官能男子

aika

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おじさん ②※R-18

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こんな関係はおかしい。歪んでいる。いくら何でも変態すぎるだろう。

何度もそう思って彼との関係を断ち切ろうとした。

「おじさん・・・今度は、ココにおじさんの挿れて・・・」

それでも僕の身体はどうしようもなく彼を求めて、離れることはできないと諦めるしかなかった。僕は四つん這いになると、自ら彼にアナルを差し出す。
彼とは身体の相性が良くて、今まで性にあまり興味がなかった僕は淫らに変わってしまった。性格もまるで正反対なのに、一緒にいるととても落ち着く。

彼は僕より10歳年上だけど、精力がある。見た目も若い。
実年齢より若く見られる童顔がコンプレックスで、髭を生やしたのだと以前話してくれたことがあった。

僕に挿れられて何度射精しても、その後僕にねだられれば僕の中に入り込んでくる。

「う・・ッ・・・あ・・・・ぁ・・・・」

僕はいわゆるノンケというやつだった。
おじさん以外の男とは寝たことがないし、数年前までは可愛い彼女もいたのだ。
それなのに、今はおじさんに挿れられて後ろの刺激だけで射精に達することができる。
アナルに挿れられてイク快感を覚えてしまった僕は、もう後戻りはできないと思った。

男はおじさんしか経験がないから、彼に挿れられるのが特別イイのか、誰に挿れられても同じようにイける身体なのかはわからない。

試してみたいとは思わなかった。
僕は彼の虜なのだ。

「拓実、一緒に暮らさないか?」

情事の後、おじさんが急にそんなことを口にした。

「え・・?」

「ゆうちゃんが亡くなって俺今あの家に一人だろ?広くて部屋も空いてるし・・」

「さすがにあの家でおじさんとセックスするほど無神経にはなれないですよ。」

「ゆうちゃんは許してくれると思うけどなぁ。」

彼の言葉の端々から2人は強い絆で結ばれていると、いつも思う。
おじさんはおばさんのことを生前と全く変わらず愛していて、きっとそれは一生変わらない。

「お前と朝まで一緒に居たいと思うけど、うち猫いるだろ。お前が家で暮らしてくれれば、全てがうまくいくのになぁって、おじさん思うんだよ。」

「それはそうですけど・・・」

こんな話をしている時は、普通のおじさんと甥っ子みたいで何だか不思議な気持ちになった。

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