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入学
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ピ、ピ、ピ
アラームがなる。
午前8時、今日は入学式だ。
晴れて高校生になるわけだが、僕の通う学校は特殊だ。何の危険もない平和なこの世界、例え天文学的な可能性でも、何かがあった場合に備えるために建られた唯一の戦闘学校、「零峰学院」。
なぜ世界に1つの学校が日本にあるのかという疑問はさておき、僕はそこに通う事になっていた。指定されているアパートから学校まで徒歩30分で到着する。規定の時間は8時半、今から準備していたらまず間に合わないだろう。
「ねむい。」
顔を洗い、ハミガキをする、寝癖を直し、新しい制服に袖を通す、準備完了。
この時点で8時15分。
時計を見てあくびをこらえながら右手を前にかざす。すると、
目の前に大きな穴が空く。
するんと中に入ると学校の校門前にでた。
これが僕の日常だ。
クラスを確認して、席につく。
クラスの人数は40名、それが10クラスある、世界中からかき集められたにしては少ない気もするが。
チャイムがなり、教官が点呼を始めた。
「漣 羽音(さざなみ はおん)」。
これが僕の名前だ。
ひと通り点呼が終わると適正検査があるらしい、全員大講堂に集合との事だ。みんなの後ろにひっそりとついてまわる。
あまり人前に出るのは得意じゃない。
アラームがなる。
午前8時、今日は入学式だ。
晴れて高校生になるわけだが、僕の通う学校は特殊だ。何の危険もない平和なこの世界、例え天文学的な可能性でも、何かがあった場合に備えるために建られた唯一の戦闘学校、「零峰学院」。
なぜ世界に1つの学校が日本にあるのかという疑問はさておき、僕はそこに通う事になっていた。指定されているアパートから学校まで徒歩30分で到着する。規定の時間は8時半、今から準備していたらまず間に合わないだろう。
「ねむい。」
顔を洗い、ハミガキをする、寝癖を直し、新しい制服に袖を通す、準備完了。
この時点で8時15分。
時計を見てあくびをこらえながら右手を前にかざす。すると、
目の前に大きな穴が空く。
するんと中に入ると学校の校門前にでた。
これが僕の日常だ。
クラスを確認して、席につく。
クラスの人数は40名、それが10クラスある、世界中からかき集められたにしては少ない気もするが。
チャイムがなり、教官が点呼を始めた。
「漣 羽音(さざなみ はおん)」。
これが僕の名前だ。
ひと通り点呼が終わると適正検査があるらしい、全員大講堂に集合との事だ。みんなの後ろにひっそりとついてまわる。
あまり人前に出るのは得意じゃない。
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