凶悪ハニィ

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【本編】

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 頭の上に、袋が乗っかってきた。
「誕生日オメデトウ」
 と同時にかけられた言葉に、一瞬思考が止まった。
 袋の中身は、観光雑誌には必ずといっていいくらいに載っている……らしい、有名な店の肉まんだ。
 いや、肉まんは今はどうでもいい。
「……また?」
「またじゃねえよ。これは十二回目の誕生祝」
「……」
 しれっと嘯く池田をちらりと見上げてみれば、空々しい顔をして目を逸らされた。
 ……何となく、池田の作戦が分かってきた。

 池田から十六回目の誕生日プレゼントを貰ったのは、今朝のことだ。
 昨夜買った高級ティシャツを渋々着込むべく袋を開いてみれば、中からは綺麗にラッピングされた箱が出てきた。
 隣のベッドで同じように袋を漁っていた池田のものは、そんなマトリョーシカみたいなことにはなっていない。
 何で?
 意味が分からずに自分の手元と池田の手元を交互に眺め、頭を捻る。
 それに気付いた池田は、まるで朝の挨拶でもするような何でもない様子で
「お誕生日、オメデトウゴザイマス」
 と呟いた。
 意味が分からなかった。
 いや、言葉の意味は分かったけど、行動の意味が分からなかった。
 俺の誕生日は五月で、今は八月だ。
 素直に疑問をぶつけてみれば、池田は悪びれる様子もなくこれまたさらりと理由を述べた。
 曰く、
「別に。誕生日プレゼントやってなかったなーって思っただけ」
 と。
 そんなのは当たり前だ。
 五月といえば、俺と池田はまだ知り合っていない。
 そんな時に訪れた誕生日など、祝えるわけもない。
 それでも池田は高級ティシャツを俺の十六回目の誕生祝だと言い張り、出世払いの借金への加算を拒んできた。
 正直、腑に落ちなかった。
 それでも包装されたそれを解いてみれば、中からは高級ティシャツと一緒にペンダント? ネックレス? 兎に角首から引っ掛ける銀色の鎖が出てきた。
 余談だが、俺は装飾品の類を一切付けない。
 腕時計は必要に迫られてつけているだけのことで、ただ自分を飾るためだけのものは、今まで付けたことも無い。
 卒業式の時に胸に飾られる花くらいだ。
 兄貴の主張が「男がちゃらちゃら腕輪だの首輪だの付けられるか」というものだったから、そういうものなんだと思っていた。
 学校の中には、こっそりピアスの穴を開けている奴も首元に鎖がちらついている奴もいる。
 それでも、まるで刷り込みみたいに兄貴の主張が頭に焼き付いていて、俺も同じようにしたいとは思わなかった。
 お陰で、それを首に通すと消え入りたいくらいの羞恥に襲われた。
 何となく色気づいてしまったような気がして、無性に恥ずかしかった。
 更には整髪料を吹き付けられて、頭まで綺麗にされた。
 余計に恥ずかしかった。
 が。
「柴犬が余所行き顔になったな」
 俺の頭をわしわし掻き混ぜて軽く整えた池田が笑いながらそう言った瞬間、羞恥も感謝も吹っ飛んだ。
 そりゃあ、髪の色も目の色も変え、耳には風穴が幾つも開いているような池田から見れば、恥じ入る俺はさぞ滑稽なことだろう。
 飾り気一切無しの兄貴と、装飾まみれの池田が何で友達なのかが分からない。
 照れ隠しに横目で睨んでみたところで池田はへらへら笑うばかりで、それどころか「可愛いな」などと言って額に唇を寄せてきた。
 可愛いだと。
 三日に一回まぐわう相手が居る池田には分からないかもしれないが、男に対しての「可愛い」は決して褒め言葉じゃない。
 池田の前ではあまり役に立っていない自尊心を更に滅多打ちにされたような気がして、腹立たしいやら情けないやらで溜息ばかりが落ちた。

 けれども、そんな落ち込みも長くは続かなかった。
 俺が項垂れるたびに池田が背中を叩いてきたからというのもあるし、俺が根気弱いからというのもある。
 ホテルの窓から眺めた夜明けの街は、また違った趣があった。
 立ち並ぶビル、電車の駅、その向こうに海……それから、そのまた向こうに島。
 海を挟んだその奥にまた陸地が見えるというのは、何とも不思議な光景だった。
 睡眠と共に大人しくなっていた好奇心が、またひょっこり顔を覗かせた。
 うきうきしているのが多分ばれていたんだろう、池田は早々にチェックアウトの手続きを済ませ、そのまま外に出てきた。
 古い洋館が点在する町並みは、国内であるにも拘わらず時折外国に来たような錯覚を起こさせた。
 坂道の多い街を片足でうろうろするのは流石に大変だと、池田は次から次へとタクシーを捕まえた。
 路線バスが走ってるよ、と指差しさり気なく言ってみたけど、返事は「そうだな」の一言だけだった。
 俺の主張を正しく理解していながらそらっとぼける池田を横目で睨めば、肩を竦めるようにして舌を覗かせた。
 多分池田は、全部分かっていてやっている。
 俺が嫌がっているのを分かっていて、派手に豪遊してみせるんだろう。
 喜べと言うくせに、嫌がらせを織り交ぜて接触してくるその意味が分からない。
 ぐるりと回った山側から街に下りると、途端に人が増えた。
 中華街……ここでは南京町というらしいけど、そのさして大きくも無い通りに踏み込むと、あちらこちらからたどたどしい日本語で声をかけてくる。
 十二回目の誕生日プレゼントである肉まんを渡されたのは、そんな通りから少しそれた商店街でのことだ。
 活気があるのは結構なことだけど、怪我人である池田とちびっ子である俺にとっては、過剰な人ごみは手に余る。
 追い払われる虫みたいにふらふらと隣接する商店街に入ってみれば、状況は一転、人の気配は半分以下に減った。
 ずらり連なる店と店の間に設けられた休憩所のようなベンチに腰を下ろせば、どっと疲れたように肩が落ちた。
 ちょっと待ってろ、と告げて池田だけが席を立ってから……多分三十分くらいは経っただろう。
 一向に戻ってこない池田に、腹でも下してたんだろうかとぼんやり考えていたところで、頭の上に袋が乗っかってきた。
「お誕生日オメデトウ」
 という、空々しい台詞と共に。
 ちなみに、十五回目、十四回目、十三回目の誕生祝は、朝飯飲み物宿泊費で消化された。
 お陰で俺の借金は、昨日の食事代以降一円も増えていない。
「……便所で腹痛と戦ってんのかと思ってた」
 かさりと袋を開いて中身を覗いてみると、中からふんわりあったかい匂いがしてきた。
 行儀良く六つ並んでいる肉まんを一つ取って銜えると、池田が顔を近付けてきたからその口にも一つ詰め込んでやった。
 肉まんをもぐもぐさせながら、池田が笑う。
 差し出してくるものを素直に受け取れば、池田はご機嫌だ。
 傍若無人に振舞っているように見せかけて、意外と貢ぎ体質なのかもしれない。
「下してたらお前に下痢止め買いに走らせるって」
「え、」
「で、オレは近くでその様子を見学。ついでに記念撮影」
「……」
 池田は性格が悪い。
 うちにも一応常備薬として置いてはあるが、腹痛止めの薬を買うのは、胃痛止めの薬を買うのとは一味も二味も違う。
 物凄い格好悪さと羞恥に襲われるのだ。
 まして俺は多感なお年頃。
 兄貴に買いに走らされた時はもう半ベソ、じんわり涙目で家に帰れば腹が痛いのかと素っ頓狂な質問をされて引っ繰り返ったことがある。
 苦い記憶が甦って横目で睨むと、池田はいひひと歯を見せて笑った。
 ……なんというか、あれだ。
 やんちゃな兄貴が一人増えたみたいな気分だ。
 弟を振り回し顎で使うのは兄貴の特権、我が家における鬼の鉄則。
 池田の振る舞いは、そんなうちの法律にちゃっかり便乗しているみたいに見える。
 そう思うと、脱力するように肩から力が抜けた。
 まるで身内みたいに接してくる相手に、散々気を揉んで使ってしていたのが、馬鹿らしく思えてしまう。
「神戸来たのは良いんだけどさーあれ見てないじゃん、あれ」
 不貞腐れた気分で二個目の肉まんを自分の口と池田の口に押し込み、ぶっきらぼうに言葉をかける。
「あれ?」
「あれだよ。絵葉書でよく見るやつ。通天閣? 砂時計みたいな形の赤い……」
「通天閣は大阪だよ」
 俺の問いかけに、池田は合点したようにぱちりと瞬きをした。
 時計の指し示す時刻は、既におやつの時間をとうに過ぎている。
 そろそろホテルの駐車場に戻りましょうか、という空気になり始めていることには気付いていた。
