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きっと人生で1度きりの
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「ガイ、落ち着いた?」
俺は自分でもびっくりするくらい涙が止まらなくて、イルを連れてきたクーグゥ義兄様に「とりあえず部屋入れ」と、俺の部屋のソファに座っている。
んで俺はいつもの定位置。
つまりイルの膝の上。泣いちゃって恥ずかしいから向かい合わせでイルの胸元をガッツリ濡らしている。現在進行形で。
「ガイ?いつになったらその可愛いお顔見せてくれる?」
「・・・・・・・・・・・・・3゙日゙後゙。」
だって、俺もちょっとどうやって涙止めたらいいんだか分かんないし、滅茶苦茶泣いたから目は赤いし腫れてるし、見られたくないんだもの。
あと可愛くなんかない。
「3日後はさすがに皆が心配するからやめてくれ。」
クーグゥ義兄様がため息混じりに言う。
「ガイ?ごめんね、黙ってて。1週間で仕上げるつもりだったんだけど、他にも色々やらなくちゃいけない事があって時間が足りなくて。ね?」
「・・・・・・・・・・・・・イ゙ル゙な゙ん゙で大゙嫌゙い゙。」
「んふふ。俺の事そこまで想ってくれてたなんて、すごい嬉しい。ガイ、好きだよ、大好き。」
イルは俺の頭にキスを降らせたあと、スリスリスリスリと匂い付けをする。
クーグゥ義兄様が「お前ら会話だけ聞いてたら全くもって噛み合ってねぇぞ」と言っていたが聞かなかった事にする。
イルは遅れてやってきた発情期の為に処理してくるって言って暫く会いに来てくれ無かったのに、本当は発情期じゃなくて俺のために魔道具を作ってくれていたらしい。
嘘なんかつかないで正直に話してくれていたら俺はあんなに悩まなくて良かったのに。イルの馬鹿!大っ嫌い!嘘つきなんて大っ嫌いだぁ!!
「ゔっ~~、ゔ、びっぐ」
収まってきたと思ったらまた涙が溢れてくる。
涙のせいで鼻が詰まって口呼吸だから、喉が乾燥して声がガビガビだし、顔も涙やら鼻水やらで汚いし最悪!それもこれも全部イルの所為だ!
結局その状態で就寝前までは居た。
でもイルはその状態も楽しんでいたようで、俺にキスを降らせたり、ぎゅぅって抱きしめたり、匂い付けしたり色んなことしてきた。
それもそれで頭に来るし!!
俺も意地になって絶対に動かない!って思って涙だけじゃなくて鼻水もいっぱいくっつけてやった。
でも泣くって言うのは結構体力を使うみたいで気がついたら寝てた。
ええと、気がついたら朝でベッドの中にいた。
でも泣きすぎたせいで瞼が重い。何だこれ、めっちゃ瞼が腫れてる?泣きすぎると瞼って腫れるんだね、知らなかったよ。
結局ベッドから出れないじゃないか・・・。
「ガイウス様、そろそろご起床して頂かないと。」
一向にベッドから出ない俺をジャックが出て来いと促してくる。
いやぁ無理ぃぃ、俺今日はここで過ごすぅぅぅ。
お布団被って過ごすんだい。
布団を捲られないように手で抑えていたらジャックは はぁ と溜息を吐いて離れていった。
お?意外とすんなりジャックが諦めてくれた。
と思ったらなんかガラガラ運んできたよ?え?お茶入れてくれる時のなんかあれ?あれってなんて言うの?なんて言うのかよくわかんないけどアレっぽい音がするけど。
もしかして、あまりにも俺が起きないからって熱々のお茶ぶっかけに来たの!?
それはあまりにも酷すぎない!?そこまで俺に苛立っちゃった!?
