84 / 96
【本編】
84
しおりを挟む「うわ、」
リビングに入るなり、変な声が漏れた。
俺が居なくなってからたった数日のはずなのに、部屋の中が大変なことになっていたからだ。
ビールの空き缶があちこちに転がり、テーブルの片隅に置かれた灰皿からは中身が溢れかえっている。
ソファには何冊も何冊も分厚い本が積み上げられ、テーブルの上にはレポート用紙が散乱している。
「……汚え」
思わず素直に呟けば、後に続いていた池田が苦笑した。
「だって、頑張らねえと夏休みの宿題終わんねえんだもん」
「……毎日ちょっとずつやっとけよ」
誤魔化す口調に呆れた。
俺が毎日毎日テーブルにへばりついて宿題をやっていたとき、池田はいつもいつも暇そうにテレビを見ていたのに。
テレビを眺めながらも退屈を持て余し、暇潰しには読書やゲームも加わった。
あんまりにも自由気侭でのんびりしていたものだから、てっきり大学生に宿題はないんだと思っていた。
気楽で良いなとすら。
やっぱり、俺の与えられていた常識は、「外」から見たら常識じゃない。
ふと、そんな風に改まって思うと、慣れ親しんだはずのリビングにそれ以上足を踏み込むことが出来なくなった。
それに気付かず池田が脇を擦り抜けて、開きっぱなしになった本を次々閉じて回っている。
お気楽極楽な大学生のはずだったのに、本当の池田は宿題に追われるただの学生さんだった。
テーブルの上の灰皿に中身がてんこ盛りになっている時点で、この部屋の中は禁煙じゃない。
何気なく行き来していた部屋の扉は、揶揄するみたいに「開かずの間」なんて呼ばれていた。
俺の常識は周りの非常識。
当たり前みたいに与えられていた……おそらくは、特権。
頭の中にゆらゆら女の言葉が甦る。
「……玖朗」
ひっそりと名前を呼ぶと、腹の底がひんやりとして口の中が乾いた。
それを潤すように、一度唇を舐める。
僅かな反応も見逃すまいと瞬きを封じながら、ひたりと真横にある扉に手を合わせた。
「ん?」
振り向いた池田は、不思議そうに頭を捻った。
少しだけ考える素振りを見せ、何を閃いたのかゆるりと目元に笑みを乗せる。
「疲れたんならさっさと寝れ」
ほら怒らない。
不可解に鼓動が高鳴った。
玖朗、あのドア触るだけで怒るんだもん。
ゆらゆら女はそう言っていた。
けど、今池田は怒っていない。
池田は俺には、怒らない。
「……何で?」
ぽつりと疑問が口から漏れて、池田の目から笑みが消えた。
一体何に対しての「何で」なんだか、意味が分からないとでもいう風にまた小首を傾げる。
「煙草……とかさ、別に普通に吸っても良かったのに……兄ちゃんだって家で普通に吸ってるし」
それなのに、何でわざわざ俺から煙を遠ざけるような真似をしてくれたんだろう。
居候にいっちょまえに主張する権利などないと、そんな風に言ってベッドの境界線を乗り越えてきたくせに。
空調管理は家主の特権だと、寒さに震える俺を嘲笑うように部屋を極寒にしたくせに。
池田の態度と言葉は時によってばらばらで、どれが本当なのか分からない。
優しいのか意地が悪いのかが分からない。
即席の禁煙に対しての疑問を読み取ったのか、不思議顔の池田が「ああ、」と何てことのない風に呟いた。
「別に……オレ、政一と銘柄違うし。色んな匂い付けたら流石にやばいかな、みたいな?」
特に深い意味は無いですよと。
さらりと告げるその口調に、勝手に目が地面に落ちた。
俺の常識は周りの非常識。
ゆらゆら女と一緒に来ていたあの男が扉に触ったとき、池田は「腕をへし折るぞ」とまで口にしていた。
なのに、今は何も言わない。
あの朝比奈さんですら、この部屋から池田以外の人間が出てくる光景は不思議な感じがすると言っていた。
それなのに。
と、前触れなく部屋に軽快な音が響いた。
「!」
携帯の着信音だ。
ジーンズのポケットに突っ込んでいた携帯を引っ張り出して中身を覗いてみれば、さくらからメールが届いていた。
『明日、家に行っても良いって
政一くんからお許しが出ました!
頑張って晩ご飯作っちゃおうと思うので、
夜には帰ってきてね』
文章の最後には、万歳三唱するみたいな大喜びの絵がぴこぴこ動いている。
それにふと笑みの滲ませれば、近付いた池田がひょいと手元を覗き込んでくる。
そして内容を確認、微笑が頭上から降ってきた。
「やっと堅物が折れたな」
しみじみと呟く声に、何故かずきんと心臓が痛んだ。
……いや、何故かじゃない、本当はもう、理由は分かっている。
繰り返し繰り返し抱いてきた疑問の答えを、多分俺はもう、本当は分かっていると思う。
ただそれを、口に出来ないだけだ。
きちんと認識してしまうのが怖いだけだ。
見下ろす視線、向けられる微笑を見上げれば、勝手に呼吸が苦しくなる。
池田と居るときは二人だけが良い。
さっきそんな風に思ったばかりなのに、不意に逃げ出したい衝動に駆られる。
落ち着くけど怖い。
池田はやっぱり怖い。
「これ……そろそろ返さないと。夏休み終わるし」
ともすれば足が後退しそうになるのを堪えて呟くと、池田はやんわり目を細めた。
「何で? いいよ。せっかくさくらとメル友んなったんだから、ずっと持ってりゃ良い」
「けど、」
「良いんだよ。いつかお前が自分で持つまで、オレがゼロ番独り占めが良い」
「……」
咄嗟に意味が分からずに頭を捻りかけ、すぐに閃いた。
ゼロ番というのは、多分アドレスの登録番号だ。
もし俺が自分で携帯電話を買ったとして、真っ先に登録するのはきっと自宅の電話番号だろう。
そんな場所を独り占めしたいとさらりと主張した池田に、返す言葉が見付からなかった。
ひっそりと脈打つ自分の鼓動が、頭の奥の方から響いてくる。
呼吸の仕方を忘れたみたいに、酸欠に喘ぎそうになる。
無理矢理突き返せば、今度はきっと池田は素直に受け取るだろう。
そう思ったけど……結局、
『分かりました
楽しみにしてます』
ぽちぽちそれだけ打ち込んで返信、畳んだ携帯を手の中に握り込んだ。
突き返せば多分受け取ってくれるだろうけど……きっと池田を傷つける。
そんな風に考えた自分にちょっと嫌気がさしながらも、頭のどこかからは冷静な声が聞こえてくる。
俺と池田は、多分友達にはなれない。
たとえ俺がそれを望んだとしても、きっと池田は望まない。
思えば、最初からそうだった。
からかう口調はそのままだけど、最初から池田は俺に優しかった。
まるで兄貴みたいに気安く接し、警戒する俺を振り回し、バイトの話を持ちかけた。
どうやれば俺がここに居るか。
納得して一緒に過ごせるか。
それを最初から考えてくれていた。
旅行にあまり行ったことが無いといえば遠くまで連れ出してくれた。
何でもしてやると、当たり前のように言ってのけた。
誕生日を、一つずつ遡って何度も祝ってくれた。
俺が逃げ腰になるのが分かっていて、さり気なく先回りして道を塞いで回る。
まるで当たり前みたいな顔をして、ごくさり気なく。
極寒の部屋は居心地が悪すぎたけど、ぴったり寄り添っていれば互いの体温であったかかった。
生活レベルの違いに俺が辟易するのにも気付かず、いつもいつも歩み寄ってきた。
せっかく買ったあのゲーム機は、多分今後電源を入れられることは無いように思う。
俺に合わせて、俺の居る場所に下りてくるように、探り探り近付いてきたように思う。
落ち込んでいれば猫みたいに擦り寄ってきてくれた。
俺のために、兄貴を切り離そうとした。
あの二人は大丈夫と、朝比奈さんもさくらも言っていたけど、多分大丈夫じゃなかったと思う。
何も言わなければ、きっと池田は完全に兄貴を切り離す気でいたと思う。
これは直感だけど、殆ど確信に近い。
俺を家に帰す、ただそれだけのために池田は兄貴を切り捨てようとした。
平然とした顔をして、何てことのないように。
池田は病気だ。
人として大事な一部が、そこだけごっそり抜け落ちたみたいに足りない。
足りないことに、池田自身は多分気付いていない。
気付いていないから、平然とした顔をして自分を蔑ろに出来るんだろう。
そう思うと、腹がぎゅっと痛んだ。
*****
池田に宿題があったように、俺にも宿題がある。
もしかしたら池田はもう忘れているかもしれない。
俺だって、読書感想文の宿題のことなんてすっかり忘れていた。
だけど、池田はそれをきちんと済ませた。
娯楽の本がまるで物凄い超大作であるみたいに、レポート用紙二十枚、きっちり埋めて寄越してきた。
だったら俺も、ちゃんとしないといけないだろう。
たとえ、言い出した池田が忘れていたとしても。
*****
夏祭りの翌日、荷物を纏めてさあ出て行きましょうとなったのは結局昼過ぎだった。
当たり前みたいに過ごした毎日のように、朝飯を作って池田を起こして。
飯を食ったらだらだらとテレビを眺めながら時間を潰した。
今までと違っていたのは、部屋が全く寒くなくなったことだ。
お陰で寄り添う必要もなかった。
ソファに並んで座った互いの身体に、少し隙間が空いているのが無性に気になって仕方がなかった。
無理矢理に俺を家に帰そうとしたことで、池田が一歩引いた証拠みたいな隙間が、気になって気になって仕方がなかった。
仕方がなかったけど……その隙間を埋める術が分からなかった。
手を伸ばしてくるのはいつも池田の方。
俺はただじっとしていればいい。
近付いてくる池田を、跳ね除けたり受け止めたり、その時の気分で対応するだけで良かった。
いつも余裕綽々の王様みたいな池田が、何を好んで何を嫌うか。
そんなこと、考えたこともなかったように思う。
けど。
「もう帰んの? お前んち晩飯何時に食うんだよ」
玄関先で靴を履く俺に、池田は大変な不満顔だ。
遠慮なく唇を尖らせて盛大に不満を露にする池田に呆れ、白けた目を向ける。
「んなこと言ったって、俺が居たら玖朗勉強出来ないじゃん。泣きながら宿題やってろよ」
突き放す口調になってしまったのは、多分緊張しているからだ。
不満げに眉を顰める池田を見上げ、気付かれないようそっと息を呑む。
「玖朗」
名前を呼べば視線が答える。
「手出して」
「何で」
「宿題、あったろ」
言えば、池田は頭を捻りかけ、それが途中で止まり、ぱっと閃く表情に切り替わった。
やっぱり忘れていたことを、今まさに思い出しましたという風に。
あの夜、遠出から帰る車の中で、池田が俺に言ったことだ。
俺が池田の立場になって、池田が喜ぶと思うことを一つする。
池田は、そのうちで良いと言っていた。
一つで良いとも。
一つっていうのは、逆に難しい。
一度目が失敗しても二度目でリベンジ、ということが出来ない。
……けど、一晩悩んで結局一つしか思いつかなかったんだから、どのみち結果は一緒だ。
そう開き直ることにした。
「手、出せよ」
「何くれんの?」
「いいから」
今度は素直に手を差し出した。
ついさっきまでぶうぶう不満顔だったのに、もう笑っている。
おもちゃを貰う前の子供みたいに楽しげな表情。
それをちらりと一度見て、地面を睨み、また目を戻す。
「目瞑って」
「何で」
「だって、滑ったら格好悪いだろ。俺が出てってから目、開けろよ」
「別にそんな気にしないでいいのに」
やっぱり素直に言うことを聞かない池田に焦れ、じろりと睨み上げる。
池田は軽く肩を竦め、それからゆるりと両目を閉じた。
灰色の虹彩が瞼に隠れると、冷たい印象は尻尾を巻いて逃げ出すみたいに形を潜める。
暫くそれを、ただ眺めた。
傍若無人に振舞う池田の態度は、我儘なのもあるかもしれないけど、多分フェイクも混ざっていたと思う。
俺が側に居易いように。
俺が逃げ出さないように。
そう仕向けるために動いていたように、今ならそう思う。
そんな池田が、兄貴を切り捨てようとした。
俺を家に帰す、ただそれだけのために。
確信めいた予感が、背中を押してくる。
背伸びをしても届きそうに無い身長差に舌打ち、どうにでもなれと半ば自棄になって目の前の胸倉を引き寄せた。
「ッ?」
がくんと身体が傾ぐのに、反射的に池田が目を開くのが見えたから、差し出したもう片方の掌で瞼を塞いだ。
そのまま顔を寄せれば、唇が柔らかな感触とぶつかる。
「ッ、」
池田の肩が、軽く跳ねた。
俺は多分、池田にとって特別だ。
さくらよりも。
朝比奈さんよりも。
兄貴よりも。
多分。
根拠はないけど。
「……じゃ、またな」
触れ合っていた唇を離すと猛烈な羞恥に襲われ、慌てて鞄に手を伸ばす。
それから逃げ出すみたいに踵を返せば、がくんと身体が仰け反った。
「ッ!」
何事かと反射的に振り返り、息が止まりそうになった。
俺の腕を捕まえた池田が、笑っていた。
艶を帯びた極上の笑みだ。
「やっぱ帰せねえわ」
ぽつりと呟く声。
笑う顔に見惚れる隙すら与えられずに、身体が宙に浮いた。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
2度目の恋 ~忘れられない1度目の恋~
青ムギ
BL
「俺は、生涯お前しか愛さない。」
その言葉を言われたのが社会人2年目の春。
あの時は、確かに俺達には愛が存在していた。
だが、今はー
「仕事が忙しいから先に寝ててくれ。」
「今忙しいんだ。お前に構ってられない。」
冷たく突き放すような言葉ばかりを言って家を空ける日が多くなる。
貴方の視界に、俺は映らないー。
2人の記念日もずっと1人で祝っている。
あの人を想う一方通行の「愛」は苦しく、俺の心を蝕んでいく。
そんなある日、体の不調で病院を受診した際医者から余命宣告を受ける。
あの人の電話はいつも着信拒否。診断結果を伝えようにも伝えられない。
ーもういっそ秘密にしたまま、過ごそうかな。ー
※主人公が悲しい目にあいます。素敵な人に出会わせたいです。
表紙のイラストは、Picrew様の[君の世界メーカー]マサキ様からお借りしました。
孤独な蝶は仮面を被る
緋影 ナヅキ
BL
とある街の山の中に建っている、小中高一貫である全寮制男子校、華織学園(かしきのがくえん)─通称:“王道学園”。
全学園生徒の憧れの的である生徒会役員は、全員容姿や頭脳が飛び抜けて良く、運動力や芸術力等の他の能力にも優れていた。また、とても個性豊かであったが、役員仲は比較的良好だった。
さて、そんな生徒会役員のうちの1人である、会計の水無月真琴。
彼は己の本質を隠しながらも、他のメンバーと各々仕事をこなし、極々平穏に、楽しく日々を過ごしていた。
あの日、例の不思議な転入生が来るまでは…
ーーーーーーーーー
作者は執筆初心者なので、おかしくなったりするかもしれませんが、温かく見守って(?)くれると嬉しいです。
学生のため、ストック残量状況によっては土曜更新が出来ないことがあるかもしれません。ご了承下さい。
所々シリアス&コメディ(?)風味有り
*表紙は、我が妹である あくす(Twitter名) に描いてもらった真琴です。かわいい
*多少内容を修正しました。2023/07/05
*お気に入り数200突破!!有難う御座います!2023/08/25
*エブリスタでも投稿し始めました。アルファポリス先行です。2023/03/20
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
必ず会いに行くから、どうか待っていて
十時(如月皐)
BL
たとえ、君が覚えていなくても。たとえ、僕がすべてを忘れてしまっても。それでもまた、君に会いに行こう。きっと、きっと……
帯刀を許された武士である弥生は宴の席で美しい面差しを持ちながら人形のようである〝ゆきや〟に出会い、彼を自分の屋敷へ引き取った。
生きる事、愛されること、あらゆる感情を教え込んだ時、雪也は弥生の屋敷から出て小さな庵に住まうことになる。
そこに集まったのは、雪也と同じ人の愛情に餓えた者たちだった。
そして彼らを見守る弥生たちにも、時代の変化は襲い掛かり……。
もう一度会いに行こう。時を超え、時代を超えて。
「男子大学生たちの愉快なルームシェア」に出てくる彼らの過去のお話です。詳しくはタグをご覧くださいませ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる