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第一章
残花、その名残を 《十三》
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2019年4月(アルファポリスは12月)から投稿しはじめた天上の桜も、この第十部《十三》でやっと第一章が終わります。o(^o^)o
書き始めた当初から、玄奘一行の中で唯一普通の武器しか持っていない悟浄が宝具を得るまでを第一章にしようと思っていました。
最初はもっと血生臭く残酷に姉と父を失う予定だったのですが、文章にしはじめたら頭の中の想像とちょっと違う感じに仕上がりました。(^^;
次回から第二章となるわけですが、ここで少しお休みをいただいて来年一月から第二章を始めたいと思います。m(__)m
また昨年末にもお知らせしましたが、寒さに弱い私は冬の時期だけ週一更新から十日に一度の更新とさせていただきます。m(__)m
********
「親父ーーー!!」
ガタガタと揺れた刀が形を変えた時、悟浄は父親の魂が消え去ったことを感じ、片手を地面について叫ぶ。目の前で、姉も父も消え去った。
悟浄の身体が小刻みに震え、指先が乾いた大地を握りしめる。手の中の土を、グッと握りしめた悟浄は、泪に濡れる面をあげた。
「俺達家族が何をした!! 御袋を殺され、姉貴と親父は輪廻の輪に入ることも許されず、華魂と妖刀に魂を吸いとられ、ただのモノに成り果てなければならなかったほどの罪を犯したとでも言うのかーーッ!!」
その心からの叫びに、答えられる者などいない。彼らは、何の罪も過ちも犯していないのだから。邪神の若様の目に、たまたまとまった。ただ、それだけのことだ。これが若様ではなく妹の華風丹であったのなら、悟浄や花韮や父親の運命は全く違うものになっていたに違いない。
「悟浄、母親が作った団錦結びを持っているな」
悲しみにくれる悟浄に、沙麼蘿は突然そんなことを言った。先ほど、悟浄の父親の睛眸をみた時に垣間見た光景の中に、母親が団錦結びを作っている場面があった。
おそらく母親は、家族の幸せを願って“家族団欒”を意味する団錦結びを心を込めて作り、家族に渡していたはずだ。悟浄は、その泪に濡れた面を沙麼蘿に向ける。
その懐から取り出されたものこそ、三色の紐を結んで作られた結芸品。魔を祓う意味も込められたそれに、母親はどれほどの想いと愛情を注いで作り、家族に持たせたのだろうか。
息子の幸せを願って作ったそれが、まさか魂も残らぬただのモノに成り果てた夫と娘と一緒に置かれるなど、誰が思っただろう。だがそれは、モノに成り果てても息子に寄り添う団錦結びと華魂と刀と言う家族の形になり、息子の腕の中で家族団欒を垣間見ることになる。
沙麼蘿は悟浄に命じて、団錦結び・華魂・刀を並べて置かせると
「よく見ておけ、お前の家族がどうなるのか。生き残った唯一の家族であるお前を守るためだけに、これらはモノに成り果てたのだ。モノになった姉と父を、既に魂は天に帰したものの、想いだけをお前の元に残した母が繋げてくれるだろう」
と言って、胸の前で印を結び愛染明王の力を降り注ぐ。
「オン・マカラギャ・バザロウシュニシャ・バザラサトバ・ジャク・ウン・バン・コク」
鬼神の血を引く悟浄の姉と鬼神である父親には阿修羅の力を注ぎ込んだ。だが今この場に必要な力は、どんな種族であろうとその優しさと慈愛の心を持って全てを救う、愛染明王の力のみ。
優しい光が三つのモノを包み込むと、そこには一つになったソレが姿を表す。刀の形はそのままだが、刀首には華魂が形を変えた星型の白い花が埋め込まれていた。
星型の白い花は、まるで西洋甘菜のようで、その刀首の端にはお守りのように団錦結びがつけられている。それは、悟浄にとっては家族で作られた唯一無二の武器。
「悟浄、これは宝具だが、お前を守るためだけに作られた、今はお前にしか使うことができない刀だ。お前以外がこれを手にしても、人を斬ることはできないだろう。これからお前が何かを斬るたびに、この宝具は強くなる。そして何時かは、お前以外でもこの宝具を使うことができるようになるだろう。宝具であるからには、コレはその姿を変える。手にとってみるがいい」
沙麼蘿に言われ、悟浄は家族であったはずの刀に手を伸ばす。紅葉色の組紐で巻かれた柄を握ってみても、当たり前だがそこに父の温もりはない。冷たい柄、そしてその刀首にある星の型をした白い花の華魂も、ただの冷たい石の花でしかない。
悟浄の指先が、慈しむように刀身から刀柄、刀首へと滑り最後に団錦結びを握りしめる。するとスッーと硬い刀が軟らかくなり型を変え上腕につける臂釧になった。
