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明日の心配は明日しよう
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「うん、よく似合ってるよ2人とも。」
「最高の組み合わせ。本当に素敵。」
今日は結婚式の衣装合わせ。
婚約、顔合わせと来たら残るものは結婚式だ。
義母様はもちろん、今回はアシャル様も居られる。
結婚式はまだまだ先の予定だと思うし、授与式の時にに採寸したから今回は採寸無しで、お2人で、俺たちの知らないところで進められていて、今日呼ばれたと思ったらいきなり試着。
「今回はシックに纏めてみたんだよ。ガイウスの黒髪に合うかと思って。」
「それにガイウス君は騎士団団長でしょう?甘美よりもオーソドックスの方がその肩書きに似合うかなとも思ってね。」
そう、今回は黒色がベースで使われていてとてもシックに纏められている。
俺はスーツ調。イルはモーニングコート調。
特に華美な飾りもなく、どシンプル。
隣のイルを見ると、シンプルすぎるけどそれがイルの端正な顔を引き立たせてていつもより格好良く見える。
「イル、格好いいね。すごい似合ってる。」
「ん?ガイも何着ても似合うよね。いつもと雰囲気変わってすごくいいよ。」
「ええ、そんな事ないよ。」
2人で褒めあっていると義母様達から「うん、形はこれでいいね、装飾どうしようか。」「やっぱり2人の職場の紋章に似たのを刺繍しましょうよ。」やらなんやら聞こえてくる。
あ、これ形だけ見たのね。
話を聞くとこれからどんどん装飾していくらしい。
中のシャツも今は本当にシンプルなやつだが、本番はこれでは無いらしい。
「ガイウス君、蝶ネクタイとネクタイはどっちが好みかな?」
「えっと、自分が付けるならネクタ」
「やっぱり蝶ネクタイだよね!そうだよね!」
なんで聞かれたんだ?とりあえずアシャル様の今の一言で俺はネクタイでは無くて蝶ネクタイになったんだね。
イルは言わずもがなネクタイだろうしな。
っていうかそういえば俺結婚式の流れが分かってないけど大丈夫なのかな?まだまだ先って話だけど。
ちらっとイルを見る。そして、義母様、アシャル様。
うん、後でイルか義母様に聞こう。
その後の衣装についてはいつも通り俺は置いてけぼりで、ただ呆然と聞いていただけで一日が終わっていった。
「つーかーれーたーっ。」
俺は身をベッドに投げ出した。
「ガイ、お行儀良くないよ。」
「だって、疲れたんだもん。ベッドふかふかなんだもん。今はイルだけだしダイブしたかったんだもん。たまには多めに見てくれてもいいじゃんー!」
「ふふ、まぁ、たまにならいっか。明日第2王子殿下が来る日だよね。………やっぱり俺も、」
「いや大丈夫だし。レオンと誰か来てくれるし。それに手合わせに来る訳でもないし何を不安に思ってるの?」
イルはベッドに寝転んだ俺をよいしょと抱き上げて、俺がイルの膝の上に向かい合わせに座る形になる。
俺のいつもの定位置である。そのまま、イルがしてくれるように頭をイルの胸元にスリスリと匂い付けの真似をする。
「事故りそうで怖いんだよね。握手とかハイタッチとか頭撫でられそうになったら保護強化全力でかけてよね??」
「最後のはないと思うけど、まぁ、うんわかった。そうするよ。」
最近は体力も筋力も大分付いてきたと思うんだけどなぁ。
「ガイ?今、体力も筋力も付いてきたのになって思ったでしょ?今のガイは子犬程度だよ?魔力もまだまだなんだし、絶対に変なことしないでよね!?」
「俺は変なことしないよ?」
「先輩じゃないんだから腕相撲とか絶対にダメだからね!?」
「・・・しないよ流石に。待ってイルって俺の事どういう風に思ってるの?今のだけ聞くと腕相撲馬鹿みたいじゃん?」
「ん?どうって俺の嫁。」
「違う、そうじゃなくて。はぁ、とにかく大丈夫だから。」
「念の為に、俺の魔力いっぱい渡しておこうか。ちゅぅ。」
「んっ」
ちゅ、ちゅぅっ、じゅるっ
イルがいきなり深いキスをしてきて、魔力を流してくる。
口の中がイルの魔力でぽかぽかじんじんしてきて、唾液を飲み込むとそのぽかぽかがお腹にも伝わっていく。
「ん、はぁ、あ、あのさぁ、このブレスレットってさぁ」
俺はイルがプロポーズと同時にくれたブレスレットの事を指した。
