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暴走 ※R-18

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世界を救うというのは、こんなにもオイシイものなのか。
私は、萌え耳の美少年の上に乗り、可愛く身悶えている彼の顔を見下ろしていた。

「穂花さぁん・・・っ・・・僕・・・気持ちイィ・・・っ」

涙を流しながら快楽に耐える彼の姿は、たまらなく下半身にクる。


「早く・・・ぅ・・・もう・・・僕・・・我慢できない・・・ぃ・・・」

苦しそうに荒い呼吸を繰り返すレオの身体が、突然緑色に発光し始めた。


(え・・?!どういうこと・・・?!身体が・・・っ)

彼の身体が発する緑色の強い光に包まれた途端、私の頭に長い耳が生え始める。

尾骨のあたりには、ふわりとまあるい尻尾まで生えてしまった。

(レオの力が・・・暴走してる・・・?!これが・・・レオの力・・・?!)


アーサーから聞いた、レオの能力。
彼には人間を、獣人に変える力があるらしい。

「早くっ・・・」

レオの手が、私のお尻を掴んでぐいっと引き寄せる。
尻尾に触れられた私は、一気に身体の力が抜けて立ち膝をしていられなくなり、腰がすとんと落ちてしまった。

ぐっと、レオのペニスが、身体の奥に入り込む。


「あぁッ・・・レオ・・・・っ」

幼い顔立ちに似合わない大きなぺニスが、私の最奥まで到達した。


「あ~~っ・・・イイ・・穂花さぁん・・・っ・・・・あん・・・ぅ・・・」

私のお尻を鷲掴みしながら、彼は思い切り腰を振っている。
その腰使いのいやらしさに、私は鼻血が出そうになった。

彼と交わる快感。
初めて交わったとは思えないほどに、彼のカタチは私の内側にフィットしている。

あまりの気持ち良さに、私はすぐに絶頂を迎えてしまった。


「レオっ・・・・すごい・・・イッちゃう・・・ぅ・・・・!!」

グチュグチュと卑猥な音を立てながら、下から突き上げられる快楽。
激しく打ち付けられる彼の腰が、私の最奥に押しつけられ、ブルブルと大きく痙攣した。



♢♢♢


「おはようございます。僕の、穂花さん。」

朝、目を覚ますと、先に目を覚ましていた裸の美少年が、優しく私を見つめていた。

「レオ・・・!元気になったんだ・・・?!」

昨夜の苦しそうな表情、身体の発光現象は、跡形もなく消えていた。

私は頭に生えたはずの耳や、尻尾を慌てて確認する。
身体は何事もなかったように、元の状態に戻っていた。

「もう大丈夫です。元気になりました。」

官能的な夜の姿は、まるで夢であったかのように、彼は無邪気な顔で微笑んでいる。

裸のままの彼が、嬉しそうに布団に潜り、抱きついてきた。


「穂花さん、助けてくれてありがとうございます。僕・・一生、穂花さんのこと、そばで守ります。ずっと一緒にいてください。」

(プロポーズ・・・!?私のレオ・・・・♡なんて可愛いの・・・・♡)

昨夜の情熱的な彼を思い出しながら、そのギャップに全力でときめく。



「俺たちのお姫様は、随分ねぼすけみたいだね?」

2人でじゃれあって昨夜の余韻を楽しんでいると、突然思い切り布団を引き剥がされた。


「な・・・っ・・・アーサー・・・!?」

(ちょっと、私まだ裸・・・・っ・・・・)


アーサーは布団を剥がし、裸の私たち二人を見下ろしている。
私の裸を上から下まで舐めるように見ると、「・・・へぇ。」とそっけなく呟いた。


(何・・・!?その反応・・・・!?)

私を見下ろしている彼の意味深な視線に耐えられず、飛び起きて大切な部分だけを何とか手で隠す。


「アーサー、僕すっかり良くなりました。穂花さんの力のおかげです!」

レオは恥ずかしがる様子もなく、可愛い尻尾をふわりと振りながら、目一杯の笑顔でアーサーにそう報告した。



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