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無理をさせたい訳じゃないんだけど
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「エディ!ほら、こっち!そんな所で寝ようとしないで!」
「いやいやいやいや無理無理無理!そんな一緒のベッドで寝たりなんかしたら、バレた日にはイリィの彼氏に殺される!だったら床で良い!床がいいです!床で寝させて下さい!」
「そんな事ないから安心してってば!んも~、わかったじゃぁ俺も床で寝る!」
「そっちの方が殺されちゃうよ!」
「なんでよ。殺されないから安心してよ。んもー!どっちも死ぬならベッド行こ。ほらほら!」
「ゔ~。どっちも地獄への入口ぃ。」
俺は無理やりエディスの手を引っ張ってベッドにあげる。
俺もエディスももうシャワーを浴びたので、さぁ夕飯まで寝よう!ってなった時に一緒になれないと言われ、今に至る。
「ほら!はい早く横になって!カーテン閉めるから!」
「カーテンくらい僕閉めますからぁ~。」
「俺が寝入ったらベッドから出るつもりでしょ?それはダメでーす。エディ床で寝させるためにこの部屋を取ったんじゃありませーん。」
「僕の命もあと僅かなんていやですー。」
「無いから。っつぅかどんだけ恐れられてるんだよイル・・・。はいはいおやすみ寝るよー。」
「ぅぅ、おやすみなさいですぅ」
暫くして、エディスが寝入る前に俺は寝入ってしまった。
だって部屋暗くして布団に入ったら瞼は落ちてくるものなんだよ?
エディスは暖かいし、やっぱりもふもふの四足獣人って体温高いよね?これは速攻うとうとしちゃうのは仕方ないんだって。
カリカリ、カリカリ、
何か手紙を書くような音で意識が覚醒してきた。
「ん~・・・手紙?」
あー、でもダメ。眠い。
「団長、団長。そろそろ起きてください。」
「ぅ~ん、もう少し。」
「団長、そろそろ女将さんがお皿回収しに来ちゃうから、起きてくださいよぅ」
「お皿・・・?」
お皿ってなんだっけ?っていうか何でエディスが起こしてるんだ?ん~?
ゆっくり体を起こした。
「ほらぁ、団長~。食堂の時間間に合わなかったから、女将さんわざわざお部屋に持ってきてくれたんですよ。」
「え?ぁぁ、うん。そっか、なんか申し訳ないですね。食べましょうか。」
俺はのそのそと起き上がって、エディスが手紙を書いていた机に椅子を持ってくる。
やっぱりポーチ以外にも隠し持たされてるよね。
「手紙?ぁぁ、レスト副団長にですか。」
「なんか、結構な騒ぎになってるっぽいですよ?」
「へぇ。なんかごめんね。付き合わせちゃって。全部俺のせいにしちゃって良いから。」
「団長、疲れてます?」
「まぁ、寝ずに馬走らせて、やっと夕飯まで寝て、あれ・・・今何時です?」
「ええと。食堂が終わって1時間くらい経ちました。」
「え!?」
まさかそんなに寝ちゃった!?
俺は慌てて窓に近寄ってカーテンを開けた。
「わぉ、真っ暗じゃん。」
おかしいな。日が沈むかそれくらいに起きる予定だったのに。
「・・・取り敢えず食べよう。」
女将さんが持ってきてくれた夕飯は柔らかめの手のひらサイズの丸パンが3つに、チキンソテー、付け合せの焼き野菜に、端野菜の薄味塩スープ、と果物。
あー、うん。なんか見てるだけでお腹いっぱいになって来た。
「エディス、俺丸パンとスープで良いから他食べて貰うこと出来ます?」
「え。もっと食べてくださいよ。」
「寝起きですし、ちょっと見てたらお腹いっぱいになって来たし。」
「なんでですか!?食べてないのに!?」
「・・・なんででしょうね?そういえば食べてないのになんか見てるだけで、もういいやってなるんですけど。何でだろう?」
「団長!とにかく食べましょう!食べれる分だけで良いんで、女将さんがお皿取りに来る前に!」
「うん、そうだね。」
とりあえず丸パン齧ってスープで流し込む。
「このパン柔らかいね。食べやすくて美味しい!」
「毎朝女将さんが焼いてるって仰ってましたよ。」
「女将さんすごい!ほんのり甘いし、これ首都で売ったら流行るだろうね。お土産に買って帰ろうかな。買えるかな。」
美味しすぎて3個ペロッと食べてしまった。
スープも薄味で飲みやすい。よし完飲。
「はぁー。美味しかった。」
「いやいやもう少し食べましょう?はい、チキンソテー。」
エディスが1口大に切ったチキンソテーフォークにさして俺の口元に持ってくるので仕方なく食べる。
「ぁ、思ったよりさっぱりしてて食べやすい。っていうかエディスまで俺の食事量にイチャモンを・・・。」
「文句ではないです。僕でも団長の少食さに不安になるんだから、そりゃあ皆さん心配しますよ。」
「はぐっもぐもぐ。そもそもの食べる量が違うんだから仕方ないだけですよ。」
「いやぁでもミッキィ大先輩がお菓子でも口に突っ込ませないといつか倒れるって言ってましたよ。絶対摂取より消費が上回ってる!って。」
「ミッキィは何を触れ回ってるの・・・。っていうか大先輩って呼ばれてるんですね、知らなかった。」
エディスが1口大サイズを次々に口元に持ってくるからパクパク食べてたら、気づいたら半分以上食べてた。
「ぉぉ、すごい食べさせられてる。」
「はい、よく食べれてます。あと果物食べてください。」
「はぁい。」
2切れあったりんごを1切れ食べた。
ん、お腹いっぱい。
残りはエディスが綺麗に食べてくれた。
エディスは非戦闘員な事もあって騎士団では細い方なのだが、何処に入る余裕が有るんだろうかと思ってしまう。
だって俺の前に同じ量食べてるんだからね?
