凶悪ハニィ

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【本編】

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 手錠は案外あっさりと外してもらえた。
 そもそも、外出している間に勢い余って俺が窓から飛び出さないようにとの予防だったらしい。
 自分が酷いことをしたという自覚は一応あったみたいで、少しだけほっとした。
 ほっとはしたけど……結局、いくら手足が自由になったからといって命を懸けて逃げ出す勇気は湧いてこなかった。
 逃げても良いよという言葉に乗せられて一歩部屋から飛び出せば、そこからは一生の逃亡生活だ。
 陽の下を歩きたいとこの部屋に小間使いとしてやってきたはずなのに、この部屋の所為でお天道様を拝めなくなる。
 要は、目に付くところに居なきゃいいんじゃん、と思わないこともないが……何せ池田は「お出かけしよう」の軽い乗りで東日本から西日本へ行ってしまうようなとんでもない行動派だ。
 そんな相手の視界に入らないように生活するなんて、俺に出来るとは到底思えない。

 一瞬でも視界に入ってきたら、速攻捕まえてその場で犯して両足ぶった切って一生部屋に繋ぐからな。

 この恐ろしげな単語がたらふく散りばめられた言葉の意味は、イコール、許さない、だ。
 逃げるなら徹底的に逃げろ、その後視界に入ってくることは許さない、と。
 捕まえるだの犯すだの足ちょん切るだのは、まあ実際にされるとは思わない、犯罪だし。
 ……だけど、許さない、という漠然としたニュアンスが却って恐ろしかった。
 何を許さないのか。
 どう許さないのか。
 あの肉食獣の本能を全開にして、一体どんな目に遭わされるのか。
 想像するのも恐ろしい……というか、恐ろしすぎて想像が出来ない。
 そんな恐ろしい池田の目の前で、しめしめ今がチャンスとばかりに部屋を飛び出すなど、出来るわけがない。
 ……けど、このままここにじっとしていたら、三日後にはまた触られる。
 いや、今度は俺が触る側にならないといけないかもしれない。
 どっちがマシか……どっちもどっちだどっちも嫌だ俺には出来ない絶対に。
 逃げ出すことも出来ず、池田の要求を呑むことも出来ない、そんな俺は一体どうしたら良いんだろうか。
 悶々と真っ黒シーツの上で膝を抱えて考え込んでいれば、こつん、とドアが叩かれた。
「おう涼二、いつまでそこで体育座りしてんだよ。買い物行くぞ買い物」
「……買い物?」
 ひょっこり顔を覗かせた池田の言葉の意味が分からない。
 時計を見れば、まだ正午を少し回った程度だ。
 夕飯の買出しに出るにはまだ早い。
 鸚鵡返しに問いかけると、池田はにっこり笑った。
 散々人を怖い目に遭わせておいて、随分と無邪気に笑うものだと呆れる。
 池田は多分、あんまり他人の心を理解しないタイプの人間だ。
 それは兄貴も大概そうだけど、池田の場合は、その根底にひんやりとした水が流れているように感じる。
 甘やかそうとしてきりじゃれ付いてきたり、問答無用で食い付いてきたり、ころころと態度を切り替えることが出来るのは、俺の都合や心情を考えないからだ。
 池田は何か、人間としての何かが足りない。
 何でそんな風に思うんだろうか?
