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無事任務完了です
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イルの待つ所へ行くと笑顔で迎えてくれた。
「ガイ、流石だね。きちんと出来ていたよ」
「本当に?えへへ、ありがとっ。」
本当ならイルに飛びつきたい気持ちだけど、服がシワになっちゃうから我慢我慢。
次はダンス。大丈夫、練習の時からイルと一緒に踊ってたし。1曲だけだから、大丈夫大丈夫。よしっ
柔らかな曲が流れ始める。
ダンスホールの扉奥側に専用の場所があって、楽士団が優雅に音を奏でていた。
音楽が始まると周りがざわめき始める 。
本日の主役である俺がイルとダンスホールに行かないと誰も踊りに来ないから、なんだけど。
はぁ~、緊張してきた。
イルが爽やかな笑顔で俺に手を差し出す。
それを俺も笑顔で手を乗せて、ダンスへと向かう。
「大丈夫。練習の時みたいに楽しんで。」
イルが周りに聞こえない声で俺を励ましてくれる。
ふふふ、でも緊張はしてるが実はそんなに不安は無い。
何故なら義父様が事前に手を回してくれていて、俺たちがステップを踏み出したら踊りに出てくれるペアを10組ほど声をかけてくれてるからね!
確実に俺より上手だから絶対そっちに目が行くからね!とにかく最初だけ間違えないように、後は気楽に楽しむだけさっ。
俺たちがダンスホールに向かうと、別のペアの方達も出て来てくれてホッとする。
2人で息を合わせてステップを踏み出す。
今日は俺のに合わせた黒を貴重にした素敵な衣装のイル。ダンスもそつ無くこなして、俺を見つめてる。
義母様にダンスは笑顔が大事って言われたけど、俺今笑顔っていうよりニヤニヤしちゃってるかも。
まぁ、大丈夫大丈夫。俺らよりも見るべきペアはいるし。ふふ、この状況を楽しもうっと。
いつも見てるけど、こういう畏まったイルって見ることが中々なくて、記憶に焼き付けようと、俺もイルの事を見つめてダンスをしてたら1曲なんてあっという間だった。
他に人にぶつからないようにササッと捌ける。
うん、ステップも間違えなかったし、かっこいいイルの顔も堪能したし 。第三関門も突破だね!
「あ、イル。義父様と義母様だ。凄いね。」
ぱっとダンスホールを見たら義父様と義母様が踊ってた。息ピッタリで微笑みながら踊ってる姿が素敵。
俺にダンスの善し悪しなんて分からないけれど、俺が見ても素敵だな、と思えるくらいの様なのだ。
俺はりんごジュースを、イルはりんごのスパークリングワインをウェイターさんから貰って飲みながら観賞する。
「はぁ。素敵な食事が沢山並んでるけど、主催はそれどころじゃないよね?」
「まぁ、話しかけたいっていう視線がちらほらあるし、きちんとシェフが終わったら食べれるように取っておいてくれてるんでしょ?」
「うん。食べたいのは事前に伝えてあるからね。あのね、オランジェットショコラのシュークリームが美味しそうでさぁ。」
「ガイがスイーツなんて珍しいね?」
「あのね、ただのショコラじゃないんだよ!オレンジの香りが爽やかに香ってね、チーズクリームが入ってるからあんまり甘く無くってね!」
「・・・食べたの?」
「ふふふ、ちょこっと味見だけ。」
「ガイウス様、」
イルとスイーツの話に花を咲かせていると、控えめに声がかけられた。
この声は!
「レスト様っふふ、なんだか騎士団以外で会うと変な感じですね。」
「そうですね。・・・ふむ、馬子にも衣装ですね。」
「はははっ、それは言われると思ってました。私もそう思いましたから。」
そうそう、俺この時だけは一人称も適切なものにしているよ。結構小さな事を突っついてくる奴が居るから、小さな事でもしっかりとね、という義母様の言葉に従ってね。
それに今日は公爵家同士として様付けである。
なんだかムズムズするなぁ、でもこういうのも慣れなくちゃなんだよね。これで最後にしたいけど。
因みにレスト様は公爵枠だから仕事枠ではジェントルドとミッキィとリックステンとエディスの4人だ。
ミッキィはさっき美味しそうにお肉食らってたし、ジェントルドにも馬子にも衣装って言われそうだし。ビビってるエディスをリックステンが引っ張ってそう。ふふふ、後でお話出来るといいな。
レスト様とお話してから、次々といろんな人に声を掛けられた。俺に向かって話しかけられてる時は俺が答えないと失礼になっちゃうからね。頑張って受け答えしたけど、事前に教えて貰っていた「義父様とご相談させていただきますね」という言葉が万能すぎて驚いた。
そもそも養子の4男に答えられない事尋ねる方もどうなのよって思ったけど。まぁ、彼らも色々繋がりが欲しいんだろうね、でも俺に聞かれても知らんがなっていうか勝手に是非も言えないしね。
ある程度落ち着いたところで、ミッキィ達が揃って挨拶に来てくれた。
「久しぶりにお腹いっぱい美味しいもの食べましたよぅ。ふふふ、弟達に羨ましがられちゃいます。ぁーぁ、ついこの前までまともに喋れもしない新人団員が急に団長やらされて、挙げ句の果てには公爵家の養子ですよ。感慨深いですぅ。」
「ぅぅ、俺は感激でっ」
ミッキィとジェンに泣かれるとは思ってなかったのでびっくりした。
「ぇ、待ってミッキィ、喋れましたけど?」
ちょっと見逃せない発言あったよ?
