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とこしえの恋路
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しおりを挟む楽しき時が過ぎるのは早い。
春夏秋冬、始まりはただ思うがままに喜び、そして幸せを噛みしめるように、やがて時を惜しむように。
いろりとの日々は、色彩豊かな折り紙を重ねるかのような美しい思い出となり、蛇珀の心に残った。
どれだけ愛し合っていても、ともに朽ちることは許されない。
それでも、蛇珀に後悔などなかった。
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