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【裏】
01-2/2
しおりを挟む【61】の裏です。
勢い任せに扉が閉じた。
「ちょ!」
素早い。
そういや、鈍臭そうに見えて運動は得意だとか言ってたな……
ぼんやりとそんなことを考えつつも、取り敢えず扉に手をかけ力を込める。
が、開かない。
中から頑張っているのか、開こうにも開けない。
くそ、片腕じゃ不利だ。
「おい、涼二ッ?」
「何で分かったッ?」
問いかける声に中から怒鳴る声が重なった。
「見付かりたくなかったんなら、携帯の音は消した方が良かったかもな。何か聞こえんなーってテレビ消して大正解」
「く……ッ!」
なんつって。
本当はめっちゃ探したけど。
テレビなんていっぺんもつけてねえけど。
慣れない携帯持って隠れてくれたお陰で見つけられたんだけど。
そんな事実を隠してからかう言葉を投げれば、中から歯軋りする音が聞こえた。
全く気付きませんでしたとでも言わんばかりの間抜けで可愛い小動物は、手負いの癖に力が強い。
腕に伝わる抵抗から、意地でも開けませんという意思が伝わってくる。
けど。
「俺、今日からここに住むから! 許可なく開けるな!」
開かないものほど抉じ開けたくなるという人間心理をこいつは知らないんだろう。
抵抗は止む気配もない。
「あ? クローゼットに「片山」って表札でもつけんの? お前、そんな体当たりなギャグかっ飛ばさなくても十分面白いから。小動物自覚してんなら、ダンボールで小屋作ってやっからそん中でちんまり座ってろ」
「小動物とかちんまりとか言うなよ!」
目の前で扉が開いた。
一瞬だけかち合った涙目が強い視線で睨み付けてくる。
と同時に、また閉じた。
身長は涼二のコンプレックスだ。
分かっているから小突かずにはいられないのと同時に、正直何がそんなに気になるのかが分からない。
身長の高い低いで人間の良し悪しが決まるわけでもなし。
食いつきが良いから口に出しはするが、実際はそれほど気になるものでもない。
横んなりゃ身長差なんか関係ないしな。
……けど、泣かせたな。
泣かせたいとは常々思ってはいるが、別に何も苛めて泣かしたいわけじゃない。
どっと気落ちしそうになるのを奮い立たせ、もう一度扉に手をかける。
「詫びくらい顔見て入れさせろよ! って……あれ?」
怒鳴る声と共に渾身の力を込めると、呆気ないほど容易く開き、勢い余って引っ繰り返りそうになった。
中に居た涼二は、抱え込んだ膝の上に顔を伏せ、完全に戦意喪失している。
どうせならきゃんきゃん噛み付いてくれば良いのに、しおらしく項垂れられてしまうと逆に対処に困る。
「その顔を、見られたくないんだよ」
お陰で、また閉じられた扉を再び開き返す気にはなれなかった。
失敗した。
機嫌を取るつもりだったのに、余計に損ねた。
長期戦の予感にげんなりしつつも、自業自得だと言い聞かせ床に腰を下ろす。
閉じられたクローゼットの中からは物音一つしない。
一体どこから切り崩したものか……
いっそ無理矢理抉じ開けて引っ張り寄せたい衝動を堪え、開かない扉に背を預けた。
「なんで顔見られたくねんだよ。心配しなくても、もう襲わねえよ」
「……二度と?」
んなわけねえだろ。
「いや、今日はって意味で」
「……」
その場しのぎの返事をしていたら、後々面倒なことになる。
そう思っての素直な返事に、涼二は呆れたらしく言葉を失ったっぽい。
けど、もう二度と触りませんなんて誓おうものなら、欲求不満でオレが死ぬ。
本当は今朝だって、大人しく腕の中で寝こけててくれればもう一戦挑みたいくらいの気分だったってのに、一体何だってこんなことに。
……いや、完全に意識飛ばしたオレが悪いか。
涼二の側は心地好くて、意識していないとすぐに気が緩む。
他人の気配は嫌いだったはずなのに、笑わせる。
まるで刷り込みみたいに、涼二相手だと抵抗の垣根が崩れ落ちる。
こんな予定じゃなかったのに、と、思ったところでもう遅い。
自分でもどうかしていると思うけど、どうにもならないんだからどうしようもない。
自嘲気味に笑みを零せば、背中の扉が僅かに動いた。
「く、くろう……」
先刻とは打って変わった弱々しい声に反射的に中を覗き込むが、如何せん開いた隙間が狭すぎてよく見えない。
「玖朗……その、さっきちらっと見たときさ、俺、何か変になってなかった?」
「ん?」
またひっそりと問いかけてきた言葉の意味は、一瞬どころか暫く考えてみても分からなかった。
寝起きで変になるところといえば……寝癖か?
いや、涼二の寝癖ならもう何度も見た。
今更ここまで身を隠す必要があるとは思えない。
だったら他に何か変わるところは……
「だから、その……女みたいな顔つきになってたとか、おか、おかまっぽい仕草になってたとか……」
「……」
返事がないのに焦れたように紡がれた言葉に、後ろ頭を殴られたような気がした。
思考が一瞬真っ白に染まり、それから真っ黒に塗り変わる。
頑なに身を隠そうとするその理由が、やっと分かった。
と同時に、どっと腹の底が重くなった。
涼二は、オレが自分を女の代わりに抱いたように思っているんだろう。
オレとしては女よりも大事に抱いたつもりではあったけど、そんなもの涼二には関係がない。
ヒナの所為でどうも感覚が鈍っていたけど、男が男に抱かれるってのはそれだけでエラいことだ。
大事に抱けば大丈夫と思い込んで、すっかりそれを失念していた。
迂闊だった。
オレが傷を付けたのは、身体じゃなくて心だ。
それを自覚すると同時に溜息、次いで舌打が漏れた。
とんだ失態だ。
どうしたらいい。
「オレは、お前以上にいい男は他に知らねえよ、涼二」
身体の傷はほっときゃそのうち癒える。
けど、踏みにじられた自尊心はちょっとやそっとじゃ癒せない。
別に心を蹂躙したいわけじゃなかったと、どんな言葉を紡げば通じるんだろうか。
扉の隙間から覗く指先が微かに震えた。
「とんでもねえブラコンだし背はちっせーし人の厚意に素直に甘えらんない可愛げのなさはあるけど、」
「……」
今度は爪を立てた。
分かりやすい。
こいつは本当に分かりやすい、だからこそ余計に危ない。
「けど、やさしいだろ」
こんなことを口に出すのは柄じゃない。
けど、柄じゃないと言葉にしなければ、折角政一が真っ直ぐ育てたこいつが曲がるかもしれない。
オレのように、政一のように、ヒナのように。
それは嫌だ。
見えない暗闇をじっと凝視して息を吸い込む。
こいつの良い所なんて、わざわざ頭で考えずとも容易く出てくる。
呼吸をするのと同じ位に。
「面倒見が良くて、やさしい。人を許せるおおらかさがある。料理が巧い。洗濯も巧い。何をさせても手際が良い。はきはき喋るから話しててもストレスを感じない。なにより声が良い、やさしくて甘い。真面目で素直。生き方がちょい不器用だけど一生懸命なのは見てて分かる。損得勘定抜きで人の心配が出来る。手を差し伸べることが出来る。感情がすぐ顔に出るから裏表が無い。信頼に値する安心感がある。それから、」
可愛い。
涼二は可愛い。
背がちっせえとかそういうのじゃなく、存在そのものが可愛い。
優しくて温かい。
まるで奇跡みたいに。
いっそ凶悪なほどに。
「ちょ……、あの、玖朗」
ぽつりと呟く声に、思考が中断させられた。
それにはっとして、口許を押さえる。
途中で遮ってくれて良かった。
放っておかれたらそのままボロボロ本音を垂れ流すところだった。
内心安堵しながらも、そっと深呼吸して気分を落ち着ける。
戸惑う気配が伝わってくるのに、少しだけ肩から力が抜けた。
「俺が聞きたいのは、そういうのじゃなくて……」
しどろもどろに訴えてくる、声音が変わった。
それに気付くと同時に、勝手に手が伸びた。
少しでも抵抗するようならすぐに手を離せるよう、息を詰め極力そっと扉に指をかける。
「ま、男と寝たからっておかまになったと直結させる単純さは、ちょっと可愛いけどな」
気を取り直して軽い口調で言ってみたけど、恐らくぎこちなかっただろう。
自嘲を唇に乗せ、指先に力を込める。
抵抗するな。
出て来い。
出て来い。
暗がりはお前には似合わない。
念じる心が通じたとまでは言わないが、抵抗なく開いた扉の中で涼二はじっと項垂れていた。
寝癖の付いた髪に触れば、怯えたように肩が震える。
「どっこも変わってねえよ。いつも通り極上の男前だよ。無理矢理抱いて悪かった。押し切りゃなんとかなるかなーって考えたオレが馬鹿だった」
「……」
こいつの前で、変に意地を張るのは無駄なことだ。
分かっているけど、容易く本音を漏らすのは怖い。
拒否されたらどうすれば良いか分からなくなる、あの感覚を思い出す。
心を隠して軽口だけで生きていけりゃ楽だけど、こいつが相手じゃいつまでもそれは通じない。
だからといって、悪かったと口に出してこいつが許してくれる絵が想像出来ない。
向けられる反応を何パターンも想像し、それの対処を幾つも脳内で弾き出す。
その途中で、涼二が動いた。
そっと額をすり寄せてくるのに、一瞬息が止まるかと思った。
想定外の反応だった。
甘えてくる猫みたいな仕草に、冷や汗が噴き出す。
突き上げる衝動を無理矢理押し殺して、深く息を吐き出した。
頭に触った掌を、本当ならそのまま肩に回したい。
「お前からくっ付いてくれるの、大歓迎なんだけどさ……取り敢えずパンツくらい履けよ」
「あ」
わざとらしく軽口を零せば、涼二は思い出したように背後を振り返った。
引きずりこんだは良いものの、そのまま力尽きて放置されていたんだろう服が、クローゼットの中に散らばっている。
「そんな格好でくっ付かれたら、折角天岩戸が開いたのにまた閉じ篭りたくなるようなことしたくなるだろ」
「……」
からかう口調で続ければ、涼二の表情が目に見えて引き攣った。
その顔があまりに素直なもんで、思わず笑えた。
本人はかなり気にしているようだけど、小動物みたいだというのは何も悪い意味だけじゃない。
小さくて温かくて優しくて、腕の中に大事に閉じ込めたい。
そんな意味だってある。
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