それはまるで姿形は変わっても、悟浄の腕で家族離れることなく共に暮らし闘おうと、父や母や姉が言っているように悟浄には思えた。普段はただの臂釧となり、お前を守ろうと。
悟浄の睛眸から、最後の泪がこぼれ落ちた。
「これが、天上の桜を守ると言うことなのだろうな」
「玄奘?」
ぽつりと呟くように言った玄奘の声は、隣にいた八戒の耳にもよく届いた。
「天上の桜を守るためには、犠牲はつきものだ。天上の桜は、普通の武器では守れはしない。この双剣は天上の桜の鍵だが、その力は宝具に近い。数多の三蔵の命と共に此処まできた。お前のその指環も、数多の命を吸い取り宝具となったもの。おそらく、悟空が東海龍王から奪い取った如意金箍棒も、そうかわりはないだろう。悟浄の持つ武器だけが、普通の物だった。悟浄に天上の桜を守らせるために、そのためだけに家族の命が消え、宝具ができあがったような気がしてならない」
「そ、そんなことッ!!」
玄奘の言葉に、思わず八戒は声をあらげる。そんなことが、あるはずがない。例え神と言えど、そんな無慈悲なことが許されるはずがない。
玄奘も八戒も悟空も、今は悟浄を見守ることしかできない。その中で、沙麼蘿と琉格泉とその頭の上に乗る玉龍だけが、全ての真実を知っているようにも見えた。
全ては、刻の中に消え去る幻の如し。
********
団錦結び→紐を用いた中国結び(中国結芸・結芸とも呼ばれる)の一種。形状が丸く調和を表す「花團錦簇」から付いた名称。調和を表し、一家団欒の意味を持つ
垣間見る→物のすき間から、こっそりとのぞきみる。また、ちらっと見る。物事のようすなどの一端をうかがう
家族団欒→家族が集まり楽しく談笑したりして、楽しい時間を過ごすこと
懐→衣服を着たときの、胸のあたりの内側部分
西洋甘菜→和名・ハナニラ(花韮)。葉に「ニラ」や「ネギ」のような香りがあり、星形の白い花(うす紫色もある)が咲く。花言葉は“悲しい別れ”
慈しむ→目下の者や弱い者に愛情を注ぐ。可愛がって大事にする。愛情をもって大切にする
数多→数量の多いさま。たくさん。多く
無慈悲→思いやりの心がないこと。あわれみの心がないこと。また、そのさま
如し→比喩(ひゆ)的に、同等・類似の意を表す。……と同じだ。……のとおりだ。……のようだ
次回投稿は2021年1月3日が目標です。
今年も一年お付き合いいただき、ありがとうございました!!
\(^o^)/
来年もまた、よろしくお願いいたします!!m(__)m
少し早いですが、良いお年をお迎えくださいませ!!
o(^-^o)(o^-^)o
書き始めた当初から、玄奘一行の中で唯一普通の武器しか持っていない悟浄が宝具を得るまでを第一章にしようと思っていました。
最初はもっと血生臭く残酷に姉と父を失う予定だったのですが、文章にしはじめたら頭の中の想像とちょっと違う感じに仕上がりました。(^^;
次回から第二章となるわけですが、ここで少しお休みをいただいて来年一月から第二章を始めたいと思います。m(__)m
また昨年末にもお知らせしましたが、寒さに弱い私は冬の時期だけ週一更新から十日に一度の更新とさせていただきます。m(__)m
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「親父ーーー!!」
ガタガタと揺れた刀が形を変えた時、悟浄は父親の魂が消え去ったことを感じ、片手を地面について叫ぶ。目の前で、姉も父も消え去った。
悟浄の身体が小刻みに震え、指先が乾いた大地を握りしめる。手の中の土を、グッと握りしめた悟浄は、泪に濡れる面をあげた。
「俺達家族が何をした!! 御袋を殺され、姉貴と親父は輪廻の輪に入ることも許されず、華魂と妖刀に魂を吸いとられ、ただのモノに成り果てなければならなかったほどの罪を犯したとでも言うのかーーッ!!」
その心からの叫びに、答えられる者などいない。彼らは、何の罪も過ちも犯していないのだから。邪神の若様の目に、たまたまとまった。ただ、それだけのことだ。これが若様ではなく妹の華風丹であったのなら、悟浄や花韮や父親の運命は全く違うものになっていたに違いない。
「悟浄、母親が作った団錦結びを持っているな」
悲しみにくれる悟浄に、沙麼蘿は突然そんなことを言った。先ほど、悟浄の父親の睛眸をみた時に垣間見た光景の中に、母親が団錦結びを作っている場面があった。
おそらく母親は、家族の幸せを願って“家族団欒”を意味する団錦結びを心を込めて作り、家族に渡していたはずだ。悟浄は、その泪に濡れた面を沙麼蘿に向ける。
その懐から取り出されたものこそ、三色の紐を結んで作られた結芸品。魔を祓う意味も込められたそれに、母親はどれほどの想いと愛情を注いで作り、家族に持たせたのだろうか。
