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二章 猟犬の掟
第24話 地を統べる神 天与の器なる獣〈後編 名前の無い猟犬〉
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さすがのチェスカル達でも血塗れ臓物塗れ、服ズタズタの傷だらけでは、外界には接触出来ない。普段から民間人に紛れられるように、用意は怠らないのだが、今回の場合に限っては、強制的に転送された為に、ほぼ身一つで動かなければならなかった。車に戻らなければ、新しい衣服や武器、飲食物などが手に入らない。
その為に、心苦しさはありつつも、身綺麗にする為に民家の水道を借りる事にした。車に戻れば着替えがある為、いくらなんでも住民の服を借りる事はなかったが、身体を清潔にした後、血肉に汚れる服をもう一度着るのは辛かった。
チェスカルとハルヒコの様相といえば、上は肌着に下はズボンという、酷い有様で、更に言えばルークはもっと酷く、ズボンだけで歩いている。もうどうでもいい、ルークのそんな様子が伝わって来て、チェスカルも何も言えなかった。
電気水道はミラの時と同じように問題なく通っている。あのアデラインという綺士が完璧な人形劇を行っていたのは明らかだった。
ここまで完璧だと、飲食店や民家などに、食料も普通に置かれている。だが、少しでも不安材料がある飲食物を、猟犬が食べるはずもなく、また、単純に憚る気持ちが強くて、口になど出来ようはずもなかった。
水道を借りた家を出る。ハルヒコが民家へ振り返ると深く深く頭を下げた。
「ありがとうございました」
ルークがハルヒコを真似てぎこちなく頭を下げた。自然、チェスカルも頭を垂れる。最高立礼に近いものがあるが、やはりどこか違っている。頭だけを深く下げるという、礼の取り方に慣れていないので、その所作が正しいものなのかは自信がなかったが、相手へのこれ以上ない謝罪の気持ちが、伝わるようにと願った。
「歩いて引き返すぞ」チェスカルが壊れた通信機をポケットへ仕舞う。
「そうですね、どれくらい距離があるんでしょうか」
「そういえば車ってさ、どうなってんのかな? 副隊長、俺達連れ去られた時、車を放る形で消えましたよね。車はそのまんまがいいけど」
「車までどうにかされていたら、街へ帰るのに二、三日掛かるだろう」
「うわ、最悪。しかも、荷物を積んだ車が無いと、この格好でしばらく街を彷徨くハメになる。俺等絶対ヤバい奴等じゃんか」
「不審者として連行されかねませんね。早急に処理するのにしても、限度がありますから、拘置所で過ごすことになるでしょう。棲家の事務員に面倒事と、嫌がられる」
「……でも、俺。嫌ですよ、ローザの人から車を借りるの」
「分かっている。死者の持ち物は荒らさない」チェスカルはルークの肩を叩いた。
そうして、妖樹の森を貫く道を、徒歩で進み続けることを選んだ。これ以上は、村のものへ手を触れられなかった。
相変わらず生温い空気が滞っている。森に変化は無い。化生類はアデラインの力によるものだと、ほぼ確定的となったので、警戒はしつつも、どこか心ここにあらずで歩み続けた。やはり、道行きにアデラインがもたらす影は無く、人界の道が確保されているので、それ以外の妖獣も姿を現さなかった。
三人共無言で歩き続けた。どこに終わりがあるのかすら考えるのが億劫で、道が続くそのまま歩む。心身共に疲れ切っていた。
夕闇が迫る頃、オンボロ自動車が三人の眼の前に現れた。誰も喜びの声もあげず、来た時と同じように座席に着いて、森を離れるのだった。
病院の自動ドアを入ると一斉に視線が集まってくる。チェスカルとハルヒコ、特にチェスカル自身へだが、視線が突き刺さるようだった。チェスカルは当たり前だが服は着替え直している、しかし、アデラインに糸でズタズタにされていて傷だらけだった。それを、乱雑な手当てでもって人前に出て来たのだから、見たくなくても嫌でも目に入ってしまうだろう。
「診察を早めにしてもらいますか」
受け付けの女性がチェスカルをまじまじと見ている。
「いえ、受診をするわけではありません。面会をしたいのですが。数日前、保護された子供と面会した、泰西民間軍事保障の者です」
「失礼しました。直ぐにご案内致します」
少し待っていると案内の看護師が、チェスカル達を見て驚いていた。その看護師は軽く礼をすると、ブドウちゃんの部屋へ案内してくれる。
エレベーターに乗った。
「……ブドウちゃんはずっと待っていました。もうあの子は帰れないのでしょうか」
「力が及びませんでした」
今のチェスカルには、これ以上の言葉は許されなかった。猟犬が人へ語るべき物事は本当に少ない。
エレベーターが開くと、相変わらず賑やかな子供達の声が響いている。ブドウちゃんの部屋をノックして開くと、ブドウちゃんは廊下を覗き込むようにしている。チェスカル達を見留めたと思うと、裸足でベッドからおりてチェスカルに縋り付いた。チェスカルは溢れそうになる言葉を呑み込んだ、その瞬間、ブドウちゃんは一筋の涙を溢した。そうしていると、声の無い涙を止めどなく溢れさせた。
――この子は気付いてしまった。
――本当はとても敏い子なのだろう。
チェスカルはどうしようもない、やるせない気持ちを抱いて、ブドウちゃんの目線の高さへ屈んだ。そうすると、ブドウちゃんはチェスカルの傷だらけの頬を優しく手で包んだ。何度も何度も頷いてから、口を動かした。
……ありがとう、ありがとう。
……ごめんなさい。
チェスカルは自分の心を乱さないようにするので精一杯だった。少女の思いやりが、あまりにも傷を抉るようだった。
「……ブドウちゃん、私達では村を救う事は出来なかった。約束を守れなかった」
ブドウちゃんは頷いた。チェスカル、ハルヒコ、ルークをしっかり見つめると、その泣き顔は懸命に微笑みを作ろうとしていた。
これ程大人びた優しい少女を、チェスカルは見たことがなかった。
――願わくはもう二度と会わないことを。猟犬などに一生関わりませんように。
この子は孤児となってしまった。誰かよい義理の両親に迎えられればいい。
長くはブドウちゃんと面会していられなかった。チェスカル達は病院を出て車に戻った。
ルークがまた泣いている。珍しくハルヒコも静かに泣いていた。チェスカルは泣けない自分を酷く卑しいもののように感じた。血というものは本当に心を蝕んで行くのかも知れない。もうチェスカルはどんなに身体を清めようとしても、染み付いた血を落とすことは出来ないのだと分かっていた。
――ならば、せめて。
チェスカルはうっすらと微笑む。
幸福を祈り続けよう。
名前の無い穢れた猟犬から。
名前を持つ君へ。
さすがのチェスカル達でも血塗れ臓物塗れ、服ズタズタの傷だらけでは、外界には接触出来ない。普段から民間人に紛れられるように、用意は怠らないのだが、今回の場合に限っては、強制的に転送された為に、ほぼ身一つで動かなければならなかった。車に戻らなければ、新しい衣服や武器、飲食物などが手に入らない。
その為に、心苦しさはありつつも、身綺麗にする為に民家の水道を借りる事にした。車に戻れば着替えがある為、いくらなんでも住民の服を借りる事はなかったが、身体を清潔にした後、血肉に汚れる服をもう一度着るのは辛かった。
チェスカルとハルヒコの様相といえば、上は肌着に下はズボンという、酷い有様で、更に言えばルークはもっと酷く、ズボンだけで歩いている。もうどうでもいい、ルークのそんな様子が伝わって来て、チェスカルも何も言えなかった。
電気水道はミラの時と同じように問題なく通っている。あのアデラインという綺士が完璧な人形劇を行っていたのは明らかだった。
ここまで完璧だと、飲食店や民家などに、食料も普通に置かれている。だが、少しでも不安材料がある飲食物を、猟犬が食べるはずもなく、また、単純に憚る気持ちが強くて、口になど出来ようはずもなかった。
水道を借りた家を出る。ハルヒコが民家へ振り返ると深く深く頭を下げた。
「ありがとうございました」
ルークがハルヒコを真似てぎこちなく頭を下げた。自然、チェスカルも頭を垂れる。最高立礼に近いものがあるが、やはりどこか違っている。頭だけを深く下げるという、礼の取り方に慣れていないので、その所作が正しいものなのかは自信がなかったが、相手へのこれ以上ない謝罪の気持ちが、伝わるようにと願った。
「歩いて引き返すぞ」チェスカルが壊れた通信機をポケットへ仕舞う。
「そうですね、どれくらい距離があるんでしょうか」
「そういえば車ってさ、どうなってんのかな? 副隊長、俺達連れ去られた時、車を放る形で消えましたよね。車はそのまんまがいいけど」
「車までどうにかされていたら、街へ帰るのに二、三日掛かるだろう」
「うわ、最悪。しかも、荷物を積んだ車が無いと、この格好でしばらく街を彷徨くハメになる。俺等絶対ヤバい奴等じゃんか」
