78 / 194
翌月曜日
9
しおりを挟む
そして、朱鷺母が運転席に移動。原田も自力で後部座席に移動。
そこに座った途端に原田は撃沈した。
急遽運転を代わった朱鷺母が車を車線に戻し、走行が安定してから助手席の君島に訊いた。
「原田君、どうしたの?夕べ寝てないの?」
「まぁ寝てないと思いますけど、それとは関係なく今意識不明です」
「意識不明?」
「病気だと思いますよ。前にもありましたよね?学生の頃。確か朱鷺ちゃんの部屋で三日ぐらい死んでた」
「朱鷺の部屋、……ああ!あったわねー!あれ、病気だったの?まだ治ってないの!」
「治す気が本人にないんでしょうね」
原田は特殊な睡眠障害を患っている。あまりに特殊なため医師の診察を受けたことがない。
突然眠気に襲われてその後三日ぐらい意識を戻さない。
眠気は突然襲ってくるものの、前触れがあって意識を完全に喪失するまでに多少の時間があるため、それに備えられる。そのために事故等の実害を発生させたことがない。しかもこの発作が起こる頻度が大変に稀で、数年に一度という単位。君島でさえ過去に2度遭遇しただけ。
その程度のことなので原田自身が気にしていないし周囲はそれを病気と認識すらしない。
「そうなのねぇ。病気だったのねぇ。でも前のあの時はずっと寝てたわけでもないのよ。途中で起きて大和と殴り合いの喧嘩してたもの」
朱鷺母が頷きながら10年も前の出来事を思い出す。
「え?!ヤマちゃんと?浩一?殴り合い?」
「そうよ。おかげで朱鷺の部屋がめちゃくちゃになったんだから」
「うわ。本当ですか!初めて聞いた!ヘビー級だよね、ヤマちゃんも浩一も!で、どっちが勝ったんですか?」
「そりゃ大和よ。伊達に花園目指してないわ。それで負けたから原田君、大和の会社に入ることになったのよ」
「え?」
「そんなことでもなきゃ、あんな大学出てて大和の会社なんかに入らないでしょ?学歴がもったいないわ」
「へー!ヤマちゃんって浩一を力づくで獲ったんだね!すごいなぁ!」
「原田君も義理堅くあんな会社入らなくてもよかったのに。だってそれまでは将来の夢は大企業の歯車って言ってたのよ?」
君島が手を叩いて爆笑した。
それでも後ろの三人は目覚めない。
「でも、もし大企業の歯車になってたら、」
君島が笑い声を収めながら、呟いた。
「浩一がもしそういう普通の会社に勤めてたら、健介を引き取れてない」
「そうね。きっと原田君ここにはいなかっただろうから出会えてないわね」
「いえ、そういう意味じゃなくて」
君島は笑ったまま続けた。
「浩一、健介引き取ってから一年以上まともに出社してないですよね。直行直帰と在宅ワークでかなり生産性は落としたはず。資格試験も一度見送ったはずですよ」
「ああ。そのことね。そうね。それは確かにそうだわね」
「普通の会社だったらそんな社員、クビ切りますよ。でもそれを許可したのは社長のヤマちゃんだから」
「大和もあんな手段で獲得した社員だから甘いのよね」
「あんな特別待遇じゃなかったら健介育てられなかったと思う。ヤマちゃんが健介のために浩一の仕事を犠牲にさせてくれたおかげです」
「大和っていうよりも、原田君よね。私は正直どうかと思ったわよ。子供のために仕事を捨てるなんて」
「捨てたわけじゃ、」
「仕事よりも健介君を優先させたでしょ。そのこと。引き取ることはずいぶん躊躇したわよね。当然だけど。秋ちゃんが強制したのよね」
「そんなことないですよ。ちょっとだけです。僕より、健介です。健介が浩一から離れなかったからしょうがなかったんです」
「そうでしょ?引き取る時はしょうがなく引き取ったのに、引き取ると決めたら躊躇なく仕事捨てたじゃない」
「捨ててはいませんよ。夜寝ないで図面引いてましたよ」
「そうそう。大和も言ってた。原田君が寝ないって」
「元々寝ない体質らしいです」
「だからたまにこうして落ちるんじゃないの?」
二人で撃沈している原田を振り向いた。
「……それにしても、どうするの?秋ちゃん?」
「え?」
「原田君。このまま三日起きないんでしょ?」
「はい」
「どうやって帰るの?」
「あー……」
「やっぱりうちに行く?」
