凶悪ハニィ

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【本編】

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「サハラ!」
 軽く声をかけ手を挙げれば、きょろきょろ辺りを見回していた男が弾かれたように振り返った。
 サハラだ。
 サハラから二度目の電話を貰ったのは、三日前のことだ。
 前回と同じように池田の部屋に電話して、アイツは帰りましたと聞いて家に電話してきたらしい。
 お前、何うろうろしてんの? なんてもっともなことを訊ねられたけど、巧く返事が出来ずに適当にはぐらかした。
 思えばこの夏は、本当に色んなことがあった。
 サハラから最初に電話を貰った時に危惧していたような、何も無い夏休みだったなんて口が裂けても言えないくらい。
「よう! 元気だった?」
「まあまあ。うわ、焼けたなー」
 駆け寄ってくるサハラに合わせて、腰掛けていた石段から立ち上がる。
 夏祭りが開かれるのは、サハラの地元近くの小さな神社だった。
 まだ昼過ぎだけど、既に幾つもの提灯が掲げられ、出店のための……なんて言うんだろう、小さな屋台? みたいなものが次々と建てられかけている。
 ごつ、と拳を合わせながら感嘆の声を上げれば、こんがり焼きあがったサハラは健康的な笑みで胸を張った。
「てか、大分痩せた?」
「痩せたっつーか、ちょっと締まった」
 どちらかと言えばぽよんとしたイメージだったサハラが、ほんのちょっとだけシャープになったように見えるのは、気の所為じゃなかったらしい。
 またまたサハラがえっへん胸を張る。
 一月会わない間に人って変わるもんなんだと、ぷよぷよの腹に指を差し込めば、埋まる深さが明らかに浅くなっていた。
 すごい。
 上背のあるサハラが身体鍛えてピシッと締まれば、結構な男前になりそうな気がする。
 もし俺が気合入れて身体を鍛えたとしても、出来上がるのは小さなマッチョだ。
 締めるところさえきちんと締めれば、それだけで男っぽく仕上がるサハラがちょっと羨ましい。
 思わず羨望の眼差しで見上げれば、サハラはまたにっこり笑った。
「涼も何か、ちょっと雰囲気変わったな」
「ええッ? どどどどんなふうに!」
 どきんと心臓が跳ねる。
 それは良い風に?
 悪い風に?
 それともおかまっぽく?
 それともそれとも、より一層ブラコンっぽく?
 次から次へと嫌な想像が駆け巡り、たちまち頭から血の気が引いていく。
 が、そんな俺の内心など知る由も無いサハラは、一筆書きにしたような切れ長一重の目を僅かに細めた。
「なんか、顔つきがきりっとした感じ? 男っぽくなったような気がする」
「うっそ、マジでッ?」
 おかまっぽくじゃなくてッ?
 想像もしていなかったプラスイメージの言葉に、思わず飛び上がった。
 ちょっと聞きました? 奥さん! 男っぽくなったって! 男っぽく!
 衝動に任せて万歳三唱。
 擦れ違う人が奇異の眼差しを向けてくるが、そんなの気にしない。
 脱、小動物!
 めざせ、ちっちゃくってもブルドック!
 ばんざーいばんざーい、人目も憚らずに大喜びの俺に、サハラはどこかげんなりとしたように肩を落とした。
「……やっぱ前言撤回。全然変わってないわ、涼二」
「……」
 呆れた口調のサハラにぴたりと制止、それから誤魔化すように咳払い。
 そうだ。
 この夏を経てちょっと男っぽく一皮剥けちゃった男は、こんなことではしゃいだらいけない。
 いついかなる時でもクールに対応、スマートな身のこなしを心がけないといけない。
 が。
「あれ、涼。ちょっと背伸びた?」
「ええッ? マジでッ?」
 並んで歩き出すなりさらりと訊ねられ、また飛び上がりそうに……というか、実際ちょっとだけ飛び上がった。
 あ、やっぱ嘘なんてサハラは即座に否定したけど、確かに見上げる目線の角度がちょっとだけ、ほんのちょっとだけではあるが低くなったような気もする。
 電柱みたいな連中にぐるり取り囲まれて生活していたから、全く気付かなかった。
 俺の成長期はまだ終わっていない、いや寧ろこれからだ。
 明るい未来の予感に内心ガッツポーズ、今日からまた牛乳がぶ飲みを決意する。