「そういえば結構な騒ぎになってるって、どういう事です?レスト副団長なら、既に首都での親方に話でも聞いて、粗方分かってくれてると思いますが。」
「いや、それが。今までずっと面会を拒否ってた第1王子が事前連絡無しで昨日の朝に執務室を訪れたそうで。」
「あー、やってくれたね、第1王子。なんで拒否ってるか理解してくれよ。はぁ。でも、それがなんで?レスト副団長なら上手に躱してくれると思うんですけど。」
「なんかニールさんが朝から居たみたいで、詳細は分からないんですけど、何故か第1王子に 行方不明 って伝わってしまったみたいで?」
「ニール・・・。はぁ。ん、まぁいいや。なるようになれだ。あ、さっき書いてたのレスト副団長宛?俺も一筆書いていいですか?」
「あっはい。どうぞ。」
俺はエディスのハトの便箋に『欠け剣 完成予定2~3週間後。その後帰団予定。』と書いた。
「あっさりしすぎな気がします。」
「え、そうですか?簡潔にって大事ですよ?」
「じゃぁ送りますね。」
エディスが手紙を追って魔力を流すと、鳩の形になって飛んで行った。
「じゃぁ、とりあえずお皿を女将さんに返しに行って、盗賊狼でも討伐しに行きましょうか。」
「え゙、今からですか!?」
「こういうのは被害が広がる前にやらないとね!怖かったら後ろで見てるだけでもいいですし、何なら1人で行ってきますけど。」
「いえ、僕も行きます!微力ながら参戦します!」
エディス、ベッドで寝る時より顔が強ばってるけど大丈夫かな?明らかに無理してない?
「いやいやいやいや無理無理無理!そんな一緒のベッドで寝たりなんかしたら、バレた日にはイリィの彼氏に殺される!だったら床で良い!床がいいです!床で寝させて下さい!」
「そんな事ないから安心してってば!んも~、わかったじゃぁ俺も床で寝る!」
「そっちの方が殺されちゃうよ!」
「なんでよ。殺されないから安心してよ。んもー!どっちも死ぬならベッド行こ。ほらほら!」
「ゔ~。どっちも地獄への入口ぃ。」
俺は無理やりエディスの手を引っ張ってベッドにあげる。
俺もエディスももうシャワーを浴びたので、さぁ夕飯まで寝よう!ってなった時に一緒になれないと言われ、今に至る。
「ほら!はい早く横になって!カーテン閉めるから!」
「カーテンくらい僕閉めますからぁ~。」
「俺が寝入ったらベッドから出るつもりでしょ?それはダメでーす。エディ床で寝させるためにこの部屋を取ったんじゃありませーん。」
「僕の命もあと僅かなんていやですー。」
「無いから。っつぅかどんだけ恐れられてるんだよイル・・・。はいはいおやすみ寝るよー。」
「ぅぅ、おやすみなさいですぅ」
暫くして、エディスが寝入る前に俺は寝入ってしまった。
だって部屋暗くして布団に入ったら瞼は落ちてくるものなんだよ?
エディスは暖かいし、やっぱりもふもふの四足獣人って体温高いよね?これは速攻うとうとしちゃうのは仕方ないんだって。
カリカリ、カリカリ、
何か手紙を書くような音で意識が覚醒してきた。
「ん~・・・手紙?」
あー、でもダメ。眠い。
「団長、団長。そろそろ起きてください。」
「ぅ~ん、もう少し。」
「団長、そろそろ女将さんがお皿回収しに来ちゃうから、起きてくださいよぅ」
「お皿・・・?」
お皿ってなんだっけ?っていうか何でエディスが起こしてるんだ?ん~?