 無邪気に笑うその顔は、子供みたいに見えるのに。
「……どこ行くんだよ」
「おもちゃ屋だよ」
「おもちゃ屋?」
 またしても同じ言葉で問い返した俺に、池田は気を悪くする風もなく部屋に踏み込んできた。
 歩き方は多少ぎこちないけど、ギプスをしていた頃よりはずっと自然に見える。
 本当に、タフな男だ。
 何時間も運転し続けた翌日には一日中歩き回り、そのまままた長時間の運転。
 帰ってきたらきたで殆ど休憩もないままに人に襲い掛かって、翌日には人が寝てる間に病院行ってギプス外して。
 日も変わらぬうちから買い物に出かけるぞ、なんて。
 本当にサイボーグかもしれないと思ってしまう。
 けど、本当にサイボーグなら、濡れたシーツと服を干してくれるだけじゃなく、そっとパンツを履かせてくれるくらいの気遣いは見せて欲しかった。
 俺はマドンナじゃないんだから、寝るときにはパンツもシャツも身に付けていたい。
 厚意でやってくれたんだろうから感謝しないといけないことは分かっているんだけど……如何せん詰めが甘い。
 そんな中途半端なサイボーグ池田はひょろひょろ近付いてくると、軽く身体を投げ出すようにしてベッドに腰を下ろした。
 波打つベッドの振動が、俺の身体も揺らしてくる。
「そろそろテレビも飽きたしさ、何か遊ぶもん買おうかなって。そういうのお前のが詳しいだろ? 付き合えよ、買い物」
「……」
 な、と相槌を求めるように小首を傾げてくる池田に、どう反応したものか分からなかった。
 けど、一日中ベッドの上で膝を抱えているわけにもいかない。
 悶々と考えれば考えるほど、思考が袋小路に追い込まれて息が詰まる。
 だったら気晴らしに出かけるのも良いかもしれない。
 お出かけ中の池田が怖く無いことは、神戸で実証済みだ。
「じゃ、準備してくる」
「三秒でな」
「無茶言うなよ」
 ベッドから降りながら了承の言葉を返せば、池田はからりと笑いながら手を振ってきた。
 ギプスの左手で頬杖の真似事が出来ているということは、多分手の方も随分と良くなっているんだろう。
 考えてもみれば、全治一ヶ月ならあと一週間もすれば手の方も治る計算だ。
 もしかしたら、夏休みが終わるよりも先に俺は家に帰れるかもしれない。
 介護が必要なくなって、こそこそと逃げるのではなく堂々と自分の家に帰るのだと言えば、きっと池田だって止めはしないだろう。
 自分の家に帰るのに、後ろめたさを感じる必要も無い。
 そう考えると、心が少し軽くなった。
 後一週間なら、多分耐えられる。
 三日に一度の発散の日だって、あと二回だけだ。
 ギプスが取れて普通に手が使えるようになるまで数日かかるとしても、多くても三回。
 三回耐えれば解放される。
 八月の後半は、俺はあの扇風機しかない灼熱の自室で過ごせるんだ。
 何だか希望が湧いてきた。
 そうだ、絶望的な気分になってすっかり忘れていたけど、何も俺は一生この部屋にいないといけないわけじゃない。
 遅かれ早かれいつかはここから出られるのだから、悲観してベランダから飛ぶ必要も無い。
 三日に一度の発散デーは……そうだ、犬にでも噛まれたと思って素数でも数えながらやり過ごせばいい。
 処女みたいに恥らったところで、どうせ醜態は昨夜見られている。
 口でしろと言われれば流石に困るけど、手で抜いてやるくらいどうということはない、多分。
 そうだ。
「お待たせ」
 池田の私室から出るときに比べて随分軽い足取りで客間から出てくると、ソファに座ってやっぱりぱちぱちテレビのチャンネルを切り替えていた池田から「おう」と返事があった。
「出かけついでに、帰りに夕飯の買い物して良い?」
「良いよ」
「じゃ財布持ってこ」
 テレビ横のローボードからいそいそ食費用の財布を取り出し、いざ出陣。
 今後の生活に希望を見出せれば、前向きな気分にもなれるというものだ。
