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37.奴隷購入
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このことがあってから、レンの鼻息が荒い。
「浮気は絶対ダメ」
そう言って俺に詰め寄ってくる。
俺は他の女の子を見ているだけなのだが、それが気に食わないようだ。カチンときたので、
「奴隷ハーレムはお前も了解してたろう」
と言い返してやった。そしたらユリアーネお義姉様に言いに行ったようだ。ユリアーネお義姉様から
「仲良くしろ」
と言われた。
何とかスムーズに奴隷を購入できないか。今俺が欲しいのは、美少女奴隷とヤマユリ商会を任せられる奴隷である。
俺には秘密が多すぎるので、ヤマユリ商会を普通の人に任せるには問題があり過ぎる。奴隷なら秘密厳守を命じれば問題ない。
ただ、秘密厳守の上、誠意を持って商会経営をしてくれるような都合のいい奴隷がいるかということである。
レンに
「とりあえず美少女奴隷は、今回はあきらめるので、商会を任せられる奴隷を購入したい」
と言った。
そしたら信用できないので付いていくと言われた。ユリアーネお義姉様も
「面白そうだ」
と言って付いてくることになった。
王都の奴隷商のところに行って
「商会を任せられるような奴隷が欲しい。予算は金貨100枚ぐらいまで、できれば女性がいい」
と言うとレンが
「女性はダメ」
と言った。
奴隷商が困った顔して俺を見ている。それでレンに
「マリアンヌさんも女性だし、うちの商会は女性の従業員が多い。男だと問題が起きたら困る。それに、レンのそばに男性がいるのは俺が嫌だ」
と俺が言うと
「ハルトさんは私の近くに男性がいるのは嫌なのですね」
と言って顔を赤らめている。
「うまくいった」
と思ったが、レンが
「でもこの店で一番容姿の悪い奴隷にしてほしい」
と言い出した。
ユリアーネお義姉様は笑っている。しかたないので
「この店で一番容姿の悪い女性の奴隷を買いたい。商会を任せられなくても読み書き計算ができればいい」
と言うと、奴隷商が
「いいのですか。商会が任せられなくても。子持ちでもよければ、それなりの奴隷がいるのですが」
と言ったら、レンが
「絶対ダメ、一番容姿の悪い奴隷」
と言ったので、俺が
「一番容姿の悪い奴隷でお願いします」
と言うと、奴隷商が奥へ奴隷を連れに行った。
しばらくして、奴隷商が1人の女性を連れてきた。フードをかぶっている。顔が見られないので、
「フードを上げて」
と言ったら、奴隷商が
「いいんですか」
と言ったので、
「いい」
と言うと、女性に向かって
「フードを上げて」
と言った。
女性がフードを上げると、顔にやけどの跡、水膨れで顔が爛れている。思わず目を背けたくなる。
レンもユリアーネお義姉様も絶句している。奴隷商が
「いいのですか。金貨10枚になります」
と言った。
俺は
「いい」
と言って金貨10枚を払って契約をした。
そしたら
「こんな私でも買ってくれる人がいたのですね」
と言って泣き出した。
相当苦労してきたようだ。
その奴隷はリタと言って元は商家の娘さんとのこと。家が燃えて両親が死んで、その際に借金があったので奴隷に売られたそうだ。
火事の際に体や顔が焼けただれたそうだ。やけどの跡は顔だけでなく体にもあるそうだ。同情してしまう。帰りの馬車では、レンもユリアーネお義姉様も終始無言である。
公爵邸に帰ってきて、風呂で体をきれいにして、化膿止めのポーションをやけどの跡に塗ってもらった。
そのあとメイド服を着てもらったのだけど、顔のやけどの跡は隠せない。公爵邸で終始フードをかぶって過ごすわけにもいかない。
鑑定をかけると皮膚移植が必要な箇所もあるみたいだ。前世の記憶があるとはいえ、皮膚移植みたいなことをした記憶はない。たぶん俺の前世は医者ではなかったと思う。
リタをこのままにしておけない。少なくとも顔のやけどの跡を治さないと、人前にも出られないし、何事も無気力な目が気になる。
それで、次の休みの日にできるだけのことをすることにした。やったこともない、どこまでできるかわからない。
とりあえず、リタとレンの了解は得た。休みの日までリタには栄養ポーションを飲んで体力をつけてもらった。
また、
「切り取った皮膚を培養で増やせるようなポーションができないか」
そう思ってリタの皮膚を一部切り取ってアイテムボックスの中に入れて鑑定をかけながら「培養ポーション」と唱えた。
そしたら切り取った皮膚が一部大きくなった。どうも皮膚を培養するポーションができたみたいだ。
俺のアイテムボックスは進化して、それまでは時間を止めるだけだったが、今は進めることもできる。それで時間を進めて移植に必要な皮膚を確保した。
俺に医者の知識はない、この皮膚を張り付けるだけで皮膚がうまく生着するのか。よくわからない、そこで「生着ポーション」と唱えたら生着ポーションができた。鑑定では培養した皮膚を生着ポーションで皮膚に移植すればいいみたいだ。
「さすが異世界」
そう思った。
俺が
「うまくいくかどうかわからないので、最初は体の方にやってみて、様子を見てうまくいったら、顔にもしたい」
と言ったら、リタが
「ダメだったら諦めがつくので、顔も体も一度にしてほしい」
と言ったので、一度にすることにした。
次の休日、アイテムボックスから培養した皮膚を取り出し、鑑定をかけながらその指示に従い生着ポーションを用いながら移植していった。その間リタに治癒魔法を全身にかけ続けた。鑑定の結果ではまずまずのようである。疲れた。