ゆっくり体を起こした。
「ほらぁ、団長~。食堂の時間間に合わなかったから、女将さんわざわざお部屋に持ってきてくれたんですよ。」
「え?ぁぁ、うん。そっか、なんか申し訳ないですね。食べましょうか。」
俺はのそのそと起き上がって、エディスが手紙を書いていた机に椅子を持ってくる。
やっぱりポーチ以外にも隠し持たされてるよね。
「手紙?ぁぁ、レスト副団長にですか。」
「なんか、結構な騒ぎになってるっぽいですよ?」
「へぇ。なんかごめんね。付き合わせちゃって。全部俺のせいにしちゃって良いから。」
「団長、疲れてます?」
「まぁ、寝ずに馬走らせて、やっと夕飯まで寝て、あれ・・・今何時です?」
「ええと。食堂が終わって1時間くらい経ちました。」
「え!?」
まさかそんなに寝ちゃった!?
俺は慌てて窓に近寄ってカーテンを開けた。
「わぉ、真っ暗じゃん。」
おかしいな。日が沈むかそれくらいに起きる予定だったのに。
「・・・取り敢えず食べよう。」
女将さんが持ってきてくれた夕飯は柔らかめの手のひらサイズの丸パンが3つに、チキンソテー、付け合せの焼き野菜に、端野菜の薄味塩スープ、と果物。
あー、うん。なんか見てるだけでお腹いっぱいになって来た。
「エディス、俺丸パンとスープで良いから他食べて貰うこと出来ます?」
「え。もっと食べてくださいよ。」
「寝起きですし、ちょっと見てたらお腹いっぱいになって来たし。」
「なんでですか!?食べてないのに!?」
「・・・なんででしょうね?そういえば食べてないのになんか見てるだけで、もういいやってなるんですけど。何でだろう?」
「団長!とにかく食べましょう!食べれる分だけで良いんで、女将さんがお皿取りに来る前に!」
「うん、そうだね。」
とりあえず丸パン齧ってスープで流し込む。
「このパン柔らかいね。食べやすくて美味しい!」
「毎朝女将さんが焼いてるって仰ってましたよ。」
「女将さんすごい!ほんのり甘いし、これ首都で売ったら流行るだろうね。お土産に買って帰ろうかな。買えるかな。」
美味しすぎて3個ペロッと食べてしまった。
スープも薄味で飲みやすい。よし完飲。
「はぁー。美味しかった。」
「いやいやもう少し食べましょう?はい、チキンソテー。」
エディスが1口大に切ったチキンソテーフォークにさして俺の口元に持ってくるので仕方なく食べる。
「ぁ、思ったよりさっぱりしてて食べやすい。っていうかエディスまで俺の食事量にイチャモンを・・・。」
「文句ではないです。僕でも団長の少食さに不安になるんだから、そりゃあ皆さん心配しますよ。」
「はぐっもぐもぐ。そもそもの食べる量が違うんだから仕方ないだけですよ。」
「いやぁでもミッキィ大先輩がお菓子でも口に突っ込ませないといつか倒れるって言ってましたよ。絶対摂取より消費が上回ってる!って。」
「ミッキィは何を触れ回ってるの・・・。っていうか大先輩って呼ばれてるんですね、知らなかった。」
エディスが1口大サイズを次々に口元に持ってくるからパクパク食べてたら、気づいたら半分以上食べてた。
「ぉぉ、すごい食べさせられてる。」
「はい、よく食べれてます。あと果物食べてください。」
「はぁい。」
2切れあったりんごを1切れ食べた。
ん、お腹いっぱい。
残りはエディスが綺麗に食べてくれた。
エディスは非戦闘員な事もあって騎士団では細い方なのだが、何処に入る余裕が有るんだろうかと思ってしまう。
だって俺の前に同じ量食べてるんだからね?
「そういえば結構な騒ぎになってるって、どういう事です?レスト副団長なら、既に首都での親方に話でも聞いて、粗方分かってくれてると思いますが。」
「いや、それが。今までずっと面会を拒否ってた第1王子が事前連絡無しで昨日の朝に執務室を訪れたそうで。」
「あー、やってくれたね、第1王子。なんで拒否ってるか理解してくれよ。はぁ。でも、それがなんで?レスト副団長なら上手に躱してくれると思うんですけど。」
「なんかニールさんが朝から居たみたいで、詳細は分からないんですけど、何故か第1王子に 行方不明 って伝わってしまったみたいで?」
「ニール・・・。はぁ。ん、まぁいいや。なるようになれだ。あ、さっき書いてたのレスト副団長宛?俺も一筆書いていいですか?」
「あっはい。どうぞ。」
俺はエディスのハトの便箋に『欠け剣 完成予定2~3週間後。その後帰団予定。』と書いた。
「あっさりしすぎな気がします。」
「え、そうですか?簡潔にって大事ですよ?」
「じゃぁ送りますね。」
エディスが手紙を追って魔力を流すと、鳩の形になって飛んで行った。
「じゃぁ、とりあえずお皿を女将さんに返しに行って、盗賊狼でも討伐しに行きましょうか。」
「え゙、今からですか!?」
「こういうのは被害が広がる前にやらないとね!怖かったら後ろで見てるだけでもいいですし、何なら1人で行ってきますけど。」
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