 と、池田が頭を撫でてきた。
 くしゃくしゃ髪を掻き混ぜてくる手に振り返ってみれば、酷く優しい微笑にぶつかった。
 困ったようにも、喜んでいるようにも、何だかまるで今にも泣き出しそうにも見えるのに、どこか優しい……変な笑みだった。
「何?」
「別に?」
 問いかければ手はすぐに離れた。
 意味が分からず頭を捻っても、池田が俺の疑問を晴らしてくれる様子は無い。
 心なしか上機嫌になった池田の後を、疑問符を撒き散らしながら付いていく。

 池田が向かったのは、駅前のデパートの中にある、正真正銘の「おもちゃ屋」だった。
 店の一角には子供が遊べる小さな遊具があって、赤ん坊のがらがらから高級プラモデルまで置いてある、本当に普通のおもちゃ屋。
 その店の前にどんと立ちはだかる池田の姿は……まるで合成写真みたいだった。
「……」
 おもちゃ屋に池田って、本当に本当に似合わない。
 金髪グラサンの明らかにヤンキーな池田が、子供がきゃっきゃ言いながらはしゃぎ回るような場所に立っていること自体、犯罪の匂いがする。
 そのあまりの違和感に恐れ戦いてそっと距離を取ろうとすれば、すかさず伸びてきた池田の右手が肩を抱いてきた。
 がっちり捕まえて離そうとしないあたり、自分でもここが不似合いな場所だと分かっているんだろう。
「……玖朗、何か買うならさっさと買って、さっさと出よう」
 小声でそう提案すると、池田は興味深げに店内を眺めながらも曖昧に頷いた。
 既に心ここにあらず。
 一体何がそんなに珍しいんだろうか?
 俺としては、おもちゃ屋の店内より、興味津々きょろきょろする池田の方が興味深い。
 そんな俺の視線に気付いたのか、池田は一度ぱちりと瞬きをした。
「オレ、こういう店入ったの、初めて」
「うっそ、」
 思わず声が漏れた。
「いやマジマジ。こういうとこ連れてってもらったり何か買ってもらったりするような家庭環境じゃなかったからなあ」
「……」
 変だ。
 おかしいおかしいとは常々思っていたけど、池田は本当に変だ。
 なんでもないようにさらりと呟くその声に、度肝を抜かれる。
 おもちゃ屋にすら来たことがないって、一体どんな子供時代を過ごしていればそんなことになり得るんだ?
 ……分からない。
「あれやりたいんだよ、あれ。DS。お前持ってる?」
「……家にならあるけど、」
 当て所もなく店内を歩きながら問いかけてくる池田を、さり気なくゲーム機の置いてある場所に誘導する。
 放っておけばぐるぐる端から端まで闊歩しそうな池田をそのまま好きにさせておくわけにはいかなかった。
 周囲のお父さんやお母さんの視線が痛い。
 明らかに場違いな池田の姿に、子供連れの親御さん連中が警戒している。
 ものすごい警戒してる。
 居た堪れない。
 興味津々おのぼりさん上等で陳列棚に目を奪われている池田は気付いていないかもしれないが、俺たちは一刻も早くここから出た方が良い。
 親御さん連中のためにも、俺と池田のためにも。
「どういうのがお勧め?」
「……こういうの、かな」
「いらね」
「ちょ!」
 お勧めを訊ねてくる池田に家計簿ソフトを手渡せば、ぺいとばかりに放り出された。
 慌てて手を伸ばしてそれを捕まえる。
 中身は空とはいえ、商品を放り出す池田の態度に、店員さんの鋭い視線。
 こめかみから冷たい汗が流れる。
 嫌だ、心底いやだ、こんな非常識な奴と買い物なんて。
 とんでもないよ池田、王子さまじゃないんだから傍若無人な振る舞いは大概にして欲しい。
 悠々自適にゲームソフトのずらりと並ぶ棚の間を泳ぎまわる池田の後をちょこまか付いて歩くのは大変だった。
 ゲーム自体をしたことがない、ジャンル分けすら意味が分からないという池田に任せていては、いつまで経ってもこの空間から離れられない。
 結局、あれやこれやと勧めてみては断られつつも、ゲーム機本体と一つだけソフトを買った。
