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25 テレビ電話ですか?
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「ちょっと洋ちゃん、これやって」
星がアメリカに行ってしばらくした昼食後、洋介が平介と一緒に居間のダイニングテーブルでぼんやりテレビを見ていると、富士子が自分のスマホを突き付けてきた。
「これって何」
「テレビ電話したいの。やり方教えて」
「テレビ電話ー? リンちゃんとか?」
こないだ来たばっかりじゃねえかと思いながらも、スマホを受け取る。
「テレビ電話かー。俺、Androidじゃねえからなあ」
そう言いながらも、分からないと言えないのが洋介の性格だ。
「リンちゃんじゃなくて、真一くん。リンちゃんともしたいけど」
「え? 星さんとか?」
「うん」
「アメリカだろ?」
「そう。メールだと顔見れないから」
「ふーん」
いつの間にそんなに仲良くなってんだ、前からか、と富士子のスマホのメール画面を開くと、「違う違う」と横から口を出された。
「何?」
「メールじゃなくて、ライン?って言うのを使いたいの」
「ああ、LINEね」
画面を操作してLINEのアプリを探す。
「入ってねえじゃん」
「そうなの。だから使えるようにして」
「あいあい、そこからなのね」
「うん。この間、真一くんがやってくれるって言ってたんだけど、車洗ってたら時間無くなって出来なかったでしょ? だから洋ちゃんにやってもらおうと思って」
「ああ、そうだったのね」
でしょ?って言われても、そんなの知らねえよと思うが、当然洋介も知ってるように話すのが富士子だ。若かりし頃は我慢出来ずに、それにツッコんだこともあったが、今ではそんなのは時間と労力の無駄だと洋介は理解している。
「なんか、アメリカとメールとか電話とかするならLINEの方が安いみたいで」
「そうなんだ」
富士子のスマホを設定していると、平介もいそいそと自分のスマホを差し出す。
「俺のもやってくれ」
「はいはい。そこ置いといて」
とテーブルの上を顎でさす。
買う時に、自分で操作しきれないなら老人用のスマホにしたらとアドバイスしたのだが、「老人用なんてヤダ!」と二人は普通のスマホにした。分からない時は洋介に聞くからいいと開き直られて呆れたのだ。まあ普段使うのは、メールと電話、リンちゃんの写真を撮るのと、たまに分からない言葉を検索するくらい。用途は限られている。今はこうやって一緒に住んでいるし。
とりあえずインストールして、富士子にこの機能はいるかいらないか確認しながら設定する。
「なんかよく分かんないし、真一くんとしかやらないから、そういう風に出来るように設定して」
心底怯えたような顔で富士子が言う。
「はいはい」
「俺もだ」
富士子と同じ設定にしてくれと平介。
「SNSで若い子がトラブルになる事件とかテレビで最近多いじゃない? 怖くてー」
「とりあえず、お袋の電話番号を知ってる人が勝手に検索出来ないようにしたから。あとは自分で教えなきゃ大丈夫」
「そう? よく分かんないけど、教える予定もないから。なら大丈夫ね」
「でも、慣れたら便利だと思うよ。仕事の友達とやり取りするのに」
富士子は洋介が大学に入った頃から始めた手話通訳の仕事を続けている。
「こんなお婆ちゃんだけど、こんなお婆ちゃんの方が安心して頼めるって人がいるのよー」とやりがいを感じているらしく、年齢的に以前よりは減らしてはいるが仕事は続けている。仕事の友達とたまに映画を一緒に見に行ったり、忘年会やら新年会やらに行くのが今までの富士子の息抜きだった。
「仕事の友達? うーん、メールと電話で十分だから」
「そう? ならいいけど」
昔から洋介は富士子の愚痴聞き役に任命されていて、その話を聞いた感じだと手話通訳の仲間は富士子よりはずっと若く、30代から50代の主婦のようだった。その年齢なら恐らくLINEを使いこなしていて業務連絡はともかく、遊びの連絡はLINEの方がいいんじゃないかなと思った。多分、富士子が使っていないからそれに合わせているだけじゃないかと。でも、まあ、使う人(富士子)がそれでいいなら、いいけれど。
「あ、友達追加するのに、星さんの連絡先、聞いた?」
「これ!」
とドヤ顔で富士子がビニールのテーブルクロスをめくって、黄色いポストイットを差し出す。こんなところに置いておくなんて、個人情報とは?と思ったが、まあ言われなければ気が付かないし、そもそも岬家の三人しか見ないからいいのかと思いながら星のIDを打ち込む。
すぐに、Shinnichi Hoshiとローマ字で星の名前が出て来た。アイコンはなんか緑に茶色い点々の物体だった。
「あらー」
横で画面を覗き込んでいた富士子が喜んで拍手する。
「これなんだ?」
「何のこと?」
「星さんのアイコン」
「アイコンって何?」
そこからかよ、と思いつつ、洋介は画面を指差した。
「この名前の前の丸。写真入ってるだろ?」
「ああ、これー。あ、これ、あれじゃない?」
あれじゃ分かんねえよとツッコミながら、トークの画面を開く。
「ほい、お袋。取り敢えずメール送ってみたら? 時差あるだろうから、電話は今していいのか分かんないから」
「あ、そうね、何時間だったかしら」
文字の打ち方が分からないと言い出す富士子に手取り足取り教えていると、平介が「14時間」と言った。自分のスマホで検索したらしい。
「あ、返事来た!」
「おお、良かったな」
「この絵文字可愛い! 洋ちゃん、これあたしもやりたい! やり方教えて!」
「スタンプな」
洋介が設定しようとすると、星から返信が来た。
「お袋、星さんが今から電話していいかって」
「え、えー」
富士子は慌て出した。
「いいならテレビ電話しようって」
「え、やだわ。掃除してない。お化粧もしてないのに。あ、待ってせめて口紅」
「いや、部屋の中なんて映んないだろ。顔だけじゃね? そもそもいつも星さん来る時ノーメークだし」
「眉毛は描いてますー」
眉毛描いてたんだ、と知らなくてもいい新情報を得た。富士子は仕切りに自分の髪を撫で付けている。せめて少しでも身だしなみを整えたいらしい。何故か平介も、服の襟とか裾を整え出した。
「いいなら返事してあげなよ」
「オッケーよ」
「いや、俺に言われても」
「洋ちゃん、オッケーって返信して」
「はいはい」
なんで俺がと思いながら、『OKです』と返信すると直ぐに電話がかかって来た。受けると、ぱっと画面に星の顔が現れた。
『もしもしって、ああっ! 洋介さん』
「ああ。こんにちは」
びっくりしている星に取り敢えず挨拶する。
「真一くーん。元気?」
横から富士子が覗き込んで来た。
相変わらず星はピッカピカのイケメンだ。向こうの画面に自分は萎びたオッサンに映ってるんだろうなとゾッとして、すぐさま洋介は富士子にスマホを返した。
「ほら、後はどうぞ」
「え、えー。せっかくだから洋ちゃんが話せばいいのに」
「いや、お袋にかかって来たんだろ」
「もう、照れちゃってー」
『あ、そんな。お気遣いなく』
なんか星がゴニョゴニョ言っているが、さっさと洋介は身を引く。このまま座っていると強制的に会話に巻き込まれそうだ。かと言っていなくなったら、恐らく今度は電話の切り方が分からないと言って呼ばれるだろう。席を立って少し後ろにあるソファに移動した。平介がいそいそと立ち上がって、洋介の座っていた椅子に移動すると富士子とくっつくようにして画面を覗き込んでいる。後ろから見ていると、まるで離れた孫と話す老夫婦みたいだ。
(変な光景)
洋介の想いをよそに会話は弾んでいる。
「そっちは今何時なのー?」
『夜です。日曜の11時半です』
「日曜?」
「向こうの方が遅れてるから」
「あ、昨日なのね」
『そうです』
「やだ、不思議ー」
『うふふ。そうですね』
「じゃあ、今晩はなのか」
「あ、そうね! 今晩はー」
『今晩は!』
大した事を話していないが、めちゃめちゃ楽しそうだった。そして、案の定切り方が分からないと呼ばれた。
「じゃあ、切るね」
『はい、おやすみなさい、洋介さん』
「おやすみ、星さん」
星は頬をほんのりと染めて、嬉しそうに見えた。気のせいかもしれないが。
星がアメリカに行ってしばらくした昼食後、洋介が平介と一緒に居間のダイニングテーブルでぼんやりテレビを見ていると、富士子が自分のスマホを突き付けてきた。
「これって何」
「テレビ電話したいの。やり方教えて」
「テレビ電話ー? リンちゃんとか?」
こないだ来たばっかりじゃねえかと思いながらも、スマホを受け取る。
「テレビ電話かー。俺、Androidじゃねえからなあ」
そう言いながらも、分からないと言えないのが洋介の性格だ。
「リンちゃんじゃなくて、真一くん。リンちゃんともしたいけど」
「え? 星さんとか?」
「うん」
「アメリカだろ?」
「そう。メールだと顔見れないから」
「ふーん」
いつの間にそんなに仲良くなってんだ、前からか、と富士子のスマホのメール画面を開くと、「違う違う」と横から口を出された。
「何?」
「メールじゃなくて、ライン?って言うのを使いたいの」
「ああ、LINEね」
画面を操作してLINEのアプリを探す。
「入ってねえじゃん」
「そうなの。だから使えるようにして」
「あいあい、そこからなのね」
「うん。この間、真一くんがやってくれるって言ってたんだけど、車洗ってたら時間無くなって出来なかったでしょ? だから洋ちゃんにやってもらおうと思って」
「ああ、そうだったのね」
でしょ?って言われても、そんなの知らねえよと思うが、当然洋介も知ってるように話すのが富士子だ。若かりし頃は我慢出来ずに、それにツッコんだこともあったが、今ではそんなのは時間と労力の無駄だと洋介は理解している。
「なんか、アメリカとメールとか電話とかするならLINEの方が安いみたいで」
「そうなんだ」
富士子のスマホを設定していると、平介もいそいそと自分のスマホを差し出す。
「俺のもやってくれ」
「はいはい。そこ置いといて」
とテーブルの上を顎でさす。
買う時に、自分で操作しきれないなら老人用のスマホにしたらとアドバイスしたのだが、「老人用なんてヤダ!」と二人は普通のスマホにした。分からない時は洋介に聞くからいいと開き直られて呆れたのだ。まあ普段使うのは、メールと電話、リンちゃんの写真を撮るのと、たまに分からない言葉を検索するくらい。用途は限られている。今はこうやって一緒に住んでいるし。
とりあえずインストールして、富士子にこの機能はいるかいらないか確認しながら設定する。
「なんかよく分かんないし、真一くんとしかやらないから、そういう風に出来るように設定して」
心底怯えたような顔で富士子が言う。
「はいはい」
「俺もだ」
富士子と同じ設定にしてくれと平介。
「SNSで若い子がトラブルになる事件とかテレビで最近多いじゃない? 怖くてー」
「とりあえず、お袋の電話番号を知ってる人が勝手に検索出来ないようにしたから。あとは自分で教えなきゃ大丈夫」
「そう? よく分かんないけど、教える予定もないから。なら大丈夫ね」
「でも、慣れたら便利だと思うよ。仕事の友達とやり取りするのに」
富士子は洋介が大学に入った頃から始めた手話通訳の仕事を続けている。
「こんなお婆ちゃんだけど、こんなお婆ちゃんの方が安心して頼めるって人がいるのよー」とやりがいを感じているらしく、年齢的に以前よりは減らしてはいるが仕事は続けている。仕事の友達とたまに映画を一緒に見に行ったり、忘年会やら新年会やらに行くのが今までの富士子の息抜きだった。
「仕事の友達? うーん、メールと電話で十分だから」
「そう? ならいいけど」
昔から洋介は富士子の愚痴聞き役に任命されていて、その話を聞いた感じだと手話通訳の仲間は富士子よりはずっと若く、30代から50代の主婦のようだった。その年齢なら恐らくLINEを使いこなしていて業務連絡はともかく、遊びの連絡はLINEの方がいいんじゃないかなと思った。多分、富士子が使っていないからそれに合わせているだけじゃないかと。でも、まあ、使う人(富士子)がそれでいいなら、いいけれど。
「あ、友達追加するのに、星さんの連絡先、聞いた?」
「これ!」
とドヤ顔で富士子がビニールのテーブルクロスをめくって、黄色いポストイットを差し出す。こんなところに置いておくなんて、個人情報とは?と思ったが、まあ言われなければ気が付かないし、そもそも岬家の三人しか見ないからいいのかと思いながら星のIDを打ち込む。
すぐに、Shinnichi Hoshiとローマ字で星の名前が出て来た。アイコンはなんか緑に茶色い点々の物体だった。
「あらー」
横で画面を覗き込んでいた富士子が喜んで拍手する。
「これなんだ?」
「何のこと?」
「星さんのアイコン」
「アイコンって何?」
そこからかよ、と思いつつ、洋介は画面を指差した。
「この名前の前の丸。写真入ってるだろ?」
「ああ、これー。あ、これ、あれじゃない?」
あれじゃ分かんねえよとツッコミながら、トークの画面を開く。
「ほい、お袋。取り敢えずメール送ってみたら? 時差あるだろうから、電話は今していいのか分かんないから」
「あ、そうね、何時間だったかしら」
文字の打ち方が分からないと言い出す富士子に手取り足取り教えていると、平介が「14時間」と言った。自分のスマホで検索したらしい。
「あ、返事来た!」
「おお、良かったな」
「この絵文字可愛い! 洋ちゃん、これあたしもやりたい! やり方教えて!」
「スタンプな」
洋介が設定しようとすると、星から返信が来た。
「お袋、星さんが今から電話していいかって」
「え、えー」
富士子は慌て出した。
「いいならテレビ電話しようって」
「え、やだわ。掃除してない。お化粧もしてないのに。あ、待ってせめて口紅」
「いや、部屋の中なんて映んないだろ。顔だけじゃね? そもそもいつも星さん来る時ノーメークだし」
「眉毛は描いてますー」
眉毛描いてたんだ、と知らなくてもいい新情報を得た。富士子は仕切りに自分の髪を撫で付けている。せめて少しでも身だしなみを整えたいらしい。何故か平介も、服の襟とか裾を整え出した。
「いいなら返事してあげなよ」
「オッケーよ」
「いや、俺に言われても」
「洋ちゃん、オッケーって返信して」
「はいはい」
なんで俺がと思いながら、『OKです』と返信すると直ぐに電話がかかって来た。受けると、ぱっと画面に星の顔が現れた。
『もしもしって、ああっ! 洋介さん』
「ああ。こんにちは」
びっくりしている星に取り敢えず挨拶する。
「真一くーん。元気?」
横から富士子が覗き込んで来た。
相変わらず星はピッカピカのイケメンだ。向こうの画面に自分は萎びたオッサンに映ってるんだろうなとゾッとして、すぐさま洋介は富士子にスマホを返した。
「ほら、後はどうぞ」
「え、えー。せっかくだから洋ちゃんが話せばいいのに」
「いや、お袋にかかって来たんだろ」
「もう、照れちゃってー」
『あ、そんな。お気遣いなく』
なんか星がゴニョゴニョ言っているが、さっさと洋介は身を引く。このまま座っていると強制的に会話に巻き込まれそうだ。かと言っていなくなったら、恐らく今度は電話の切り方が分からないと言って呼ばれるだろう。席を立って少し後ろにあるソファに移動した。平介がいそいそと立ち上がって、洋介の座っていた椅子に移動すると富士子とくっつくようにして画面を覗き込んでいる。後ろから見ていると、まるで離れた孫と話す老夫婦みたいだ。
(変な光景)
洋介の想いをよそに会話は弾んでいる。
「そっちは今何時なのー?」
『夜です。日曜の11時半です』
「日曜?」
「向こうの方が遅れてるから」
「あ、昨日なのね」
『そうです』
「やだ、不思議ー」
『うふふ。そうですね』
「じゃあ、今晩はなのか」
「あ、そうね! 今晩はー」
『今晩は!』
大した事を話していないが、めちゃめちゃ楽しそうだった。そして、案の定切り方が分からないと呼ばれた。
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