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久しぶりのお出掛け
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「義父様、イカ焼き!イカ焼き食べましょう!」
夕方からは、義父様とエイデン義兄様と3人でお祭りの屋台や出店が立ち並んでいる通りに来ている。
いつもは仕事参加だったから、こうやって普通に楽しむのって実は初めてなんだよね。
マシュー義兄様はもう殆ど王宮で暮らしてるから戻ってくることの方が少ない。今年は俺が暫く寝てた事もあり結構頻繁に帰って来ていたみたいだから年末年始は王宮で黒い人と一緒に過ごすらしい。
イルとクーグゥ義兄様は明日までお仕事。
王宮管轄のお仕事は年末3日、年始に3日が休業が殆どだが、俺たち騎士団やイルの職場みたいな研究室、クーグゥ義兄様みたいな護衛の仕事などは完全休業は無く、最低限の人数にはなるがローテーションでお休みしている。
今回、イルは年末最終日の午後と年始初日の午後に実験用植物の経過観察に少し出勤するみたい。
邸を空にするのも良くないので義母様はお留守番。
騎士団と一緒だね、俺かレスト副団長のどちらかは詰所にいる、みたいな感じ。
イルとは年始にまた来る予定だし、今日は義母様に何かお土産買って帰ろうと思っている。
それに最近では魔力量が増えてきたので、今日は軽く身体保護強化をかけて街に出てきている。保護は今の俺にとっても重要。事故らないように守りを強くしているのだ。
街中警備強化の為だろう。さっきからちらちらと騎士団の制服の人達が見える。俺も昨年はフル夜勤だったけど、遠い昔みたいに感じてしまう。
団服を来ている人には知っている顔も居るけど知らない方が多い。春と秋の新入団員かな。俺はぶっちゃけ遊びに来てるので、職務中の団員に申し訳なく思ってしまい、制服を見るとそちらには近づかない様にしてしまっていた。
でも会う事が無い、という訳は有り得なくて。
「あれ、団長じゃないっすか。お久しぶりっす。」
「あ。アデルバート。お久しぶりです、お疲れ様です。」
それは俺が護衛で着いて来てくれてるスヴァルに屋台で買い物してみたい!とわがままを言って、一緒にイカ焼きの屋台のイケメンの兄ちゃんからイカ焼き2本を受け取った所で声をかけられた。
「お疲れ様っす。元気そうで良かったっす。あ、あっちのチームにリックステン居ますよ、呼んできましょうか?」
「いや、大丈夫です!仕事の邪魔しちゃ悪いので!」
アデルバートはただ気を利かせてくれただけかも知れないけど、俺今は全く団長としてのお仕事してないのに、団長って呼ばれることも、皆のお仕事邪魔するのも申し訳ないよ!しかも俺今両手にイカ焼きでめっちゃ遊びに来てるだけだし。
絶対仕事してないのに遊んでるって思われるじゃん。
だって見た目元気だもの。魔力が少なくていつもの身体強化が出来ないなんてパッと見てすぐ分かるものじゃないもの。
「そおっすか?団長、お祭りの後の授与式、騎士団内でも結構噂になってますよ。流石ですね。確か騎士団枠で数名呼ばれてて、あ。」
「え、何です?騎士団枠??」
アデルバートに目線が俺の左手首でピタとッ止まった。
「あ、すんません。今その手首の気づきました。ご婚約おめでとうございます。」
「あ、あ、ありがとう、ございます。」
なんか団員に言われるのめっちゃ恥ずかしい。
にへにへと自分でも気持ち悪い顔が止められないでいると「幸せそうで良かったです。」と微笑ましい顔で言われた。
待ってヤメテそれめっちゃ恥ずかしくなるからぁ。
「じゃぁ、俺もう行きますね。団長が戻ってくるの楽しみに待ってますんで。俺だけじゃなくて他のやつも!」
そう言ってアデルバートは人混みに消えていった。
待っていてくれてるのかなぁ。本当かなぁ。アデルバートだし、社交辞令とか言わなそうだけど、はぁ、俺は本当に戻れるんだろうか。
