凶悪ハニィ

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【本編】

04

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 電話が唐突に鳴ったのは、俺が台所で片づけを、池田がリビングでのんびりとテレビを見ていたときだった。
 ピピピ、と連続して着信を告げる電子音がいつまでも止まないのに、台所からちょっと顔を覗かせてリビングを見ると、池田は呑気にもソファの上で眠りこけていた。
 食後すぐに居眠り……牛だ。
「……」
 牛が気づかない間も、電子音は鳴り続けている。これはやはり、俺が出るべきなんだろうか?
 けど、勝手に出て叱られても癪に障るし……かといってわざわざ起こして叱られるのもまたムカつく。そんな風に悩んでいる間も、電話は鳴り続けている。
 牛は気づかず、電話は諦める様子も無い。
 牛と電話を交互に眺め溜息、仕方なしにタオルに手を伸ばす。濡れた手を拭き拭き受話器を持ち上げた。
 勝手に出るなと叱られたら、「だったら電話が鳴ったらすぐに飛び起きろ」と反撃してやる。いくら下僕とはいえ、真っ当な主張を禁止されてたまるか。
「はい片……じゃなくて、池田です」
 受話器を耳に押し当てて名乗ると、電話口の向こうからわずかな沈黙が訪れた。
『あ、すみません。佐原拓海といいますが、片山涼二くんいますか?』
「サハラッ?」
 恐縮そうに訊ねてくるその声に、思わず素っ頓狂な声が出た。
 悲鳴じみた声を上げてしまってから、慌ててリビングに目を向けてみたが……鈍感なのか寝汚いのか、池田はぴくりともしていなかった。
 それにほっと胸を撫で下ろし、信じられない思いで受話器に齧りつく。なんでサハラが池田の家に電話してくるんだ?
 サハラはクラスメイトだ。
 高校に入ってから出会った、一番気の合う友達。
『涼? お前なにやってんの?』
「あ、悪いちょっと待って」
 そりゃなにやってんのとも聞きたくなるだろう。逆の立場なら俺だって聞くと思う。
 けどこのまま喋り続けるわけにもいかない。
 さっさと喋り始めたサハラを制し返事も待たずに親機を保留、テレビ横のローボードに置かれている子機を取りに動いた。
 電話が鳴っても起きないような奴だが、念のために抜きあし差しあし思い切り足音を忍ばせて。
 そして逃げ出すようにして台所に駆け込むと、リビングから見えないようシンクの前にしゃがみ込む。
「お待たせ……ていうか、なんでここがわかったんだ?」
『いや、お前んち電話したら兄さんが出てさ、夏休み中はいないから連絡取りたかったらこっちにしてくれってここの番号教えてくれて……』
 成る程。
「ああ、まあ……ちょっと事情があって。で、なに? なんか用があったんだろ?」
 納得はしたけどさすがに状況を説明する気にもなれず、さっさと本題に移るべく話を切り出した。わざわざ他人の家まで追っかけて電話してきたくらいだ、それなりの用事があるんだろう。
 大事な用ならじっくり腰を据えて聞いてやりたいのは山々だけど、人様の家で長電話する気にはなれない。
 というより、いつ池田が起き出してくるかと思うと気が気じゃなかった。
『ああ、うん。涼、バイトしない? 一日だけだけど』
「バイト?」
 そわそわしていた意識が、思いもよらない言葉に一瞬動きを止めた。
『ああ。まだ先……八月の終わり頃に地元で夏祭りがあるんだけどさ、ウチ自治会の役員なってっから出店しないといけなくて。おれ駆り出されそうなんだよ』
「へえ、夏祭りかー……楽しそうだな」
『ああ。けど、自治会の連中なんか、オバちゃんばっかだろ? どうも居心地悪そうだから、暇だったら一緒にやってくんないかなーと思ってさ』
「あー……」
 成る程。
 そりゃ確かに、オバちゃんに囲まれて金魚売ったり綿飴拵えたりするのはちょっと切ないだろう。一緒に騒ぐ相手がいなかったら、楽しさも半減してしまうような気もする。
 そういうことならば、別に夏休みだからといって旅行の計画など立てられるわけもない自営業の我が家だ、手伝うくらいお安い御用……と、いいたいところだが。
「やりたい気はあるけど……どうかな……」
『無理?』
 語尾を濁すと、どことなく残念そうなサハラの声が返ってきた。折角誘ってくれてるんだから、応えたい気持ちは十二分にある。
 けど……
「あー……どうだろ、ごめん、やっぱちょっとわかんないや」
 けど、はっきりした返事をすることはできなかった。
 なにせ夏休みの俺は小間使いの身だ。全治一ヶ月らしい池田の具合は、夏休みの終わりには大分良くなっているだろうとは思う。
 けど兄貴に命じられた小間使い期間は夏休みいっぱい。一日くらいどうってことないだろ、と気楽に返事をしてから何かあったら大変だ。
 土壇場でやっぱりごめんとなるくらいなら、今ここで断っておく方が懸命だ。今俺が断れば、サハラだって誰か他の奴に声をかけることができるだろう。
 そう思うのに、はっきりと「無理」という言葉がなかなか出てこなかった。
 本音をいえば、ものすごく行きたい。
