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第二章 2002年 春
サバイディー、南方上座部仏教国の夕陽 71
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第二章 2002年 春
71 ブッダパークへ
前夜は午前一時頃まで、屋上のミーティングルームでY子さんと韓国人青年と語った。
その話の中で、ひとつ面白い話を彼がしていた。
彼は兵役を終えて大学に戻り、旅に出て三ヶ月近くになるらしいのだが、この間旅先で出会った女性のうち四人とセックスまでに至ったという。
そして、その四人のうち三人が日本人で一人がタイ人だと言っていた。
欧米人とも宿の部屋をシェアしたことが何度かあったが、彼女達は、考え方はドライではあるが、セックスになると絶対に強く拒むのだと話していた。
その点日本人女性は、シェアまで持っていくと必ずセックスの関係に至ったという。
日本人女性は考え方だけでなく行動もドライだと、率直に印象を述べていた。
誰とどこでセックスをしようと僕は関係がないのだが、僕は何故か分からないが彼の話にあまり良い気がせず、少し嫌な気分のままベッドに戻った。
ドミトリーは扇風機が回っていたが、夜でもあまり気温が下がらなかったので寝苦しかった。
それでも他の旅行者達をあまり気にすることなく、比較的ぐっすり寝られたような気がした。
午前八時頃に目が覚めてシャワーを浴びて、さてどうしようかと考えた。
この宿は安くて快適だし、もう一日ビエンチャンでゆっくりしてもいいかなと思った。
自転車を借りてハットリさん宅を訪ねても良いし、薬草サウナにもう一度入りたいという気持ちも出てきた。
それに今日タイに入っても、今日のうちに行きたいと思っていたアユタヤにたどり着くことは無理だ。
思案の結果、無理をせずにもう一日ビエンチャンの町を楽しむことに決めた。
Y子さんとカオピャックの美味しいレストランへ朝食に出かけた。
彼女には勿論カオピャックを勧めた。僕はフランスパンサンドイッチとラオコーヒーである。
死ぬほど甘いラオコーヒーを飲みながら、ハムやトマトなどを挟んだ大きなフランスパンにかぶりつく。
幸せを感じた。
ここのカオピャックは米粉の麺が美味しいだけでなく、R子さんはスープまで飲み干してしまったが、Y子さんも美味しいと言って、記念にペンタックスのカメラで丁寧に写していた。
僕が日本の知人に絵葉書を出すために郵便局まで付き合ってもらったあと、目の前のタラート・サオで何かお土産物を買おうということになり、入って行った。
待ち合わせ場所を決めて一時間後に会おうということで別行動を取り、僕は二階でTシャツや敷物などをいくつか購入し、それから一階のオープンレストランでコーラを注文してくつろいだ。
なんとものんびりしたものだ。
結局Y子さんもそれほど大きな買い物はしなかったので、宿には戻らず、彼女がブッダパークに行きたいと言うので付き合うことにした。
去年はN君とトゥクトゥクで何万Kipも支払って行ったのだが、さすが経済旅行の通であるY子さんは、バスで行くのが当然のようにバスターミナルの方向へ歩き出した。
ブッダパーク方面は?と訊き回りながらようやく乗り場を見つけ、マイクロバス程度の大きさのバスに乗り込んだ。
ブッダパークまでは千Kip(十円)とのことであった。
バスは例のごとく、人だけでなく様々な荷物をいっぱい積み込んで、身動きできないくらいの状態で出発した。
僕とY子さんもしばらは立ったままだ。
今日も天気は快晴で、気温はおそらく三十五度を超えているだろう。
バスは窓を開けているが、車内に入ってくる風は温風となっており、僕の身体からはすぐに大粒の汗が噴出してきた。
71 ブッダパークへ
前夜は午前一時頃まで、屋上のミーティングルームでY子さんと韓国人青年と語った。
その話の中で、ひとつ面白い話を彼がしていた。
彼は兵役を終えて大学に戻り、旅に出て三ヶ月近くになるらしいのだが、この間旅先で出会った女性のうち四人とセックスまでに至ったという。
そして、その四人のうち三人が日本人で一人がタイ人だと言っていた。
欧米人とも宿の部屋をシェアしたことが何度かあったが、彼女達は、考え方はドライではあるが、セックスになると絶対に強く拒むのだと話していた。
その点日本人女性は、シェアまで持っていくと必ずセックスの関係に至ったという。
日本人女性は考え方だけでなく行動もドライだと、率直に印象を述べていた。
誰とどこでセックスをしようと僕は関係がないのだが、僕は何故か分からないが彼の話にあまり良い気がせず、少し嫌な気分のままベッドに戻った。
ドミトリーは扇風機が回っていたが、夜でもあまり気温が下がらなかったので寝苦しかった。
それでも他の旅行者達をあまり気にすることなく、比較的ぐっすり寝られたような気がした。
午前八時頃に目が覚めてシャワーを浴びて、さてどうしようかと考えた。
この宿は安くて快適だし、もう一日ビエンチャンでゆっくりしてもいいかなと思った。
自転車を借りてハットリさん宅を訪ねても良いし、薬草サウナにもう一度入りたいという気持ちも出てきた。
それに今日タイに入っても、今日のうちに行きたいと思っていたアユタヤにたどり着くことは無理だ。
思案の結果、無理をせずにもう一日ビエンチャンの町を楽しむことに決めた。
Y子さんとカオピャックの美味しいレストランへ朝食に出かけた。
彼女には勿論カオピャックを勧めた。僕はフランスパンサンドイッチとラオコーヒーである。
死ぬほど甘いラオコーヒーを飲みながら、ハムやトマトなどを挟んだ大きなフランスパンにかぶりつく。
幸せを感じた。
ここのカオピャックは米粉の麺が美味しいだけでなく、R子さんはスープまで飲み干してしまったが、Y子さんも美味しいと言って、記念にペンタックスのカメラで丁寧に写していた。
僕が日本の知人に絵葉書を出すために郵便局まで付き合ってもらったあと、目の前のタラート・サオで何かお土産物を買おうということになり、入って行った。
待ち合わせ場所を決めて一時間後に会おうということで別行動を取り、僕は二階でTシャツや敷物などをいくつか購入し、それから一階のオープンレストランでコーラを注文してくつろいだ。
なんとものんびりしたものだ。
結局Y子さんもそれほど大きな買い物はしなかったので、宿には戻らず、彼女がブッダパークに行きたいと言うので付き合うことにした。
去年はN君とトゥクトゥクで何万Kipも支払って行ったのだが、さすが経済旅行の通であるY子さんは、バスで行くのが当然のようにバスターミナルの方向へ歩き出した。
ブッダパーク方面は?と訊き回りながらようやく乗り場を見つけ、マイクロバス程度の大きさのバスに乗り込んだ。
ブッダパークまでは千Kip(十円)とのことであった。
バスは例のごとく、人だけでなく様々な荷物をいっぱい積み込んで、身動きできないくらいの状態で出発した。
僕とY子さんもしばらは立ったままだ。
今日も天気は快晴で、気温はおそらく三十五度を超えているだろう。
バスは窓を開けているが、車内に入ってくる風は温風となっており、僕の身体からはすぐに大粒の汗が噴出してきた。
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