待ってるって言われただけなのに、なんでこんなに気分が下がるんだろう。
それと騎士団枠ってなんの話だったんだろうか。俺の授与式と関係あるっぽいけど、呼ばれてる?騎士団枠で?授与式に?うーん、わかんない。
「ガイウス様、皆のところへ戻りましょうか。」
スヴァルが促してくれたので、義父様とエイデン義兄様の所へ戻る。
せっかくイカ焼きを屋台で買ってきたんだから、食べて忘れて元気になろう!右手に持ってるのちょっと大きいのが義父様ので、左手の気持ち小さめだが耳が大きいエイデン義兄様の分を持って戻って行った。
俺は2人から少しづつ貰うんだ。だって他にもいろんな屋台が出てるんだよ?イカ焼きだけでお腹いっぱいになっちゃったら勿体無いもの。色々なもの食べたいじゃない。
他にも串焼きとか、じゃがバター、具だくさんスープなど、気になるものは片っ端から堪能して行った。
お腹が満たされたら露天で義母様へのお土産を選ぶ。
義父様の褐色の赤と、それよりも少し明るめの義母様の赤色が入った何か無いかなぁ。出来ればリカオンのってさすがにそんなピンポイントな物は無いかぁ。
露店を次々と見て回る。
あ、あれ、色的には良いかも。
俺が見つけたのは蓋が石で綺麗に装飾が施された手のひらサイズの小物入れ。
濃紺の夜空に赤い花弁の花が咲いている。濃紺と赤のコントラストが綺麗だと思う。赤い花弁が、濃い赤から先に行くまでに薄く明るくなっている。
赤褐色とは違うけど、濃い赤と明るい赤。ちょっと小さくて入れる物考えちゃうけど綺麗だからこれにしよう!
義父様に、石が外れないようにと義父様の魔力をと保護魔法かけて貰って、ふふふ、完璧。
義母様が邸で待っているので、早いうちに皆で帰った。
お土産はすごく喜んで貰えたので良かった。
俺は気付かなかったけど、義父様もお土産を買ってたみたいで、それは赤い石の綺麗なネックレス。
見せてもらったんだけど、光の当たる具合で赤がオレンジ色っぽく見えたりしてとても綺麗だった。
2人とも幸せそうでこっちまで素敵な気持ちになっちゃったよ。
夕方からは、義父様とエイデン義兄様と3人でお祭りの屋台や出店が立ち並んでいる通りに来ている。
いつもは仕事参加だったから、こうやって普通に楽しむのって実は初めてなんだよね。
マシュー義兄様はもう殆ど王宮で暮らしてるから戻ってくることの方が少ない。今年は俺が暫く寝てた事もあり結構頻繁に帰って来ていたみたいだから年末年始は王宮で黒い人と一緒に過ごすらしい。
イルとクーグゥ義兄様は明日までお仕事。
王宮管轄のお仕事は年末3日、年始に3日が休業が殆どだが、俺たち騎士団やイルの職場みたいな研究室、クーグゥ義兄様みたいな護衛の仕事などは完全休業は無く、最低限の人数にはなるがローテーションでお休みしている。
今回、イルは年末最終日の午後と年始初日の午後に実験用植物の経過観察に少し出勤するみたい。
邸を空にするのも良くないので義母様はお留守番。
騎士団と一緒だね、俺かレスト副団長のどちらかは詰所にいる、みたいな感じ。
イルとは年始にまた来る予定だし、今日は義母様に何かお土産買って帰ろうと思っている。
それに最近では魔力量が増えてきたので、今日は軽く身体保護強化をかけて街に出てきている。保護は今の俺にとっても重要。事故らないように守りを強くしているのだ。
街中警備強化の為だろう。さっきからちらちらと騎士団の制服の人達が見える。俺も昨年はフル夜勤だったけど、遠い昔みたいに感じてしまう。
団服を来ている人には知っている顔も居るけど知らない方が多い。春と秋の新入団員かな。俺はぶっちゃけ遊びに来てるので、職務中の団員に申し訳なく思ってしまい、制服を見るとそちらには近づかない様にしてしまっていた。
でも会う事が無い、という訳は有り得なくて。
「あれ、団長じゃないっすか。お久しぶりっす。」
「あ。アデルバート。お久しぶりです、お疲れ様です。」
