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嫁が嬉しければ俺も嬉しい
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ノア・ホワイト 25歳で侯爵家の長男。代々魔術関係に強い者を輩出することが多い家系で、 ヤマネコ族だが、家名の通り一族の殆どが色素が薄い。
しかも彼は一族の中でも珍しい耳に飾り毛が付いている優秀な人である。
俺の所属する研究棟の隣に魔術棟が建っていてそちらはこちらの2倍近くの大きさがあり、魔術訓練が出来る地下訓練場がある。
研究棟は薬や魔力回復等の研究を主にしていて裏方的な役割だが魔術棟は騎士団と共に魔物討伐の前線にあたったり、重鎮の護衛に入ったりと魔術関連職業の花形である。彼はその魔術棟内で1·2を争うくらいに魔力操作も扱う魔術も凄いという噂が後を絶たない。扱う属性も火水風土と4大元素を扱えるんじゃなかったか。
そんな彼が本当にクーグゥと付き合ってるとは。
現実は小説より奇なりとは正にこの事か。
「ノア様凄いですっ!複合魔術とか考えもしてなかった!他にはどんな事出来るんですか!?」
初対面には基本塩対応のガイも気が付いたら凄い懐いてるし。っていうかガイは魔術バカだからなぁ、懐くのも仕方ないか。
「ガイウス君、お喋りもいいけど焼けたものも食べようね。はい、どうぞ。」
「はむっ。んん!何これお肉じゃない!?柔らかいのにムキュムキュ弾力がある!?」
「ふふふ。これはね~、海に住んでるクラーケンっていう魔物のお肉だよ。」
「クラーケン!?」
ノア様もすぐガイの扱い方分かっちゃうし。はぁ。
俺もガイにあーんしたい。
「イル!イル!これクラーケンのお肉だって!ここ内陸の都市なのにヤバくない!?」
「ね、美味しいしびっくりだよね。ガイはクラーケン初めてだった?」
初めてのクラーケン俺があーんしたかったな。
「イルは食べた事あるの!?」
そしてガイはバッとミッキィの方を見る。
「私も食べた事あるんですよぅ。美味しいですよね。中々味わえない食感で。」
「なん、ですと。俺だけが初体験。」
「ガイウス君もっと食べる?」
「食べますっ」
ガイが気に入ったみたいだから家でも出してみようかな。ミンチのボールとかなら家でもできるか。
「ガイウス~。俺にも聞いてくれよぉ。義兄ちゃんは悲しいぞぉ~。」
「えー。だってクーグゥ様何回もこのお店来てるんでしょ?食べてない訳がないじゃないですかぁ!絡み酒うざいです~。」
あー、クーグゥがまたガイに引っ付いてる。
ムカつくことに何故かガイはクーグゥの匂いが付きやすいんだ。今日帰ったらしっかり匂いの上書きしてあげないと。
ノア様もすっかりガイの事気に入っちゃってるし。
はぁ~もうガイったら。明日レスト様に次の休みがいつか確認しよう。
「ふふふ、団長ノア様にすっかり気に入られちゃいましたね」
「ほんとに。はぁ。」
「イルヴェス様、今団長の次の休みいつだろうって考えました?」
「え、俺顔に出てた?」
「いいえ、全然。ただ何となく。」
ミッキィ恐るべし。
「私もどこかでヒト族に出会うことが出来たらペットにしたいですねぇ。」
「ガイはペットじゃないし。ガイみたいなヒト族いないでしょ。もうホントに自由奔放すぎて心配しかないし、本音は囲いまくって首輪でも付けて外にも出したくないくらいだよ。」
「うわぁ。なんとなく分かってましたけど執着ヤバいですね。粘着。ストーカー。」
「自分でも分かってるから言わないで。行動には出してないし。」
「でも団長お休みのあといっつも腰怠そうにしてるので程々にしてあげて下さいね?」
「ああ。分かっては、いるんだが。」
いつも止められないんだよね。止めなくちゃとは思うんだけど。だってもう強請るガイが可愛すぎてヤバいんだよ。俺の魔力気持ちいいとか言っちゃうあの顔がさぁ・・・。
あー、ガイの次のお休みを明日早急に確認しよう。
「ねぇ!イルイル!何これ!食べた事ある!?ってかどこをどう食べるの??」
ノア様とお話してるのに事ある毎にこっちに話しかけてくれるガイが愛おしい。
「ああ、二枚貝って奴だね。俺も食べた事無いけど焼くと上の硬いのがパカって開いて、中の柔らかい身を食べるんだよ。」
「イルも食べた事無いの!?じゃぁ2人して初体験だね!」
あー、もうその笑顔が尊い~。可愛い。最高。
そしてまたクーグゥに絡まれてる!その手を離せ!
