【※R-18】異世界のゲートをくぐり抜けたら、イケメン達に取り合いされる最強のチートキャラ人生が待っていた。

ノア

「俺も、穂花ほのかの中に入れて、グチュグチュ気持ちいいことしたいなぁ。」

のんびりした癒し系の口調とは裏腹に、彼が口にした言葉はあまりに官能的だった。
私とレオがベッドでしていたことの意味を、彼は理解しているのだろうか？

モモンガのノア。
テーマパークの可愛いキャラクターとしてのイメージが強すぎて、彼が口にした卑猥ひわいな言葉をすんなりと受け入れることができない。

天然キャラで、舌足らずな喋り方。
年上女性に効果抜群のトロンとした甘ったるいタレ目で見つめられると、母性本能が爆発して何でもしてあげたくなってしまう。
水色の綺麗な髪は前髪が少し長く、いつも目にかかるのを気にして指先で触っている。

その姿がまた、実にあざと可愛い。


ニコニコと癒し系の笑顔を浮かべながら、彼は追い打ちをかけるように言葉を紡ぎ出す。

「俺のここ・・・もうこんなに大きくなっちゃった。穂花の中でゴシゴシしたら・・・俺もレオみたいに、いっぱいエッチな声出ちゃうのかなぁ・・・？」

子どものような無邪気さで質問してくる彼に、返す言葉が見つからない。

（いや、これ絶対確信犯でしょ・・・？確信犯だよね・・・・？！可愛さとエロさのギャップ・・・ヤバすぎる・・・・っ！！！）

男女が交わることは、悪いことではないし、恥ずかしいことではないはずだけれど、オブラートに包まず直球で飛んでくる言葉に即答できるほど、私は経験豊富ではなかった。

メルヘンの森で暮らす彼ら。
童顔な美少年とベッドで愛を交わす行為は、人助けでありみんなのためだとわかっていても、罪悪感が拭えない。
あどけない表情の美少年が、必死で私の身体を求める妖艶さ。
妙な背徳感が癖になってしまいそうだった。


「穂花～ぁ、俺を見て？」

レオとの激しい夜を思い出し、放心している私をノアが現実に引き戻す。
彼はニコッという効果音が聞こえてきそうなほど見事な笑顔を浮かべ、私の手をふわりと両手で包んだ。

「今夜は俺と一緒に寝よう？穂花のことポカポカになるまで俺があっためてあげるね。」

（笑顔が眩しい・・・・っ・・・！！あ・・・あざと過ぎる・・・っ・・・・・！！）

テーマパークの愛されモモンガとは信じ難いほどに、彼の声は甘ったるくエロ可愛い。


私の心が彼のエロ可愛さの虜とりこになってしまうのは、時間の問題だった。