それは俺が護衛で着いて来てくれてるスヴァルに屋台で買い物してみたい!とわがままを言って、一緒にイカ焼きの屋台のイケメンの兄ちゃんからイカ焼き2本を受け取った所で声をかけられた。
「お疲れ様っす。元気そうで良かったっす。あ、あっちのチームにリックステン居ますよ、呼んできましょうか?」
「いや、大丈夫です!仕事の邪魔しちゃ悪いので!」
アデルバートはただ気を利かせてくれただけかも知れないけど、俺今は全く団長としてのお仕事してないのに、団長って呼ばれることも、皆のお仕事邪魔するのも申し訳ないよ!しかも俺今両手にイカ焼きでめっちゃ遊びに来てるだけだし。
絶対仕事してないのに遊んでるって思われるじゃん。
だって見た目元気だもの。魔力が少なくていつもの身体強化が出来ないなんてパッと見てすぐ分かるものじゃないもの。
「そおっすか?団長、お祭りの後の授与式、騎士団内でも結構噂になってますよ。流石ですね。確か騎士団枠で数名呼ばれてて、あ。」
「え、何です?騎士団枠??」
アデルバートに目線が俺の左手首でピタとッ止まった。
「あ、すんません。今その手首の気づきました。ご婚約おめでとうございます。」
「あ、あ、ありがとう、ございます。」
なんか団員に言われるのめっちゃ恥ずかしい。
にへにへと自分でも気持ち悪い顔が止められないでいると「幸せそうで良かったです。」と微笑ましい顔で言われた。
待ってヤメテそれめっちゃ恥ずかしくなるからぁ。
「じゃぁ、俺もう行きますね。団長が戻ってくるの楽しみに待ってますんで。俺だけじゃなくて他のやつも!」
そう言ってアデルバートは人混みに消えていった。
待っていてくれてるのかなぁ。本当かなぁ。アデルバートだし、社交辞令とか言わなそうだけど、はぁ、俺は本当に戻れるんだろうか。
待ってるって言われただけなのに、なんでこんなに気分が下がるんだろう。
それと騎士団枠ってなんの話だったんだろうか。俺の授与式と関係あるっぽいけど、呼ばれてる?騎士団枠で?授与式に?うーん、わかんない。
「ガイウス様、皆のところへ戻りましょうか。」
スヴァルが促してくれたので、義父様とエイデン義兄様の所へ戻る。
せっかくイカ焼きを屋台で買ってきたんだから、食べて忘れて元気になろう!右手に持ってるのちょっと大きいのが義父様ので、左手の気持ち小さめだが耳が大きいエイデン義兄様の分を持って戻って行った。
俺は2人から少しづつ貰うんだ。だって他にもいろんな屋台が出てるんだよ?イカ焼きだけでお腹いっぱいになっちゃったら勿体無いもの。色々なもの食べたいじゃない。
他にも串焼きとか、じゃがバター、具だくさんスープなど、気になるものは片っ端から堪能して行った。
お腹が満たされたら露天で義母様へのお土産を選ぶ。
義父様の褐色の赤と、それよりも少し明るめの義母様の赤色が入った何か無いかなぁ。出来ればリカオンのってさすがにそんなピンポイントな物は無いかぁ。
露店を次々と見て回る。
あ、あれ、色的には良いかも。
俺が見つけたのは蓋が石で綺麗に装飾が施された手のひらサイズの小物入れ。
濃紺の夜空に赤い花弁の花が咲いている。濃紺と赤のコントラストが綺麗だと思う。赤い花弁が、濃い赤から先に行くまでに薄く明るくなっている。
赤褐色とは違うけど、濃い赤と明るい赤。ちょっと小さくて入れる物考えちゃうけど綺麗だからこれにしよう!
義父様に、石が外れないようにと義父様の魔力をと保護魔法かけて貰って、ふふふ、完璧。
義母様が邸で待っているので、早いうちに皆で帰った。
お土産はすごく喜んで貰えたので良かった。
俺は気付かなかったけど、義父様もお土産を買ってたみたいで、それは赤い石の綺麗なネックレス。
見せてもらったんだけど、光の当たる具合で赤がオレンジ色っぽく見えたりしてとても綺麗だった。
2人とも幸せそうでこっちまで素敵な気持ちになっちゃったよ。
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