わせずに言葉を続ける…。
ちょっと疲れていたのだ。
仕事でも。それ以外の人間関係でも。
もう…やだ…
みんな勝手なことばかり。
上司も同僚も後輩もお客さんも。
それに友達だって…。
…疲れた…。
ぼーっとスマホを眺める。
疲れたし、ストレスも溜まっててムラムラする。
もうどれくらい、エッチしてないだろう…。前の彼と別れて以来だから1…2………随分前だ。
嫌になって考えるのをやめた。
それに、思い返せば前の彼もエッチは身勝手な人だった。自分がやりたい時にだけ強引に迫ってきて、好きなように動いて私がイってないのに出してさっさと寝るような、そんな人だった。
それでもエッチ以外は優しかったから結構続いてたんだけど、結局合わなくなって別れてしまった。
彼氏…はいらないけど、エッチしたいなー…
スマホから目を外して天井を眺める。
特にこう、ストレスが溜まっている時はしたくなる。
でも出会い系はちょっと怖い。
何されるかわからないし。
それに万が一妊娠したら嫌だし…。
ごろんとベッドの上で、寝返りをうつ。
安全に気持ちいいことだけ、したいなぁ…
ぼんやりとスマホを弄る。
ふと、あるスレッドが目を引いた。
通話エッチ募集スレ
気づいたら開いていた。
このひとたち、8割以上は冷やかしかネカマなんだろうな
そんな風に思いながら、書き込みを眺める。
女の子(推定ネカマ)の募集多いな…。
チヤホヤされて、きゃっきゃうふふして、楽しそう…。
でも時々、男の人の募集もある。
ギラついてて、ちょっと笑っちゃうくらい前のめりなのや、誰が引っかかるんだよこんなの、っていうような味気ないの。
もうちょっと頑張れ
そう心の中で突っ込みを入れつつスクロールする。
不意に一件の書き込みが目に留まった。
タケル
男
35才
エンジニア
今すぐ希望。
特技: 言葉責め。
焦らすのが好きです。恥ずかしい言葉を言わせるのも好きです。何度もイかせないと満足できません。かなりしつこいですがよろしくお願いします。
※希望があれば、なるべく沿うようにします。
それを読んだ瞬間、なんだかもの凄くムラムラきて、気づいたら記載されていた通話アプリにメッセージを送っていた。
魔が差したとしか言いようがない。
返事はすぐにきた。
今、大丈夫?
早っ!と驚きつつも反射的に返してしまった。
…大丈夫
直後に電話が鳴った。
ビクっとする。
電話は鳴り続けている。
おそるおそる、手を伸ばして通話ボタンを押した。
「……………はい」
「ナナさん?」
低めのいい声。
「…はい」
「タケルです」
「…はい」
「募集掲示板見た人だよね?」
「…はい」
「女の人、だよね?」
「…はい」
「はい」しか出てこなくて焦る。
相手が黙った。
…どうしよう…何か言った方がいいのかな…でも何を………
頭がぐるぐるする。
その時、また向こうが喋った。
「…緊張してる?」
「…はい」
ちょっとの間。
「………もしかして、こういうの初めて?」
「…………………はい…」
恥ずかしくて、声が小さくなってしまった。慣れてなくて面倒だと、思われたりしないだろうか…
不意に、初めての人に「チッ。処女かよ面倒くせぇ」と言われたのを思い出して通話を切りそうになる。
けれど、電話の向こうで「ラッキー」と呟く声がした。
「え…?」
思わず聞き返すと楽しげな笑い声が返ってきた。
「ああ、ごめんごめん。女の子に「初めて」って言われるとテンション上がるなって」
「面倒くさく…ない?」
「全然!手取り足取り教えてあげたくなっちゃう。まあ、通話じゃ手も足も触れないけどね」
朗らかなその声に、少し緊張が解れた。
「あの…タケル…さん…は、こういうの慣れてるんですか?」
なんか慣れてそうだけど…。
「あー、うん。たまにね?勝手は分かってるつもりだから任せてくれていいよ」
「は…い…」
あからさまな嘘を吐く人じゃなくてほっとした。
「じゃあ先ずは、大事なことの確認」
「はい…」