「ふふっ。イルヴェス様が団長に骨抜きにされてますね。まさかここまでとは。」
「もう今すぐ連れて帰りたいっ。この笑顔独り占めしたい。」
「それだと団長は食べたいものが食べられなくて泣いちゃいますねぇ。」
「俺が泣かせたんなら別にいいし。今度2人きりで来るし。」
「うわぁ、重ぉぉ。」
ミッキィが言い出したんじゃないか。
「ガイウス君はイルヴェスの事が大好きなんだねぇ。」
「はいっ!ね、イルっ?」
ぁ、やば。可愛すぎて鼻血でそう。
「イルヴェス様ちょっと団長の顔を見るためにトイレ我慢しすぎちゃったみたいでお腹痛くなっちゃったみたいで。」
そう言ってミッキィが俺を廊下側にグイグイ押してくる。小声で「団長の前で鼻血を出すみっともない姿を見せるんですか?」と堰立てながら。
しょうがない、トイレで一旦落ち着いてこよう。
行き際にガイがノア様に「愛されてるね~。すてきっ。」って言われてるのを聞き逃さなかった。そして照れるガイ。
あああ、照れてるガイも可愛いいいいい。
終始そんな感じでお開きになり、酔ったクーグゥはノア様に回収され、美味しい物と高いお酒(ちゃっかり頼んでた)を堪能したミッキィはルンルンで帰路につき、俺は初めて海の幸を堪能してルンルンのガイと2人で家に帰って来た。
ガイは俺にノア様とどんな会話をしたか教えてくれる。
今度、魔物の討伐に一緒に来てくれるそうだーとか、細かい魔術操作を教えてくれるとかとか。後は二枚貝の感想が凄かった。最初食べられないと思ってたのに焼いてたらパカって開いてビックリしたのに中の身は柔らかくてすごく美味しかった!等々。
ちょっと気になったのがガイが言ってた「ノア様が俺に会いたくてクーグゥ様にお願いしたんだって」って言ってた事。ノア様が何かしらガイに興味を持ったってことだよね。まぁ、今日見ててそういう風じゃないって事は分かったけども。
もう、ガイの為にもクーグゥんとこと養子縁組してって言っちゃおうか。貴族社会に対して忌避感があるみたいだからあんまり無理強いもしたくないんだけど。
やっぱりか弱いと言われてるヒト族が1年も騎士団長務めあげちゃったら周りの見る目も変わるか。
何だか色々と動きそうな予感がするね。
しかも彼は一族の中でも珍しい耳に飾り毛が付いている優秀な人である。
俺の所属する研究棟の隣に魔術棟が建っていてそちらはこちらの2倍近くの大きさがあり、魔術訓練が出来る地下訓練場がある。
研究棟は薬や魔力回復等の研究を主にしていて裏方的な役割だが魔術棟は騎士団と共に魔物討伐の前線にあたったり、重鎮の護衛に入ったりと魔術関連職業の花形である。彼はその魔術棟内で1·2を争うくらいに魔力操作も扱う魔術も凄いという噂が後を絶たない。扱う属性も火水風土と4大元素を扱えるんじゃなかったか。
そんな彼が本当にクーグゥと付き合ってるとは。
現実は小説より奇なりとは正にこの事か。
「ノア様凄いですっ!複合魔術とか考えもしてなかった!他にはどんな事出来るんですか!?」
初対面には基本塩対応のガイも気が付いたら凄い懐いてるし。っていうかガイは魔術バカだからなぁ、懐くのも仕方ないか。
「ガイウス君、お喋りもいいけど焼けたものも食べようね。はい、どうぞ。」
「はむっ。んん!何これお肉じゃない!?柔らかいのにムキュムキュ弾力がある!?」
「ふふふ。これはね~、海に住んでるクラーケンっていう魔物のお肉だよ。」
「クラーケン!?」
ノア様もすぐガイの扱い方分かっちゃうし。はぁ。
俺もガイにあーんしたい。
「イル!イル!これクラーケンのお肉だって!ここ内陸の都市なのにヤバくない!?」
「ね、美味しいしびっくりだよね。ガイはクラーケン初めてだった?」
初めてのクラーケン俺があーんしたかったな。
「イルは食べた事あるの!?」
そしてガイはバッとミッキィの方を見る。
「私も食べた事あるんですよぅ。美味しいですよね。中々味わえない食感で。」
「なん、ですと。俺だけが初体験。」
「ガイウス君もっと食べる?」
「食べますっ」
ガイが気に入ったみたいだから家でも出してみようかな。ミンチのボールとかなら家でもできるか。
「ガイウス~。俺にも聞いてくれよぉ。義兄ちゃんは悲しいぞぉ~。」
「えー。だってクーグゥ様何回もこのお店来てるんでしょ?食べてない訳がないじゃないですかぁ!絡み酒うざいです~。」
