最強な僕は最弱な彼女を守る事にしました。

八花十一

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イメージと理想は違うよね

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さてとお次は、、
カーテンを開けるとベッドの上で彼女は眠っていた。

漆原との戦闘で付いた傷が袖の奥から覗いていた、よく見ると全身あざだらけだ。

痛かっただろうな。
治癒魔法を使用し、彼女の傷を全て治した。

少しグレーの長い髪、小柄な体型、そういえばちゃんと見るのは初めてだ。

荷物をさっさと置いて帰ればいいのだが
清楚やおしとやかさが感じられるその風貌に、しばらく僕は見とれていた。

布団にくるまって寝ている姿はまるで猫みたいだな。

普通に考えれば寝ている女の子をずっと見ている事自体変態行為な気がする。
目を覚ましたらどんな反応をされるのか、
一発で嫌われそうだな。

そんな事をしていると彼女が目を覚ました。

・・・・・

「あなた、、、、」

「ぼ、僕は教官に頼まれて荷物を届けに来ただけだから。」

さすがにテンパる。
いつ変態と罵られてもおかしくない状況だ。

「!!!!!」

彼女が何かに気づく、やばい、、、、終わったか。
これから3年間変態な最下位と言うレッテルを貼られて惨めな学校生活を送るのか。

うっすら走馬灯が見える。

「あんたねぇー!!!!」

怒ってらっしゃる。
清楚なおしとやかなイメージはどこへ?

ドスン

・・・ !? 僕は一瞬何が起きたか分からなかった。

彼女が僕を床に押し倒し上から覆いかぶさっている。

目と目が合う、綺麗な明るい青色。

「なんて事してくれたのよ!!」

へ?

彼女は泣きながらに僕の肩を激しく掴んで訴えている。

「あんたのせいよ、全部あんたの・・・」

どうしたらいいんだ、全く分からない。

「あの、僕何かしましたっけ?」

ボゴォ

彼女の拳が僕の頰にぶち当たる。

「あんた、自分が何をしたのかわかってないの?」

僕は何回か彼女を助けるために魔法を使ったがそれは結果的に助けになっているはずだ。

「私の適正検査の時に、鉄板を止めたわよね。」

何か問題だったのだろうか、
それ以前になぜ僕がやったとバレている?

「なんで、それを、、?」

「私の目は特異体質で、、どんな些細な魔力でも感じる事ができる目なの!」

特異体質?そんな力がある事自体聞いたこともないが、
バレている現状信じざるをえない。


「でもあれは君を助けるために・・」
僕の話は途中で遮れらた。

「そんな事誰も頼んでないっ、その所為で、その所為で・・・」

わかった、とりあえず僕がした事が逆に彼女を苦しめてしまった事は理解した。
ではなぜだ?理由がわからない。

「わかった、謝るから。ごめんね、でもなんでそんなに怒ってるの?」

「あなたの魔法力が強すぎたおかげで、私が鉄板を止めたと勘違いされて1位になっちゃったのよ!!」

・・・・・

え~~~~~!!!

「きき、君、ま、魔法は?」

「一つも使えないわよ!」
え~んえ~んと幼稚園児の様に泣きじゃくっている。

なんてこった、これは一大事だ。
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