ジャックが俺が被ってる布団に手をかけるのを感じて、俺は布団から手を離した。
俺の方がが力負けするから余計な抵抗をすると怪我をするのは俺。無駄な怪我は自分の為にもジャックの為にも公爵家の為にもならないので、すんなりと布団を剥がされる。
「・・・酷いお顔ですね。」
「その発言がヒドイ。」
「はい、仰向けに寝て目を閉じてください。」
ちらっとワゴンを確認しても熱湯は無さそうなので言う通りにした。
閉じた目の上に暖かいものがふわっと乗せられる。
「何これ気持ちぃ~。」
「ホットアイマスクです。」
温めてるのは目だけのはずなのに顔全体がじんわり暖まってくる気がするし、気持ちいいし眠くなってくる・・・。
うとうとし始めた時にホットアイマスクは外されて今度は冷たいタオルが乗せられた。
「っ冷たっ!」
「温めたのでクールダウンです。」
その後も少し経ったら今度は温かいの次は冷たいの、と温冷を交互に乗せられた。
なんの儀式なんだこれは。
「目をお開けください。如何でしょうか。」
何度か繰り返してからジャックが問いかけてくる。
「ん?え?すごい!あんなに瞼が重かったのにスッキリ!何これ!」
「はい、見た目も元に戻りましたね。」
「ジャック、ありがとう!!」
「ふふ、とんでもございません。」
ジャックはガラガラとワゴンを片付けてから「皆様お待ちですよ。」と俺を食堂へと促す。時計を確認するともうお昼。あーあ、やっちゃった。
食堂へ行くと義母様、義父様、エイデン義兄様が揃っていた。それとイル。イルはお昼を義母様義父様と一緒にするからか、今日は結構カッチリ決めてきている。うーん、俺の彼氏って何着てもカッコイイ。
「お待たせしましたぁ~。」
俺はジャックが開けてくれた扉をそろりとくぐる。
「お、来た来た。朝居なかったからまたイルヴェス君がガイウスに無茶をさせたのかと思ったよ。」
義母様の中のイルって一体・・・。
「お昼も来なかったらイルヴェス君を今後一切うちの敷居は跨がせなくなる所だったよ。」
義父様意外とやる事が・・・。
「それよりもイルヴェス君が作ってたっていう物が気になるんだけれど。」
それは俺も気になります、エイデン義兄様!
「ガイ、おいで。皆様にも見てもらいたいから。」
「うんっ」
俺はひょこひょこイルの傍に駆け寄る。
「はいこれ」とイルから手渡されたものは。
「紐と石のブレスレット?」
それは多分手首に付けるブレスレットで、小さな石がいくつも紐で編み込んである。その紐も1本じゃなくて細い糸を束にして紐状にしているみたいだ。
「長さ調節するから手首出して?」
一旦俺の手に置いたそれをまたイルが取り上げて、俺の左の手首につけ始める。
俺は紐の結び方なんて知らないから、ブレスレットの結び方がこれで合っているか分からないんだけど。複雑に何重にも結んで行っていくのをただただ見守った。最後に余った部分の紐をチョキンとハサミで切り落とす。
「え、これじゃ取れなくない?」
「うん、ずっと付けていて欲しいんだ。でもこれまだ未完成でね、最後にガイに魔力を通して欲しいんだけど、その前に。」
イルは俺にブレスレットをつけた手を取ったまま膝を床に着けた。
いつも高い目線が俺より低くなる。
そのまま手を取っている方に顔を近づけて手の甲にチュっとキスをした。
そしてそのまま俺の目をじっと見つめて言ったんだ。
「俺と結婚してください。」
俺は自分でもびっくりするくらい涙が止まらなくて、イルを連れてきたクーグゥ義兄様に「とりあえず部屋入れ」と、俺の部屋のソファに座っている。
んで俺はいつもの定位置。
つまりイルの膝の上。泣いちゃって恥ずかしいから向かい合わせでイルの胸元をガッツリ濡らしている。現在進行形で。
「ガイ?いつになったらその可愛いお顔見せてくれる?」
「・・・・・・・・・・・・・3゙日゙後゙。」
だって、俺もちょっとどうやって涙止めたらいいんだか分かんないし、滅茶苦茶泣いたから目は赤いし腫れてるし、見られたくないんだもの。
あと可愛くなんかない。
「3日後はさすがに皆が心配するからやめてくれ。」
クーグゥ義兄様がため息混じりに言う。
「ガイ?ごめんね、黙ってて。1週間で仕上げるつもりだったんだけど、他にも色々やらなくちゃいけない事があって時間が足りなくて。ね?」
「・・・・・・・・・・・・・イ゙ル゙な゙ん゙で大゙嫌゙い゙。」
「んふふ。俺の事そこまで想ってくれてたなんて、すごい嬉しい。ガイ、好きだよ、大好き。」
イルは俺の頭にキスを降らせたあと、スリスリスリスリと匂い付けをする。
クーグゥ義兄様が「お前ら会話だけ聞いてたら全くもって噛み合ってねぇぞ」と言っていたが聞かなかった事にする。
イルは遅れてやってきた発情期の為に処理してくるって言って暫く会いに来てくれ無かったのに、本当は発情期じゃなくて俺のために魔道具を作ってくれていたらしい。
嘘なんかつかないで正直に話してくれていたら俺はあんなに悩まなくて良かったのに。イルの馬鹿!大っ嫌い!嘘つきなんて大っ嫌いだぁ!!
「ゔっ~~、ゔ、びっぐ」
収まってきたと思ったらまた涙が溢れてくる。
涙のせいで鼻が詰まって口呼吸だから、喉が乾燥して声がガビガビだし、顔も涙やら鼻水やらで汚いし最悪!それもこれも全部イルの所為だ!
結局その状態で就寝前までは居た。
でもイルはその状態も楽しんでいたようで、俺にキスを降らせたり、ぎゅぅって抱きしめたり、匂い付けしたり色んなことしてきた。
それもそれで頭に来るし!!