 夏休み初めにサハラに頼まれた出店の手伝いは、結局「りんご飴屋」になった。
 お陰で、売り子担当の俺とサハラがまともに手伝うことなど殆どなく、せいぜいちょっとした荷物を運んでみたり屋台組み立ての手伝いをしてみたり……日が暮れるまで、神社の境内に座ってサハラを話し込んでいた時間の方が確実に長かった。
 海に行っていかに己のぽにょっぷりを自覚したか、来年は夏男になるんだと筋トレを始めたことを語るサハラに、俺も旅行に言った話、でっかいトラックに乗せてもらったんだという話をした。
 まあ、詳しく話せることはあんまりないけど、それでもこうやって思い出話の発表会に参加できるのが嬉しかった。
 一つくらい、夏休み明けに語ることが欲しいとこの手伝いを受けたけど、そんな心配は全然しなくてよかった。
 この夏は、何となく心身ともに波乱万丈過ぎて、語ろうにも一晩二晩じゃ語りつくせないだろう。
 池田に会って、朝比奈さんに会って、さくらに会った。
 兄貴と池田の関係。
 池田と朝比奈さんの関係。
 朝比奈さんと兄貴の関係。
 それから、さくらと兄貴の関係。
 知らなかったことを沢山知り、見た。
 知らなかった兄貴の一面を知り、全く知らなかった池田の一部を見た。
 池田。
 池田のことは、まだよく分からない。
 優しかったり怖かったり色々すぎて、頭の中でさくっと「池田ってこんな人」と纏めることが出来ない。
 面白がりの嬉しがりな所は、兄貴とちょっとにている。
 華やかな雰囲気を纏いながらも、自分に無頓着で大事にしない部分がある。
 自分の部屋に他人が入ることを酷く嫌う……らしい。
 腹の底に、ひっそりと冷たい水が流れている。
 そのくせ人懐っこくて、とびきり優しい。
 俺を外に連れ出してくれた。
 落ち込んでいればそっと寄り添ってきてくれた。
 涼二、と名を呼び差し伸べられるあの手は、嫌いじゃない。
 俺がいるときは、あの部屋は即席の禁煙室になる。
 何気なく手渡した推理小説の感想を、律儀にきっちりレポート用紙二十枚分用意してきた。
 俺の作る飯を、華はねえけど味は美味いと言ってくれた。
 からかう口調は標準装備で、一体どこまでが本音でどこからが建前なのかが分からない。
 所変われば発言も変わり、何が本当で何が嘘なのかが分からない。
 兄貴に、堂々「涼二に手を出した」なんて言い放てるほどの図太さがあると思えば、仲直りしてくれと頼んだ俺に即座に「わかった」と頷く誠実さもある。
 そうだ、仲直り。
 あの仲直りだって、俺が言わなきゃ池田は動かなかったかもしれない。
 あのままの状態で、兄貴と池田は完全に切れていたかもしれない。
 朝比奈さんもさくらも、口をそろえて「あの二人は大丈夫」と言ったけど、未だにそれを信じきることが出来ない。
 池田は、たださくらを追い出すためだけに、兄貴に喧嘩を売った。
 すげー好きだと謳うのと、同じ口で。
 ただ、俺を家に帰すだけのために、兄貴の信頼をさらりと裏切り切り離そうとした。
 オレは別にどうでもいいと言っていた。
 政一も、別にどうでもいいと言っていた。
 涼二さえ良ければ、俺さえ良ければただそれでいいんだと。
 池田はちょっと頭がおかしい。
 多分病気だ。
 人として必要な、致命的な部分が一箇所ごっそり抜け落ちているように思う。
 俺は兄貴が好きだけど、だからといって兄貴さえ良ければそれでいいなんて思えない。
 まるで当たり前のことみたいにあんな風に、誰かが良ければ後は何でもいいなんて口には出来ない。
 一体どういう神経をしていればあんなことが言えるんだろう。
 池田は俺の思うがまま。
 なるほど確かに、池田の一部は俺の思うがままだ。
 一部は、だけど。
 ……本当は、ちょっと分かっている。
 本当はもう、多分分かっている。
 池田は

