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そして、朱鷺母が運転席に移動。原田も自力で後部座席に移動。
そこに座った途端に原田は撃沈した。
急遽運転を代わった朱鷺母が車を車線に戻し、走行が安定してから助手席の君島に訊いた。
「原田君、どうしたの?夕べ寝てないの?」
「まぁ寝てないと思いますけど、それとは関係なく今意識不明です」
「意識不明?」
「病気だと思いますよ。前にもありましたよね?学生の頃。確か朱鷺ちゃんの部屋で三日ぐらい死んでた」
「朱鷺の部屋、……ああ!あったわねー!あれ、病気だったの?まだ治ってないの!」
「治す気が本人にないんでしょうね」
原田は特殊な睡眠障害を患っている。あまりに特殊なため医師の診察を受けたことがない。
突然眠気に襲われてその後三日ぐらい意識を戻さない。
眠気は突然襲ってくるものの、前触れがあって意識を完全に喪失するまでに多少の時間があるため、それに備えられる。そのために事故等の実害を発生させたことがない。しかもこの発作が起こる頻度が大変に稀で、数年に一度という単位。君島でさえ過去に2度遭遇しただけ。
その程度のことなので原田自身が気にしていないし周囲はそれを病気と認識すらしない。
「そうなのねぇ。病気だったのねぇ。でも前のあの時はずっと寝てたわけでもないのよ。途中で起きて大和と殴り合いの喧嘩してたもの」
朱鷺母が頷きながら10年も前の出来事を思い出す。
「え?!ヤマちゃんと?浩一?殴り合い?」
「そうよ。おかげで朱鷺の部屋がめちゃくちゃになったんだから」
「うわ。本当ですか!初めて聞いた!ヘビー級だよね、ヤマちゃんも浩一も!で、どっちが勝ったんですか?」
「そりゃ大和よ。伊達に花園目指してないわ。それで負けたから原田君、大和の会社に入ることになったのよ」
「え?」
「そんなことでもなきゃ、あんな大学出てて大和の会社なんかに入らないでしょ?学歴がもったいないわ」
「へー!ヤマちゃんって浩一を力づくで獲ったんだね!すごいなぁ!」
「原田君も義理堅くあんな会社入らなくてもよかったのに。だってそれまでは将来の夢は大企業の歯車って言ってたのよ?」
君島が手を叩いて爆笑した。
それでも後ろの三人は目覚めない。
「でも、もし大企業の歯車になってたら、」
君島が笑い声を収めながら、呟いた。
「浩一がもしそういう普通の会社に勤めてたら、健介を引き取れてない」
「そうね。きっと原田君ここにはいなかっただろうから出会えてないわね」
「いえ、そういう意味じゃなくて」
君島は笑ったまま続けた。
「浩一、健介引き取ってから一年以上まともに出社してないですよね。直行直帰と在宅ワークでかなり生産性は落としたはず。資格試験も一度見送ったはずですよ」
「ああ。そのことね。そうね。それは確かにそうだわね」
「普通の会社だったらそんな社員、クビ切りますよ。でもそれを許可したのは社長のヤマちゃんだから」
「大和もあんな手段で獲得した社員だから甘いのよね」
「あんな特別待遇じゃなかったら健介育てられなかったと思う。ヤマちゃんが健介のために浩一の仕事を犠牲にさせてくれたおかげです」
「大和っていうよりも、原田君よね。私は正直どうかと思ったわよ。子供のために仕事を捨てるなんて」
「捨てたわけじゃ、」
「仕事よりも健介君を優先させたでしょ。そのこと。引き取ることはずいぶん躊躇したわよね。当然だけど。秋ちゃんが強制したのよね」
「そんなことないですよ。ちょっとだけです。僕より、健介です。健介が浩一から離れなかったからしょうがなかったんです」
「そうでしょ?引き取る時はしょうがなく引き取ったのに、引き取ると決めたら躊躇なく仕事捨てたじゃない」
「捨ててはいませんよ。夜寝ないで図面引いてましたよ」
「そうそう。大和も言ってた。原田君が寝ないって」
「元々寝ない体質らしいです」
「だからたまにこうして落ちるんじゃないの?」
二人で撃沈している原田を振り向いた。
「……それにしても、どうするの?秋ちゃん?」
「え?」
「原田君。このまま三日起きないんでしょ?」
「はい」
「どうやって帰るの?」
「あー……」
「やっぱりうちに行く?」
