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長期戦に持ち込まない為の秘策を教えて下さい
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冬は日が暮れるのが早い。
就業時間は変わらないのに、夏ならまだ夕陽にもならない時に帰れるのに、冬は陽がとっぷりと沈んだ後に家路に着く。
この国では年末年始にかかるこの時期が1番陽が短い。
「あー、夕陽が綺麗だねぇ。もう仕事って感じでも無くなっちゃいますよねぇ、これ見ると。」
俺は、夕陽を見て2人に話しかけた。
「団長はいつもでしょ?」
「エディスは俺の事どう見てんですかね?」
「団長は明日からの三連休が楽しみすぎて今日は特に仕事に身が入ってないですよね」
「ぇ、特にっていつも全力でお仕事してますけれど??」
「「全力なのは抜け出すことに関してですよね?」」
ん?容赦ないな、2人とも 。
「しょうがない、定時まで全力でお仕事しますか。よしっ」
気合いを入れて書類と睨めっこする。
集中さえしてしまえばあっという間なのに、集中出来ないから物凄く時間が長く感じる。
「ダメだぁ~。集中できないぃぃぃ。」
「はやっ5分も経ってないですよ。」
「定時まで頑張ってください!」
「もう俺の気持ちは三連休ぅぅぅ。」
執務机に突っ伏する。
大丈夫、出来る団長だからね俺は、書類に顔は埋めてないよ。
「ダメだこりゃ。」
「あはは、団長三連休のご予定は何ですか?」
「えーっとねぇ」
そこで俺はハッとした。
予定は有るんだけど、この2人には言えないっ。
いやこの2人じゃなくても いつもあんあん鳴かされてるから逆にあんあん言わす予定だなんて言えない!
その為にちょっと気持ちよくなるローションとかトロトロお風呂の入浴剤買ったんだぜとか言えない!
お店行くの1人じゃ恥ずかしかったからってクーグゥ様と一緒に行ったなんて言えない!
いや最後のはいらない!俺の記憶からも消えろっ
「んーっとぉ、・・・家でゴロゴロ?かな。」
「「え?」」
いやそーなるよね!こんなに楽しみにしてて家でゴロゴロっておかしいよね!もっと良い言い訳言えよ俺!
「いやほら雪も降ってて寒いし、お菓子とか篭もれるもの揃えて3日間家の中でグダグダ過ごそうかなーって。」
「あ、それ俺もよくやります!連休だからこそのぐだり具合というか、楽しみですよね!」
リックステン、君は素直で良い子だねぇ!
「・・・。程々に楽しんできてくださいね!」
エディス、程々にってどういう事??もしかして全部バレてる?まさかね?
「早くレスト副団長戻ってこないかなぁ。レスト副団長が居ないと団長が仕事してくれないよ。」
「居なくてもやる時はやりますよ。エディスひどい。」
レスト副団長は王宮に書類を提出しに行ってるので不在である。
このまま穏やかに終業時間を迎えられますように。
バンッ
「団長!いらっしゃますか!」
扉を勢い良く開ける音とミッキィの声がほぼ同時に響いた。
・・・今の俺の願いはフラグを立てた訳では無いよね?
「ミッキィ、急ぎですか?」
「緊急招集です。第2王子殿下が森に入ってから戻ってこないので捜索隊が組まれるそうで、団長にもお声が」
「ぇぇぇぇー。超絶面倒な奴じゃ無いですか。っていうかなんでミッキィが?門番は?」
「私、偶々明日の訓練用備品の貸出申請に来た所で王宮の人が居てそれで・・・。」
「とばっちりですね!」
「ん゙ん゙っ言葉が良くないです、団長。」
はぁ、仕方がないので行きますか。
王族かぁ、1番関わり合いたくない&イルとクーグゥ様とレスト副団長に関わるなって言われてるやつぅぅぅ。
「ミッキィ、一緒に来てくれます?」
「!行くんですか。」
「っていうか行かない方がダメですよねこれ。」
「そうですね。どこまでもお供します!」
イスに引っ掛けてあった制服の上着を来て2人に指示を出す。
「エディス、チームB、E、Fから5人づつ招集するようにリーダーに急いで伝えて。」
「リックステンはレスト副団長が戻るまで待機。戻ってきたら、クーグゥ様呼んでおいてって伝えておいて。」
外を見やる。夕陽が陰り始めてる。時期に沈んで辺りは暗くなるだろう。
「いよいよ俺とクーグゥ様との楽しい追いかけっこも終わりのようですね。」
「楽しんでたんですか?」
「・・・心の底から面倒だなって思ってました。」
「あははっ、潔く腹括りましょうね。」
ミッキィと一緒に早足で馬舎に向かう。向かいながら、いつもの双剣、ポーション、救急セット、投げナイフ等々所持品に不足が無いか確認していく。
はぁ、これは俺がイルをあんあん言わせるぜ計画は次回に持ち越しかなぁ。残念だなぁ。
・・・いや、終業時間までに終わらせて戻ってくれば良いんじゃない?