「ちゅ。あ、気づいた?ふふふ、そうだよ。俺の魔力がガイの魔力に変換できるように助けてもくれるんだよ?だからいっぱい魔力あげるね。」
「んんっ。ぁ、じゃぁ、最後まで、する、の?」
「ぁぁ、期待してくれたのにごめんね。もう少ししたら少しづつ慣らしていこう?」
「ん、わかっ、たぁ。」
俺はイルがくれるキスの間に必死に答える。
イルがくれたブレスレットを付けてから、イルがくれる魔力がそのまま体に残ってる時間が短くなったと思ったら、俺の魔力に変換しやすいようにも作用していたのか。すごい、相当高度な魔術回路が組まれてるって事だよね?俺はとんでもないもの貰っちゃったんじゃない?俺も頑張って魔術具完成させよう。
「ほら、ガイ、もっとあげるね?」
「ん、はぁ。」
ちゅっ、ちゅう、ちゅっ、くちゅっ。
イルの舌が俺の口内を縦横無尽に舐め尽くす。
舐められてるのに、唾液と一緒に魔力がどんどん流れ込んで来て、ぽかぽかじんじんがお口からお腹、お腹から全身に広がっていく。
「はぁ、イルぅ。」
「俺の魔力、気持ちい?」
「うん、もっとぉ。」
気持ちよくて、体がから力が抜けてきちゃって、イルに体を預けてイルと濃厚なキスを繰り返す。
くちゅくちゅ、ちゅぱっ、じゅる、じゅぱっ
イルの唇が俺から離れていく。
お互いの唇を繋ぐ唾液の糸が、ただただエロいと思った。
「はぁ、イル?」
「今日はここまで。一気に渡しすぎても良くないからね。」
「ん、早く最後までしたい、な?」
イルが俺の体のことを思ってくれてるのは理解している。でも、もうそろそろ、キスと抜き合いっこだけじゃ我慢できなくなって来ていて、上目遣いで続きもしたいなぁ?とダメ元で誘ってみる。
「騎士団の方が落ち着いたらね。あれ、腰が抜けたと言うより、体から力が抜けちゃった?」
「だってぇ、イルのキスが気持ちよすぎるんだもん。」
「ふふふ、嬉しいこと言ってくれるねぇ。」
イルはくたっと力が抜けた俺をベッドに寝かせて、頭にちゅっちゅとキスを降らせる。
今日は抜き合いっこも無しか。くたっちゃったし、仕方ないか。「ふわぁ~。」と欠伸が出る。
「ふふ、ガイ、おやすみ。」
「おやすみ、イル。」
明日、なんだかやたらとイルが心配してるけど大丈夫だよね、何とかなるよ、レスト副団長もずっと着いてくれるって言ってたし、大丈夫大丈夫。
「最高の組み合わせ。本当に素敵。」
今日は結婚式の衣装合わせ。
婚約、顔合わせと来たら残るものは結婚式だ。
義母様はもちろん、今回はアシャル様も居られる。
結婚式はまだまだ先の予定だと思うし、授与式の時にに採寸したから今回は採寸無しで、お2人で、俺たちの知らないところで進められていて、今日呼ばれたと思ったらいきなり試着。
「今回はシックに纏めてみたんだよ。ガイウスの黒髪に合うかと思って。」
「それにガイウス君は騎士団団長でしょう?甘美よりもオーソドックスの方がその肩書きに似合うかなとも思ってね。」
そう、今回は黒色がベースで使われていてとてもシックに纏められている。
俺はスーツ調。イルはモーニングコート調。
特に華美な飾りもなく、どシンプル。
隣のイルを見ると、シンプルすぎるけどそれがイルの端正な顔を引き立たせてていつもより格好良く見える。
「イル、格好いいね。すごい似合ってる。」
「ん?ガイも何着ても似合うよね。いつもと雰囲気変わってすごくいいよ。」
「ええ、そんな事ないよ。」
2人で褒めあっていると義母様達から「うん、形はこれでいいね、装飾どうしようか。」「やっぱり2人の職場の紋章に似たのを刺繍しましょうよ。」やらなんやら聞こえてくる。
あ、これ形だけ見たのね。
話を聞くとこれからどんどん装飾していくらしい。
中のシャツも今は本当にシンプルなやつだが、本番はこれでは無いらしい。
「ガイウス君、蝶ネクタイとネクタイはどっちが好みかな?」
「えっと、自分が付けるならネクタ」
「やっぱり蝶ネクタイだよね!そうだよね!」
なんで聞かれたんだ?とりあえずアシャル様の今の一言で俺はネクタイでは無くて蝶ネクタイになったんだね。
イルは言わずもがなネクタイだろうしな。
っていうかそういえば俺結婚式の流れが分かってないけど大丈夫なのかな?まだまだ先って話だけど。
ちらっとイルを見る。そして、義母様、アシャル様。
うん、後でイルか義母様に聞こう。
その後の衣装についてはいつも通り俺は置いてけぼりで、ただ呆然と聞いていただけで一日が終わっていった。
