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今まで気になっていた事
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「ノア様こうですか!?」
「ちょっと違うかなぁ。ええとねぇ、」
あれからちょくちょくノア様が遊びに来てくれるようになった。
俺の魔力量が少なければ、今まで出来なかった基礎魔術も出来るようになるんじゃない?と思って指導してもらっているが、中々上手くいかない。
「じゃぁ次はシャワー浴びた後のさっぱりした感じをイメージしてやってみようか。」
「分かりました。」
ばしゃっ
「いや、実際にシャワー浴びるのとは違うだろ。」
「うーん、難しいねぇ。綺麗にするのはこの小石のはずだったんだけどねぇ。」
手のひらに乗るサイズのそこら辺で拾ってきた小石を洗浄魔法で砂や泥を落とすはずだったんだけど。
普通にシャワーを思い浮かべてやってしまった。
案の定、水に濡れた。しかも俺が。
「っくしゅんっ」
「あーあーあーあー。何やってんだよったく。」
講義はクーグゥ義兄様の一言で強制終了となってしまった。
ジャックに風呂に入れられて、ホカホカな俺の出来上がり。
お風呂でホカホカになったのに「まだ寒い日が続きますから。温かいものでもお飲みください。」とホットココアを置いていかれる。俺用にちょっとビターなやつ。
ノア様とクーグゥ義兄様にはコーヒー。大人だ。
俺にはあの飲み物の何が良いのか分からない。
皆でほっと一息ついたらノア様が口を開いた。
「ガイウス君は子爵名を決めたの?」
「それが、何がいいのか分からなくて。ずっと悩んでいるんです。後で変えますとか出来ないんで、すごくプレッシャー。」
「イルヴェス様は何て?」
「俺の好きにすればいいって。」
「あぁ、そうなんだねぇ。」
「ブラックドラゴンとかにしておけば?」
「グフッ、ゴホゴホッ!」
「ああ、もう、クーグゥがそんな事言うから。ガイウス君大丈夫?」
「だ、大丈夫゙です。コホッ。」
ゔ~、喉がイガイガする。
「そんな名前絶対付けません。」
「ふぅん?」
「なんなんですか、もー。」
「そうだ。ガイウス君が小さい頃暮らしてた村の名前とか、森?山?の名前とか。」
「あー、なるほど。それは良いかもしれないですけど、特に名前らしい名前って聞いたことない。」
「え、そうなの?」
「はい。山は山だし、村はオオカミの村って呼んでて。名前らしい名前ではなかったですね。」
「そっかぁ。難しいねぇ。出来ればガイウス君に関係ある名前がいいものね。」
結局ノア様と2人で頭を抱えてしまった。
俺に関係するものって何かあるかなぁ。
「話変わるけど、第2王子殿下は騎士団に来るの?」
「あ、そうなんです、来るんです。夢だったら良いなぁって思ってたけど現実でした。でも色々調整しなくちゃ行けないことが多くて春の入団試験前になりそうです
。」
「そうなんだ。じゃぁあと2年位頑張ったら退団出来るんだね。」
「そうなんです!あと2年、頑張ります!それに殿下の頑張り具合によっては早まるので、俺もう頑張るしかないんですよ!」
「ふふふ、頑張ってね。」
「はいっ。」
そうだ。ずっと気になってた事聞いてみようかな。
「あの、ノア様とクーグゥ義兄様に聞きたかった事があるんですけど。」
「「ん?」」
「ええと、クーグゥ義兄様は大まかにイヌ、ノア様もネコで魔力の相性ってどうしてたのかなって思って。」
「ああ、それか。」
「ふふ、私の一族はちょっと特殊でね。ほら、色が白いだろう?同じように魔力も癖が少なくてね、受け入れやすいし受け入れられやすいしっていう感じかな。まぁ、ダメな時はダメだけどね。」
「自分にも相手にも拒否反応が出にくいって事ですか?」