「いやー……。浩一、本当に重いんですよ。ヤマちゃんぐらいじゃないと担げないと思うし。車降ろすところから問題で、……あ」
君島が膝を叩いた。
「家にまだおまわりさんいるって言ってましたよね?昨日。おまわりさんなら浩一担げるかも?訊いてみよう」
君島が速攻で電話を掴んだ。
そして刑事との交渉の結果、自宅付近にある大きなショッピングセンターの駐車場まで迎えに来てもらえることになった。高速を降りる頃にまた連絡を入れ、待ち合わせをする。
じきに朱鷺が目覚めて君島を突いて、どうして原田が後ろで寝ているのか説明させ、大笑いした。
『あれ、病気だったんだ?ヤマちゃんと大喧嘩した時の事だよね?』
『そうらしいね。朱鷺ちゃんの部屋で殴り合いになったの?』
『そう。秋ちゃんいたよね?』
『その場にはいなかったよ。僕が朱鷺ちゃんの家に着いたのは浩一が起きた後だったから』
『そうだった?どこかに行ってたの?』
『横浜と京都』
『ん?一日で?』
『二日かな』
『そうだったんだ』
『なんで、浩一とヤマちゃん、殴り合いになったの?』
朱鷺があっさり答えた。
『原田さんが、僕の首を絞めたからだよ』
君島が絶句した。
『あれ?あの時教えなかったっけ?』
『……聞いて、ない。なにそれ?狂犬だね、浩一。なんで?何があったの?』
『わかんない』
『後でも浩一に理由訊いてないの?』
『原田さんもわかんないって。だって覚えてないんだよ』
『うわ。ひどいね。今からでも仕返しすれば?殴っていいよ』
君島の提案に朱鷺が笑って首を振った。
『あの時ヤマちゃんが半殺しにしたから、いい』
そして、朱鷺は笑ったまま小さく加えた。
『お母さんには内緒。知られたら原田さん、本当に殺されるから』
そして車は待ち合わせの駐車場に入り、指定された敷地に向かうと遠くにぽつんと紺のセダンが停まっていた。それに寄り掛かって、恰幅のいいスーツ姿の男性がこっちを向いている。
ああ、と声を出して、君島が笑った。
ベンツが停まってすぐにドアを開けて飛び出し、男性の前まで駆けて行って君島は大声を上げた。
「榎本さん!」
榎本刑事部長は、微笑んで片手を上げた。
そこに座った途端に原田は撃沈した。
急遽運転を代わった朱鷺母が車を車線に戻し、走行が安定してから助手席の君島に訊いた。
「原田君、どうしたの?夕べ寝てないの?」
「まぁ寝てないと思いますけど、それとは関係なく今意識不明です」
「意識不明?」
「病気だと思いますよ。前にもありましたよね?学生の頃。確か朱鷺ちゃんの部屋で三日ぐらい死んでた」
「朱鷺の部屋、……ああ!あったわねー!あれ、病気だったの?まだ治ってないの!」
「治す気が本人にないんでしょうね」
原田は特殊な睡眠障害を患っている。あまりに特殊なため医師の診察を受けたことがない。
突然眠気に襲われてその後三日ぐらい意識を戻さない。
眠気は突然襲ってくるものの、前触れがあって意識を完全に喪失するまでに多少の時間があるため、それに備えられる。そのために事故等の実害を発生させたことがない。しかもこの発作が起こる頻度が大変に稀で、数年に一度という単位。君島でさえ過去に2度遭遇しただけ。
その程度のことなので原田自身が気にしていないし周囲はそれを病気と認識すらしない。
「そうなのねぇ。病気だったのねぇ。でも前のあの時はずっと寝てたわけでもないのよ。途中で起きて大和と殴り合いの喧嘩してたもの」
朱鷺母が頷きながら10年も前の出来事を思い出す。
「え?!ヤマちゃんと?浩一?殴り合い?」
「そうよ。おかげで朱鷺の部屋がめちゃくちゃになったんだから」
「うわ。本当ですか!初めて聞いた!ヘビー級だよね、ヤマちゃんも浩一も!で、どっちが勝ったんですか?」
「そりゃ大和よ。伊達に花園目指してないわ。それで負けたから原田君、大和の会社に入ることになったのよ」
「え?」
「そんなことでもなきゃ、あんな大学出てて大和の会社なんかに入らないでしょ?学歴がもったいないわ」
「へー!ヤマちゃんって浩一を力づくで獲ったんだね!すごいなぁ!」
「原田君も義理堅くあんな会社入らなくてもよかったのに。だってそれまでは将来の夢は大企業の歯車って言ってたのよ?」
君島が手を叩いて爆笑した。