その後は10日ほど経過観察である。それから2か月ほどしてリタの体と顔のやけどの跡が目立たなくなった。成功したみたいだ。
「浮気は絶対ダメ」
そう言って俺に詰め寄ってくる。
俺は他の女の子を見ているだけなのだが、それが気に食わないようだ。カチンときたので、
「奴隷ハーレムはお前も了解してたろう」
と言い返してやった。そしたらユリアーネお義姉様に言いに行ったようだ。ユリアーネお義姉様から
「仲良くしろ」
と言われた。
何とかスムーズに奴隷を購入できないか。今俺が欲しいのは、美少女奴隷とヤマユリ商会を任せられる奴隷である。
俺には秘密が多すぎるので、ヤマユリ商会を普通の人に任せるには問題があり過ぎる。奴隷なら秘密厳守を命じれば問題ない。
ただ、秘密厳守の上、誠意を持って商会経営をしてくれるような都合のいい奴隷がいるかということである。
レンに
「とりあえず美少女奴隷は、今回はあきらめるので、商会を任せられる奴隷を購入したい」
と言った。
そしたら信用できないので付いていくと言われた。ユリアーネお義姉様も
「面白そうだ」
と言って付いてくることになった。
王都の奴隷商のところに行って
「商会を任せられるような奴隷が欲しい。予算は金貨100枚ぐらいまで、できれば女性がいい」
と言うとレンが
「女性はダメ」
と言った。
奴隷商が困った顔して俺を見ている。それでレンに
「マリアンヌさんも女性だし、うちの商会は女性の従業員が多い。男だと問題が起きたら困る。それに、レンのそばに男性がいるのは俺が嫌だ」
と俺が言うと
「ハルトさんは私の近くに男性がいるのは嫌なのですね」
と言って顔を赤らめている。
「うまくいった」
と思ったが、レンが
「でもこの店で一番容姿の悪い奴隷にしてほしい」
と言い出した。
ユリアーネお義姉様は笑っている。しかたないので
「この店で一番容姿の悪い女性の奴隷を買いたい。商会を任せられなくても読み書き計算ができればいい」
と言うと、奴隷商が
「いいのですか。商会が任せられなくても。子持ちでもよければ、それなりの奴隷がいるのですが」
と言ったら、レンが
「絶対ダメ、一番容姿の悪い奴隷」
と言ったので、俺が
「一番容姿の悪い奴隷でお願いします」
と言うと、奴隷商が奥へ奴隷を連れに行った。
しばらくして、奴隷商が1人の女性を連れてきた。フードをかぶっている。顔が見られないので、
「フードを上げて」
と言ったら、奴隷商が
「いいんですか」
と言ったので、
「いい」
と言うと、女性に向かって
「フードを上げて」
と言った。
女性がフードを上げると、顔にやけどの跡、水膨れで顔が爛れている。思わず目を背けたくなる。
レンもユリアーネお義姉様も絶句している。奴隷商が
「いいのですか。金貨10枚になります」
と言った。
俺は
「いい」
と言って金貨10枚を払って契約をした。
そしたら
「こんな私でも買ってくれる人がいたのですね」
と言って泣き出した。
相当苦労してきたようだ。
その奴隷はリタと言って元は商家の娘さんとのこと。家が燃えて両親が死んで、その際に借金があったので奴隷に売られたそうだ。
火事の際に体や顔が焼けただれたそうだ。やけどの跡は顔だけでなく体にもあるそうだ。同情してしまう。帰りの馬車では、レンもユリアーネお義姉様も終始無言である。
公爵邸に帰ってきて、風呂で体をきれいにして、化膿止めのポーションをやけどの跡に塗ってもらった。
そのあとメイド服を着てもらったのだけど、顔のやけどの跡は隠せない。公爵邸で終始フードをかぶって過ごすわけにもいかない。
鑑定をかけると皮膚移植が必要な箇所もあるみたいだ。前世の記憶があるとはいえ、皮膚移植みたいなことをした記憶はない。たぶん俺の前世は医者ではなかったと思う。
リタをこのままにしておけない。少なくとも顔のやけどの跡を治さないと、人前にも出られないし、何事も無気力な目が気になる。
それで、次の休みの日にできるだけのことをすることにした。やったこともない、どこまでできるかわからない。
とりあえず、リタとレンの了解は得た。休みの日までリタには栄養ポーションを飲んで体力をつけてもらった。
また、
「切り取った皮膚を培養で増やせるようなポーションができないか」
そう思ってリタの皮膚を一部切り取ってアイテムボックスの中に入れて鑑定をかけながら「培養ポーション」と唱えた。
そしたら切り取った皮膚が一部大きくなった。どうも皮膚を培養するポーションができたみたいだ。
俺のアイテムボックスは進化して、それまでは時間を止めるだけだったが、今は進めることもできる。それで時間を進めて移植に必要な皮膚を確保した。
俺に医者の知識はない、この皮膚を張り付けるだけで皮膚がうまく生着するのか。よくわからない、そこで「生着ポーション」と唱えたら生着ポーションができた。鑑定では培養した皮膚を生着ポーションで皮膚に移植すればいいみたいだ。
「さすが異世界」
そう思った。
俺が
「うまくいくかどうかわからないので、最初は体の方にやってみて、様子を見てうまくいったら、顔にもしたい」
と言ったら、リタが
「ダメだったら諦めがつくので、顔も体も一度にしてほしい」
と言ったので、一度にすることにした。
次の休日、アイテムボックスから培養した皮膚を取り出し、鑑定をかけながらその指示に従い生着ポーションを用いながら移植していった。その間リタに治癒魔法を全身にかけ続けた。鑑定の結果ではまずまずのようである。疲れた。
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