 それでも。
「あれ見ないと神戸来たって感じしない。あれ見てからじゃないと帰りたくない」
 きっぱりそう宣言すれば、池田の目が丸くなった。
 次いで、その中にどこか挑戦的な光が宿る。
 昨日家を出てから、こんな風に俺が前向きな断言をしたのは初めてのことだ。
 ……後ろ向きな断言は山ほどしたけど。
 それが池田にも分かったんだろう。
 悪戯っ子の笑みを湛えながら、立ち上がる。
 それにぎょっとした。
 こんこん、と、まるでギプスの硬度を確かめるみたいに左足の踵で地面を蹴った後、立ち上がったのだ――二本足で。
「ちょ、玖朗!」
 慌てて立ち上がり駆け寄り、引っ繰り返った時のためにと両腕を差し出す。
 池田が本気で引っ繰り返ったら、多分俺に支えてやることは出来ないだろうけど……何もしないよりはマシだろう。
 そう思っての行動だったが、池田は差し出す俺の手に掴まることなく一人で立った。
 地面に降ろした左足に、慎重に力を込めていくのが分かる。
 ゆっくり体重をかけ、ある程度でまた膝から力を抜く。
 それを何度か繰り返した後、漸く安心したように普通にしゃんと立った。
「い、い、痛く無いの?」
 見てる方が痛い。
 ギプスの嵌められた足で普通に立ってる姿って、変だ。
 何となくゾンビめいていて、不気味だ。
 ハイジは素直に喜んだか知れないが、俺は両手放しじゃ喜べない。
 だって、危ないだろ。
 全治一ヶ月のはずなのに。
「元々、足はちょっとひびが入っただけだったからな、そろそろいけっかなって」
「そんな、素人判断やめとけよ危ないよ悪化したらどうすんの」
「平気平気、全然痛くねえし」
 痛くないから平気とか……池田はちょっと自分の感覚を信じすぎだと思う。
 手を伸ばして触った瞬間にぱたんと倒れてきたらどうしようと思うと触ることも出来ず、冬眠明けの熊みたいに周りをうろうろするだけの俺を前に、池田は呑気そうに笑っている。
「最初っから、足までイッちまう予定じゃなかったんだよ。だから本当、平気」
「予定って……怪我に予定も未定もないだろ」
 まるで怪我する部位まで決められるんですとでも言わんばかりの発言に呆れれば、池田はひっそりと笑みを深めた。
 細めた瞼の奥に光る灰色の目に、俺の反応を面白がるような色がある。
 こっちは真面目に接しているのに、不愉快な男だ本当に。
 むっつり押し黙って不機嫌全開の俺とは対照的に、池田は上機嫌でまたこんこんとギプスで地面を小突いた。
 平気と言いながらも、どこか慎重に足を踏み出して、ひょこりと身体を傾がせながらも歩き始める。
 ギプスの所為で長さに違いが出てしまった二本の足で歩いている姿は、多分池田が自分で思っているよりもずっとぎこちない。
 一歩ごとに段を踏むみたいに、身体が大袈裟に上下している。
 いつぱたんと転げてしまわないかと、見ている方が不安になってくる。
 俺は別に、怒っているわけじゃない。
 ただ心配しているだけだ。
 それなのに、何で池田には通じないんだろう。
「ほら、行くぞ」
 ひょこひょこ歩き始めた池田が、一度立ち止まって振り向いてくる。
 それでも眉間に皺が寄るのを抑えられずにいると、どこか呆れたような笑みを覗かせた。
 次いで、その笑みの中にじわりと甘さが広がった。
「心配なら、手でも繋ぐか?」
 戯けた仕草で差し出される手を、普段ならば跳ね除けたことだろう。
 けど。
 不承不承ながらにも手を取ると、池田は心底驚いたように目を瞠った。
 自分で差し出しておきながら、随分な反応だと思うけど……まあ気持ちは分かる。
「……一人で歩かせて一人で転ばれたら、寝覚め悪いだろ」
 どうせなら一緒に転んで「それみたことか」と嫌味を言ってやる。
 一人歩かせて高みの見物を決め込んでいては出来ないからな。
 言い訳するみたいに吐き捨てると、握った掌に軽く力が篭ってきた。
 ちらりと隣を盗み見れば、微妙に肩が震えていたけど、更に目線を上げて池田の表情を窺う気にはなれなかった。
 見なくたって分かる、絶対に笑っている。
 震える肩は、吹き出すのを堪えているからだ。
 一体何がそんなに可笑しいのか、池田は俺の行動にいちいち受ける節があるから、多分今も俺の行動が可笑しくて仕方が無いんだろう。
 何となく、筒の中を延々と走り続ける不毛なハムスターを思い出して、どっと気分が落ち込んだ。
 やんちゃな兄貴だと思ったけど、もしかしたら池田は兄貴というよりは手のかかる弟なのかもしれない。
 ま、下の兄弟は居ないからよく分からないけど。