「不審者として連行されかねませんね。早急に処理するのにしても、限度がありますから、拘置所で過ごすことになるでしょう。棲家の事務員に面倒事と、嫌がられる」
「……でも、俺。嫌ですよ、ローザの人から車を借りるの」
「分かっている。死者の持ち物は荒らさない」チェスカルはルークの肩を叩いた。
そうして、妖樹の森を貫く道を、徒歩で進み続けることを選んだ。これ以上は、村のものへ手を触れられなかった。
相変わらず生温い空気が滞っている。森に変化は無い。化生類はアデラインの力によるものだと、ほぼ確定的となったので、警戒はしつつも、どこか心ここにあらずで歩み続けた。やはり、道行きにアデラインがもたらす影は無く、人界の道が確保されているので、それ以外の妖獣も姿を現さなかった。
三人共無言で歩き続けた。どこに終わりがあるのかすら考えるのが億劫で、道が続くそのまま歩む。心身共に疲れ切っていた。
夕闇が迫る頃、オンボロ自動車が三人の眼の前に現れた。誰も喜びの声もあげず、来た時と同じように座席に着いて、森を離れるのだった。
病院の自動ドアを入ると一斉に視線が集まってくる。チェスカルとハルヒコ、特にチェスカル自身へだが、視線が突き刺さるようだった。チェスカルは当たり前だが服は着替え直している、しかし、アデラインに糸でズタズタにされていて傷だらけだった。それを、乱雑な手当てでもって人前に出て来たのだから、見たくなくても嫌でも目に入ってしまうだろう。
「診察を早めにしてもらいますか」
受け付けの女性がチェスカルをまじまじと見ている。
「いえ、受診をするわけではありません。面会をしたいのですが。数日前、保護された子供と面会した、泰西民間軍事保障の者です」
「失礼しました。直ぐにご案内致します」
少し待っていると案内の看護師が、チェスカル達を見て驚いていた。その看護師は軽く礼をすると、ブドウちゃんの部屋へ案内してくれる。
エレベーターに乗った。
「……ブドウちゃんはずっと待っていました。もうあの子は帰れないのでしょうか」
「力が及びませんでした」
今のチェスカルには、これ以上の言葉は許されなかった。猟犬が人へ語るべき物事は本当に少ない。
エレベーターが開くと、相変わらず賑やかな子供達の声が響いている。ブドウちゃんの部屋をノックして開くと、ブドウちゃんは廊下を覗き込むようにしている。チェスカル達を見留めたと思うと、裸足でベッドからおりてチェスカルに縋り付いた。チェスカルは溢れそうになる言葉を呑み込んだ、その瞬間、ブドウちゃんは一筋の涙を溢した。そうしていると、声の無い涙を止めどなく溢れさせた。
――この子は気付いてしまった。
――本当はとても敏い子なのだろう。
チェスカルはどうしようもない、やるせない気持ちを抱いて、ブドウちゃんの目線の高さへ屈んだ。そうすると、ブドウちゃんはチェスカルの傷だらけの頬を優しく手で包んだ。何度も何度も頷いてから、口を動かした。
……ありがとう、ありがとう。
……ごめんなさい。
チェスカルは自分の心を乱さないようにするので精一杯だった。少女の思いやりが、あまりにも傷を抉るようだった。
「……ブドウちゃん、私達では村を救う事は出来なかった。約束を守れなかった」
ブドウちゃんは頷いた。チェスカル、ハルヒコ、ルークをしっかり見つめると、その泣き顔は懸命に微笑みを作ろうとしていた。
これ程大人びた優しい少女を、チェスカルは見たことがなかった。
――願わくはもう二度と会わないことを。猟犬などに一生関わりませんように。
この子は孤児となってしまった。誰かよい義理の両親に迎えられればいい。
長くはブドウちゃんと面会していられなかった。チェスカル達は病院を出て車に戻った。
ルークがまた泣いている。珍しくハルヒコも静かに泣いていた。チェスカルは泣けない自分を酷く卑しいもののように感じた。血というものは本当に心を蝕んで行くのかも知れない。もうチェスカルはどんなに身体を清めようとしても、染み付いた血を落とすことは出来ないのだと分かっていた。
――ならば、せめて。
チェスカルはうっすらと微笑む。
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名前の無い穢れた猟犬から。
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