俺も意地になって絶対に動かない!って思って涙だけじゃなくて鼻水もいっぱいくっつけてやった。
でも泣くって言うのは結構体力を使うみたいで気がついたら寝てた。
ええと、気がついたら朝でベッドの中にいた。
でも泣きすぎたせいで瞼が重い。何だこれ、めっちゃ瞼が腫れてる?泣きすぎると瞼って腫れるんだね、知らなかったよ。
結局ベッドから出れないじゃないか・・・。
「ガイウス様、そろそろご起床して頂かないと。」
一向にベッドから出ない俺をジャックが出て来いと促してくる。
いやぁ無理ぃぃ、俺今日はここで過ごすぅぅぅ。
お布団被って過ごすんだい。
布団を捲られないように手で抑えていたらジャックは はぁ と溜息を吐いて離れていった。
お?意外とすんなりジャックが諦めてくれた。
と思ったらなんかガラガラ運んできたよ?え?お茶入れてくれる時のなんかあれ?あれってなんて言うの?なんて言うのかよくわかんないけどアレっぽい音がするけど。
もしかして、あまりにも俺が起きないからって熱々のお茶ぶっかけに来たの!?
それはあまりにも酷すぎない!?そこまで俺に苛立っちゃった!?
ジャックが俺が被ってる布団に手をかけるのを感じて、俺は布団から手を離した。
俺の方がが力負けするから余計な抵抗をすると怪我をするのは俺。無駄な怪我は自分の為にもジャックの為にも公爵家の為にもならないので、すんなりと布団を剥がされる。
「・・・酷いお顔ですね。」
「その発言がヒドイ。」
「はい、仰向けに寝て目を閉じてください。」
ちらっとワゴンを確認しても熱湯は無さそうなので言う通りにした。
閉じた目の上に暖かいものがふわっと乗せられる。
「何これ気持ちぃ~。」
「ホットアイマスクです。」
温めてるのは目だけのはずなのに顔全体がじんわり暖まってくる気がするし、気持ちいいし眠くなってくる・・・。
うとうとし始めた時にホットアイマスクは外されて今度は冷たいタオルが乗せられた。
「っ冷たっ!」
「温めたのでクールダウンです。」
その後も少し経ったら今度は温かいの次は冷たいの、と温冷を交互に乗せられた。
なんの儀式なんだこれは。
「目をお開けください。如何でしょうか。」
何度か繰り返してからジャックが問いかけてくる。
「ん?え?すごい!あんなに瞼が重かったのにスッキリ!何これ!」
「はい、見た目も元に戻りましたね。」
「ジャック、ありがとう!!」
「ふふ、とんでもございません。」
ジャックはガラガラとワゴンを片付けてから「皆様お待ちですよ。」と俺を食堂へと促す。時計を確認するともうお昼。あーあ、やっちゃった。
食堂へ行くと義母様、義父様、エイデン義兄様が揃っていた。それとイル。イルはお昼を義母様義父様と一緒にするからか、今日は結構カッチリ決めてきている。うーん、俺の彼氏って何着てもカッコイイ。
「お待たせしましたぁ~。」
俺はジャックが開けてくれた扉をそろりとくぐる。
「お、来た来た。朝居なかったからまたイルヴェス君がガイウスに無茶をさせたのかと思ったよ。」
義母様の中のイルって一体・・・。
「お昼も来なかったらイルヴェス君を今後一切うちの敷居は跨がせなくなる所だったよ。」
義父様意外とやる事が・・・。
「それよりもイルヴェス君が作ってたっていう物が気になるんだけれど。」
それは俺も気になります、エイデン義兄様!
「ガイ、おいで。皆様にも見てもらいたいから。」
「うんっ」
俺はひょこひょこイルの傍に駆け寄る。
「はいこれ」とイルから手渡されたものは。
「紐と石のブレスレット?」
それは多分手首に付けるブレスレットで、小さな石がいくつも紐で編み込んである。その紐も1本じゃなくて細い糸を束にして紐状にしているみたいだ。
「長さ調節するから手首出して?」
一旦俺の手に置いたそれをまたイルが取り上げて、俺の左の手首につけ始める。
俺は紐の結び方なんて知らないから、ブレスレットの結び方がこれで合っているか分からないんだけど。複雑に何重にも結んで行っていくのをただただ見守った。最後に余った部分の紐をチョキンとハサミで切り落とす。
「え、これじゃ取れなくない?」
「うん、ずっと付けていて欲しいんだ。でもこれまだ未完成でね、最後にガイに魔力を通して欲しいんだけど、その前に。」
イルは俺にブレスレットをつけた手を取ったまま膝を床に着けた。
いつも高い目線が俺より低くなる。
そのまま手を取っている方に顔を近づけて手の甲にチュっとキスをした。
そしてそのまま俺の目をじっと見つめて言ったんだ。
「俺と結婚してください。」
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