なんだろう。
姿勢を正す。
「オモチャって持ってる?」
「…へ??」
驚いて変な声が出てしまった。
「ローターとかディルドとかそういう……持ってなさそうだね。その感じだと」
「…ごめんなさい」
何故か謝ってしまった。
「あ、いいよいいよ。じゃあ料理はする人?」
「え…します…けど……?」
いきなり話が飛んだ。
目を瞬く。
「キュウリ、今ある?」
…飛んでなかった。
冷蔵庫に確かあったはず…。
「あの…ある…と思います」
「取ってきて」
「はい…」
電話を持ってペタペタと歩いてキッチンの冷蔵庫を開ける。
あった…
三本入りで、昨日一本使った奴が。
「あった?」
冷蔵庫を開ける音が聞こえたのだろうか。タケルさんが確認してきた。
「…ありました」
「じゃあ一本出して、洗ってよく拭いて」
「はい…」
脇の流しで軽く洗う。
今からこれ…私の中に…
想像して顔が赤くなる。
「それとゴムは?ある?」
「あ、あります…」
前の彼氏と使った残りが、まだあったはずだ。
「じゃあそれも用意して」
「はい……」
キュウリを持って部屋に戻って、引き出しを開けてゴムを取り出す。
いくつだろう…二枚…?
よくわからないので一応二枚取ってベッドの上に戻った。
ギシリと軋んだ音が響く。
「準備できた?」
「はい……」
どうしよう。今さら恥ずかしい。
ベッドの上にペタンと座って、目の前には瑞々しいキュウリとコンドーム。
一人で顔を赤くする。
「今どんな格好してるの?」
「部屋着…です…」
あ…これじゃわからないよね…
言ってから気づいて焦ったけど
「ナナはどんなのを部屋着に着てるの?」
タケルさんに気にした様子はなかった。
よかった…。
それに…呼び捨てにされた…
それだけでついドキドキしてしまう。
「その…ショートパンツとTシャツ……」
「へー?Tシャツはタイトな感じ?それとも余裕がある感じ?」
「えっと…結構ぴっちり目です…」
「へえ。いいね」
タケルさんがクスリと笑った。
「ブラはしてるの?」
「いえ…家では…」
「へえ、ノーブラなんだ!」
別に家だから問題ないはずなのに、敢えて指摘されると恥ずかしい。
「はい……」
顔が赤くなる。
「あの…タケルさんは?」
居たたまれなくなって、聞き返した。
「俺?今、全裸」
てらいのない返事に、聞いたことを後悔した。
「ナナが俺に言われてこれから悪戯される為にキュウリ洗ってる、って思ったら我慢できなくなって脱いだ」
ああ…そういう…。
なんとなく納得して、それから少しだけ嬉しくなった。
私のこと考えて、興奮してくれたんだ…
「じゃあナナ、Tシャツの裾、下に引っ張ってみて?」
「は…い…?」
よくわからないけれど言われた通りにする。通話はとっくにスピーカーにしてあるから、両手を使って。
「どう?」
「どうって…?」
質問の意味がわからなくて聞き返す。
「ノーブラのナナの乳首が、Tシャツに浮いてるんじゃないの?」
カアっと顔が赤くなった。
言われた通り、小さい突起が二つ、Tシャツの上からでもわかる。
思わずじっと見つめてしまう。
「ナナは想像力はある方?」
「はい…」
空想は得意だ。エッチなやつも。
「じゃあイケるかな?」
電話の向こうでタケルさんが小さく呟く声がした。
「今から俺がナナのおっぱい触るから、想像して」
「え…?え……??」
慌てる。
「想像、得意なんでしょ?」
「はい…」
「じゃあできるよね?」
今さらできないとは言えなくて黙り込む。
「先ずは右のおっぱいから…」
タケルさんは、私に「嫌」とは言わせずに言葉を続ける…。
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……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
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