息子の幸せを願って作ったそれが、まさか魂も残らぬただのモノに成り果てた夫と娘と一緒に置かれるなど、誰が思っただろう。だがそれは、モノに成り果てても息子に寄り添う団錦結びと華魂と刀と言う家族の形になり、息子の腕の中で家族団欒を垣間見ることになる。
沙麼蘿は悟浄に命じて、団錦結び・華魂・刀を並べて置かせると
「よく見ておけ、お前の家族がどうなるのか。生き残った唯一の家族であるお前を守るためだけに、これらはモノに成り果てたのだ。モノになった姉と父を、既に魂は天に帰したものの、想いだけをお前の元に残した母が繋げてくれるだろう」
と言って、胸の前で印を結び愛染明王の力を降り注ぐ。
「オン・マカラギャ・バザロウシュニシャ・バザラサトバ・ジャク・ウン・バン・コク」
鬼神の血を引く悟浄の姉と鬼神である父親には阿修羅の力を注ぎ込んだ。だが今この場に必要な力は、どんな種族であろうとその優しさと慈愛の心を持って全てを救う、愛染明王の力のみ。
優しい光が三つのモノを包み込むと、そこには一つになったソレが姿を表す。刀の形はそのままだが、刀首には華魂が形を変えた星型の白い花が埋め込まれていた。
星型の白い花は、まるで西洋甘菜のようで、その刀首の端にはお守りのように団錦結びがつけられている。それは、悟浄にとっては家族で作られた唯一無二の武器。
「悟浄、これは宝具だが、お前を守るためだけに作られた、今はお前にしか使うことができない刀だ。お前以外がこれを手にしても、人を斬ることはできないだろう。これからお前が何かを斬るたびに、この宝具は強くなる。そして何時かは、お前以外でもこの宝具を使うことができるようになるだろう。宝具であるからには、コレはその姿を変える。手にとってみるがいい」
沙麼蘿に言われ、悟浄は家族であったはずの刀に手を伸ばす。紅葉色の組紐で巻かれた柄を握ってみても、当たり前だがそこに父の温もりはない。冷たい柄、そしてその刀首にある星の型をした白い花の華魂も、ただの冷たい石の花でしかない。
悟浄の指先が、慈しむように刀身から刀柄、刀首へと滑り最後に団錦結びを握りしめる。するとスッーと硬い刀が軟らかくなり型を変え上腕につける臂釧になった。
それはまるで姿形は変わっても、悟浄の腕で家族離れることなく共に暮らし闘おうと、父や母や姉が言っているように悟浄には思えた。普段はただの臂釧となり、お前を守ろうと。
悟浄の睛眸から、最後の泪がこぼれ落ちた。
「これが、天上の桜を守ると言うことなのだろうな」
「玄奘?」
ぽつりと呟くように言った玄奘の声は、隣にいた八戒の耳にもよく届いた。
「天上の桜を守るためには、犠牲はつきものだ。天上の桜は、普通の武器では守れはしない。この双剣は天上の桜の鍵だが、その力は宝具に近い。数多の三蔵の命と共に此処まできた。お前のその指環も、数多の命を吸い取り宝具となったもの。おそらく、悟空が東海龍王から奪い取った如意金箍棒も、そうかわりはないだろう。悟浄の持つ武器だけが、普通の物だった。悟浄に天上の桜を守らせるために、そのためだけに家族の命が消え、宝具ができあがったような気がしてならない」
「そ、そんなことッ!!」
玄奘の言葉に、思わず八戒は声をあらげる。そんなことが、あるはずがない。例え神と言えど、そんな無慈悲なことが許されるはずがない。
玄奘も八戒も悟空も、今は悟浄を見守ることしかできない。その中で、沙麼蘿と琉格泉とその頭の上に乗る玉龍だけが、全ての真実を知っているようにも見えた。
全ては、刻の中に消え去る幻の如し。
********
団錦結び→紐を用いた中国結び(中国結芸・結芸とも呼ばれる)の一種。形状が丸く調和を表す「花團錦簇」から付いた名称。調和を表し、一家団欒の意味を持つ
垣間見る→物のすき間から、こっそりとのぞきみる。また、ちらっと見る。物事のようすなどの一端をうかがう
家族団欒→家族が集まり楽しく談笑したりして、楽しい時間を過ごすこと
懐→衣服を着たときの、胸のあたりの内側部分
西洋甘菜→和名・ハナニラ(花韮)。葉に「ニラ」や「ネギ」のような香りがあり、星形の白い花(うす紫色もある)が咲く。花言葉は“悲しい別れ”
慈しむ→目下の者や弱い者に愛情を注ぐ。可愛がって大事にする。愛情をもって大切にする
数多→数量の多いさま。たくさん。多く
無慈悲→思いやりの心がないこと。あわれみの心がないこと。また、そのさま
如し→比喩(ひゆ)的に、同等・類似の意を表す。……と同じだ。……のとおりだ。……のようだ
次回投稿は2021年1月3日が目標です。
今年も一年お付き合いいただき、ありがとうございました!!
\(^o^)/
来年もまた、よろしくお願いいたします!!m(__)m
少し早いですが、良いお年をお迎えくださいませ!!
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