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『嫌じゃない』(SIDE 朝倉 脩二)
しおりを挟む~~~~登場人物~~~~
♡朝倉 脩二(あさくら しゅうじ) 38歳
愛治医療センターに勤務する、一流の心臓外科医。
長身で体格が良い色男。ハンサムという言葉が似合うイケメン。
プライベートでは細かいことを気にしない男前な性格。
仕事に命をかけている熱い男。
研修医時代に面倒を見ていた湊を手術のパートナーに育て上げ、とても可愛がっている。
♡湊 京(みなと けい) 33歳
愛治医療センターに勤務する、優秀な心臓外科医。
肩まで伸ばしたロン毛。青光りする黒髪。タレ目で甘いマスク。
医者とは思えないチャラチャラした軽い雰囲気に見えるが、根は真面目。
患者に対しては、優しく紳士的。若いが、腕の良い一流の心臓外科医。
先輩である朝倉医師のことを尊敬している。
~~~~~~~~~~~
「お前が好きだ。」
家に着替えを取りに行くと言った京を、引き留め抱きしめた。
京の身体がこわばったのがわかる。
彼の香りが鼻をかすめて、俺は自分でも驚くほどに一気に欲情してしまった。
彼は黙ったまま、俺に抱きしめられていた。
あまりに長い間沈黙していたので、どうしたのかとさすがに不安になる。
彼を見ると、顔を真っ赤にして、苦しそうな顔で俺を見た。
京のこんな顔、初めてだ。
唇を重ねる。
衝動的に身体が動いた。
「ん・・・・・・っん・・・・ッ・・」
無理矢理なんてしたくない。
そう思っているのに、身体が勝手に動いて、止められなかった。
舌を深く差し込んで、彼の舌に淫らに絡める。
「京・・・嫌なら、ちゃんと拒んでくれ。」
俺は懇願するように、彼に言った。
彼にひどく拒まれて、殴られでもしたら目が覚める。
そうでもしてくれなかったら、自分はどこまでも暴走してしまいそうで怖かった。
「・・・ッ・・・嫌じゃない・・・ッ」
彼は真っ赤な顔、潤んだ瞳で俺を見上げてくる。
俺はただの雄になってしまう自分が怖かった。
今まで一度も感じたことがない、激しい欲情。
京が、恥ずかしそうに顔を背ける。
彼の顔が見たい。彼の全てが見たい。
全てを、暴いてしまいたい。
手首を掴んで、無理矢理彼の顔を見る。
俺はもう一度彼に、深く口付けた。
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