「いや、私が居ない時には何を口にするのか不安で不安で堪らなかったんですよぅ。」
「な、なんですと・・・。」
ぇ、初耳ですけれど。
「俺も、当初別の団員から喧嘩売られた時は、殺させずに止めさせられるか不安でっでも、こんなに立派にっ」
「・・・ぅん?」
俺は猛獣かなにかか。もうそろそろ泣き止んでよジェン・・・。
ほらちょっとぉ、リックとエディがポカーンてしてんじゃん、どうにかして!
「ええと、リックとエディは楽しめてますか?」
「はい、こんな豪華なパーティ参加したこと無かったので驚きと新鮮でいっぱいです。食事も初めて見るものばかりでどれも美味しかったです。」
「僕もどれもこれも驚きでいっぱいで。ダンス見ました!お2人とも幸せそうで素敵でした!」
うんうん、安定の2人だね。
感謝の言葉と最後まで楽しんで、と言って俺たちは離れた。
いろんな人と喋ったので、ドリンクを貰って一息着く。
もうすぐお開きなのだが、先程から王子殿下とマシュー義兄様がダンスをして皆の目を惹いている。
最後にかっさらっていくねぇ。
こっちはゆっくりと休めるから良いけど。
なんだかんだと助けられてるけど、敢えて気付かないふりをしておく。
最後にまた笑顔を貼り付けてお見送りをする。
そんな感じで第四関門も無事に突破し、閉幕となった。
「ガイ、流石だね。きちんと出来ていたよ」
「本当に?えへへ、ありがとっ。」
本当ならイルに飛びつきたい気持ちだけど、服がシワになっちゃうから我慢我慢。
次はダンス。大丈夫、練習の時からイルと一緒に踊ってたし。1曲だけだから、大丈夫大丈夫。よしっ
柔らかな曲が流れ始める。
ダンスホールの扉奥側に専用の場所があって、楽士団が優雅に音を奏でていた。
音楽が始まると周りがざわめき始める 。
本日の主役である俺がイルとダンスホールに行かないと誰も踊りに来ないから、なんだけど。
はぁ~、緊張してきた。
イルが爽やかな笑顔で俺に手を差し出す。
それを俺も笑顔で手を乗せて、ダンスへと向かう。
「大丈夫。練習の時みたいに楽しんで。」
イルが周りに聞こえない声で俺を励ましてくれる。
ふふふ、でも緊張はしてるが実はそんなに不安は無い。
何故なら義父様が事前に手を回してくれていて、俺たちがステップを踏み出したら踊りに出てくれるペアを10組ほど声をかけてくれてるからね!
確実に俺より上手だから絶対そっちに目が行くからね!とにかく最初だけ間違えないように、後は気楽に楽しむだけさっ。
俺たちがダンスホールに向かうと、別のペアの方達も出て来てくれてホッとする。
2人で息を合わせてステップを踏み出す。
今日は俺のに合わせた黒を貴重にした素敵な衣装のイル。ダンスもそつ無くこなして、俺を見つめてる。
義母様にダンスは笑顔が大事って言われたけど、俺今笑顔っていうよりニヤニヤしちゃってるかも。
まぁ、大丈夫大丈夫。俺らよりも見るべきペアはいるし。ふふ、この状況を楽しもうっと。
いつも見てるけど、こういう畏まったイルって見ることが中々なくて、記憶に焼き付けようと、俺もイルの事を見つめてダンスをしてたら1曲なんてあっという間だった。
他に人にぶつからないようにササッと捌ける。
うん、ステップも間違えなかったし、かっこいいイルの顔も堪能したし 。第三関門も突破だね!
「あ、イル。義父様と義母様だ。凄いね。」
ぱっとダンスホールを見たら義父様と義母様が踊ってた。息ピッタリで微笑みながら踊ってる姿が素敵。
俺にダンスの善し悪しなんて分からないけれど、俺が見ても素敵だな、と思えるくらいの様なのだ。
俺はりんごジュースを、イルはりんごのスパークリングワインをウェイターさんから貰って飲みながら観賞する。
「はぁ。素敵な食事が沢山並んでるけど、主催はそれどころじゃないよね?」
「まぁ、話しかけたいっていう視線がちらほらあるし、きちんとシェフが終わったら食べれるように取っておいてくれてるんでしょ?」
「うん。食べたいのは事前に伝えてあるからね。あのね、オランジェットショコラのシュークリームが美味しそうでさぁ。」
「ガイがスイーツなんて珍しいね?」
「あのね、ただのショコラじゃないんだよ!オレンジの香りが爽やかに香ってね、チーズクリームが入ってるからあんまり甘く無くってね!」
「・・・食べたの?」
「ふふふ、ちょこっと味見だけ。」
「ガイウス様、」
イルとスイーツの話に花を咲かせていると、控えめに声がかけられた。
この声は!
「レスト様っふふ、なんだか騎士団以外で会うと変な感じですね。」
「そうですね。・・・ふむ、馬子にも衣装ですね。」
「はははっ、それは言われると思ってました。私もそう思いましたから。」
そうそう、俺この時だけは一人称も適切なものにしているよ。結構小さな事を突っついてくる奴が居るから、小さな事でもしっかりとね、という義母様の言葉に従ってね。
それに今日は公爵家同士として様付けである。
なんだかムズムズするなぁ、でもこういうのも慣れなくちゃなんだよね。これで最後にしたいけど。
因みにレスト様は公爵枠だから仕事枠ではジェントルドとミッキィとリックステンとエディスの4人だ。
ミッキィはさっき美味しそうにお肉食らってたし、ジェントルドにも馬子にも衣装って言われそうだし。ビビってるエディスをリックステンが引っ張ってそう。ふふふ、後でお話出来るといいな。
レスト様とお話してから、次々といろんな人に声を掛けられた。俺に向かって話しかけられてる時は俺が答えないと失礼になっちゃうからね。頑張って受け答えしたけど、事前に教えて貰っていた「義父様とご相談させていただきますね」という言葉が万能すぎて驚いた。
そもそも養子の4男に答えられない事尋ねる方もどうなのよって思ったけど。まぁ、彼らも色々繋がりが欲しいんだろうね、でも俺に聞かれても知らんがなっていうか勝手に是非も言えないしね。
ある程度落ち着いたところで、ミッキィ達が揃って挨拶に来てくれた。
「久しぶりにお腹いっぱい美味しいもの食べましたよぅ。ふふふ、弟達に羨ましがられちゃいます。ぁーぁ、ついこの前までまともに喋れもしない新人団員が急に団長やらされて、挙げ句の果てには公爵家の養子ですよ。感慨深いですぅ。」
「ぅぅ、俺は感激でっ」
ミッキィとジェンに泣かれるとは思ってなかったのでびっくりした。
「ぇ、待ってミッキィ、喋れましたけど?」
ちょっと見逃せない発言あったよ?
「いや、私が居ない時には何を口にするのか不安で不安で堪らなかったんですよぅ。」
「な、なんですと・・・。」
ぇ、初耳ですけれど。
「俺も、当初別の団員から喧嘩売られた時は、殺させずに止めさせられるか不安でっでも、こんなに立派にっ」
「・・・ぅん?」
俺は猛獣かなにかか。もうそろそろ泣き止んでよジェン・・・。
ほらちょっとぉ、リックとエディがポカーンてしてんじゃん、どうにかして!
「ええと、リックとエディは楽しめてますか?」
「はい、こんな豪華なパーティ参加したこと無かったので驚きと新鮮でいっぱいです。食事も初めて見るものばかりでどれも美味しかったです。」
「僕もどれもこれも驚きでいっぱいで。ダンス見ました!お2人とも幸せそうで素敵でした!」
うんうん、安定の2人だね。
感謝の言葉と最後まで楽しんで、と言って俺たちは離れた。
いろんな人と喋ったので、ドリンクを貰って一息着く。
もうすぐお開きなのだが、先程から王子殿下とマシュー義兄様がダンスをして皆の目を惹いている。
最後にかっさらっていくねぇ。
こっちはゆっくりと休めるから良いけど。
なんだかんだと助けられてるけど、敢えて気付かないふりをしておく。
最後にまた笑顔を貼り付けてお見送りをする。
そんな感じで第四関門も無事に突破し、閉幕となった。
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