 俺はへとへと、池田はるんるんだ。
 おもちゃ屋のカラフルなロゴの入った袋を提げる池田は見るに耐えられず、進んで荷物持ちを名乗り出る。
 その後、池田は携帯を買い換えるんだと携帯屋に入り、わけが分からないと訴えたにも拘わらず、あれやこれやと選ぶのに付き合わされた。
 携帯っていうのは、これ買います、はい有難うだけでは済まないらしい。
 買います宣言をしてから一時間くらい待たないといけないのだといわれ、その間にスーパーに行くことにした。
 池田が望む場所に次々付き合っていたら神経が持たないと思ったからだ。
 お出かけ中の池田は、自由気ままではあったけど、やっぱり優しかった。
 昨夜の魔王の片鱗すら思わせない。
 時折伸ばされてくる手は、強引だったりぶっきらぼうだったりしたけど、それでも逃げ場を失うまで追い詰めてくるようなものじゃない。
 そのお陰か、触られても身体が震え上がることはなかった。
 一体どんな幼少時代を過ごせば、まったく他人の顔色をうかがうこともなく、これだけさっぱりきっかり割り切った風に態度を変えることが出来るんだろう。
 深まるばかりの疑問に、ただただ頭を捻らずにいられない。
「二回目のデートは夜ドライブの予定だったのにな」
 途中、独り言みたいにぽつりと呟く池田の声が聞こえたけど、それには聞こえないふりをした。
 お泊りで出かけてベッドで絡み合って、更にデートとか……何かもうとことん洒落にならない。
 ひと夏のアバンチュールを、いつの間にか池田とやってる。
 その事実に目を向けたくなかった。
 一週間後か十日後くらいに、無事家に帰ることができたら……この夏はなかったことにしよう。
 そう心に誓った。
「何か食いたいもんある? あ、セレブ御用達は無理だからな」
 スーパーに入ってそう訊ねてみれば、池田はアボカドに手を伸ばしながら曖昧に頷いた。
 アボカド。
 残念ながら、俺はこいつを一体どうやって食うのかも知らない。
 トロピカルな匂いのするものは兄貴が嫌いだから、料理のレパートリーに入る候補にすら挙がらなかった。
 一度、スターフルーツというものを買って二人で齧ってみたけど、齧ると同時にゴミ箱へ放り込んだ。
 あんなにも心痛めずに食い物を粗末にしたのは、ピータンを試しに買ってみたとき以来のことだった。
「だから、そういうのは無理だって。どうやって食うのかもわかんねえよ」
 ひょいと池田がカゴにアボカドを放り込んできたのに抗議すれば、池田は舌を出して笑った。
「良いんだよ、酒のあてにするだけだから。晩飯はー……何でも良いや」
「何でも良いが一番難しいんだって、母親に言われなかったのか」
「じゃあ魚。すげー骨が細けえやつ。せっせと解体して「あーん」って食わせてね、ダーリン?」
「よし分かった。太刀魚な」
「てめ、超食い易いじゃねえか」
 知ったことか。
 ふらふら店内を進みながらの軽口の応酬に思わず笑えば、池田がじゃれるように擦り寄ってきた。
 肩で肩を小突くように近付いて、俺がふらつけばそれを追ってくる。
 反撃すれば肩に手を伸ばしてきて道連れにしようとしてくる。
 こんな風に池田とじゃれ合うのは……正直、楽しい。
 何でこういうのだけじゃ駄目なんだろう。
 そう思わずにはいられない。
「本当、何でも良いんだよ。お前の作るもん何でも美味いんだもん」
「!」
 不意打ちの殺し文句に、うっかり頬が火照った。
 それに気付かれないように、慌てて顔を他所へと向ける。
 瞬間湯沸し器みたいにほわっと脳天に吹き上がった熱に、我が事ながらに動揺した。
 手料理を褒められて照れるなんて、これじゃあまるで……
 じゃれ合い笑い合う俺と池田は、何だかまるで仲の良い恋人同士みたいだ。






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