「つーかーれーたーっ。」
俺は身をベッドに投げ出した。
「ガイ、お行儀良くないよ。」
「だって、疲れたんだもん。ベッドふかふかなんだもん。今はイルだけだしダイブしたかったんだもん。たまには多めに見てくれてもいいじゃんー!」
「ふふ、まぁ、たまにならいっか。明日第2王子殿下が来る日だよね。………やっぱり俺も、」
「いや大丈夫だし。レオンと誰か来てくれるし。それに手合わせに来る訳でもないし何を不安に思ってるの?」
イルはベッドに寝転んだ俺をよいしょと抱き上げて、俺がイルの膝の上に向かい合わせに座る形になる。
俺のいつもの定位置である。そのまま、イルがしてくれるように頭をイルの胸元にスリスリと匂い付けの真似をする。
「事故りそうで怖いんだよね。握手とかハイタッチとか頭撫でられそうになったら保護強化全力でかけてよね??」
「最後のはないと思うけど、まぁ、うんわかった。そうするよ。」
最近は体力も筋力も大分付いてきたと思うんだけどなぁ。
「ガイ?今、体力も筋力も付いてきたのになって思ったでしょ?今のガイは子犬程度だよ?魔力もまだまだなんだし、絶対に変なことしないでよね!?」
「俺は変なことしないよ?」
「先輩じゃないんだから腕相撲とか絶対にダメだからね!?」
「・・・しないよ流石に。待ってイルって俺の事どういう風に思ってるの?今のだけ聞くと腕相撲馬鹿みたいじゃん?」
「ん?どうって俺の嫁。」
「違う、そうじゃなくて。はぁ、とにかく大丈夫だから。」
「念の為に、俺の魔力いっぱい渡しておこうか。ちゅぅ。」
「んっ」
ちゅ、ちゅぅっ、じゅるっ
イルがいきなり深いキスをしてきて、魔力を流してくる。
口の中がイルの魔力でぽかぽかじんじんしてきて、唾液を飲み込むとそのぽかぽかがお腹にも伝わっていく。
「ん、はぁ、あ、あのさぁ、このブレスレットってさぁ」
俺はイルがプロポーズと同時にくれたブレスレットの事を指した。
「ちゅ。あ、気づいた?ふふふ、そうだよ。俺の魔力がガイの魔力に変換できるように助けてもくれるんだよ?だからいっぱい魔力あげるね。」
「んんっ。ぁ、じゃぁ、最後まで、する、の?」
「ぁぁ、期待してくれたのにごめんね。もう少ししたら少しづつ慣らしていこう?」
「ん、わかっ、たぁ。」
俺はイルがくれるキスの間に必死に答える。
イルがくれたブレスレットを付けてから、イルがくれる魔力がそのまま体に残ってる時間が短くなったと思ったら、俺の魔力に変換しやすいようにも作用していたのか。すごい、相当高度な魔術回路が組まれてるって事だよね?俺はとんでもないもの貰っちゃったんじゃない?俺も頑張って魔術具完成させよう。
「ほら、ガイ、もっとあげるね?」
「ん、はぁ。」
ちゅっ、ちゅう、ちゅっ、くちゅっ。
イルの舌が俺の口内を縦横無尽に舐め尽くす。
舐められてるのに、唾液と一緒に魔力がどんどん流れ込んで来て、ぽかぽかじんじんがお口からお腹、お腹から全身に広がっていく。
「はぁ、イルぅ。」
「俺の魔力、気持ちい?」
「うん、もっとぉ。」
気持ちよくて、体がから力が抜けてきちゃって、イルに体を預けてイルと濃厚なキスを繰り返す。
くちゅくちゅ、ちゅぱっ、じゅる、じゅぱっ
イルの唇が俺から離れていく。
お互いの唇を繋ぐ唾液の糸が、ただただエロいと思った。
「はぁ、イル?」
「今日はここまで。一気に渡しすぎても良くないからね。」
「ん、早く最後までしたい、な?」
イルが俺の体のことを思ってくれてるのは理解している。でも、もうそろそろ、キスと抜き合いっこだけじゃ我慢できなくなって来ていて、上目遣いで続きもしたいなぁ?とダメ元で誘ってみる。
「騎士団の方が落ち着いたらね。あれ、腰が抜けたと言うより、体から力が抜けちゃった?」
「だってぇ、イルのキスが気持ちよすぎるんだもん。」
「ふふふ、嬉しいこと言ってくれるねぇ。」
イルはくたっと力が抜けた俺をベッドに寝かせて、頭にちゅっちゅとキスを降らせる。
今日は抜き合いっこも無しか。くたっちゃったし、仕方ないか。「ふわぁ~。」と欠伸が出る。
「ふふ、ガイ、おやすみ。」
「おやすみ、イル。」
明日、なんだかやたらとイルが心配してるけど大丈夫だよね、何とかなるよ、レスト副団長もずっと着いてくれるって言ってたし、大丈夫大丈夫。
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