「いやー……。浩一、本当に重いんですよ。ヤマちゃんぐらいじゃないと担げないと思うし。車降ろすところから問題で、……あ」
君島が膝を叩いた。
「家にまだおまわりさんいるって言ってましたよね?昨日。おまわりさんなら浩一担げるかも?訊いてみよう」
君島が速攻で電話を掴んだ。
そして刑事との交渉の結果、自宅付近にある大きなショッピングセンターの駐車場まで迎えに来てもらえることになった。高速を降りる頃にまた連絡を入れ、待ち合わせをする。
じきに朱鷺が目覚めて君島を突いて、どうして原田が後ろで寝ているのか説明させ、大笑いした。
『あれ、病気だったんだ?ヤマちゃんと大喧嘩した時の事だよね?』
『そうらしいね。朱鷺ちゃんの部屋で殴り合いになったの?』
『そう。秋ちゃんいたよね?』
『その場にはいなかったよ。僕が朱鷺ちゃんの家に着いたのは浩一が起きた後だったから』
『そうだった?どこかに行ってたの?』
『横浜と京都』
『ん?一日で?』
『二日かな』
『そうだったんだ』
『なんで、浩一とヤマちゃん、殴り合いになったの?』
朱鷺があっさり答えた。
『原田さんが、僕の首を絞めたからだよ』
君島が絶句した。
『あれ?あの時教えなかったっけ?』
『……聞いて、ない。なにそれ?狂犬だね、浩一。なんで?何があったの?』
『わかんない』
『後でも浩一に理由訊いてないの?』
『原田さんもわかんないって。だって覚えてないんだよ』
『うわ。ひどいね。今からでも仕返しすれば?殴っていいよ』
君島の提案に朱鷺が笑って首を振った。
『あの時ヤマちゃんが半殺しにしたから、いい』
そして、朱鷺は笑ったまま小さく加えた。
『お母さんには内緒。知られたら原田さん、本当に殺されるから』
そして車は待ち合わせの駐車場に入り、指定された敷地に向かうと遠くにぽつんと紺のセダンが停まっていた。それに寄り掛かって、恰幅のいいスーツ姿の男性がこっちを向いている。
ああ、と声を出して、君島が笑った。
ベンツが停まってすぐにドアを開けて飛び出し、男性の前まで駆けて行って君島は大声を上げた。
「榎本さん!」
榎本刑事部長は、微笑んで片手を上げた。
そこに座った途端に原田は撃沈した。
急遽運転を代わった朱鷺母が車を車線に戻し、走行が安定してから助手席の君島に訊いた。
「原田君、どうしたの?夕べ寝てないの?」
「まぁ寝てないと思いますけど、それとは関係なく今意識不明です」
「意識不明?」
「病気だと思いますよ。前にもありましたよね?学生の頃。確か朱鷺ちゃんの部屋で三日ぐらい死んでた」
「朱鷺の部屋、……ああ!あったわねー!あれ、病気だったの?まだ治ってないの!」
「治す気が本人にないんでしょうね」
原田は特殊な睡眠障害を患っている。あまりに特殊なため医師の診察を受けたことがない。
突然眠気に襲われてその後三日ぐらい意識を戻さない。
眠気は突然襲ってくるものの、前触れがあって意識を完全に喪失するまでに多少の時間があるため、それに備えられる。そのために事故等の実害を発生させたことがない。しかもこの発作が起こる頻度が大変に稀で、数年に一度という単位。君島でさえ過去に2度遭遇しただけ。
その程度のことなので原田自身が気にしていないし周囲はそれを病気と認識すらしない。
「そうなのねぇ。病気だったのねぇ。でも前のあの時はずっと寝てたわけでもないのよ。途中で起きて大和と殴り合いの喧嘩してたもの」
朱鷺母が頷きながら10年も前の出来事を思い出す。
「え?!ヤマちゃんと?浩一?殴り合い?」
「そうよ。おかげで朱鷺の部屋がめちゃくちゃになったんだから」
「うわ。本当ですか!初めて聞いた!ヘビー級だよね、ヤマちゃんも浩一も!で、どっちが勝ったんですか?」
「そりゃ大和よ。伊達に花園目指してないわ。それで負けたから原田君、大和の会社に入ることになったのよ」
「え?」
「そんなことでもなきゃ、あんな大学出てて大和の会社なんかに入らないでしょ?学歴がもったいないわ」
「へー!ヤマちゃんって浩一を力づくで獲ったんだね!すごいなぁ!」
「原田君も義理堅くあんな会社入らなくてもよかったのに。だってそれまでは将来の夢は大企業の歯車って言ってたのよ?」
君島が手を叩いて爆笑した。
それでも後ろの三人は目覚めない。