あー、クーグゥがまたガイに引っ付いてる。
ムカつくことに何故かガイはクーグゥの匂いが付きやすいんだ。今日帰ったらしっかり匂いの上書きしてあげないと。
ノア様もすっかりガイの事気に入っちゃってるし。
はぁ~もうガイったら。明日レスト様に次の休みがいつか確認しよう。
「ふふふ、団長ノア様にすっかり気に入られちゃいましたね」
「ほんとに。はぁ。」
「イルヴェス様、今団長の次の休みいつだろうって考えました?」
「え、俺顔に出てた?」
「いいえ、全然。ただ何となく。」
ミッキィ恐るべし。
「私もどこかでヒト族に出会うことが出来たらペットにしたいですねぇ。」
「ガイはペットじゃないし。ガイみたいなヒト族いないでしょ。もうホントに自由奔放すぎて心配しかないし、本音は囲いまくって首輪でも付けて外にも出したくないくらいだよ。」
「うわぁ。なんとなく分かってましたけど執着ヤバいですね。粘着。ストーカー。」
「自分でも分かってるから言わないで。行動には出してないし。」
「でも団長お休みのあといっつも腰怠そうにしてるので程々にしてあげて下さいね?」
「ああ。分かっては、いるんだが。」
いつも止められないんだよね。止めなくちゃとは思うんだけど。だってもう強請るガイが可愛すぎてヤバいんだよ。俺の魔力気持ちいいとか言っちゃうあの顔がさぁ・・・。
あー、ガイの次のお休みを明日早急に確認しよう。
「ねぇ!イルイル!何これ!食べた事ある!?ってかどこをどう食べるの??」
ノア様とお話してるのに事ある毎にこっちに話しかけてくれるガイが愛おしい。
「ああ、二枚貝って奴だね。俺も食べた事無いけど焼くと上の硬いのがパカって開いて、中の柔らかい身を食べるんだよ。」
「イルも食べた事無いの!?じゃぁ2人して初体験だね!」
あー、もうその笑顔が尊い~。可愛い。最高。
そしてまたクーグゥに絡まれてる!その手を離せ!
「ふふっ。イルヴェス様が団長に骨抜きにされてますね。まさかここまでとは。」
「もう今すぐ連れて帰りたいっ。この笑顔独り占めしたい。」
「それだと団長は食べたいものが食べられなくて泣いちゃいますねぇ。」
「俺が泣かせたんなら別にいいし。今度2人きりで来るし。」
「うわぁ、重ぉぉ。」
ミッキィが言い出したんじゃないか。
「ガイウス君はイルヴェスの事が大好きなんだねぇ。」
「はいっ!ね、イルっ?」
ぁ、やば。可愛すぎて鼻血でそう。
「イルヴェス様ちょっと団長の顔を見るためにトイレ我慢しすぎちゃったみたいでお腹痛くなっちゃったみたいで。」
そう言ってミッキィが俺を廊下側にグイグイ押してくる。小声で「団長の前で鼻血を出すみっともない姿を見せるんですか?」と堰立てながら。
しょうがない、トイレで一旦落ち着いてこよう。
行き際にガイがノア様に「愛されてるね~。すてきっ。」って言われてるのを聞き逃さなかった。そして照れるガイ。
あああ、照れてるガイも可愛いいいいい。
終始そんな感じでお開きになり、酔ったクーグゥはノア様に回収され、美味しい物と高いお酒(ちゃっかり頼んでた)を堪能したミッキィはルンルンで帰路につき、俺は初めて海の幸を堪能してルンルンのガイと2人で家に帰って来た。
ガイは俺にノア様とどんな会話をしたか教えてくれる。
今度、魔物の討伐に一緒に来てくれるそうだーとか、細かい魔術操作を教えてくれるとかとか。後は二枚貝の感想が凄かった。最初食べられないと思ってたのに焼いてたらパカって開いてビックリしたのに中の身は柔らかくてすごく美味しかった!等々。
ちょっと気になったのがガイが言ってた「ノア様が俺に会いたくてクーグゥ様にお願いしたんだって」って言ってた事。ノア様が何かしらガイに興味を持ったってことだよね。まぁ、今日見ててそういう風じゃないって事は分かったけども。
もう、ガイの為にもクーグゥんとこと養子縁組してって言っちゃおうか。貴族社会に対して忌避感があるみたいだからあんまり無理強いもしたくないんだけど。
やっぱりか弱いと言われてるヒト族が1年も騎士団長務めあげちゃったら周りの見る目も変わるか。
何だか色々と動きそうな予感がするね。
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