「その通りだね。」
「わ、すごい。そんな一族も居るのですね。あ、あともう1ついいですか?」
「うん、なんだい?」
「イルとノア様の家名が似ているけど何か関係があったりするんですか?」
「ああ、確かに似ているね。でも何も関係ないよ。私の家名はそのまま色から来ているし、確か出自は海の方だと聞いたことがあるよ。イルヴェス様の家柄は王家に関わる由来と出自じゃなかったかな?」
「そうなんですね!今度イルにも聞いてみます!」
マシュー義兄様が帰ってきてた時にも聞いたんだ。「お義兄様と殿下って魔力の拒否反応は出なかったんですか?」って。
そしたら「ああ、私たちは拒否反応が凄かったんだよ。」って笑って言うから吃驚しちゃって、何をどうしたのか聞いてしまったんだ。本当は親しい間柄でもあんまり聞いちゃいけない事みたいなんだけど、マシュー義兄様は親切に教えてくれた。
そもそも殿下の婚約者の相手がマシュー義兄様かレスト副団長のお兄様位しか年齢に見合う者が居なくて、3人で集められる事が多かったんだって。
でも、王子殿下はネコ。ほか2人はイヌ。殿下との相性は2人ともあまり宜しくなかったらしい。
けど、いつの頃からか、マシュー義兄様が殿下のことが気になって、少ぉしずつ慣らしていったって。
最初は本当にただそばに居るだけ。人って無意識のうちに空気中に魔力を流してるから、まずはそれに慣れてもらおうという事だね。それでだんだん魔力を纏った手で触れたりとかしていったんだって。
うん、イルみたいだなって少し思った。
意外とマシュー義兄様ってイルに負けず劣らず執着がすごいかもしれない。
ある一定のラインを超えると相手の魔力って快感しか無くなるからね。俺がイルにめろめろみたいにね?あははは。
じゃぁあの黒い人もマシュー義兄様にめろめろ?想像出来ないけどきっとそうなんだよね?ふふふ。
っていうか王家はネコで周りの御三家がイヌって、どういう事なんだろうか。
「ちょっと違うかなぁ。ええとねぇ、」
あれからちょくちょくノア様が遊びに来てくれるようになった。
俺の魔力量が少なければ、今まで出来なかった基礎魔術も出来るようになるんじゃない?と思って指導してもらっているが、中々上手くいかない。
「じゃぁ次はシャワー浴びた後のさっぱりした感じをイメージしてやってみようか。」
「分かりました。」
ばしゃっ
「いや、実際にシャワー浴びるのとは違うだろ。」
「うーん、難しいねぇ。綺麗にするのはこの小石のはずだったんだけどねぇ。」
手のひらに乗るサイズのそこら辺で拾ってきた小石を洗浄魔法で砂や泥を落とすはずだったんだけど。
普通にシャワーを思い浮かべてやってしまった。
案の定、水に濡れた。しかも俺が。
「っくしゅんっ」
「あーあーあーあー。何やってんだよったく。」
講義はクーグゥ義兄様の一言で強制終了となってしまった。
ジャックに風呂に入れられて、ホカホカな俺の出来上がり。
お風呂でホカホカになったのに「まだ寒い日が続きますから。温かいものでもお飲みください。」とホットココアを置いていかれる。俺用にちょっとビターなやつ。
ノア様とクーグゥ義兄様にはコーヒー。大人だ。
俺にはあの飲み物の何が良いのか分からない。
皆でほっと一息ついたらノア様が口を開いた。
「ガイウス君は子爵名を決めたの?」
「それが、何がいいのか分からなくて。ずっと悩んでいるんです。後で変えますとか出来ないんで、すごくプレッシャー。」
「イルヴェス様は何て?」
「俺の好きにすればいいって。」
「あぁ、そうなんだねぇ。」
「ブラックドラゴンとかにしておけば?」
「グフッ、ゴホゴホッ!」
「ああ、もう、クーグゥがそんな事言うから。ガイウス君大丈夫?」
「だ、大丈夫゙です。コホッ。」
