官能男子

おじさん ① ※R-18

「なぁ、拓実。今夜飲みに行かねぇか？」

「またですか？何度付き合えば気が済むんです？僕だって暇じゃあないんですからね。」


僕のおじさんは母の妹の旦那さん。
数年前におばさんが亡くなってから、おじさんはよく僕を飲みに誘うようになった。
おばさんは自分よりうんと若い男性と結婚したから、おじさんは僕と１０歳くらいしか歳が離れていない。

彼と僕が身体の関係を持つようになったのは、おばさんが亡くなってからちょうど一年ほど経った頃だった。

いけないと思えば思うほど、僕は彼との関係にのめり込んでいく。

僕は一人暮らしをしていて、おじさんは隣の駅に住んでいる。
飲みに誘って居酒屋になんて行かないで、最初から僕の部屋に遊びにくれば良いのに、と最近いつも思う。
飲みに行った帰りには必ず僕を部屋まで送ると言い、彼は送り狼になるのだから。

最初から部屋でセックスする方が効率がいいと思うのだけれど、
彼はこれからセックスするんだと思いながら居酒屋で悶々としつつお酒を飲むのが趣味らしい。
人の性癖についてどうこう言うつもりはないけれど、僕は早く彼とセックスしたくてたまらなかった。

「今日は・・僕が挿れて良いんですか？」

彼は攻められるのも、攻めるのも好きで、僕たちはお互いの身体に挿れたり挿れられたりしている。

「どっちも・・・ぉ・・・したい・・・拓実ぃ・・・」

「おじさん、もうこんなになってますよ？３日前にしたばかりなのにおかしいですねぇ？」

彼はとても甘い声で喘ぐ。大人の男とは思えないような、甘ったるくいやらしい声で。

僕は情事の最中も彼の名前ではなく、「おじさん」とわざと呼ぶ。
彼はその方が何倍も興奮する変態なのだ。

「おじさん・・・中で僕の精子・・・出して良いですか・・・・っ？」

「う～～っ拓実ぃ・・・拓実ぃ・・・・！！出ちゃう・・ぅ・・・！！」

彼のお尻に腰をパンパンと打ち付けながら、耳元でささやくと、彼はあっという間に果ててしまった。

ギュウウウと、僕のペニスに食い入るように彼のアナルが縮んで締め付ける。
こんなに気持ちの良いセックスは初めてだ。彼とのセックスの際は、毎回必ずそう思う。