「いらっしゃい」

 隣から聞こえてきたサハラの声に、はっと顔を上げる。
 遠のいていた祭囃子が、途端に距離を縮めてくる。
 とんてんとんてん楽しげな音に、色鮮やかな浴衣姿、楽しげな笑みが華を添える。
 時計を確認してみれば、時間は既に午後九時前。
 祭りもそろそろ終わりに近付いている。
 わあわあと賑やかだった雰囲気は、ひっそりと終わりに向かって気配を潜め始めている。
 延々と考え事に没頭してしまったのは、接客にめまぐるしく追われなくなった所為だろう。
 りんご飴の売れ行きはなかなか良かったらしく、サハラのお母さんもにっこりいい笑顔だ。
 そんな、まばらになりかけた人の流れの中に、一つ飛び出す長身の頭が見えた。
 と同時に、自分の目が丸く見開かれたのが分かった。
 兄貴だ。
「なんで?」
 ぽつりと呟く言葉に、返事をしてくれる相手はいない。
 今朝、この祭の話をしたら、店が終わる時間は八時なんだから行けるわけねえだろとすげない返事を貰っているのに。
 わざわざ店を閉めてから駆け付けてくれたんだろうか?
 そんな疑問が解決するよりも先に、白金の髪が視界に飛び込み更に驚いた。
 兄貴の隣に、池田が居る。
 朝比奈さんも。
 朝比奈さんの隣には、さくらに引き合わせてくれた時の男の人も居た。
 四人肩を並べて歩く光景は、まるで合成写真みたいに見えた。
 合成写真みたいに違和感があるのに、まるでどこか当たり前みたいなしっくりとした雰囲気を持っている。
 信じられない光景にぽかんと口が勝手に開く。
 と、朝比奈さんと目が合った。
 思わずしゃきんと背筋を伸ばすその先で、朝比奈さんが隣を歩いていた兄貴を肘で小突く。
 仏頂面の兄貴が忌々しげに振り向き、その視線がこっちに向けられてくる。
 目が合った。
 と同時に、四人は真っ直ぐこっちに向かってきた。
 たこ焼き屋にもたいやき屋にも金魚すくいにも目もくれずに、真っ直ぐ。
「うわ、何かおっかなそうなのが来たな」
「……ごめん、あの一番おっかなそうなの、うちの兄貴」
「マジで?」
 ひっそり小声で耳打ちしてきたサハラに、呆然としたまま返す。
 ひっそり驚愕するサハラに、だが何か言葉をかけてやれる余裕はなかった。
 兄貴と池田と朝比奈さんが、仲良く並んで歩いている光景が信じられなくて。
「よう涼二。ハッピ超似合うじゃん」
 へらりと笑いながら池田が手を挙げた。
 当然ながら、その腕にもうギプスは無い。
「涼に話しかけんな。変なもんがうつったらどうしてくれる」
 仏頂面の兄貴が横目で池田を睨むが、池田はそんなことは気にも留めない様子で「まあまあ」なんて宥めている。
 二人のやり取りをげんなりとした様子で眺めていた朝比奈さんの目が、こっちに向かって僅かに綻んだ。
「元気そうな顔になったな」
「……はい」
 朝比奈さんに向けて一言だけメールを送ったその後の報告は、その日の夜に電話で済ませた。
 兄貴に会ったこと、その場に池田が居たこと、兄貴の怒りの本当の理由……正直、格好悪くてあんまり話したくはなかったけど、それでも全部隠さず話した。
 朝比奈さんはただ黙って話を聞いた後、ぽつりと「良かったな」と素っ気無い感想をくれた。
 素っ気無くはあるけど、それでもそう言ってもらえたのが嬉しかった。
 兄貴に話せないことも池田に話せないことも、何となくこの人相手にだと話せる。
 朝比奈さんも不思議な人だ。
 兄貴とも池田ともサハラともまた違う場所で、俺の中にひっそり座っている。
 不思議な存在だ。
 と、兄貴の後ろで何かが見え隠れするのに気付き、思わずそっちに目を向けた。
 ぴょこぴょこ何かが跳ねている。
 俺の視線に一番に気付いたのは、池田だった。
 兄貴に向けられている弧を描く目がそのままこっちに移り、ゆったりと笑みが深まる。
「今日は涼ちゃんにお土産を持って来ました」
 面白がるのを隠そうともしない池田の口調に、兄貴の眉間に深い皺が寄る。
 池田が軽く兄貴との間に距離を取る。
 と同時に、ひょっこり可愛らしい浴衣姿が顔を覗かせたのに、息が止まりそうになった。
 さくらだ。
「はッ! は、はじめまして」
 さくらの声が引っ繰り返った。
「は、はじめまッ、ひて」
 俺も噛んだ。
 それに、池田は笑い、兄貴は舌を打った。





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