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二章 ミイルズ教と反逆街
2話
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町まで向かうために、レニーが難儀しなければいけなかったのは、コルセットだった。
「お嬢様、いくらなんでも、この格好で外に出す訳には参りません!」
「いや……動きやすいんだよ。この格好は」
「礼拝には、町の人々全員が向かうんですよ! 公爵家の令嬢が療養に訪れていることは、町の皆も知っております! その公爵家の令嬢が、ドレスの下に乗馬服なんて着ているのを見たら、なんてみっともないんだって思うはずです!」
「わ、わかったよ……でも、ヒールは嫌だ! あれじゃ礼拝堂に辿り着かない! いくらなんでも馬車で直接教会のベンチまで連れて行ってもらえる訳じゃないんだろ?」
「……まあ、それくらいならば、仕方がありませんね」
そう言って張り切ったハンナにより、訪問着のドレスを着せられてしまった。
乗馬ブーツを履いても問題ないドレスというので、ドレスの選択にはさんざん迷ったようだが、ウェストをコルセットで思いっきり締め付け、更にふんわりとスカートの広がるドレスで、足元が見えるような見えないような丈のものを選んで着せられた。
ウェストは苦しいし、このところずっと持っていた剣を腰に差すこともできず、仕方がないから日傘だけを携えて手に持っていることにした。しかし柄はモップの柄ほど丈夫とも思えず、レーシーで可憐な風情が、どうにも剣の代わりにしては頼りなく思えた。
馬車に乗り込む際、続いてハンナが、後からティオボルドが乗り込んで、出発した。
坂を馬車がどんどんと下っていくのを眺めながら、レニーはティオボルドに尋ねてみることにした。
「そういえば……ハンナは礼拝に出られないと聞いたけれど、ティオボルドは普通に参加できるんだな?」
「ああ、そうですね。自分も元は神殿騎士ですし、ミイルズ教団のほうにいましたからね」
「それもそうか。でも礼拝に参加できるできないって、どういう理屈なんだ?」
ハンナの言う「参加できない」と、レニーが元々泣いて拒否したというのは、どうも内容が違うらしい。だからこそハンナはレニーに礼拝に出ろと言っている訳で。
ティオボルドはそれに「そうですねえ……」と顎に手を当てる。
「最近レニー様から、古典魔法を教わりましたけれど、それを見様見真似でできるか、否かということになるでしょうか?」
「ん、古典魔法?」
ハンナは半眼になってレニーを睨んだ。それにぶんぶんとレニーは首を振った。
「け、健康のために鍛錬をはじめても、なにもなしで俺も鍛錬なんてできないから! 大昔の古典魔法を覚えたら、鍛錬の補助にならないかなあと……ほらぁ……」
「ふーん……まあ、お嬢様がこれ以上無茶をなさらないのでしたら、私もこれ以上とやかく言う気もないのですけれど。療養先で体を壊すなんてことになったら、本末転倒ですから」
ハンナに冷たく言葉を吐きかけられて、たじたじになっているレニーを、ティオボルドはクスクスと笑う。
やがて、だんだん町が肉眼で見えてきた。城壁すらないのは、魔物どころか獣除けすら必要ないということだろうかと思いながら、町を見ていた。
前世、勇者アビーはこの辺りに来た記憶がない。
「どういうところなんだ、この町は?」
レニーの問いに、ティオボルドは「そうですなあ……」と顎を撫で上げる。
「すごく穏やかな町ですが、まああまり町の北側には行かないことをお勧めします」
「北側?」
ちらりと町を見る。前にハンナと一緒に遠巻きに見たときには気付かなかったが、今見てみると北側は明らかに民家が古びて、修繕できないまま放置されているのが多々目に入る。
貧民街。
それは前世でもさんざん目にしたものだった。
あれの場合は魔族や魔物のせいで、田畑を滅茶苦茶にされた人々が仕事を求めて都に来た結果、そこでも仕事の奪い合いに負けた人々が、冒険者たちや商家にスリやひったくりで生計を立てていたが。今代ではそもそも魔物がいないのだから、貧民街ができる理由がわからない。
レニーが難しい顔をしている中、ハンナがしみじみと言う。
「私も、もし母さんが公爵家でメイドとして奉公に入ってなかったら、あそこにいたかもしれません」
「どう……して……」
「あそこにいる人たちは全員、ミイルズ教の礼拝ができない方々なんです」
「礼拝が、できないだけで……ああなるのか……?」
煤けた民家。服を着ている子供たちもどこか煤けているし、あそこにはほとんど女の姿が見当たらない。そのことに、レニーは愕然とする。
ティオボルドは「ええ」と頷いた。