ゔ~、喉がイガイガする。
「そんな名前絶対付けません。」
「ふぅん?」
「なんなんですか、もー。」
「そうだ。ガイウス君が小さい頃暮らしてた村の名前とか、森?山?の名前とか。」
「あー、なるほど。それは良いかもしれないですけど、特に名前らしい名前って聞いたことない。」
「え、そうなの?」
「はい。山は山だし、村はオオカミの村って呼んでて。名前らしい名前ではなかったですね。」
「そっかぁ。難しいねぇ。出来ればガイウス君に関係ある名前がいいものね。」
結局ノア様と2人で頭を抱えてしまった。
俺に関係するものって何かあるかなぁ。
「話変わるけど、第2王子殿下は騎士団に来るの?」
「あ、そうなんです、来るんです。夢だったら良いなぁって思ってたけど現実でした。でも色々調整しなくちゃ行けないことが多くて春の入団試験前になりそうです
。」
「そうなんだ。じゃぁあと2年位頑張ったら退団出来るんだね。」
「そうなんです!あと2年、頑張ります!それに殿下の頑張り具合によっては早まるので、俺もう頑張るしかないんですよ!」
「ふふふ、頑張ってね。」
「はいっ。」
そうだ。ずっと気になってた事聞いてみようかな。
「あの、ノア様とクーグゥ義兄様に聞きたかった事があるんですけど。」
「「ん?」」
「ええと、クーグゥ義兄様は大まかにイヌ、ノア様もネコで魔力の相性ってどうしてたのかなって思って。」
「ああ、それか。」
「ふふ、私の一族はちょっと特殊でね。ほら、色が白いだろう?同じように魔力も癖が少なくてね、受け入れやすいし受け入れられやすいしっていう感じかな。まぁ、ダメな時はダメだけどね。」
「自分にも相手にも拒否反応が出にくいって事ですか?」
「その通りだね。」
「わ、すごい。そんな一族も居るのですね。あ、あともう1ついいですか?」
「うん、なんだい?」
「イルとノア様の家名が似ているけど何か関係があったりするんですか?」
「ああ、確かに似ているね。でも何も関係ないよ。私の家名はそのまま色から来ているし、確か出自は海の方だと聞いたことがあるよ。イルヴェス様の家柄は王家に関わる由来と出自じゃなかったかな?」
「そうなんですね!今度イルにも聞いてみます!」
マシュー義兄様が帰ってきてた時にも聞いたんだ。「お義兄様と殿下って魔力の拒否反応は出なかったんですか?」って。
そしたら「ああ、私たちは拒否反応が凄かったんだよ。」って笑って言うから吃驚しちゃって、何をどうしたのか聞いてしまったんだ。本当は親しい間柄でもあんまり聞いちゃいけない事みたいなんだけど、マシュー義兄様は親切に教えてくれた。
そもそも殿下の婚約者の相手がマシュー義兄様かレスト副団長のお兄様位しか年齢に見合う者が居なくて、3人で集められる事が多かったんだって。
でも、王子殿下はネコ。ほか2人はイヌ。殿下との相性は2人ともあまり宜しくなかったらしい。
けど、いつの頃からか、マシュー義兄様が殿下のことが気になって、少ぉしずつ慣らしていったって。
最初は本当にただそばに居るだけ。人って無意識のうちに空気中に魔力を流してるから、まずはそれに慣れてもらおうという事だね。それでだんだん魔力を纏った手で触れたりとかしていったんだって。
うん、イルみたいだなって少し思った。
意外とマシュー義兄様ってイルに負けず劣らず執着がすごいかもしれない。
ある一定のラインを超えると相手の魔力って快感しか無くなるからね。俺がイルにめろめろみたいにね?あははは。
じゃぁあの黒い人もマシュー義兄様にめろめろ?想像出来ないけどきっとそうなんだよね?ふふふ。
っていうか王家はネコで周りの御三家がイヌって、どういう事なんだろうか。
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