「第2王子殿下っていくつだっけ?」
「10歳になられたところです。」
10歳なら防衛本能が働くはずだから、そんなに危険なところまで入らないはずだし、うんうん。とにかく着いたら一旦薄くていいから広範囲に索敵かけて、それから~。
「うわ、雪降り始めてる最悪っ!」
「団長っこちらです!」
馬舎を出たら雪がチラついていた。雪は足跡を隠すが雨と一緒で匂いも隠す。陽も暮れかかってるし状況は良いとは言えない。
でも状況が良くなくても終業時間までに終わらせてやるんだ!そんで俺はイルにあんあん言わせて気持ち良すぎておかしくなりそうって言わせるんだぁ!俺がいつも言ってるようなことを言わせてあげるんだぁ!
「ミッキィ最速で終わらせるよ!」
「気合い入ってますね?団長明日から三連休でしたっけ?」
「今日は定時で上がって、イルに敗北宣言させる予定だったんだから!いや、予定通りに行くんですから!」
「・・・イルヴェスト様に敗北宣言、ですか?」
最初は不思議な顔をしていたミッキィも少し悩んだあと合点がいったようににっこりした。
「確実に長期戦になると思いますが頑張ってくださいね」
・・・確実に長期戦、ですか!?
就業時間は変わらないのに、夏ならまだ夕陽にもならない時に帰れるのに、冬は陽がとっぷりと沈んだ後に家路に着く。
この国では年末年始にかかるこの時期が1番陽が短い。
「あー、夕陽が綺麗だねぇ。もう仕事って感じでも無くなっちゃいますよねぇ、これ見ると。」
俺は、夕陽を見て2人に話しかけた。
「団長はいつもでしょ?」
「エディスは俺の事どう見てんですかね?」
「団長は明日からの三連休が楽しみすぎて今日は特に仕事に身が入ってないですよね」
「ぇ、特にっていつも全力でお仕事してますけれど??」
「「全力なのは抜け出すことに関してですよね?」」
ん?容赦ないな、2人とも 。
「しょうがない、定時まで全力でお仕事しますか。よしっ」
気合いを入れて書類と睨めっこする。
集中さえしてしまえばあっという間なのに、集中出来ないから物凄く時間が長く感じる。
「ダメだぁ~。集中できないぃぃぃ。」
「はやっ5分も経ってないですよ。」
「定時まで頑張ってください!」
「もう俺の気持ちは三連休ぅぅぅ。」
執務机に突っ伏する。
大丈夫、出来る団長だからね俺は、書類に顔は埋めてないよ。
「ダメだこりゃ。」
「あはは、団長三連休のご予定は何ですか?」
「えーっとねぇ」
そこで俺はハッとした。
予定は有るんだけど、この2人には言えないっ。
いやこの2人じゃなくても いつもあんあん鳴かされてるから逆にあんあん言わす予定だなんて言えない!
その為にちょっと気持ちよくなるローションとかトロトロお風呂の入浴剤買ったんだぜとか言えない!
お店行くの1人じゃ恥ずかしかったからってクーグゥ様と一緒に行ったなんて言えない!
いや最後のはいらない!俺の記憶からも消えろっ
「んーっとぉ、・・・家でゴロゴロ?かな。」
「「え?」」
いやそーなるよね!こんなに楽しみにしてて家でゴロゴロっておかしいよね!もっと良い言い訳言えよ俺!