 家族旅行も無い、金かけてどこかに遊びに行くこともほとんどない俺にとっちゃ、ちっちゃな祭だって一大イベントだ。
 小間使いの夏休みとわかっていても、せめて一日くらいは遊びたい。
 誘惑が大きすぎて、無理だと思っているのに言葉が出て来ない。
『涼?』
 黙りこくった俺を不審に思ったのか、サハラが問いかけてくる。やっぱり駄目だ。
 高校に入って折角気の合う相手が見つかったのに、俺の都合で迷惑をかけちゃいけない。
 名残惜しくはあるけど、高一の夏は捨てたと思わないと……そう決意し、凝り固まった口を開く。
「いいじゃん。なに? なんか用あんの?」
「ひ!」
 と同時に背後から声が聞こえ、漫画みたいに身体が跳ねた。
 たとえじゃなく文字通り、ぴょこんと跳ね勢い余って床に膝をぶつけた。
「い、池田さ……」
 驚いて振り向くと、松葉杖を片手に持った池田が完全に覆いかぶさる形で真上からこっちを見下ろしていた。
 一体いつの間に起き出していたんだろうか。
 いや、それよりも、なんで幽霊みたいに物音ひとつ立てずに背後に立つかな?
 松葉杖って確かにすべり止めにゴムとかついてるけどさ、普通に使えばなにかしらの物音は立つよな?
 驚かせるため?
 驚かせるためなの?
 先ほどの夕飯ですっかり思考が捻くれてしまい、そんなことしか考えられない。
 勝手に電話を借りた後ろめたさと唐突の登場に動揺して言葉が巧く出て来ない俺に、池田は小首を傾げて見せた。灰色の目に、純粋な疑問の色が浮かんでいる。
「いやなのか? 祭。楽しいぞ」
「……」
 いやじゃないです。本当はすっごく行きたいです。でもアンタの存在が邪魔をして、素直にうんといえないんです。
 なんて、まさか正直に告白するわけにもいかない。
 未だ動悸の治まらない胸を掌で掴み、気を落ち着かせようとぱちぱち瞬きを繰り返す。
「い、行っても……いいんですか?」
 心の枷である池田からの了承さえ貰えれば、断る理由などどこにもなくなる。期待に満ち満ちた目をじっと池田に向ける。じーっと向ける。
 すると池田はきょとんと瞬きをし、それからわずかに唇を歪めて笑みに似た表情を見せた。
「オレがどうこう……いっちゃってもいいわけ?」
「駄目です!」
 問いかけるようなその声を即座に却下し、受話器に縋りつく。
「行く! 手伝う! たこやきだろうが射的だろうが、なんでも手伝う! くわしい日取りがわかったらまた連絡して!」
『お、おう……』
 俺の剣幕に気圧されたらしい。ちょっと引き気味のサハラの声に、それでもまた元気良く「おう!」と返事をした。
 万歳サハラ!
 灰色で終わるはずだった夏休みに、サハラのお陰で楽しい予定がひとつ入った。
 じゃあな、と別れの言葉と共に通話を切っても、にやける頬を抑えることができなかった。
 上機嫌で子機をテレビの横に戻せば、台所からこっちを眺めていた池田がさも不思議そうに頭を捻っている。
 そんな池田ににっこり笑いかける余裕すら見せ、鼻歌混じりに片づけを再開した。
「そんな嬉しいの? バイト」
「え」
 松葉杖を放り出しシンクに肘を預けた池田が問いかけてくる。向けてくる顔は本当に不思議そうで、思わず笑ってしまった。
 池田は勘違いをしている。
 俺が嬉しいのは、バイトじゃなくて外出の予定だ。
 小学校みたいに絵日記の宿題があるわけじゃないが、やっぱり休み明けに教室で話題に出来るような体験をひとつくらいはしておきたい。
 だが、俺の笑顔を池田は肯定と更に勘違いしたらしい。
「じゃあやるか? バイト」
「は?」
 ぽつんと投げられた提案に、笑顔が固まった。
 ……何をいってるんですか?
 そう問い返すよりも先に、池田はさっさと思案顔になり、人差し指を軽く唇に押し当てた。
「そうだな……一日五千円として四十日……二十万か。ちょっと安いか? オレ、バイトってしたことないから相場がわかんないんだよ」
「え、いや、」
 なんだか会話が変な方向に……
 四十日っていうのは、夏休みの大まかな日数なのか?
 ぶつぶつぼやく池田に、一体どう口を挟んだらいいのかがわからない。
「そうか、別にいいか」
「……」
 いいなんてひと言もいっていない。
 だが、まごつく俺の態度を勝手に都合よく解釈したらしい池田は、二度三度頷き、まだなにやら考え込んだ姿勢のまま台所を出て行った。
「……」
 一体なんだったんだろう。ひとりで勝手に喋る池田の言葉は、何かと奇妙なところが多かった。
 日給五千円の四十日って、俺に最終的に二十万貰えるバイトを紹介しようとしてるってことなのか?
 しかも、安いか高いか考えるってことは、そこそこ融通の利く所なのか?
 ということは、予想したとおり、池田って物凄いボンボンなのか?
 そうなってくると、雇い主は池田の関係者?
 なんていうか、悪いがそれはちょっと……
 いやいや、問題はそんなところじゃなくて。そもそも、俺はバイトがしたいだなんて一度だっていっていない。
「……」
 どうにも落ち着かなくて、何度も台所から顔を覗かせてリビングを窺ったが、いつまで経っても池田はじっと何か考え込むような姿勢を崩しはしなかった。
 
 池田って、本当によくわからない。
 まあ、初めて顔を合わせたのが昨日なんだから、こんなにすぐにキャラが見極められるとも思えないが……それでも全然わからない。
 兄貴と同類の魔王系の印象だったのに、思い出したようにほんわかさせるような態度で接してきたり。
 嫌がらせのために召喚したんだと思っていたのに、別に出かけたって構わないみたいなことをいうし。
 というより、俺が出かけることに何かしら口出し出来る立場だとは思っていないようだ。
 出かける用事に俺が喜んでいたら、勘違いしてバイトを紹介してくれるような含みの言葉を吐き出すし。
 ということは、やっぱり俺がここに呼ばれたのは、池田なりの厚意だったのか?
 苛めだとかいびりだとか、俺が勝手に穿った見方をしてしまっていただけで、池田自身はそう悪い人間じゃない……?
 そうなのかもしれない。
「あの……、風呂、もう準備できてるんで、よかったら……」
 サボテンの棘みたいにがつんがつん放っていた警戒心を少し和らげ、台所から声をかける。
「ああ、ありがと。ご苦労さん」
 池田はやっぱりテレビに向かって、今度はリモコンでぱちぱちとチャンネルを変えながら軽くこちらに向かって手を挙げた。

 やっぱりそうだ。
 池田は、そんなに悪い奴じゃないみたいだ。

 そう思うと、何やらむきになって構えていた自分が馬鹿らしくなって、ちょっと笑えた。
 そうだ。
 兄貴があんなだからといって、その友達まではあんなだとは限らない。
 夕食時のあれも、きっと池田なりにコミュニケーションでも図ろうと思っての行動だったのかもしれない。
 きっとそうだ。
 たった一日で親睦なんか深まるわけもないけど、一月も一緒に暮らすんだったら、少しでも早く打ち解けようと思っても別に変じゃないじゃないか。
 俺が池田の悪いところをよりも良いところを見つけたいと思ったのと同じように、きっと池田は池田なりに気を使ったんだろう。
 うん、なら許そう。
 いや、そもそも俺は罪を償いに来たんであって、許すとか許さないとかいえる立場じゃなかった。
 けど、そうだな。なんだか、そう考えるともっと誠意を込めて池田に接することが出来そうだ。
 そもそも俺は、誠意を示すためにここに来たんだった。
「あ、背中流さしてもらうんで、身体洗うときになったら呼んでくださいね」
「?」
 急に上機嫌で話しかけた俺に、池田はかなり驚いたらしい。リモコンをテレビに向けた姿勢のまま、目を丸くして振り向いてくる。
 ああ、池田。
 俺が悪かった。
 本当は池田の方が被害者だったのに、俺はすっかり自分の方が可哀想な気になってしまっていたんだ。
 これは良くないから、今後直せるように努力しよう。







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