「自分たちもどういう理屈かはわかりませんが、ミイルズ教の保護に入れない場合は、ああなります。ハンナの場合は家族の伝手がありましたが……そんな強運はなかなかありゃしませんから」
気分が沈む中、空気を換えようとハンナはパンパンと手を叩く。
「はい、それではお嬢様、あそこが教会ですよ。私は馬車で待っていますから、どうぞ進んでくださいませ!」
「ああ……わかった」
「それじゃあ行きますよ、レニー様」
ティオボルドにエスコートされながら、レニーは馬車を降りる。
教会は白くつるんと光った建物であった。
勇者アビーの知っている教会はもっと小さくって、病院替わりに冒険者たちが訪れたり、魔物のせいで孤児になった子供たちが住んでいたりしたものだが、そんな生活臭や病院臭というものが一切しない。代わりにローズオイルが焚き込められ、その濃い匂いはめまいを起こしそうだった。
白い建物には、ローブを着込んだ神官たちが「ようこそ」と頭を下げて、礼拝に訪れた人々を礼拝堂の長椅子へと座らせていく。
座っている人々は、ざっと数えてみるだけでも、二桁は軽く超えているだろう。
レニーは足を一歩、礼拝堂に踏み入れると。
──い、や……
普段眠ってしまっている、自我の薄いレニーの声を耳にした。レニーは自我の薄い彼女に尋ねる。
──なにがそんなに嫌なんだ? たしかに俺の知っている教会と勝手が違っているようだが
自我の薄いレニーは、レニーに問いかけられると、ひぐっと声を詰まらせた。体が弱く、ほとんど屋敷から出てくることのできなかった彼女の自我は本当に薄くて、簡単に今のレニーに成り代われてしまうほどのものだったが、その彼女があからさまに拒絶反応を示しているのがきになった。
──あそこは、嫌だ……俺の中を暴こうとするから……
──暴く? それって、魔法の?
──わからない。俺以外、誰もそのことに気付かないから……
レニーはふむ、と日傘の柄を掴む手を強める。どうも自我が薄くても、前世にアビーの力を引き継いでいる彼女でなければ、探知できないなにかが嫌だったらしい。
やがて、礼拝を務める神官が現れた。
肩幅がやけに広く、ローブよりもティオボルドみたいに簡素でもいいから騎士の甲冑でも付けていたほうがまだ似合いそうな男であった。
「それでは、礼拝にいらっしゃった皆様、聖女エデルに祈りを捧げましょう。主へ己の気持ちを捧げるのです──伝心」
それにレニーは困惑した顔になる。
元々伝心は、鳥を飛ばしたり馬を走らせたりすることのできない場所で、魔物や魔族に立ち聞きされないようにしゃべる魔法である。
魔王と対峙する際、勇者アビーと聖女エデルもまた、常時伝心を発動させて、高速でやり取りを進めていた。決して神に祈りを捧げるための魔法ではない。
隣のティオボルドもまた、伝心を発動させ、周りもまた伝心を発動させはじめる。
ここでレニーはようやく気が付いた。
ハンナは「上手く礼拝することができない」と言っていた。それは魔力量が少な過ぎて、伝心を発動できないからだろう。貧民街で暮らすしかなくなってしまった人々もそうだ。
……今代は、今代を生きる人間の知らぬ内に、魔力のあるなしで身分や差別を形成している。
そこまで考えを張り巡らせて、レニーがひとり寒気を覚えていた中、皆を見て回っていた神官がこちらまで歩いてきた。
「おや、ご令嬢。あなたはまだ神に対して祈りを捧げてはおらず?」
「……すまない。伝心で神に祈りを捧げれば?」
「ええ。神に信仰を伝えるのが、我らミイルズ教団の教えですからね」
「……ふうん」
そもそも、この魔法は手紙や鳥が使えない場所での連絡手段であり、伝心を受け取る相手がいなかったら、成立しない魔法だ。いったいこの教会の中で伝心を使っている者たちは、どこの誰に向かって伝心を行使しているのだろう。
レニーは恐々と伝心を行使する。
もし余計なことをされそうだったら、すぐに伝心を切ろうと思いながら、どこに繋がるのかを確認する。
──レニー・クラウゼ。16。最後ニ礼拝ニ参加シタノハ、12ノ春
なにかが伝心に割り込んできたのだ。
それは無理矢理心を割って、なにかを探るように、神経をうろうろとさまよいはじめる。その怖気には、勇者アビーには覚えがあった。
勇者アビーがただの平民だった頃、勇者の使命を受け入れて王城に入った際、正門から入ろうとしても子供だからと入れてもらうことができず、裏門から王に会おうとした際に、宮廷魔術師にかけられた、嘘か本当かを探る魔法……。
精神干渉。
魔力が人よりも多いレニーですら、この魔法を教会に礼拝に来ている人々全員の心に侵入して、考えていることを全部盗み読もうとするなんて荒業、不可能だ。
こんなことができる人間を、レニーはたったひとりしか知らない。
「お嬢様、いくらなんでも、この格好で外に出す訳には参りません!」
「いや……動きやすいんだよ。この格好は」
「礼拝には、町の人々全員が向かうんですよ! 公爵家の令嬢が療養に訪れていることは、町の皆も知っております! その公爵家の令嬢が、ドレスの下に乗馬服なんて着ているのを見たら、なんてみっともないんだって思うはずです!」
「わ、わかったよ……でも、ヒールは嫌だ! あれじゃ礼拝堂に辿り着かない! いくらなんでも馬車で直接教会のベンチまで連れて行ってもらえる訳じゃないんだろ?」
「……まあ、それくらいならば、仕方がありませんね」
そう言って張り切ったハンナにより、訪問着のドレスを着せられてしまった。
乗馬ブーツを履いても問題ないドレスというので、ドレスの選択にはさんざん迷ったようだが、ウェストをコルセットで思いっきり締め付け、更にふんわりとスカートの広がるドレスで、足元が見えるような見えないような丈のものを選んで着せられた。
ウェストは苦しいし、このところずっと持っていた剣を腰に差すこともできず、仕方がないから日傘だけを携えて手に持っていることにした。しかし柄はモップの柄ほど丈夫とも思えず、レーシーで可憐な風情が、どうにも剣の代わりにしては頼りなく思えた。
馬車に乗り込む際、続いてハンナが、後からティオボルドが乗り込んで、出発した。
坂を馬車がどんどんと下っていくのを眺めながら、レニーはティオボルドに尋ねてみることにした。
「そういえば……ハンナは礼拝に出られないと聞いたけれど、ティオボルドは普通に参加できるんだな?」
「ああ、そうですね。自分も元は神殿騎士ですし、ミイルズ教団のほうにいましたからね」
「それもそうか。でも礼拝に参加できるできないって、どういう理屈なんだ?」
ハンナの言う「参加できない」と、レニーが元々泣いて拒否したというのは、どうも内容が違うらしい。だからこそハンナはレニーに礼拝に出ろと言っている訳で。
ティオボルドはそれに「そうですねえ……」と顎に手を当てる。
「最近レニー様から、古典魔法を教わりましたけれど、それを見様見真似でできるか、否かということになるでしょうか?」
「ん、古典魔法?」
ハンナは半眼になってレニーを睨んだ。それにぶんぶんとレニーは首を振った。
「け、健康のために鍛錬をはじめても、なにもなしで俺も鍛錬なんてできないから! 大昔の古典魔法を覚えたら、鍛錬の補助にならないかなあと……ほらぁ……」
「ふーん……まあ、お嬢様がこれ以上無茶をなさらないのでしたら、私もこれ以上とやかく言う気もないのですけれど。療養先で体を壊すなんてことになったら、本末転倒ですから」
ハンナに冷たく言葉を吐きかけられて、たじたじになっているレニーを、ティオボルドはクスクスと笑う。
やがて、だんだん町が肉眼で見えてきた。城壁すらないのは、魔物どころか獣除けすら必要ないということだろうかと思いながら、町を見ていた。
前世、勇者アビーはこの辺りに来た記憶がない。
「どういうところなんだ、この町は?」
レニーの問いに、ティオボルドは「そうですなあ……」と顎を撫で上げる。
「すごく穏やかな町ですが、まああまり町の北側には行かないことをお勧めします」
「北側?」
ちらりと町を見る。前にハンナと一緒に遠巻きに見たときには気付かなかったが、今見てみると北側は明らかに民家が古びて、修繕できないまま放置されているのが多々目に入る。
貧民街。
それは前世でもさんざん目にしたものだった。
あれの場合は魔族や魔物のせいで、田畑を滅茶苦茶にされた人々が仕事を求めて都に来た結果、そこでも仕事の奪い合いに負けた人々が、冒険者たちや商家にスリやひったくりで生計を立てていたが。今代ではそもそも魔物がいないのだから、貧民街ができる理由がわからない。
レニーが難しい顔をしている中、ハンナがしみじみと言う。
「私も、もし母さんが公爵家でメイドとして奉公に入ってなかったら、あそこにいたかもしれません」
「どう……して……」
「あそこにいる人たちは全員、ミイルズ教の礼拝ができない方々なんです」
「礼拝が、できないだけで……ああなるのか……?」
煤けた民家。服を着ている子供たちもどこか煤けているし、あそこにはほとんど女の姿が見当たらない。そのことに、レニーは愕然とする。
ティオボルドは「ええ」と頷いた。
「自分たちもどういう理屈かはわかりませんが、ミイルズ教の保護に入れない場合は、ああなります。ハンナの場合は家族の伝手がありましたが……そんな強運はなかなかありゃしませんから」
気分が沈む中、空気を換えようとハンナはパンパンと手を叩く。
「はい、それではお嬢様、あそこが教会ですよ。私は馬車で待っていますから、どうぞ進んでくださいませ!」
「ああ……わかった」
「それじゃあ行きますよ、レニー様」
ティオボルドにエスコートされながら、レニーは馬車を降りる。
教会は白くつるんと光った建物であった。
勇者アビーの知っている教会はもっと小さくって、病院替わりに冒険者たちが訪れたり、魔物のせいで孤児になった子供たちが住んでいたりしたものだが、そんな生活臭や病院臭というものが一切しない。代わりにローズオイルが焚き込められ、その濃い匂いはめまいを起こしそうだった。
白い建物には、ローブを着込んだ神官たちが「ようこそ」と頭を下げて、礼拝に訪れた人々を礼拝堂の長椅子へと座らせていく。
座っている人々は、ざっと数えてみるだけでも、二桁は軽く超えているだろう。
レニーは足を一歩、礼拝堂に踏み入れると。
──い、や……
普段眠ってしまっている、自我の薄いレニーの声を耳にした。レニーは自我の薄い彼女に尋ねる。
──なにがそんなに嫌なんだ? たしかに俺の知っている教会と勝手が違っているようだが
自我の薄いレニーは、レニーに問いかけられると、ひぐっと声を詰まらせた。体が弱く、ほとんど屋敷から出てくることのできなかった彼女の自我は本当に薄くて、簡単に今のレニーに成り代われてしまうほどのものだったが、その彼女があからさまに拒絶反応を示しているのがきになった。
──あそこは、嫌だ……俺の中を暴こうとするから……
──暴く? それって、魔法の?
──わからない。俺以外、誰もそのことに気付かないから……
レニーはふむ、と日傘の柄を掴む手を強める。どうも自我が薄くても、前世にアビーの力を引き継いでいる彼女でなければ、探知できないなにかが嫌だったらしい。
やがて、礼拝を務める神官が現れた。
肩幅がやけに広く、ローブよりもティオボルドみたいに簡素でもいいから騎士の甲冑でも付けていたほうがまだ似合いそうな男であった。
「それでは、礼拝にいらっしゃった皆様、聖女エデルに祈りを捧げましょう。主へ己の気持ちを捧げるのです──伝心」
それにレニーは困惑した顔になる。
元々伝心は、鳥を飛ばしたり馬を走らせたりすることのできない場所で、魔物や魔族に立ち聞きされないようにしゃべる魔法である。
魔王と対峙する際、勇者アビーと聖女エデルもまた、常時伝心を発動させて、高速でやり取りを進めていた。決して神に祈りを捧げるための魔法ではない。
隣のティオボルドもまた、伝心を発動させ、周りもまた伝心を発動させはじめる。
ここでレニーはようやく気が付いた。
ハンナは「上手く礼拝することができない」と言っていた。それは魔力量が少な過ぎて、伝心を発動できないからだろう。貧民街で暮らすしかなくなってしまった人々もそうだ。
……今代は、今代を生きる人間の知らぬ内に、魔力のあるなしで身分や差別を形成している。
そこまで考えを張り巡らせて、レニーがひとり寒気を覚えていた中、皆を見て回っていた神官がこちらまで歩いてきた。
「おや、ご令嬢。あなたはまだ神に対して祈りを捧げてはおらず?」
「……すまない。伝心で神に祈りを捧げれば?」
「ええ。神に信仰を伝えるのが、我らミイルズ教団の教えですからね」
「……ふうん」
そもそも、この魔法は手紙や鳥が使えない場所での連絡手段であり、伝心を受け取る相手がいなかったら、成立しない魔法だ。いったいこの教会の中で伝心を使っている者たちは、どこの誰に向かって伝心を行使しているのだろう。
レニーは恐々と伝心を行使する。
もし余計なことをされそうだったら、すぐに伝心を切ろうと思いながら、どこに繋がるのかを確認する。
──レニー・クラウゼ。16。最後ニ礼拝ニ参加シタノハ、12ノ春
なにかが伝心に割り込んできたのだ。
それは無理矢理心を割って、なにかを探るように、神経をうろうろとさまよいはじめる。その怖気には、勇者アビーには覚えがあった。
勇者アビーがただの平民だった頃、勇者の使命を受け入れて王城に入った際、正門から入ろうとしても子供だからと入れてもらうことができず、裏門から王に会おうとした際に、宮廷魔術師にかけられた、嘘か本当かを探る魔法……。
精神干渉。
魔力が人よりも多いレニーですら、この魔法を教会に礼拝に来ている人々全員の心に侵入して、考えていることを全部盗み読もうとするなんて荒業、不可能だ。
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URL of this novel:https://www.alphapolis.co.jp/novel/628331665/937590458
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