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襖の向こう
しおりを挟む「S・・・お前が好きだ・・・ずっと好きだった。」
「大輝・・・」
畳の上に敷かれた布団。
二つ並んでいる布団を見ると妙にいやらしい気分になるのはどうしてだろう。
本来なら、荻野と大輝がここで寝て、今荻野が寝ている襖の向こう側に私が眠るはずだった。
大輝の筋肉質な男らしい身体は、浴衣の上からでもはっきりとわかる。
色黒でムキムキな男性の浴衣姿。胸元がチラリと見えてドキッとする。浴衣の下の彼の身体を想像して目が回りそうだった。
布団の上に押し倒されて、抱きしめられる。
彼の腕、がっしりと強い肩、広い背中。触れた身体の逞しさに、胸がときめく。
男の身体。大きくて、逞しくて、女の自分とは全然違う身体の作り。
それを目の当たりにするたびに、下半身がキュンと疼く。
たくましい男のソレに、無理矢理こじ開けられ貫かれる快感を夢見る。
「S・・・脱がせていいか?」
「・・うん・・・。」
仲が良い男性に裸を見られるのは、想像以上に恥ずかしい。
浴衣の紐を解くと、下着一枚。私の身体は彼に簡単に暴かれてしまった。
「綺麗だ・・・・」
彼が雄の視線で私の身体を舐めるように見る。
彼の唇が私の唇にそっと優しく重なった。
クチュ・・・チュッ・・・・
舌が絡み合う。
(この音・・・絶対荻野に聞こえてるよね・・・っ恥ずかしい・・・っ)
「・・ふ・・・っ・・・ん・・・・」
大輝の舌がねっとりと私の舌に絡んで、気持ち良い。
頭がぼうっとしてしまう。
「んん・・・っ!!!」
急に荒々しく胸を揉まれて、乳首に吸い付かれた。
チュ・・ッ・・ジュル・・・ジュッ・・・
「や・・・やだ・・・大輝・・・っ」
胸を掴まれて乳首を舌で転がされる。舌で潰すように刺激されたり、思い切りペロペロ舐め回されたり、強弱のある快感に、声が抑えられない。
ジュルッ・・チュパ・・ッ・・・
(音・・・!!音・・・ぉ・・・っ!!荻野に・・聞こえちゃう・・・っ)
襖の向こう側は物音ひとつせず、静まり返っていた。
「S・・・」
大輝は肩で息をしながら、下着の上から私の秘部を手のひらで弄る。
「んぅ・・っ・・・ひゃ・・ぅあ・・・」
彼の指が下着越しにクリトリスに触れて、大きな声が出た。
私の声に大輝の息がさらに荒くなる。
いつも冷静で表情の変わらない彼が、息を荒げて熱い視線で私を見ていた。
下着を脱がされて、秘部が彼の目の前に晒される。
じっと見ていた彼が、早急に浴衣の紐を外し下着を脱いだ。
(大輝の・・・・すごい・・・っ・・・)
彼の猛々しく勃ち上がったペニスを見て、ハッと息を飲む。
がっしりとした太もも、お尻、ペニスの大きさ。
彼の下半身はまさにメスが狂おしく求めてしまう男のそれだった。
「S・・我慢できない・・・挿れていいか・・?」
「・・・うん・・・っ・・・・うん・・・っ」
私は興奮しきっていた。荻野が隣にいて聞かれている恥ずかしさと、大輝の男らしい肉体への期待が混ざり合って、秘部はすでに大量の愛液で溢れ準備万端だ。
自分のペニスを手で抑え、私の膣内へググッと押し込む。
「う・・うぅ・・・ッ・・・キツイ・・・」
「あ・・・っんんん・・・・おっき・・い・・・」
大きすぎて苦しい。脚を大きく広げて彼のペニスを奥まで受け入れる。
「S・・・Sの中・・・・イイ・・・・っ・・うう・・・」
「あ・・・ああ・・っ・・・ひっ・・・気持ち・・・い・・ああ~・・っ」
狂ったように激しく腰を振る。
大きなペニスで膣を擦られる感覚に、私は一気に上り詰めてしまう。
「い・・・イックぅ・・・・っ大輝ぃ・・・っ!!!!」
「S・・S・・中に・・・出すぞ・・・ッ・・・イイ・・・ううぅっ!!」
ビュルビュルッビュッビュビュ・・・・!!!
大量の精液がお腹の奥に注がれる。
彼の身体能力の高さに惚れ惚れしてしまう。私は快楽に翻弄され、あっという間に我を失ってしまった。
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