 だが、だ。

 商店街を歩き始めて数分で、物凄く嫌な現実に気付いてしまった。
 思わずぴたりと足を止めると、元々ゆっくり歩いていた池田は殆ど同じタイミングで立ち止まった。
「玖朗……俺ら、変じゃないか?」
 なんて、わざわざ確認しなくたって分かる。
 大の男が二人仲良くお手手繋いで歩いてるのって、どう考えても変な構図だ。
 周囲に大変な誤解を招く危険がある。
「や、やっぱ手はやめよう、肩にしよう肩に。いらない誤解される前に」
「誰に誤解されるんだよ」
 ぺっぺと手を振り払おうとするよりも先に、それを食い止めるみたいに池田の握力が上がった。
 自分から握ってきたくせにそそくさと離れようとする俺がやっぱり面白いらしく、池田は軽く身を屈めるようにして顔を覗き込んできた。
 汗の滑りを逆に利用するみたいに、じわりと動いた掌が強引に指を絡めてくる。
「ていうか、別に誤解じゃねえだろ」
 からかう視線に反射的に身を引けば、それを越す速度で顔が差し迫った。
 頭突きでもされんばかりの勢いに咄嗟にぎゅっと目を瞑ると、頬骨の辺りで濡れた音がした。
 またキスされた。
 まただ。
「最初からオレ、ちゃんと言ってたろ?」
 デートだって。
 恐る恐る目を開きかけたその途中で、囁く池田の声が聞こえてきた。
 男と手繋いで歩いて、不意打ちでキスされまくる夏なんて嫌だ。
 不健康だ、絶対に間違ってる。
 そう思っても、すっぽんみたいにがっちり絡んでくる手は外れる気配もなく……げんなりと肩を落とす俺に、池田はどこか勝ち誇ったような笑顔を見せた。






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