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第3章 魔術覚醒編
第142話 ステファノ、呪タウンに帰りつく。
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「昨日の内に距離を稼いだので、今日は呪タウンにたどりつけます」
「そうか。早くつく分にはいかッペ」
「師匠のことをネルソン商会の人たちに引き合わせたいのですが、どこまで事情を説明して良いでしょうか?」
そもそも異世界からの迷い人だなどと秘密を明かして良いものか?
「うーん……。どうすッペカ? 何しろ20年近く世間から離れてたロ? ネルソン商会って言われても、知らねェンダ」
それでも「ギルモア家」の家名は聞き及んでいたと言う。
「ギルモアってのは随分武張った家柄だと聞いてた。曲がったことは許さねェッて評判だナ」
「その評判に間違いはないと思います。事情を打ち明ければ、師匠が身を立てる道を考えてくれるのではないかと」
ステファノが頼ろうとしているのはネルソン本人であった。ギルモア本家に抱え込まれると魔法の威力を当てにして戦闘要員にされる可能性が高い。
その点、ネルソンであればむしろ「異世界の知識」を重要視し、研究助手として扱ってくれそうな気がしていた。
「いかッペ。おめェがそこまで信用するネルソンて人に、オレも会ってみてェワ」
反りが合わなかったらまた山に籠ればいいんだからなと、ヨシズミは破顔一笑した。
そこから呪タウンまでは一本道の街道をたどるだけである。2人はのんびりと残りの道中を楽しんだ。
「師匠、考えたんですけど『土魔法』を工夫したら、空を飛べませんか?」
旅の徒然にステファノは魔法の応用について尋ねてみた。引力を己に働かせたら飛べるのではないか?
「飛行魔法ケ? 誰もが考えるよなァ。そんでも土魔法では難しいナ」
「どうしてです?」
「おめェは石を飛ばすことはできッペ? したが、そのやり方では自分の体もぶっ飛んでくだけだゾ?」
ステファノは石を飛ばした時のことを想い出してみる。魔力を働かせたのは石を撃ち出す瞬間だけであった。後は何の制御もない。
「自分を浮かせ続けることはできないんですか?」
「浮かせるだけならできるな。そっから『動かす』のは大変だッペよ」
常に動いていく地点に引力の元を発生させ続けなければならない。
「それよりは、こうした方が簡単に動けッペ」
そう言うと、ヨシズミはイドを動かした。
とんと地面を蹴ると、体重がなくなったかのように20メートルの距離を跳んだ。着地の際に体を捻り、地面を蹴ってまた1歩でステファノの前まで戻って来る。
「な? こうすりゃ飛ぶように走れッペ?」
踏み切る瞬間だけ引力を無効化し、飛びたい方向に働かせる。己を砲弾に見立てたような移動方法であった。
「師匠、それは……」
「うん。長い距離を旅すッ時は、隠形しながらこうやッてンノ。海の上も渡れッからナ」
緑茶を買いつけに船で海を渡ると言っていたが、実際は「自分の足で」移動しているらしい。それで「金」と「時間」を節約しているのだとか。
引力を否定するのではなく、「方向」という要素を歪めてやる。「世界」はそれを許容範囲として受け入れるのだと言う。
「師匠がいた世界では、皆がこんなことをやっているんですか?」
「まァな。ぴょんコぴょんコ跳んでる人間が多いもんで、しょっちゅう『事故』が起きてッけどナ」
あまりにも事故が多いので、皆が同じ方向に高速で移動する「高速跳路」という物まであると言う。
それは途方もない景色だろうなあと、ステファノは呆れながら思った。
「みんなイドの鎧を纏ってッからヨ。滅多に怪我はしねェンだけども、荷物だナンダぶちまけッちまって大変なンだワ」
こっちの世界では他にやる者がいないので、街道の往来が楽でよいと言う。一応、馬車や人が近づいたら跳ぶのを止めて普通に歩くのだ。
ステファノが覚えたいと言うので踏切と着地のコツを教え、徐々に飛距離を伸ばして体を慣らした。
「師匠―! これ、楽しいですねー!」
30分でコツを覚えたステファノは、カンガルーのように地を蹴って進む。普通に歩く速さの10倍のスピードが出ているだろう。みるみる呪タウンが近づいて来た。
最初の馬車が遠くに見えて来たところで、ステファノは跳ぶのを止めた。
「あー、面白かった。これなら馬車より速く移動ができますね」
「まあナ。雨風がきつい日は厄介だけどナ」
雨避けはイドを厚めに纏うことで何とかなるが、加減を間違えると呼吸がしにくくなる。風の影響を受け流すのは難しいので、強風の日に跳ぶ人間は少なかった。
「後は靴の傷みが早くなッかナ? 気ィ抜くと、途中で破けたりしてナ」
「ああ、そうですね。何事も良いことばかりじゃないですね」
肩を並べて歩きながらステファノはヨシズミに語り掛けた。
「師匠、呪タウンについたら俺はそのままネルソン旦那の別宅に戻ります。師匠はどうしますか?」
「そうだな。いきなり一緒に行くのもさもしい感じだッペ? おめェから口利いてもらって、向こうさんが会ってみるって話ンなったら連絡サもらおうか?」
「それなら、1泊だけ宿を取ったらどうでしょう? 隣町で使うはずだった宿賃が浮いてますし」
「そダナ。そしたら連絡も取りやすかッぺ」
ネルソンが会いたくないと言うならば、どこかで仕事を見つけるだけの話であった。「初級魔術」が使えると言えば、仕事は簡単に見つけることができる。
慣れた足取りでヨシズミは行商宿が並ぶ界隈を探し当て、手ごろな部屋を確保した。宿屋に言えば伝言ができるように頼んで置いて、ステファノはネルソンの別宅へと向かった。
「ステファノです。ただいま戻りました」
「あれ、予定より早かったのではないか? よし、裏に回れ」
門番に挨拶をして通用口に回った。ぐるりと小道を歩いていくと、見慣れた風景が出迎えてくれた。まだ10日も経っていないが懐かしい気持ちになる。
通用口はケントクの部下が開けてくれていた。
「ただいま戻りました」
「おう。良く帰ったな」
挨拶を交わしていると、勝手口にプリシラが姿を現した。
「ステファノ! お帰りなさい!」
ポニーテールが弾んでいた。
「うん。ただいま。旦那様かマルチェルさんはいらっしゃるかい?」
「いいえ。昼の間はお店の方よ。今晩にはマルチェルさんがこっちに来るはずだけど」
ステファノの帰着は本来翌日を予定していたが、早めにつくこともあろうかと今晩マルチェルが顔を出すことになっていた。
「そうか。早くついたから夜まで時間があるな。荷物を置いたらお店の方に行ってみるよ」
「そう? そうしたら、旦那様にもご挨拶ができるかもね」
プリシラの眼に久しぶりのステファノは日焼けして逞しくなったように映った。わずか10日足らずでも人の印象は変わるものだ。
「ああ、お土産があるんだ。先にお店に行かなくちゃいけないから、後で渡すね」
「えっ? わたしに? 良いって言ったのに……」
「手拭いのお礼さ。あれは役に立ったよ」
「そう……。あっ、お店に行くなら、井戸で汚れを落としてから行ってね。着替えもちゃんとして」
「うん、そうするよ」
厨房の横を通るとケントクの姿が見えた。背嚢から取り出した火酒を渡すと、欠けた歯を覗かせて喜んでくれた。ああ仲間とは良いものだと、ステファノも頬を緩ませる。
井戸の水で身を清め、着替えを済ませたステファノは、ジョナサンに話を通した上でネルソン商会へと向かった。普通に出歩く時でもステファノは気息を整え、イドを体の周りに薄っすらと纏うようになっていた。
気配を消すほどではないが、「存在感が薄い」状態に身を置いている。こうすると物取りに狙われる危険が減るとヨシズミは教えてくれた。すぐにイドの鎧に変化できるこの状態を、ステファノは「イドの繭」と呼んで体になじませていた。
(師匠くらい魔法が使えれば、用心棒の仕事でも食べて行けるだろうな)
山賊退治のような血なまぐさい仕事はご免だろうが、商家の警備くらいであったらうってつけではないだろうかと考えている内に、ステファノはネルソン商会の入り口にたどりついた。
――――――――――
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
◆次回「第143話 マルチェルはステファノの演舞に極意を見た。」
ステファノは知らぬ間に「型」の動きを始めていた。
だが、見慣れ、親しんだその動きがまったく違う意味を持つように見える。
(何だ、あれは?)
「意」は同じものであるはずなのに、「受け」が、「払い」が、近寄ろうとするものを捉えて弾けるように閃く。
打たれれば熱く、蹴られれば痺れる。ステファノの技にはその力があった。
攻め入る者を拒む「意」はしかし、歪んだ心を持たなかった。
殺意なき「威」。
目の前に停められた拳のように、強さを持ちながらその威は優しかった。
……
◆お楽しみに。
「そうか。早くつく分にはいかッペ」
「師匠のことをネルソン商会の人たちに引き合わせたいのですが、どこまで事情を説明して良いでしょうか?」
そもそも異世界からの迷い人だなどと秘密を明かして良いものか?
「うーん……。どうすッペカ? 何しろ20年近く世間から離れてたロ? ネルソン商会って言われても、知らねェンダ」
それでも「ギルモア家」の家名は聞き及んでいたと言う。
「ギルモアってのは随分武張った家柄だと聞いてた。曲がったことは許さねェッて評判だナ」
「その評判に間違いはないと思います。事情を打ち明ければ、師匠が身を立てる道を考えてくれるのではないかと」
ステファノが頼ろうとしているのはネルソン本人であった。ギルモア本家に抱え込まれると魔法の威力を当てにして戦闘要員にされる可能性が高い。
その点、ネルソンであればむしろ「異世界の知識」を重要視し、研究助手として扱ってくれそうな気がしていた。
「いかッペ。おめェがそこまで信用するネルソンて人に、オレも会ってみてェワ」
反りが合わなかったらまた山に籠ればいいんだからなと、ヨシズミは破顔一笑した。
そこから呪タウンまでは一本道の街道をたどるだけである。2人はのんびりと残りの道中を楽しんだ。
「師匠、考えたんですけど『土魔法』を工夫したら、空を飛べませんか?」
旅の徒然にステファノは魔法の応用について尋ねてみた。引力を己に働かせたら飛べるのではないか?
「飛行魔法ケ? 誰もが考えるよなァ。そんでも土魔法では難しいナ」
「どうしてです?」
「おめェは石を飛ばすことはできッペ? したが、そのやり方では自分の体もぶっ飛んでくだけだゾ?」
ステファノは石を飛ばした時のことを想い出してみる。魔力を働かせたのは石を撃ち出す瞬間だけであった。後は何の制御もない。
「自分を浮かせ続けることはできないんですか?」
「浮かせるだけならできるな。そっから『動かす』のは大変だッペよ」
常に動いていく地点に引力の元を発生させ続けなければならない。
「それよりは、こうした方が簡単に動けッペ」
そう言うと、ヨシズミはイドを動かした。
とんと地面を蹴ると、体重がなくなったかのように20メートルの距離を跳んだ。着地の際に体を捻り、地面を蹴ってまた1歩でステファノの前まで戻って来る。
「な? こうすりゃ飛ぶように走れッペ?」
踏み切る瞬間だけ引力を無効化し、飛びたい方向に働かせる。己を砲弾に見立てたような移動方法であった。
「師匠、それは……」
「うん。長い距離を旅すッ時は、隠形しながらこうやッてンノ。海の上も渡れッからナ」
緑茶を買いつけに船で海を渡ると言っていたが、実際は「自分の足で」移動しているらしい。それで「金」と「時間」を節約しているのだとか。
引力を否定するのではなく、「方向」という要素を歪めてやる。「世界」はそれを許容範囲として受け入れるのだと言う。
「師匠がいた世界では、皆がこんなことをやっているんですか?」
「まァな。ぴょんコぴょんコ跳んでる人間が多いもんで、しょっちゅう『事故』が起きてッけどナ」
あまりにも事故が多いので、皆が同じ方向に高速で移動する「高速跳路」という物まであると言う。
それは途方もない景色だろうなあと、ステファノは呆れながら思った。
「みんなイドの鎧を纏ってッからヨ。滅多に怪我はしねェンだけども、荷物だナンダぶちまけッちまって大変なンだワ」
こっちの世界では他にやる者がいないので、街道の往来が楽でよいと言う。一応、馬車や人が近づいたら跳ぶのを止めて普通に歩くのだ。
ステファノが覚えたいと言うので踏切と着地のコツを教え、徐々に飛距離を伸ばして体を慣らした。
「師匠―! これ、楽しいですねー!」
30分でコツを覚えたステファノは、カンガルーのように地を蹴って進む。普通に歩く速さの10倍のスピードが出ているだろう。みるみる呪タウンが近づいて来た。
最初の馬車が遠くに見えて来たところで、ステファノは跳ぶのを止めた。
「あー、面白かった。これなら馬車より速く移動ができますね」
「まあナ。雨風がきつい日は厄介だけどナ」
雨避けはイドを厚めに纏うことで何とかなるが、加減を間違えると呼吸がしにくくなる。風の影響を受け流すのは難しいので、強風の日に跳ぶ人間は少なかった。
「後は靴の傷みが早くなッかナ? 気ィ抜くと、途中で破けたりしてナ」
「ああ、そうですね。何事も良いことばかりじゃないですね」
肩を並べて歩きながらステファノはヨシズミに語り掛けた。
「師匠、呪タウンについたら俺はそのままネルソン旦那の別宅に戻ります。師匠はどうしますか?」
「そうだな。いきなり一緒に行くのもさもしい感じだッペ? おめェから口利いてもらって、向こうさんが会ってみるって話ンなったら連絡サもらおうか?」
「それなら、1泊だけ宿を取ったらどうでしょう? 隣町で使うはずだった宿賃が浮いてますし」
「そダナ。そしたら連絡も取りやすかッぺ」
ネルソンが会いたくないと言うならば、どこかで仕事を見つけるだけの話であった。「初級魔術」が使えると言えば、仕事は簡単に見つけることができる。
慣れた足取りでヨシズミは行商宿が並ぶ界隈を探し当て、手ごろな部屋を確保した。宿屋に言えば伝言ができるように頼んで置いて、ステファノはネルソンの別宅へと向かった。
「ステファノです。ただいま戻りました」
「あれ、予定より早かったのではないか? よし、裏に回れ」
門番に挨拶をして通用口に回った。ぐるりと小道を歩いていくと、見慣れた風景が出迎えてくれた。まだ10日も経っていないが懐かしい気持ちになる。
通用口はケントクの部下が開けてくれていた。
「ただいま戻りました」
「おう。良く帰ったな」
挨拶を交わしていると、勝手口にプリシラが姿を現した。
「ステファノ! お帰りなさい!」
ポニーテールが弾んでいた。
「うん。ただいま。旦那様かマルチェルさんはいらっしゃるかい?」
「いいえ。昼の間はお店の方よ。今晩にはマルチェルさんがこっちに来るはずだけど」
ステファノの帰着は本来翌日を予定していたが、早めにつくこともあろうかと今晩マルチェルが顔を出すことになっていた。
「そうか。早くついたから夜まで時間があるな。荷物を置いたらお店の方に行ってみるよ」
「そう? そうしたら、旦那様にもご挨拶ができるかもね」
プリシラの眼に久しぶりのステファノは日焼けして逞しくなったように映った。わずか10日足らずでも人の印象は変わるものだ。
「ああ、お土産があるんだ。先にお店に行かなくちゃいけないから、後で渡すね」
「えっ? わたしに? 良いって言ったのに……」
「手拭いのお礼さ。あれは役に立ったよ」
「そう……。あっ、お店に行くなら、井戸で汚れを落としてから行ってね。着替えもちゃんとして」
「うん、そうするよ」
厨房の横を通るとケントクの姿が見えた。背嚢から取り出した火酒を渡すと、欠けた歯を覗かせて喜んでくれた。ああ仲間とは良いものだと、ステファノも頬を緩ませる。
井戸の水で身を清め、着替えを済ませたステファノは、ジョナサンに話を通した上でネルソン商会へと向かった。普通に出歩く時でもステファノは気息を整え、イドを体の周りに薄っすらと纏うようになっていた。
気配を消すほどではないが、「存在感が薄い」状態に身を置いている。こうすると物取りに狙われる危険が減るとヨシズミは教えてくれた。すぐにイドの鎧に変化できるこの状態を、ステファノは「イドの繭」と呼んで体になじませていた。
(師匠くらい魔法が使えれば、用心棒の仕事でも食べて行けるだろうな)
山賊退治のような血なまぐさい仕事はご免だろうが、商家の警備くらいであったらうってつけではないだろうかと考えている内に、ステファノはネルソン商会の入り口にたどりついた。
――――――――――
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
◆次回「第143話 マルチェルはステファノの演舞に極意を見た。」
ステファノは知らぬ間に「型」の動きを始めていた。
だが、見慣れ、親しんだその動きがまったく違う意味を持つように見える。
(何だ、あれは?)
「意」は同じものであるはずなのに、「受け」が、「払い」が、近寄ろうとするものを捉えて弾けるように閃く。
打たれれば熱く、蹴られれば痺れる。ステファノの技にはその力があった。
攻め入る者を拒む「意」はしかし、歪んだ心を持たなかった。
殺意なき「威」。
目の前に停められた拳のように、強さを持ちながらその威は優しかった。
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