「でも、もし大企業の歯車になってたら、」
君島が笑い声を収めながら、呟いた。
「浩一がもしそういう普通の会社に勤めてたら、健介を引き取れてない」
「そうね。きっと原田君ここにはいなかっただろうから出会えてないわね」
「いえ、そういう意味じゃなくて」
君島は笑ったまま続けた。
「浩一、健介引き取ってから一年以上まともに出社してないですよね。直行直帰と在宅ワークでかなり生産性は落としたはず。資格試験も一度見送ったはずですよ」
「ああ。そのことね。そうね。それは確かにそうだわね」
「普通の会社だったらそんな社員、クビ切りますよ。でもそれを許可したのは社長のヤマちゃんだから」
「大和もあんな手段で獲得した社員だから甘いのよね」
「あんな特別待遇じゃなかったら健介育てられなかったと思う。ヤマちゃんが健介のために浩一の仕事を犠牲にさせてくれたおかげです」
「大和っていうよりも、原田君よね。私は正直どうかと思ったわよ。子供のために仕事を捨てるなんて」
「捨てたわけじゃ、」
「仕事よりも健介君を優先させたでしょ。そのこと。引き取ることはずいぶん躊躇したわよね。当然だけど。秋ちゃんが強制したのよね」
「そんなことないですよ。ちょっとだけです。僕より、健介です。健介が浩一から離れなかったからしょうがなかったんです」
「そうでしょ?引き取る時はしょうがなく引き取ったのに、引き取ると決めたら躊躇なく仕事捨てたじゃない」
「捨ててはいませんよ。夜寝ないで図面引いてましたよ」
「そうそう。大和も言ってた。原田君が寝ないって」
「元々寝ない体質らしいです」
「だからたまにこうして落ちるんじゃないの?」
二人で撃沈している原田を振り向いた。
「……それにしても、どうするの?秋ちゃん?」
「え?」
「原田君。このまま三日起きないんでしょ?」
「はい」
「どうやって帰るの?」
「あー……」
「やっぱりうちに行く?」
「いやー……。浩一、本当に重いんですよ。ヤマちゃんぐらいじゃないと担げないと思うし。車降ろすところから問題で、……あ」
君島が膝を叩いた。
「家にまだおまわりさんいるって言ってましたよね?昨日。おまわりさんなら浩一担げるかも?訊いてみよう」
君島が速攻で電話を掴んだ。
そして刑事との交渉の結果、自宅付近にある大きなショッピングセンターの駐車場まで迎えに来てもらえることになった。高速を降りる頃にまた連絡を入れ、待ち合わせをする。
じきに朱鷺が目覚めて君島を突いて、どうして原田が後ろで寝ているのか説明させ、大笑いした。
『あれ、病気だったんだ?ヤマちゃんと大喧嘩した時の事だよね?』
『そうらしいね。朱鷺ちゃんの部屋で殴り合いになったの?』
『そう。秋ちゃんいたよね?』
『その場にはいなかったよ。僕が朱鷺ちゃんの家に着いたのは浩一が起きた後だったから』
『そうだった?どこかに行ってたの?』
『横浜と京都』
『ん?一日で?』
『二日かな』
『そうだったんだ』
『なんで、浩一とヤマちゃん、殴り合いになったの?』
朱鷺があっさり答えた。
『原田さんが、僕の首を絞めたからだよ』
君島が絶句した。
『あれ?あの時教えなかったっけ?』
『……聞いて、ない。なにそれ?狂犬だね、浩一。なんで?何があったの?』
『わかんない』
『後でも浩一に理由訊いてないの?』
『原田さんもわかんないって。だって覚えてないんだよ』
『うわ。ひどいね。今からでも仕返しすれば?殴っていいよ』
君島の提案に朱鷺が笑って首を振った。
『あの時ヤマちゃんが半殺しにしたから、いい』
そして、朱鷺は笑ったまま小さく加えた。
『お母さんには内緒。知られたら原田さん、本当に殺されるから』
そして車は待ち合わせの駐車場に入り、指定された敷地に向かうと遠くにぽつんと紺のセダンが停まっていた。それに寄り掛かって、恰幅のいいスーツ姿の男性がこっちを向いている。
ああ、と声を出して、君島が笑った。
ベンツが停まってすぐにドアを開けて飛び出し、男性の前まで駆けて行って君島は大声を上げた。
「榎本さん!」
榎本刑事部長は、微笑んで片手を上げた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる