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とうとうヤンデレに出会った
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初めて座敷に上がってからというもの、仕事は忙しくなってきた。
最初は立方の姉さんたち目当てであり、私たち地方は盛り上げ要員として楽器を頑張ればよかったのだけれど、大きな宴会にもなったら接客が足りず、楽器の演奏以外でも呼ばれることが増えていった。
特に年末年始になれば、どこの料亭もお茶屋も猫も杓子も欲しい状態になり、私たちはてんやわんやでやっていく。
「今日は寒かったでしょう? お先にこちらをどうぞ」
「おお……気が利くねえ」
……ここで仕込まれた楽器の演奏よりも、明らかに前世でさんざん培ってきた接客業務のほうが役に立ってきたのはなんでなんだろうか。
なによりも、仕事が忙しいほうが、こちらも幸哉さんのことについて悩む暇もなくなるからちょうどいい。ついでに本当に雀の涙程度でもお小遣いがもらえるようになってきて、借金返済にあてがいつつ、借金返済につぎ込まないぶんは、昼間に吉原内のお茶屋であったら出かけられるようになってきた。
「昨日も本当に大変だったわね……最近は三味線を弾くよりもお酌をしているほうが多くって……」
「正月まではずっとこうかもね。早く正月に入って欲しいわ」
「ええ、本当に」
私としおんは、お師匠さんのところのお稽古帰りに、こうしておしるこを食べに来ていた。
冷えた体におしるこの温かさと切り餅の美味さが身に染みる。
正月はさすがに客を取ることがなく、芸妓は置屋の母さんに連れられて、普段お世話になっているお茶屋や旅館、料亭に挨拶周りに出かける。終わったらその日一日は羽を伸ばせるから、芸妓たちにとっても正月は休みになるのだ。
この辺りは二千年代のキャバクラとも同じだよね。いくら贔屓にしているお客さんだって、年末年始は挨拶回りがあるんだから、お茶屋や料亭で座敷遊びするなんて言ったら、家庭で大揉めするのが目に見えている。なによりも芸妓が休めない。
私たちがそうしみじみとしていたら、「やはり芸妓さんたちも、休みが欲しいんですねえ」と声がかけられた。
……人気声優の声。だいたいのソシャゲおよび乙女ゲームに登場キャラクターとして出演して、いわゆる声優買いする、かなりひょうきんなキャラから激重陰鬱キャラ……激重ヤンデレキャラまでやっている声。
私は首がギギギギギギと音を立てる錯覚を覚えた。
そこにはキャスケットを被り、冬にしてはやや薄くないかというコートを羽織り、スーツを着た男性が、お茶屋の店員さんに「お茶とおしるこをお願いします」と注文していた。
……『華族ロマネスク』の攻略対象の服部伸介が、私たちの使っていた長椅子の端に腰を下ろしたのだ。
やばいやばいやばい。私はこの間立ち上っていた紫煙の香りを思い出して、汗をだらだらと掻く。
私立探偵であり、世間知らずな登紀子がどうにか外で働いて借金返済しようとしているのを見かねてあれこれと手助けをしてくれて、最初はお嬢様と探偵の微笑ましい交流で心温かくなる展開が続くのが一転。
ルートに入った途端に探偵事務所の中の一室に登紀子を閉じ込めて、外に一切出さないという、なぜか監禁生活に突入する。
何度逃げ出そうとしても捕まえ、折檻し、だんだん外に逃げ出す気がなくなった登紀子は、ここが自分の居場所なんだと思い込み、服部さんとの生活を謳歌するエンディングを見せる……。
って、それ普通にストックホルム症候群だから! なんで乙女ゲームやっててストックホルム症候群になる過程を一から十までお見せされにゃならんのか……!
なにが嫌かというと、各攻略対象のエンディングの中で、圧倒的に一番マシだということなんだよ! 他がひど過ぎるばかりに!
そして、何故その服部さんが私の目の前にいるというのか!
私がマナーモードになって震えているのを、しおんは「ときをさん? ときをさん?」と心配そうに声をかけてくれるけれど、私は気を取り直す。
……落ち着け私。売り飛ばされたバッドエンドに入ったということは、服部さんとの好感度も、登紀子は稼いでいないはず。
私は知っていても、私の中の登紀子はなんの反応も示してないってことは、彼ともせいぜい外に働きに出たときにひと言ふた言しゃべったことがある程度だから、ほとんど彼のことについて覚えてないっぽい。
こちらが顔を赤くしたり青くしたりしているのを、服部さんは怪訝な顔で眺めている。
……この人は、基本的にルートにさえ入らなかったら無害だし、他ルートだったらただのひょうきんな探偵さんのままだから、好感度を稼がないようにだけは努めておこう。
私はときを。私はときを。登紀子じゃない。
自分にそう言い聞かせながら、ようやく口を開いた。
「申し訳ございません。どちら様でしょうか? この辺りの方ではございませんね?」
「こりゃ失礼。自分は、こういうもんでして」
そう言って活版印刷の施された名刺を、それぞれ私たちに一枚ずつ差し出した。
「服部伸介……探偵さんですか? 探偵さんがこんなところでなんの用でしょうか?」
「いえいえ。こちらにはちょっと用事で来ていましてね。それが終わったので、ようやく休憩に入ったところなんですよ」
相変わらず服部さんの口ぶりはひょうひょうとしていて、人好きがする雰囲気を醸し出している。
……これでつるっと口を滑らせたものを拾って、情報収集していくスタンスだから、油断せずに行こう。
私が名刺を懐に入れている中、しおんは服部さんに興味津々のように見つめている。
「まあ……探偵さんがこんなところに来るっていうのは……もしかして、なにか大きな事件とかですか? お客さんに紹介されて、探偵小説を少しずつ読んでますけれど、あんな感じの……!」
「ははは……ああいう華麗な活躍ができればいいんですけどね。自分の仕事はもっと地味で目立たないもんですよ」
「まあ、そうですね。たしかに探偵小説みたいな事件が起こってしまったら大変ですもんね」
そうふたりで和やかに会話をしているのを見ながら、私はおしるこを全部いただいた。
話を聞いている限り、本当に登紀子をストーカーしているとかではなさそうだなあ。この人、ルート入りさえしなかったら、口ぶりこそ不真面目なものの真面目に仕事をしているから。
……考えられるのは、誰かに吉原のなにかを依頼されたか、だけれど。
普通に考えれば、幸哉さんと旅館で再会したのは、幸哉さんが服部さんに依頼して私を探していたから、だけれど。
最近こそ年末進行でそれどころじゃないだけで、未だにこの界隈にいた不審者は捕まっていない。
でももし服部さんがこの辺りを騒がせた不審者だったら、もっと男衆の人たちが殺気立ってもおかしくないけれど、こうして普通にお茶屋を出入りできるってことは、服部さんじゃない。
……一番やばい攻略対象が、裏で暗躍してやしないか?
正直、身売りエンド、監禁エンド、緊縛エンドといろいろあるけれど、あのメイン攻略対象が出てきたら登紀子は……完全に壊されて人形になる。しかも、それを登紀子に一切悟らせることなく決行するから、私だって一度捕まったら最後、自分を保てるかどうかの保証が全くない。
「さて、綺麗な芸妓さんたちともお話できたことだし、自分はそろそろお暇しますよ。もしよろしかったら、自分も座敷に招待してくださいよ」
「まあ……あたしたちにそんな権限ないですよ?」
「ははは、知ってますよ。ただ、もし万が一にもお邪魔したときには、優しくしてくださると嬉しいです」
服部さんはそう軽い調子で言って、店員さんにお金を払って去っていった。
本当に、こちらにさざ波を立てるだけ立てていなくなってしまったのに、歯がゆく思った。
(幸哉さん……)
あの人が出てきてしまったら、ますます幸哉さんに会えなくなってしまうと、胸元を抑えて心臓の冷たさにじっと耐えた。
最初は立方の姉さんたち目当てであり、私たち地方は盛り上げ要員として楽器を頑張ればよかったのだけれど、大きな宴会にもなったら接客が足りず、楽器の演奏以外でも呼ばれることが増えていった。
特に年末年始になれば、どこの料亭もお茶屋も猫も杓子も欲しい状態になり、私たちはてんやわんやでやっていく。
「今日は寒かったでしょう? お先にこちらをどうぞ」
「おお……気が利くねえ」
……ここで仕込まれた楽器の演奏よりも、明らかに前世でさんざん培ってきた接客業務のほうが役に立ってきたのはなんでなんだろうか。
なによりも、仕事が忙しいほうが、こちらも幸哉さんのことについて悩む暇もなくなるからちょうどいい。ついでに本当に雀の涙程度でもお小遣いがもらえるようになってきて、借金返済にあてがいつつ、借金返済につぎ込まないぶんは、昼間に吉原内のお茶屋であったら出かけられるようになってきた。
「昨日も本当に大変だったわね……最近は三味線を弾くよりもお酌をしているほうが多くって……」
「正月まではずっとこうかもね。早く正月に入って欲しいわ」
「ええ、本当に」
私としおんは、お師匠さんのところのお稽古帰りに、こうしておしるこを食べに来ていた。
冷えた体におしるこの温かさと切り餅の美味さが身に染みる。
正月はさすがに客を取ることがなく、芸妓は置屋の母さんに連れられて、普段お世話になっているお茶屋や旅館、料亭に挨拶周りに出かける。終わったらその日一日は羽を伸ばせるから、芸妓たちにとっても正月は休みになるのだ。
この辺りは二千年代のキャバクラとも同じだよね。いくら贔屓にしているお客さんだって、年末年始は挨拶回りがあるんだから、お茶屋や料亭で座敷遊びするなんて言ったら、家庭で大揉めするのが目に見えている。なによりも芸妓が休めない。
私たちがそうしみじみとしていたら、「やはり芸妓さんたちも、休みが欲しいんですねえ」と声がかけられた。
……人気声優の声。だいたいのソシャゲおよび乙女ゲームに登場キャラクターとして出演して、いわゆる声優買いする、かなりひょうきんなキャラから激重陰鬱キャラ……激重ヤンデレキャラまでやっている声。
私は首がギギギギギギと音を立てる錯覚を覚えた。
そこにはキャスケットを被り、冬にしてはやや薄くないかというコートを羽織り、スーツを着た男性が、お茶屋の店員さんに「お茶とおしるこをお願いします」と注文していた。
……『華族ロマネスク』の攻略対象の服部伸介が、私たちの使っていた長椅子の端に腰を下ろしたのだ。
やばいやばいやばい。私はこの間立ち上っていた紫煙の香りを思い出して、汗をだらだらと掻く。
私立探偵であり、世間知らずな登紀子がどうにか外で働いて借金返済しようとしているのを見かねてあれこれと手助けをしてくれて、最初はお嬢様と探偵の微笑ましい交流で心温かくなる展開が続くのが一転。
ルートに入った途端に探偵事務所の中の一室に登紀子を閉じ込めて、外に一切出さないという、なぜか監禁生活に突入する。
何度逃げ出そうとしても捕まえ、折檻し、だんだん外に逃げ出す気がなくなった登紀子は、ここが自分の居場所なんだと思い込み、服部さんとの生活を謳歌するエンディングを見せる……。
って、それ普通にストックホルム症候群だから! なんで乙女ゲームやっててストックホルム症候群になる過程を一から十までお見せされにゃならんのか……!
なにが嫌かというと、各攻略対象のエンディングの中で、圧倒的に一番マシだということなんだよ! 他がひど過ぎるばかりに!
そして、何故その服部さんが私の目の前にいるというのか!
私がマナーモードになって震えているのを、しおんは「ときをさん? ときをさん?」と心配そうに声をかけてくれるけれど、私は気を取り直す。
……落ち着け私。売り飛ばされたバッドエンドに入ったということは、服部さんとの好感度も、登紀子は稼いでいないはず。
私は知っていても、私の中の登紀子はなんの反応も示してないってことは、彼ともせいぜい外に働きに出たときにひと言ふた言しゃべったことがある程度だから、ほとんど彼のことについて覚えてないっぽい。
こちらが顔を赤くしたり青くしたりしているのを、服部さんは怪訝な顔で眺めている。
……この人は、基本的にルートにさえ入らなかったら無害だし、他ルートだったらただのひょうきんな探偵さんのままだから、好感度を稼がないようにだけは努めておこう。
私はときを。私はときを。登紀子じゃない。
自分にそう言い聞かせながら、ようやく口を開いた。
「申し訳ございません。どちら様でしょうか? この辺りの方ではございませんね?」
「こりゃ失礼。自分は、こういうもんでして」
そう言って活版印刷の施された名刺を、それぞれ私たちに一枚ずつ差し出した。
「服部伸介……探偵さんですか? 探偵さんがこんなところでなんの用でしょうか?」
「いえいえ。こちらにはちょっと用事で来ていましてね。それが終わったので、ようやく休憩に入ったところなんですよ」
相変わらず服部さんの口ぶりはひょうひょうとしていて、人好きがする雰囲気を醸し出している。
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「まあ……探偵さんがこんなところに来るっていうのは……もしかして、なにか大きな事件とかですか? お客さんに紹介されて、探偵小説を少しずつ読んでますけれど、あんな感じの……!」
「ははは……ああいう華麗な活躍ができればいいんですけどね。自分の仕事はもっと地味で目立たないもんですよ」
「まあ、そうですね。たしかに探偵小説みたいな事件が起こってしまったら大変ですもんね」
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……考えられるのは、誰かに吉原のなにかを依頼されたか、だけれど。
普通に考えれば、幸哉さんと旅館で再会したのは、幸哉さんが服部さんに依頼して私を探していたから、だけれど。
最近こそ年末進行でそれどころじゃないだけで、未だにこの界隈にいた不審者は捕まっていない。
でももし服部さんがこの辺りを騒がせた不審者だったら、もっと男衆の人たちが殺気立ってもおかしくないけれど、こうして普通にお茶屋を出入りできるってことは、服部さんじゃない。
……一番やばい攻略対象が、裏で暗躍してやしないか?
正直、身売りエンド、監禁エンド、緊縛エンドといろいろあるけれど、あのメイン攻略対象が出てきたら登紀子は……完全に壊されて人形になる。しかも、それを登紀子に一切悟らせることなく決行するから、私だって一度捕まったら最後、自分を保てるかどうかの保証が全くない。
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服部さんはそう軽い調子で言って、店員さんにお金を払って去っていった。
本当に、こちらにさざ波を立てるだけ立てていなくなってしまったのに、歯がゆく思った。
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あの人が出てきてしまったら、ますます幸哉さんに会えなくなってしまうと、胸元を抑えて心臓の冷たさにじっと耐えた。
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