お願いだから、独りでいさせて

獅蘭

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Capitolo 2

バカがいた 

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 久しぶりです……。前回はほぼ僕の自己満((
_______

「みぃつっけたぁ!」
「何を」
「小嵐くんを」
「………」
「不憫」

なぜ小嵐が不憫と言われるのか。これは4年前に遡る。
それよりも前に今、僕が一緒に喋っているのは県外の奴だ。名前を轟狛と書いて「とどろき はく」と読む。不憫と呟いたのは狛の兄の轟斗々(とと)だ。斗々は、先生だから、狛とは結構歳が離れている。

小嵐というのは空手で黒帯を取るぐらいきちんとしているし強い奴のことで、ここら辺にある会社の会社員だ。ashelterに属する結構古参勢の1人の普通のはずの会社の部下でもある。
狛に目を付けられてしまってからはイベント関連の期間は絶対に外に出てなかったはずなのだが……。

「ねぇ、小嵐くんのとこに行っていい?イイよね⁉︎」
「小嵐のトコってどういう…」
「え?小嵐くんの家」
「警察に突き出すぞ、ストーカーです、って言って」

ストーカーだったか。小嵐は外に出てない、と。うん、億が一……いや、無限が一にも小嵐は出ないだろうね。
初対面で襲ってくださいって土下座する奴がいるかもしれないんだし。

「上司にイベントに誘われて行っただけだから、狛がせめてまともなアプローチを取っていたら、普通に参加してくれてたかもしれないのにね」
「だってぇ……見た瞬間、ほんっとに疼いちゃって~♥」
「このヤリマンが……」
「もう一度もやってないよぉ……4年間ずっと」

え⁇狛が4年間も我慢してるだと……?
あ、自慰してたのか。

「だから本当、ずっと疼いててさぁ……ずっと禁欲状態で…小嵐くんのために」
「俺の弟ながら怖い」
「そういう斗々兄こそ禁欲してるじゃん」
「……俺は元々そういう嗜好はない」

斗々が呆れてる……本当にこの2人、兄弟に見えない……。というか本当に何もしていないんだな……。

「斗々兄、恋人いなかったっけ……あれ?」
「恋人なんぞ、おらん。どこの情報だ……」
「え、斗々、いないの⁉︎初耳なんだけど」
「おい、黎蘭、貴様まで何を言っている」

ごめん、ずっとお前には恋人がいると思ってたよ……。2人きりでよく会う人がいる、って凄い噂になってるし…校内でッッ!

「なんであの憎まれ口と恋人認識されているんだ……」

あ、なんかすまん。……斗々に憎まれ口叩ける強心臓って誰だよ、それはもはや。無理だろ、富士山で新体操するぐらいありえない気がする。
_____
……。登場人物は増えて行く……。
結果:モブがモブになり得ない。
斗々が保健医です。
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