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四十六話 キースの消失とマリアの暴走!!
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キースが消失した!!
その光景を遠目とはいえ、目撃したアメリアは大声で叫んだ!!
マリアも目撃したことで、その場に力無くへたりこむ。
「お父様……必ず帰るって約束したのに嘘つき……うそ……つ……き……嘘つきーー!!!」
マリアは突然立ち上がると、ありったけの魔力を込めた巨大な炎の玉と冷気凝縮した様な氷の玉を、皇帝ストロフガーダがいる辺りを目掛けて撃ち放った!!
普段なら、皇帝の盾となるべく魔法使い部隊が先に立ち魔法が放たれると弾き返すのだが、今はキースが先程ほとんどの魔法使いを倒していた。
そんな丸裸となった、皇帝目掛けて、巨大な魔法が迫る!
マリアが放った、炎と氷の魔力は互いに反発しあい、ストロフガーダを中心とした半径数キロの大地を巨大なクレーターを形成して吹き飛ばす!!
その魔法の影響は皇帝の前方に配置されていた帝国兵を吹き飛ばし、睡眠の霧で眠っていた兵士を巻き込み、スライムモドキで身動きが出来なくなっていた兵士をスライムごと蒸発させる!
マリアは無我夢中で放った魔法はとんでもない破壊をもたらし、帝国軍四十万人を一瞬で灰塵と化したが、その勢いは王都まで押し寄せようとしていた!!
当のマリアは、父を失った思いから全ての魔力を先程の一撃に込めてしまったらしく、気を失いその場にた折れ込む!
「マリアさん!」
アメリアが駆け寄り声をかけるが、マリアは気を失ったままだった。
城壁に集まる魔法使い部隊が魔法で防壁を何重にも張り、爆風を防ごうとするが、そんなものは、数秒程の時間稼ぎにしかならず、次々に防壁を破壊し、王都へと迫り来る!
アメリアは、マリアを庇うように覆い被さり、両手を顔の前で組んで、祈りを捧げる。
『神様、どうか……マリアさんの命を助けてください!自暴自棄になり、命を投げ出そうとしていた私は、このマリアさんに命を助けられました。どうか神様!』
その願いが通じたのか、アメリアを中心に光が溢れ、その光は次第に大きくなり、王都全体を包み込む程に膨れ上がる!!
城壁で踏ん張る魔法使いの最後の防壁魔法が破られるタイミングでその光は爆風に達する!
全てを灰に帰してきたその爆風は、光に触れると、まるで今までの破壊的なそれが幻であったかのように、辺りを静寂が包む。
………………………
…………………
……………
………
……
…
「ちょっと、アメリア、重いんだけど?どいていただけないかしら?」
静けさを破ったのはアメリアに覆い被され、下敷きになっていたマリアの言葉だった。
「え?マリアさん?……あのどうなったの?」
アメリアは状況が掴めず、辺りを見回す。
城壁は爆風の影響は見られず、堅牢な造りを讃えている。
城壁で交戦の用意をしていたキースの兵は倒れているものもちらほら見受けられるが、怪我やダメージを負ってのことではないようだ。
先程までの光景が全ては夢だったかのように、王都の建物や兵士は何事も無く無事であった。
しかし、王都の北に位置する帝国が侵行してきていた平野は地面が深く抉れ、大きなクレーターが眼前に広がり、やはり夢ではなかったとおもい知らされるのだった。
ふと、王都の中が騒がしくなったのに気づく。
眠りの霧に先程まで包まれていたことから、明日の朝までは、起きる筈の無い王都の民衆が目を覚まし、活動しはじめたようだ。
「え?何が起きているの?」
アメリアが戸惑っていると、マリアが平原を指差す……
「うそ……私の全ての魔力を込めた一撃を受けて……生きて……。」
凄まじい爆発の末生まれたクレーターの中央に二つの人影が浮かんでいるのだった。
その光景を遠目とはいえ、目撃したアメリアは大声で叫んだ!!
マリアも目撃したことで、その場に力無くへたりこむ。
「お父様……必ず帰るって約束したのに嘘つき……うそ……つ……き……嘘つきーー!!!」
マリアは突然立ち上がると、ありったけの魔力を込めた巨大な炎の玉と冷気凝縮した様な氷の玉を、皇帝ストロフガーダがいる辺りを目掛けて撃ち放った!!
普段なら、皇帝の盾となるべく魔法使い部隊が先に立ち魔法が放たれると弾き返すのだが、今はキースが先程ほとんどの魔法使いを倒していた。
そんな丸裸となった、皇帝目掛けて、巨大な魔法が迫る!
マリアが放った、炎と氷の魔力は互いに反発しあい、ストロフガーダを中心とした半径数キロの大地を巨大なクレーターを形成して吹き飛ばす!!
その魔法の影響は皇帝の前方に配置されていた帝国兵を吹き飛ばし、睡眠の霧で眠っていた兵士を巻き込み、スライムモドキで身動きが出来なくなっていた兵士をスライムごと蒸発させる!
マリアは無我夢中で放った魔法はとんでもない破壊をもたらし、帝国軍四十万人を一瞬で灰塵と化したが、その勢いは王都まで押し寄せようとしていた!!
当のマリアは、父を失った思いから全ての魔力を先程の一撃に込めてしまったらしく、気を失いその場にた折れ込む!
「マリアさん!」
アメリアが駆け寄り声をかけるが、マリアは気を失ったままだった。
城壁に集まる魔法使い部隊が魔法で防壁を何重にも張り、爆風を防ごうとするが、そんなものは、数秒程の時間稼ぎにしかならず、次々に防壁を破壊し、王都へと迫り来る!
アメリアは、マリアを庇うように覆い被さり、両手を顔の前で組んで、祈りを捧げる。
『神様、どうか……マリアさんの命を助けてください!自暴自棄になり、命を投げ出そうとしていた私は、このマリアさんに命を助けられました。どうか神様!』
その願いが通じたのか、アメリアを中心に光が溢れ、その光は次第に大きくなり、王都全体を包み込む程に膨れ上がる!!
城壁で踏ん張る魔法使いの最後の防壁魔法が破られるタイミングでその光は爆風に達する!
全てを灰に帰してきたその爆風は、光に触れると、まるで今までの破壊的なそれが幻であったかのように、辺りを静寂が包む。
………………………
…………………
……………
………
……
…
「ちょっと、アメリア、重いんだけど?どいていただけないかしら?」
静けさを破ったのはアメリアに覆い被され、下敷きになっていたマリアの言葉だった。
「え?マリアさん?……あのどうなったの?」
アメリアは状況が掴めず、辺りを見回す。
城壁は爆風の影響は見られず、堅牢な造りを讃えている。
城壁で交戦の用意をしていたキースの兵は倒れているものもちらほら見受けられるが、怪我やダメージを負ってのことではないようだ。
先程までの光景が全ては夢だったかのように、王都の建物や兵士は何事も無く無事であった。
しかし、王都の北に位置する帝国が侵行してきていた平野は地面が深く抉れ、大きなクレーターが眼前に広がり、やはり夢ではなかったとおもい知らされるのだった。
ふと、王都の中が騒がしくなったのに気づく。
眠りの霧に先程まで包まれていたことから、明日の朝までは、起きる筈の無い王都の民衆が目を覚まし、活動しはじめたようだ。
「え?何が起きているの?」
アメリアが戸惑っていると、マリアが平原を指差す……
「うそ……私の全ての魔力を込めた一撃を受けて……生きて……。」
凄まじい爆発の末生まれたクレーターの中央に二つの人影が浮かんでいるのだった。
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