それでも後ろの三人は目覚めない。
「でも、もし大企業の歯車になってたら、」
君島が笑い声を収めながら、呟いた。
「浩一がもしそういう普通の会社に勤めてたら、健介を引き取れてない」
「そうね。きっと原田君ここにはいなかっただろうから出会えてないわね」
「いえ、そういう意味じゃなくて」
君島は笑ったまま続けた。
「浩一、健介引き取ってから一年以上まともに出社してないですよね。直行直帰と在宅ワークでかなり生産性は落としたはず。資格試験も一度見送ったはずですよ」
「ああ。そのことね。そうね。それは確かにそうだわね」
「普通の会社だったらそんな社員、クビ切りますよ。でもそれを許可したのは社長のヤマちゃんだから」
「大和もあんな手段で獲得した社員だから甘いのよね」
「あんな特別待遇じゃなかったら健介育てられなかったと思う。ヤマちゃんが健介のために浩一の仕事を犠牲にさせてくれたおかげです」
「大和っていうよりも、原田君よね。私は正直どうかと思ったわよ。子供のために仕事を捨てるなんて」
「捨てたわけじゃ、」
「仕事よりも健介君を優先させたでしょ。そのこと。引き取ることはずいぶん躊躇したわよね。当然だけど。秋ちゃんが強制したのよね」
「そんなことないですよ。ちょっとだけです。僕より、健介です。健介が浩一から離れなかったからしょうがなかったんです」
「そうでしょ?引き取る時はしょうがなく引き取ったのに、引き取ると決めたら躊躇なく仕事捨てたじゃない」
「捨ててはいませんよ。夜寝ないで図面引いてましたよ」
「そうそう。大和も言ってた。原田君が寝ないって」
「元々寝ない体質らしいです」
「だからたまにこうして落ちるんじゃないの?」
二人で撃沈している原田を振り向いた。
「……それにしても、どうするの?秋ちゃん?」
「え?」
「原田君。このまま三日起きないんでしょ?」
「はい」
「どうやって帰るの?」
「あー……」
「やっぱりうちに行く?」
「いやー……。浩一、本当に重いんですよ。ヤマちゃんぐらいじゃないと担げないと思うし。車降ろすところから問題で、……あ」
君島が膝を叩いた。
「家にまだおまわりさんいるって言ってましたよね?昨日。おまわりさんなら浩一担げるかも?訊いてみよう」
君島が速攻で電話を掴んだ。
そして刑事との交渉の結果、自宅付近にある大きなショッピングセンターの駐車場まで迎えに来てもらえることになった。高速を降りる頃にまた連絡を入れ、待ち合わせをする。
じきに朱鷺が目覚めて君島を突いて、どうして原田が後ろで寝ているのか説明させ、大笑いした。
『あれ、病気だったんだ?ヤマちゃんと大喧嘩した時の事だよね?』
『そうらしいね。朱鷺ちゃんの部屋で殴り合いになったの?』
『そう。秋ちゃんいたよね?』
『その場にはいなかったよ。僕が朱鷺ちゃんの家に着いたのは浩一が起きた後だったから』
『そうだった?どこかに行ってたの?』
『横浜と京都』
『ん?一日で?』
『二日かな』
『そうだったんだ』
『なんで、浩一とヤマちゃん、殴り合いになったの?』
朱鷺があっさり答えた。
『原田さんが、僕の首を絞めたからだよ』
君島が絶句した。
『あれ?あの時教えなかったっけ?』
『……聞いて、ない。なにそれ?狂犬だね、浩一。なんで?何があったの?』
『わかんない』
『後でも浩一に理由訊いてないの?』
『原田さんもわかんないって。だって覚えてないんだよ』
『うわ。ひどいね。今からでも仕返しすれば?殴っていいよ』
君島の提案に朱鷺が笑って首を振った。
『あの時ヤマちゃんが半殺しにしたから、いい』
そして、朱鷺は笑ったまま小さく加えた。
『お母さんには内緒。知られたら原田さん、本当に殺されるから』
そして車は待ち合わせの駐車場に入り、指定された敷地に向かうと遠くにぽつんと紺のセダンが停まっていた。それに寄り掛かって、恰幅のいいスーツ姿の男性がこっちを向いている。
ああ、と声を出して、君島が笑った。
ベンツが停まってすぐにドアを開けて飛び出し、男性の前まで駆けて行って君島は大声を上げた。
「榎本さん!」
榎本刑事部長は、微笑んで片手を上げた。
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