「いやほら雪も降ってて寒いし、お菓子とか篭もれるもの揃えて3日間家の中でグダグダ過ごそうかなーって。」
「あ、それ俺もよくやります!連休だからこそのぐだり具合というか、楽しみですよね!」
リックステン、君は素直で良い子だねぇ!
「・・・。程々に楽しんできてくださいね!」
エディス、程々にってどういう事??もしかして全部バレてる?まさかね?
「早くレスト副団長戻ってこないかなぁ。レスト副団長が居ないと団長が仕事してくれないよ。」
「居なくてもやる時はやりますよ。エディスひどい。」
レスト副団長は王宮に書類を提出しに行ってるので不在である。
このまま穏やかに終業時間を迎えられますように。
バンッ
「団長!いらっしゃますか!」
扉を勢い良く開ける音とミッキィの声がほぼ同時に響いた。
・・・今の俺の願いはフラグを立てた訳では無いよね?
「ミッキィ、急ぎですか?」
「緊急招集です。第2王子殿下が森に入ってから戻ってこないので捜索隊が組まれるそうで、団長にもお声が」
「ぇぇぇぇー。超絶面倒な奴じゃ無いですか。っていうかなんでミッキィが?門番は?」
「私、偶々明日の訓練用備品の貸出申請に来た所で王宮の人が居てそれで・・・。」
「とばっちりですね!」
「ん゙ん゙っ言葉が良くないです、団長。」
はぁ、仕方がないので行きますか。
王族かぁ、1番関わり合いたくない&イルとクーグゥ様とレスト副団長に関わるなって言われてるやつぅぅぅ。
「ミッキィ、一緒に来てくれます?」
「!行くんですか。」
「っていうか行かない方がダメですよねこれ。」
「そうですね。どこまでもお供します!」
イスに引っ掛けてあった制服の上着を来て2人に指示を出す。
「エディス、チームB、E、Fから5人づつ招集するようにリーダーに急いで伝えて。」
「リックステンはレスト副団長が戻るまで待機。戻ってきたら、クーグゥ様呼んでおいてって伝えておいて。」
外を見やる。夕陽が陰り始めてる。時期に沈んで辺りは暗くなるだろう。
「いよいよ俺とクーグゥ様との楽しい追いかけっこも終わりのようですね。」
「楽しんでたんですか?」
「・・・心の底から面倒だなって思ってました。」
「あははっ、潔く腹括りましょうね。」
ミッキィと一緒に早足で馬舎に向かう。向かいながら、いつもの双剣、ポーション、救急セット、投げナイフ等々所持品に不足が無いか確認していく。
はぁ、これは俺がイルをあんあん言わせるぜ計画は次回に持ち越しかなぁ。残念だなぁ。
・・・いや、終業時間までに終わらせて戻ってくれば良いんじゃない?
「第2王子殿下っていくつだっけ?」
「10歳になられたところです。」
10歳なら防衛本能が働くはずだから、そんなに危険なところまで入らないはずだし、うんうん。とにかく着いたら一旦薄くていいから広範囲に索敵かけて、それから~。
「うわ、雪降り始めてる最悪っ!」
「団長っこちらです!」
馬舎を出たら雪がチラついていた。雪は足跡を隠すが雨と一緒で匂いも隠す。陽も暮れかかってるし状況は良いとは言えない。
でも状況が良くなくても終業時間までに終わらせてやるんだ!そんで俺はイルにあんあん言わせて気持ち良すぎておかしくなりそうって言わせるんだぁ!俺がいつも言ってるようなことを言わせてあげるんだぁ!
「ミッキィ最速で終わらせるよ!」
「気合い入ってますね?団長明日から三連休でしたっけ?」
「今日は定時で上がって、イルに敗北宣言させる予定だったんだから!いや、予定通りに行くんですから!」
「・・・イルヴェスト様に敗北宣言、ですか?」
最初は不思議な顔をしていたミッキィも少し悩んだあと合点がいったようににっこりした。
「確実に長期戦になると思いますが頑張ってくださいね」
・・・確実に長期戦、ですか!?
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